VAG:WRX S4の性能と維持費 4WD/CVT 5人 530万円 2016年式

このページでは、スバル(富士重工業)の4ドア・5人乗りセダン、初代のDBA-VAG型WRX S4 tS NBR【2016/10モデル・300PS/40.8kgm・4WD/CVT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

VAG WRX S4
販売期間:2014/08 - 2021/03

画像はスバル(富士重工業)より引用
http://www.subaru.jp/
投稿:2016/10/11|更新:2019/09/26

ボディサイズが全長4635mm×全幅1795mm×全高1475mm、排気量は1998ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。
参考:250PS~300PSの自動車 一覧

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4635mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


VAG型 WRX S4 [1998cc/300PS 4WD/CVT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代WRX S4の類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2020/07
VAG型
[STI Sport EyeSight]
2.0L-TB・4WD/CVT・416.9万円
300PS・40.8kgm・11.2km/L
300PS
40.8kgm
11.2km/L
2018/07
VAB型
[type RA-R]
2.0L-TB・4WD/6MT・499.8万円
329PS・44.1kgm・-
329PS
44.1kgm
-
2017/10
VAB型
[S208 NBR]
2.0L-TB・4WD/6MT・710.6万円
329PS・44.1kgm・-
329PS
44.1kgm
-
初代WRX S4の車両型式・グレード一覧【全9車種】
WRX S4の新型モデル
2代目 VBH型WRX S4
VBH型WRX S4は2021/11に登場した2代目モデル。参考車両の「STI Sport-R」は全長4670mm、全幅1825mm、全高1465mmの車体に、275PS/38.2kgmを発生するFA24型2387ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー スバル(富士重工業)
車名&
グレード
WRX S4
tS NBR
その他 NBRチャレンジパッケージ ギヤ比はスポーツシャープモード時のもの 2017年3月12日までの期間限定販売
お値段 5292000円
車両型式 DBA-VAG
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
(無段変速機)
ドア/定員 4ドア/5名乗車
車体寸法 長4635×幅1795×高1475mm
室内寸法 長2005×幅1490×高1205mm
軸距&
輪距
2650mm
前1535mm/後1550mm
最小半径 5.6m
最低高 135mm
タイヤ 前輪:255/35R19
後輪:255/35R19
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1550kg
エンジン諸元
原動機型式 FA20
気筒配列 水平対向4気筒
排気量1998cc
圧縮比10.6
吸気方式 ターボ
最高出力 300PS[221kW]/5600rpm
最大トルク 40.8kgm[400Nm]/2000-4800rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
FA20型の過給エンジン諸元と性能
水平対向4気筒とは‥シリンダを左右交互で水平に4個配置する方式。特徴的なドロドロ音も今は昔の物語。
水平対向4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税39500円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2016/10モデルのWRX S4を8年落ちの中古で378.4万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    WRX S4の2016/10モデルの場合、2024年現在では8年が経過しているため、新車価格の65%である344万円に諸経費として34.4万円を足した378.4万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 【PR】自動車保険は比較で安くなる!

2016年式を8年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 13年未満 39500円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷8.3km/L×180円/L
7000km÷8.3km/L×180円/L
5000km÷8.3km/L×180円/L
3000km÷8.3km/L×180円/L
216870円
(151810円)
(108440円)
(65060円)
オイル交換(5000km毎) 1回5500円×2回 11000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本21000円×4本÷5年 16800円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 375400円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額63070円×12ヶ月 756840円
ローン返済中の年間維持費 1132300円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 53500円
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 16400円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
216870円
(151810円)
(108440円)
(65060円)
オイル交換(5000km毎) 11000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 16800円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 375400円
名目 金額
車のローン額(1年分) 756840円
ローン返済中の年間維持費 1132300円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
53500円
  • 初度登録から8年経過車の場合、「2000cc以下で13年未満」クラスの自動車税は39500円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本21000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした53500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

年間の維持費が30万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3万円~4万円、年間では36万円~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

WRX S4【tS NBR】の場合、維持費の月額は31300円(ローン完済前は94400円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。

WRX S4の維持費は高い?安い?

「WRX S4の年間維持費は375400円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「2000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてWRX S4の維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いプリウス188500円-186900円
アコード222100円-153300円
CLE クーペ279200円-96200円
Eクラス ステーションワゴン282200円-93200円
基準2000ccクラス平均312100円-63300円
GLC クーペ312800円-62600円
WRX STI359000円-16400円
WRX S4の維持費375400円
エクスプローラー406700円+31300円
高いBX476000円+100600円

WRX S4の年間維持費を、2000ccクラスで最も維持費が安いプリウスと比較して186900円高く、最も高いBXと比較して100600円安く、2000ccクラスの平均維持費との比較では63300円高くなっています。

最低額のプリウスと最高額のBXは極端な例としても、2000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、WRX S4の維持費は まあまあ高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 2000ccクラスの車 ランキング

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費8.3km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
156640円
[-60230円]
-25円
155円/L
186760円
[-30110円]
-10円
170円/L
204840円
[-12030円]
180円/L216870円
[0円]
+10円
190円/L
228940円
[+12070円]
+25円
205円/L
247010円
[+30140円]
+50円
230円/L
277130円
[+60260円]

燃費8.3km/LのVAG型 WRX S4で10000km走行するのに必要な燃料は1204.9L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は216870円になります。

参考までに、WRX S4の燃料タンクは60リットルですので、1204.9Lの給油回数は21回、1回あたりの燃料代は約10330円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては12070円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると30140円、50円も違ってくると60260円にもなります。

これをVAG型 WRX S4の年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり180円の場合を375400円としたとき、130円/Lに値下がりすれば315170円(84.0%)に、230円/Lに値上がりすれば435660円(116.1%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(39500円)なり重量税(16400円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

税金の安さは折り紙付き!
バン・トラックの人気車種ランキング!


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39500円 20%
自動車重量税 1年分 16400円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 3000km分 65060円 33%
オイル交換 年1回 5500円 3%
タイヤ交換 6年毎 11200円 6%
任意保険料 80% 52800円 26%
合計
[1万kmとの差額]
199300円
-176100円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39500円 16%
自動車重量税 1年分 16400円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 5000km分 108440円 44%
オイル交換 年1回 5500円 2%
タイヤ交換 6年毎 11200円 5%
任意保険料 85% 56160円 22%
合計
[1万kmとの差額]
246100円
-129300円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39500円 13%
自動車重量税 1年分 16400円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 7000km分 151810円 51%
オイル交換 年1回 7700円 3%
タイヤ交換 6年毎 11200円 4%
任意保険料 90% 59400円 20%
合計
[1万kmとの差額]
294900円
-80500円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて176100円安い199300円に、5000km走行では129300円安い246100円に、7000km走行では80500円安い294900円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39500円 8%
自動車重量税 1年分 16400円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 15000km分 325310円 63%
オイル交換 年3回 33000円 6%
タイヤ交換 2.7年毎 25200円 5%
任意保険料 100% 66000円 13%
合計
[1万kmとの差額]
514300円
+138900円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39500円 6%
自動車重量税 1年分 16400円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 433740円 68%
オイル交換 年4回 44000円 7%
タイヤ交換 2年毎 33600円 5%
任意保険料 100% 66000円 10%
合計
[1万kmとの差額]
642100円
+266700円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
スバルの小型車&普通車編
2000cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
4ドア・セダン編

WRX S4の燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 8.3km/L
燃料タンク容量 60L
航続距離(カタログ燃費) 498.0km
航続距離(80%燃費) 396.0km
満タンプライス 10800円
1km走行コスト 21.69円
1万円でどこまで行ける? km

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので8.3km/Lを仮の燃費とすると、、燃料タンク容量60リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は498.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(7.5km/L)とすると航続距離は450.0km、80%(6.6km/L)だと396.0km、70%(5.8km/L)では348.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から60リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり180円では10800円、上で計算した航続距離を踏まえると498.0km(80%燃費時396.0km)を走行するのに10800円かかる計算です。

燃費を8.3km/Lとしたときの1km走行コストは21.69円、10万km走行したときの燃料代は万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら万円/年、7年10万kmなら万円/年、5年10万kmなら万円/年、3年10万kmなら万円/年となります。


カタログデータから見えてくる要素

FA20型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
2000回転時の馬力 114PS
4800回転時の馬力 273PS
5600回転時の馬力 300PS
各回転域でのトルク
2000回転時のトルク 40.8kgm
4800回転時のトルク 40.8kgm
5600回転時のトルク 38.4kgm
FA20型の過給エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているFA20型1998cc、水平対向4気筒のターボエンジンは5600回転時に最高出力300馬力を、2000-4800回転時に最大トルク40.8kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2000rpmから最高出力が発生する5600rpmまで」の3600rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は64.3%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
スバルの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
スバルの小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ5.167kg/PS(1550kg/300PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ5.167kg/PS
車体+1人5.350kg/PS
車体+5人6.083kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg5.367kg/PS
車体+70kg5.400kg/PS
車体+80kg5.433kg/PS
車体+90kg5.467kg/PS
車体+100kg5.500kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは5.350kg/PS(1605kg/300PS)となり、数値としては0.183kg、比率にすると3.5%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは6.083kg/PS(1825kg/300PS)となり、数値としては0.916kg、比率にすると17.7%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

VAG WRX S4のライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2016/10

-
WRX S4
5.350kg/PS
1605kg/300PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:5.167]
2014/06

車種詳細
レヴォーグ
5.383kg/PS
1615kg/300PS|2.0L-TB
車体のみPWR:5.200
2005/10

車種詳細
RX-8
5.460kg/PS
1365kg/250PS|1.4L-NA
車体のみPWR:5.240
2012/09

車種詳細
レガシィ ツーリングワゴン
5.517kg/PS
1655kg/300PS|2.0L-TB
車体のみPWR:5.333
2002/01

車種詳細
シルビア
5.180kg/PS
1295kg/250PS|2.0L-TB
車体のみPWR:4.960
2007/10

車種詳細
S2000
5.300kg/PS
1325kg/250PS|2.0L-NA
車体のみPWR:5.080

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ5.350kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

5.136kg/PSから5.564kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スバルの5人乗りワゴン「VMG型 レヴォーグ」、マツダの4人乗りクーペ「SE3P型 RX-8」、スバルの5人乗りワゴン「BRG型 レガシィ ツーリングワゴン」、日産の4人乗りクーペ「S15型 シルビア」、ホンダの2人乗りオープンカー「AP1型 S2000」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

VAG型 WRX S4 [tS NBR]のライバル車種|5.350kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は193.5PS/tとなっています。


WRX S4がバイクと競争するなら…?


車種詳細
W800 CAFE|773cc
5.346kg/PS
278kg/52.0PS/6.30kgm
[車体のみPWR:4.288]
1速ギヤ速度:67.1km/h
最小TWR:0.970
2016/10

-
WRX S4|1998cc
5.350kg/PS
1605kg/300PS/40.8kgm
[車体のみPWR:5.167]
1速ギヤ速度:54.7km/h
最小TWR:0.984

車種詳細
YZF-R3|320cc
5.357kg/PS
225kg/42.0PS/3.00kgm
[車体のみPWR:4.048]
1速ギヤ速度:54.5km/h
最小TWR:0.760

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではWRX S4とパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

EJ800B W800 CAFEと競争してみる

まずWRX S4より少しPWRが低いバイクとして、カワサキのW800 CAFEが挙げられます。PWRの5.346kg/PSは車両重量223kgにライダーの体重55kgを加えた278kgを、最高出力52.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はW800 CAFEに12.4km/h劣り、1速TWRは0.014kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

RH13J YZF-R3と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのYZF-R3が挙げられます。PWRの5.357kg/PSは車両重量170kg+55kgの225kgを、最高出力42.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は0.2km/h勝り、1速TWRは0.224kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.717
平均ピストンスピード 16.05m/s
トルクウェイトレシオ 37.99kg/kgm
1馬力あたりのお値段 17640円
排気量1Lあたり馬力 150.15PS/L
排気量1Lあたりトルク 20.42kgm/L
1気筒あたりの馬力 75.0PS
1気筒あたりのトルク 10.2kgm
パワーバンド比率 64.3%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
セダンのPWR
1.8~2.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは37.99kg/kgm(1550kg/40.8kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が5292000円、最高出力が300馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は17640円、逆に1万円あたりでは0.57馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は129706円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
スバル編
2000cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は150.15PS/L、トルクは20.42kgm/L、1気筒あたりの馬力は75.0馬力、トルクは10.2kgmとなり、このエンジンが300馬力を5600回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.05m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が86.0mmであるFA20型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6980回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.717になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 3.60m³
1人あたりのスペース 約0.72m³
室内長/全長 43.3%
室内幅/全幅 83.0%
室内高/全高 81.7%
室内容積/車両体積 29.3%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.60m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.72m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は43.3%、同じく室内幅と全幅の比率は83.0%、同じく室内高と全高の比率は81.7%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は29.3%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


WRX S4での車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.62m
期待される荷室の幅 1.39m
対角線の長さ 2.13m
期待される荷室の面積 2.25m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.62m(対角線では2.13m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。
車中泊にあると嬉しいアイテム

ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合5600rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6100回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6100rpm|タイヤサイズ 255/35R19|タイヤ直径 66.1cm|円周長 207.7cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6100rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 3.105 12.76 -
-
60km/h 10240rpm 1575.8kgm
2速 2.334 9.60 0.752 1-2/
4590rpm
79km/h 7700rpm 1184.5kgm
3速 1.815 7.46 0.778 2-3/
4750rpm
102km/h 5990rpm 921.1kgm
4速 1.499 6.16 0.826 3-4/
5040rpm
123km/h 4940rpm 760.7kgm
5速 1.221 5.02 0.815 4-5/
4970rpm
151km/h 4030rpm 619.7kgm
6速 1.000 4.11 0.819 5-6/
5000rpm
185km/h 3300rpm 507.5kgm
7速 0.831 3.42 0.831 6-7/
5070rpm
223km/h 2740rpm 421.7kgm
8速 0.707 2.91 0.851 7-8/
5190rpm
262km/h 2330rpm 358.8kgm
Final 4.111 レシオカバレッジ(変速比幅)6.442

  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数2000-4800rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.111)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(40.8kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.111)÷タイヤの有効半径(0.3305m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は8速ギヤの262km(5600rpmでは352.2km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが2000-4800回転で最大トルク40.8kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば37.99kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(5.167kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1575.8kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1550kg)を1速ギヤの最大駆動力(1575.8kgm)で割ってみると0.984kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する5600回転でのトルク(38.4kgm)からTWRを算出すると1.05kg/kgmとなり、2000-5600回転の回転域では0.984-1.05kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4100 6150 8190 10240 12290 14340 18440
2速 3080 4620 6160 7700 9240 10780 13860
3速 2390 3590 4790 5990 7180 8380 10780
4速 1980 2970 3960 4940 5930 6920 8900
5速 1610 2420 3220 4030 4830 5640 7250
6速 1320 1980 2640 3300 3960 4620 5940
7速 1100 1640 2190 2740 3290 3840 4930
8速 930 1400 1870 2330 2800 3270 4200
※赤い数字は暫定レブリミット(6100rpm)を上回るもの。
※CVTの場合はどのようにギヤ比を制御をしているのか想像も付かないので参考値です。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.482)を選択して時速100kmにて走行すると1590回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは950回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1110回転、一般的な高速道路の80km/hでは1270回転、100km/hでは1590回転、制限速度が120km/hになると1910回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2860回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 10 20 29 39 49 59 68 78
2速 13 26 39 52 65 78 91 104
3速 17 33 50 67 84 100 117 134
4速 20 40 61 81 101 121 142 162
5速 25 50 74 99 124 149 174 199
6速 30 61 91 121 152 182 212 243
7速 36 73 109 146 182 219 255 292
8速 43 86 129 172 214 257 300 343

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6100回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの255/35R19と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 255/35R19 | 直径 661mm

-20mm
幅235mm
-10mm
幅245mm
変更なし
幅255mm
+10mm
幅265mm
+20mm
幅275mm
-5%
30
扁平
235/30R19
37.8km/h
直径624mm
径差-37mm
245/30R19
38.1km/h
直径630mm
径差-31mm
255/30R19
38.5km/h
直径636mm
径差-25mm
265/30R19
38.9km/h
直径642mm
径差-19mm
275/30R19
39.2km/h
直径648mm
径差-13mm
0%
35
扁平
235/35R19
39.2km/h
直径648mm
径差-13mm
245/35R19
39.6km/h
直径655mm
径差-6mm
255/35R19
40.0km/h
661mm
0mm
265/35R19
40.5km/h
直径669mm
径差+8mm
275/35R19
40.9km/h
直径676mm
径差+15mm
+5%
40
扁平
235/40R19
40.6km/h
直径671mm
径差+10mm
245/40R19
41.1km/h
直径679mm
径差+18mm
255/40R19
41.6km/h
直径687mm
径差+26mm
265/40R19
42.1km/h
直径695mm
径差+34mm
275/40R19
42.5km/h
直径703mm
径差+42mm
+10%
45
扁平
235/45R19
42.1km/h
直径695mm
径差+34mm
245/45R19
42.6km/h
直径704mm
径差+43mm
255/45R19
43.1km/h
直径713mm
径差+52mm
265/45R19
43.7km/h
直径722mm
径差+61mm
275/45R19
44.2km/h
直径731mm
径差+70mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、235/35R19 、245/30R19、245/35R19 、255/30R19 、265/30R19 、275/30R19あたりのタイヤがおすすめです。

255/35R19のタイヤ幅を235mmから285mmまで、扁平率を20%から50%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、255/35R19の適応サイズと性能の変化 [VAG型WRX S4編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】オートウェイのタイヤ通販

VAG型WRX S4[2.0Lターボ 4WD/CVT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト5.167kg/ps62.59
1速ギヤ加速性能0.984kg/kgm62.65
1L換算馬力150.15ps/L67.05
1L換算トルク20.42kgm/L63.91
WB/TR比1.71755.77
ワイド&ロー指数0.82255.13
前面の面積2.648m²49.41
最低地上高135mm57.93
スポーツ性能部門の得点474.44

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費-41.40
年間維持費375400円45.53
100kmh回転数1590rpm61.93
航続距離-26.05
車の大きさ12.272m³53.24
室内の広さ3.600m³51.73
最小回転半径5.6m41.22
馬力単価17640円55.15
ユーティリティ部門の得点376.25

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した VAG型WRX S4[2.0Lターボ 4WD/CVT] の総合得点は 850.69 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したVAG型WRX S4(4WD/CVT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「2000ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

WRX S4の歴代モデル

2代目 VBH型 WRX S4
VBH WRX S4は2021/11に登場した2代目モデル。参考車両の「STI Sport-R」は全長4670mm、全幅1825mm、全高1465mmの車体に、275PS/38.2kgmを発生するFA24型2387ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

初代 VAB型 WRX STI
VAB WRX STIは2014/08に登場した初代モデル。参考車両の「S207 NBR STI」は全長4635mm、全幅1795mm、全高1470mmの車体に、328PS/44.0kgmを発生するEJ20型1994ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。