AHR20W エスティマ ハイブリッド 性能と維持費 4WD/CVT 8人 376万円 2009

このページでは、トヨタ自動車の5ドア・8人乗りミニバン、3代目のDAA-AHR20W型エスティマ ハイブリッド X【2009/12モデル・150PS/19.4kgm・4WD/CVT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

AHR20W エスティマ ハイブリッド
販売期間:2006/06 - 2019/10

画像はトヨタ自動車より引用
http://toyota.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4800mm×全幅1820mm×全高1760mm、排気量は2362ccであることから、大雑把に分類すると2.4リットルクラス(2400cc、自動車税は2.5L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:100PS~150PSの自動車 一覧

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4800mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

AHR20W型 エスティマ ハイブリッド [2362cc/150PS 4WD/CVT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

3代目エスティマ ハイブリッドの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2009/12
GSR50W型
[Aeras]
3.5L-NA・FF/6AT・331.0万円
280PS・35.1kgm・9.7km/L
280PS
35.1kgm
9.7km/L
2009/12
ACR50W型
[X]
2.4L-NA・FF/CVT・274.0万円
170PS・22.8kgm・12.4km/L
170PS
22.8kgm
12.4km/L
2008/12
GSR55W型
[Aeras]
3.5L-NA・4WD/6AT・352.0万円
280PS・35.1kgm・9.4km/L
280PS
35.1kgm
9.4km/L
3代目エスティマ ハイブリッドの車両型式・グレード一覧【全5車種】
エスティマ ハイブリッドの旧型モデル
2代目 MCR40W型エスティマ
MCR40W型エスティマは2000/01に登場した2代目モデル。参考車両の「Aeras」は全長4795mm、全幅1790mm、全高1785mmの車体に、220PS/31.0kgmを発生する1MZ型2994ccエンジンを搭載。


ボディサイズの主要諸元と比較

主要諸元
メーカー トヨタ自動車
車名&
グレード
エスティマ ハイブリッド
X
その他 G, Side-LiftUp-Seat
お値段 3760000円
車両型式 DAA-AHR20W
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
(無段変速機)
ドア/定員 5ドア/8名乗車
室内寸法 室内長 3010mm
室内幅 1580mm
室内高 1255mm
軸距&
輪距
2950mm
前1545mm/後1550mm
最小半径 5.7m
最低高 160mm
タイヤ 前輪:215/60R17
後輪:215/60R17
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1930kg

エスティマ ハイブリッドの車体寸法比較
規格名 規格寸法 増減
エスティマ ハイブリッド
車体寸法
全長 4800mm -
全幅 1820mm -
全高 1760mm -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1400mm
全幅 1480mm以下 +340mm
全高平均 1640mm +120mm
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 +100mm
全幅 1700mm以下 +120mm
全高平均 1496mm +264mm
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm +157mm
全幅平均 1815mm +5mm
全高平均 1518mm +242mm

※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。


税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税51700円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税22800円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額6000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2009/12モデルのエスティマ ハイブリッドを16年落ちの中古で103.4万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    エスティマ ハイブリッドの2009/12モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の25%である94万円に諸経費として9.4万円を足した103.4万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2009年式を16年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 2500cc以下 13年経過 51700円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 13年-17年経過 22800円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷16.7×180円/L 107780円
オイル交換
5000km毎
1回5000円×2回 10000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本15000円×4本÷5年 12000円
任意保険料
月額6000円
月額6000円×12ヶ月 72000円
ローン完済後の年間維持費 285200円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額43080円×12ヶ月 516960円
ローン返済中の年間維持費 802100円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 66300円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「2500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は51700円、「2.0トン以下で13年-17年経過」クラスの自動車重量税は22800円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした66300円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

お財布に厚みが増した勢いで少し色気を出して愛車にステータス性を求めるなら、月換算23800円くらいの出費は覚悟しましょう。なあに大丈夫、愛車のためです。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…?」なんて呟くその姿は自慢げなようであり、しかし哀愁を帯びているようでもあり、傍からすれば対応に困ります。より維持費の安い新車を買うほどではない…ないが…考えずにもいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてきます。

エスティマ ハイブリッドの維持費は高い?安い?

「エスティマ ハイブリッドの年間維持費は285200円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「2500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてエスティマ ハイブリッドの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いカムリ219800円-65400円
CX-5280000円-5200円
エスティマ ハイブリッドの維持費285200円
レガシィ アウトバック296600円+11400円
スカイライン360100円+74900円
基準2500ccクラス平均365000円+79800円
マツダスピード アテンザ388500円+103300円
MPV400200円+115000円
スープラ447000円+161800円
高い5シリーズ セダン497800円+212600円

エスティマ ハイブリッドの年間維持費を、2500ccクラスで最も維持費が安いカムリと比較して65400円高く、最も高い5シリーズ セダンと比較して212600円安く、2500ccクラスの平均維持費との比較では79800円安くなっています。

最低額のカムリと最高額の5シリーズ セダンは極端な例としても、2500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、エスティマ ハイブリッドの維持費は かなり安い! と言えそうです。

年間維持費が安い 2500ccクラスの車 ランキング

エスティマ ハイブリッドを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%370万円31万円24万円
15%250万円21万円17万円
20%190万円16万円13万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は370万円(総支給額31万円/月、手取り24万円/月)、ここから月額維持費2.4万円を支払うと残りは21.6万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は250万円(総支給額21万円/月、手取り17万円/月)、2.4万円を支払うと残りは14.6万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が190万円(総支給額16万円/月、手取り13万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。2.4万円を引くと残りは10.6万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代11万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費16.7km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
77860円
[-29920円]
-25円
155円/L
92830円
[-14950円]
-10円
170円/L
101820円
[-5960円]
180円/L107780円
[0円]
+10円
190円/L
113800円
[+6020円]
+25円
205円/L
122780円
[+15000円]
+50円
230円/L
137750円
[+29970円]

燃費16.7km/LのAHR20W型 エスティマ ハイブリッドで10000km走行するのに必要な燃料は598.9L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は107780円になります。

参考までに、エスティマ ハイブリッドの燃料タンクは65リットルですので、598.9Lの給油回数は10回、1回あたりの燃料代は約10780円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては6020円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると15000円、50円も違ってくると29970円にもなります。

これをAHR20W型 エスティマ ハイブリッドの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり180円の場合を285200円としたとき、130円/Lに値下がりすれば255280円(89.5%)に、230円/Lに値上がりすれば315170円(110.5%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(51700円)なり重量税(22800円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 28%
自動車重量税 1年分 22800円 12%
自賠責保険料 1年分 8825円 5%
燃料代 3000km分 32330円 17%
オイル交換 年1回 5000円 3%
タイヤ交換 6年毎 8000円 4%
任意保険料 80% 57600円 31%
合計
[1万kmとの差額]
186300円
-98900円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 24%
自動車重量税 1年分 22800円 11%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 5000km分 53890円 25%
オイル交換 年1回 5000円 2%
タイヤ交換 6年毎 8000円 4%
任意保険料 85% 61200円 30%
合計
[1万kmとの差額]
211500円
-73700円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 22%
自動車重量税 1年分 22800円 10%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 7000km分 75450円 32%
オイル交換 年1回 7000円 3%
タイヤ交換 6年毎 8000円 3%
任意保険料 90% 64800円 26%
合計
[1万kmとの差額]
238600円
-46600円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料72000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて98900円安い186300円に、5000km走行では73700円安い211500円に、7000km走行では46600円安い238600円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

年間10000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 18%
自動車重量税 1年分 22800円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 10000km分 107780円 38%
オイル交換 年2回 10000円 4%
タイヤ交換 5年毎 12000円 4%
任意保険料 100% 72000円 25%
合計
[1万kmとの差額]
285200円
-
-
年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 15%
自動車重量税 1年分 22800円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 15000km分 161670円 46%
オイル交換 年3回 15000円 4%
タイヤ交換 3年毎 14400円 4%
任意保険料 110% 79200円 23%
合計
[1万kmとの差額]
353600円
+68400円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 12%
自動車重量税 1年分 22800円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 20000km分 215560円 51%
オイル交換 年4回 20000円 5%
タイヤ交換 3年毎 19200円 5%
任意保険料 120% 86400円 20%
合計
[1万kmとの差額]
424500円
+139300円
-
走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
トヨタの小型車&普通車編
2500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
7人乗りミニバン編

エスティマ ハイブリッドの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費 18.0km/L
燃料タンク容量 65L
航続距離(カタログ燃費) 1170.0km
航続距離(80%燃費) 936.0km
満タンプライス 11700円
1km走行コスト 10.00円/km
1万円でどこまで行ける? 1000.0km
東京から1170.0kmの範囲

JC08モード燃費が18.0km/L、燃料タンク容量65リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は1170.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(16.2km/L)とすると航続距離は1053.0km、80%(14.4km/L)だと936.0km、70%(12.6km/L)では819.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から65リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり180円では11700円、上で計算した航続距離を踏まえると1170.0km(80%燃費時936.0km)を走行するのに11700円かかる計算です。

燃費を16.7km/Lとしたときの1km走行コストは10.00円、10万km走行したときの燃料代は100.0万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら10.0万円/年、7年10万kmなら14.3万円/年、5年10万kmなら20.0万円/年、3年10万kmなら33.3万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1000.0km(往復なら片道500.0km)、カタログ値の80%なら800.0km(片道400.0km)離れたところまで行くことができます。

エスティマ ハイブリッドのエンジン諸元とカタログデータ

2AZ-FXE型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 2AZ-FXE
気筒配列 直列4気筒+モーター
排気量2362cc
圧縮比 12.5
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 150PS[110kW]/6000rpm
最大トルク 19.4kgm[190Nm]/4000rpm
パワーバンド 4000-6000rpm, 帯域33.3%
使用燃料 レギュラーガソリン
JC08燃費18.0km/L(42.3mpg)
10・15燃費20.0km/L(47.0mpg)
100km燃費5.6L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
4000回転時
馬力
108PS/4000rpm
6000回転時
トルク
17.9kgm/6000rpm
2AZ-FXE型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。
これまでに登場したハイブリッドカーの一覧
直列4気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載している2AZ型2362cc、直列4気筒+モーターの自然吸気エンジンは6000回転時に最高出力150馬力を、4000回転時に最大トルク19.4kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4000rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の2000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は33.3%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
2500cc以下クラス編
トヨタの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2500cc以下クラス編
トヨタの小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ12.867kg/PS(1930kg/150PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ12.867kg/PS
車体+1人13.233kg/PS
車体+8人15.800kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg13.267kg/PS
車体+70kg13.333kg/PS
車体+80kg13.400kg/PS
車体+90kg13.467kg/PS
車体+100kg13.533kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは13.233kg/PS(1985kg/150PS)となり、数値としては0.366kg、比率にすると2.8%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの8人が搭乗した場合、車両重量に440kgがプラスされてパワーウェイトレシオは15.800kg/PS(2370kg/150PS)となり、数値としては2.933kg、比率にすると22.8%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

AHR20W エスティマ ハイブリッドのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ13.233kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
エスティマ ハイブリッド
13.233kg/PS
150PS・2.4L-NA
車体のみPWR 12.867
1985kg
+2.8%

車種詳細
フリード
13.227kg/PS
110PS・1.5L-NA
車体のみPWR 12.727
1455kg
+3.9%

車種詳細
ワゴンR スティングレー
13.359kg/PS
64PS・0.7L-TB
車体のみPWR 12.500
855kg
+6.9%

車種詳細
ハイエース ワゴン
13.344kg/PS
160PS・2.7L-NA
車体のみPWR 13.000
2135kg
+2.6%

車種詳細
ミラ アヴィ
13.203kg/PS
64PS・0.7L-TB
車体のみPWR 12.344
845kg
+7.0%

車種詳細
ミラージュ
13.261kg/PS
69PS・1.0L-NA
車体のみPWR 12.464
915kg
+6.4%


13.101kg/PSから13.365kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの6人乗りミニバン・GB7型 フリード、スズキの4人乗り軽ミニバン・MH55S型 ワゴンR スティングレー、トヨタの10人乗り1BOX・TRH219W型 ハイエース ワゴン、ダイハツの4人乗り軽ハッチバック・L250S型 ミラ アヴィ、三菱の5人乗りハッチバック・A05A型 ミラージュという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

AHR20W型 エスティマ ハイブリッド [X]のライバル車種|13.233kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は77.7PS/tとなっています。


エスティマ ハイブリッドがバイクと競争するなら…?


車種詳細
ヴェクスター150|152cc
13.154kg/PS
171kg/13.0PS/1.30kgm
[車体のみPWR:8.923]
2009/12

-
エスティマ ハイブリッド|2362cc
13.233kg/PS
1985kg/150PS/19.4kgm
[車体のみPWR:12.867]

車種詳細
マジェスティS|155cc
13.333kg/PS
200kg/15.0PS/1.40kgm
[車体のみPWR:9.667]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではエスティマ ハイブリッドとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

CG42A ヴェクスター150と競争してみる

まずエスティマ ハイブリッドより少しPWRが低いバイクとして、スズキのヴェクスター150が挙げられます。PWRの13.154kg/PSは車両重量116kgにライダーの体重55kgを加えた171kgを、最高出力13.0PSで割ったものです。

SG28J マジェスティSと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのマジェスティSが挙げられます。PWRの13.333kg/PSは車両重量145kg+55kgの200kgを、最高出力15.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.906
平均ピストンスピード 19.20m/s
トルクウェイトレシオ 99.48kg/kgm
1馬力あたりのお値段 25067円
排気量1Lあたり馬力 63.51PS/L
排気量1Lあたりトルク 8.21kgm/L
1気筒あたりの馬力 37.5PS
1気筒あたりのトルク 4.8kgm
パワーバンド比率 33.3%
燃費×馬力 2511.0pt
各種ランキング
ミニバン・1BOXのPWR
2.0~2.5LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは99.48kg/kgm(1930kg/19.4kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3760000円、最高出力が150馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は25067円、逆に1万円あたりでは0.40馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は193814円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
トヨタ編
2500cc以下の車編
7人乗りミニバン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は63.51PS/L、トルクは8.21kgm/L、1気筒あたりの馬力は37.5馬力、トルクは4.8kgmとなり、このエンジンが150馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは19.20m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が96.0mmである2AZ型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6250回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.906になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が16.74km/L、最高出力が150PSであるこの車の獲得ポイントは2511.0ptになります。
戯れに車両重量1930kgを100kg単位にした19.3で割ってみたところ、その数値は130.10ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


人間様の占有スペース

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

人間様の占有スペース
室内長×室内幅×室内高 5.969m³
1人あたりのスペース 0.746m³
室内長/全長 62.7%
室内幅/全幅 86.8%
室内高/全高 71.3%
室内容積/車両体積 38.8%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は5.969m³です。この車の乗車定員は8人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.746m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は62.7%、同じく室内幅と全幅の比率は86.8%、同じく室内高と全高の比率は71.3%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は38.8%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


エスティマ ハイブリッドでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.680m
期待される荷室の幅 1.480m
対角線の長さ 2.239m
期待される荷室の面積 2.486m²

縦方向の長さが1.680m(対角線では2.239m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

多くのミニバンや1BOXは室内長の寸法が大きいことから車中泊への期待が高まりますが、2列目、3列目シートの収納がイマイチの場合は車中泊の難易度がセダンよりも跳ね上がりかねません。その場合はシートを前ではなく後に倒してのフルフラットの可否が鍵を握ります。

車中泊にあると嬉しいアイテム

純正装着タイヤの215/60R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 215/60R17 | 直径 690mm

-20mm
幅195mm
-10mm
幅205mm
変更なし
幅215mm
+10mm
幅225mm
+20mm
幅235mm
55 195/55R17
37.5km/h
径 647mm
差 -43mm
205/55R17
38.1km/h
径 658mm
差 -32mm
215/55R17
38.8km/h
径 669mm
差 -21mm
225/55R17
39.4km/h
径 680mm
差 -10mm
235/55R17
40.1km/h
径 691mm
差 +1mm
60 195/60R17
38.6km/h
径 666mm
差 -24mm
205/60R17
39.3km/h
径 678mm
差 -12mm
215/60R17
40.0km/h
690mm
0mm
225/60R17
40.7km/h
径 702mm
差 +12mm
235/60R17
41.4km/h
径 714mm
差 +24mm
65 195/65R17
39.8km/h
径 686mm
差 -4mm
205/65R17
40.5km/h
径 699mm
差 +9mm
215/65R17
41.3km/h
径 712mm
差 +22mm
225/65R17
42.0km/h
径 725mm
差 +35mm
235/65R17
42.8km/h
径 738mm
差 +48mm
70 195/70R17
40.9km/h
径 705mm
差 +15mm
205/70R17
41.7km/h
径 719mm
差 +29mm
215/70R17
42.5km/h
径 733mm
差 +43mm
225/70R17
43.3km/h
径 747mm
差 +57mm
235/70R17
44.1km/h
径 761mm
差 +71mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、195/60R17、195/65R17 、205/55R17、205/60R17 、215/55R17 、225/55R17 あたりのタイヤがおすすめです。

215/60R17のタイヤ幅を195mmから245mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを17インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが215/60R17のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】215/60R17のタイヤ銘柄と通販価格

AHR20W型 エスティマ ハイブリッド 2.4L-NA 4WD/CVTの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.78㎏/PS12.87㎏/PS41.6ptD
最高回転数5881rpm6000rpm51.5ptC
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
73.10PS/L63.51PS/L42.4ptD
1リットル
換算トルク
9.47㎏m/L8.21㎏m/L34.6ptE
WB/TR比1.7731.90636.4ptE
ワイド&
ロー指数
0.8940.96744.8ptD
前面の面積2.631m23.203m234.0ptE
最低地上高154.5mm160mm47.8ptC
スポーツ性能部門の得点408.1pt
総合評価E

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費335944円285200円54.5ptB
JC08燃費17.7km/L18.0km/L50.5ptC
100km/h
回転数
2490rpm-43.4ptD
航続距離643.9km1088.1km75.6ptS
車の大きさ11.466m315.375m334.5ptE
車内の広さ3430.7L5968.5L74.8ptS
乗車定員4.8人8人76.7ptS
1人あたり
車内広さ
691.7L746.1L54.6ptB
車内床面積2.793m24.756m278.1ptS
最小回転
半径
5.17m5.7m39.2ptD
ユーティリティ部門の得点581.9pt
総合評価S

※JC08燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10699車種中 RANK
運動性能 408.1pt 10129位 E
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 581.9pt 337位 S
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 990.0pt 5858位 C
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は408.1点で全10699車種中の10129位、ユーティリティ部門は581.9点で337位、総合得点は990.0点で5858位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したAHR20W型 エスティマ ハイブリッド(4WD/CVT) の各種スペックを、ミニバン2500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

エスティマ ハイブリッドの歴代モデル

3代目 GSR55W型 エスティマ
GSR55W エスティマは2006/01に登場した3代目モデル。参考車両の「Aeras」は全長4795mm、全幅1820mm、全高1760mmの車体に、280PS/35.1kgmを発生する2GR型3456ccエンジンを搭載した8人乗りミニバン。

2代目 AHR10W型 エスティマ ハイブリッド
AHR10W エスティマ ハイブリッドは2001/06に登場した2代目モデル。参考車両の「BaseGrade」は全長4795mm、全幅1790mm、全高1780mmの車体に、131PS/19.4kgmを発生する2AZ型2362ccエンジンを搭載した8人乗りミニバン。

初代 TCR20G型 エスティマ エミーナ&ルシーダ
TCR20G エスティマ エミーナ&ルシーダは1992/01に登場した初代モデル。参考車両の「X」は全長4690mm、全幅1690mm、全高1790mmの車体に、135PS/21.0kgmを発生する2TZ型2438ccエンジンを搭載した8人乗りミニバン。


人気があるミニバンの車種比較


RP6 ステップワゴン 2022 vs MZRA90W ノア 2022 性能比較
6代目 ステップワゴン AIR(2022年式 RP6・FF/CVT・1.5L+ターボ・150PS/20.7kgm・8人乗り)と、4代目 ノア X 8人乗り(2022年式 MZRA90W・FF/CVT・2.0L・170PS/20.6kgm・8人乗り)を比較。

ZWR90W ノア ハイブリッド 2022 vs MZRA90W ノア 2022 性能比較
4代目 ノア ハイブリッド X 8人乗り(2022年式 ZWR90W・FF/CVT・1.8L・98PS/14.5kgm・8人乗り)と、4代目 ノア X 8人乗り(2022年式 MZRA90W・FF/CVT・2.0L・170PS/20.6kgm・8人乗り)を比較。

RP8 ステップワゴン e:HEV 2022 vs ZWR90W ノア ハイブリッド 2022 性能比較
6代目 ステップワゴン e:HEV AIR(2022年式 RP8・FF/CVT・2.0L・145PS/17.8kgm・8人乗り)と、4代目 ノア ハイブリッド X 8人乗り(2022年式 ZWR90W・FF/CVT・1.8L・98PS/14.5kgm・8人乗り)を比較。

B38A デリカ ミニ 2023 vs CV1W デリカD:5 2019 性能比較
初代 デリカ ミニ T(2023年式 B38A・4WD/CVT・0.66L+ターボ・64PS/10.2kgm・4人乗り)と、5代目 デリカD:5 M(2019年式 CV1W・4WD/8AT・2.3L+ターボ・145PS/38.7kgm・8人乗り)を比較。

MZRA90W ノア 2022 vs C28 セレナ 2022 性能比較
4代目 ノア X 8人乗り(2022年式 MZRA90W・FF/CVT・2.0L・170PS/20.6kgm・8人乗り)と、6代目 セレナ X(2022年式 C28・FF/CVT・2.0L・150PS/20.4kgm・8人乗り)を比較。

S231G アトレー7 2004 vs U66W タウンボックス ワイド 2000 性能比較
4代目 アトレー7 X Low-Roof(2004年式 S231G・4WD/4AT・1.3L・92PS/12.7kgm・7人乗り)と、初代 タウンボックス ワイド(2000年式 U66W・4WD/4AT・1.1L・75PS/10.2kgm・6人乗り)を比較。

GT1 フリード 2024 vs MXPC10G シエンタ 2022 性能比較
3代目 フリード AIR EX(2024年式 GT1・FF/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・7人乗り)と、3代目 シエンタ X(2022年式 MXPC10G・FF/CVT・1.5L・120PS/14.8kgm・7人乗り)を比較。

S231G アトレー7 2004 vs S230G アトレーワゴン 2004 性能比較
4代目 アトレー7 L High-Roof(2004年式 S231G・4WD/5MT・1.3L・92PS/12.7kgm・7人乗り)と、4代目 アトレーワゴン Touring-Turbo Low-Roof(2004年式 S230G・4WD/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.5kgm・4人乗り)を比較。