MC01C スマート カブリオ 性能と維持費 RR/6AT 170万円 2002年

このページでは、スマートの2ドア・2人乗りオープンカー、初代のGH-MC01C型スマート カブリオ BaseGrade【2002/09モデル・61PS/9.0kgm・RR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

MC01C スマート カブリオ
販売期間:2001/05 - 2004/06

画像はスマートより引用
http://www.smart-j.com/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長2540mm×全幅1535mm×全高1550mm、排気量は598ccであることから、大雑把に分類すると0.6リットルクラス(600cc、自動車税は1.0L以下を適用)に属した、いわゆる軽自動車クラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。

駆動方式にはエンジンを後輪の車軸より後に搭載し、後輪のみを駆動する、リヤエンジン・リヤドライブ方式(RR)を採用しています。ブレーキング時に抜群の安定性を見せ、トラクションの掛かりも絶大とされるものの、乗用車の駆動方式としてはあまり一般的ではないようで、有名どころとしてはポルシェ911と営農サンバーが筆頭に挙げられます。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が2540mmであるこの車の場合は「ミニ」(Mini:3500mm以下・Aセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

MC01C型 スマート カブリオ [598cc/61PS RR/6AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代スマート カブリオの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2006/03
452434型
[Limited]
0.7L-TB・RR/6AT・273.9万円
82PS・11.2kgm・18.4km/L
82PS
11.2kgm
18.4km/L
2006/03
452334型
[Coupe-Limited]
0.7L-TB・RR/6AT・298.8万円
82PS・11.2kgm・18.4km/L
82PS
11.2kgm
18.4km/L
2005/06
452337型
[BRABUS-Excrusive]
0.7L-TB・RR/6AT・363.0万円
101PS・13.3kgm・18.8km/L
101PS
13.3kgm
18.8km/L
初代 スマート 型式一覧 MC01系まとめ 2000-2007【全12車種】

MC01C スマート カブリオの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー スマート
車名&
グレード
スマート カブリオ
BaseGrade
その他 ベースグレード
お値段 1700000円
車両型式 GH-MC01C
駆動方式
変速機
RR・後輪駆動(RWD,2WD)
6速AT・6速オートマ車
ドア/定員 2ドア・2名乗車
ホイールベース 1810mm
トレッド 1275mm/1355mm
WB/TR比 1.376
最小半径 4.1m
最低高 130mm
タイヤ 前輪:145/65R15
後輪:175/55R15
ブレーキ 前:ディスク
後:ドラム
車両重量 760kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

スマート カブリオと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
スマート カブリオ
車体寸法
全長 2540mm -
全幅 1535mm -
全高 1550mm -
大きさ 6.04m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 -860mm
全幅 1480mm以下 +55mm
全高平均 1640mm -90mm
大きさ平均 8.13m3 -2.09m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 -2160mm
全幅 1700mm以下 -165mm
全高平均 1496mm +54mm
大きさ平均 10.48m3 -4.44m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm -2103mm
全幅平均 1815mm -280mm
全高平均 1518mm +32mm
大きさ平均 12.84m3 -6.80m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。


MC01C スマート カブリオの室内広さを各規格の車両と比較

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

スマート カブリオの室内広さを各規格の車両と比較
規格名 規格寸法 増減
スマート カブリオ
室内広さ
室内長 965mm -
室内幅 1240mm -
室内高 1110mm -
車内広さ 1328L -
軽自動車
新規格
室内長平均 1908mm -943mm
室内幅平均 1280mm -40mm
室内高平均 1283mm -173mm
車内広さ平均 3171L -1843L
小型車規格
5ナンバー車
室内長平均 1913mm -948mm
室内幅平均 1404mm -164mm
室内高平均 1196mm -86mm
車内広さ平均 3253L -1925L
普通車平均
3ナンバー車
室内長平均 2050mm -1085mm
室内幅平均 1483mm -243mm
室内高平均 1195mm -85mm
車内広さ平均 3698L -2370L

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に室内が長い・広い・高い。

人間様の占有スペースと容積効率
室内長×室内幅×室内高 1.328m³
1人あたりのスペース 0.664m³
室内長/全長 38.0%
室内幅/全幅 80.8%
室内高/全高 71.6%
室内容積/車両体積 22.0%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は1.328m³です。この車の乗車定員は2人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.664m³のスペースが割り当てられることになります。

続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は38.0%、同じく室内幅と全幅の比率は80.8%、同じく室内高と全高の比率は71.6%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は22.0%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


MC01C スマート カブリオの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税33900円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税12600円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額4500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2002/09モデルのスマート カブリオを23年落ちの中古で37.4万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    スマート カブリオの2002/09モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である34万円に諸経費として3.4万円を足した37.4万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2002年式を23年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 1000cc以下 13年経過 33900円
自動車重量税
1年分
軽自動車 18年経過 12600円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷16.8㎞/L×195円/L 116070円
オイル交換
5000km毎
1回4000円×2回 8000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料
月額4500円
月額4500円×12ヶ月 54000円
ローン完済後の年間維持費 241400円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額31170円×12ヶ月 374040円
ローン返済中の年間維持費 615500円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 45900円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「1000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は33900円、「軽自動車で18年経過」クラスの自動車重量税は12600円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額4500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした45900円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

スマート カブリオ【BaseGrade】の場合、維持費の月額は20200円です。これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたコスパ重視のスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。

スマート カブリオの維持費は高い?安い?

「スマート カブリオの年間維持費は241400円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「1000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてスマート カブリオの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いインサイト183200円-58200円
500S199600円-41800円
クロスビー214500円-26900円
バレーノ223000円-18400円
基準1000ccクラス平均230900円-10500円
フィエスタ240500円-900円
スマート カブリオの維持費241400円
ストーリア X4259200円+17800円
ブーン X4281000円+39600円
高いミニ316500円+75100円

スマート カブリオの年間維持費を、1000ccクラスで最も維持費が安いインサイトと比較して58200円高く、最も高いミニと比較して75100円安く、1000ccクラスの平均維持費との比較では10500円高くなっています。

最低額のインサイトと最高額のミニは極端な例としても、1000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、スマート カブリオの維持費は ちょっと高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 1000ccクラスの車 ランキング

スマート カブリオを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%310万円26万円20万円
15%210万円18万円14万円
20%160万円14万円11万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は310万円(総支給額26万円/月、手取り20万円/月)、ここから月額維持費2.0万円を支払うと残りは18.0万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は210万円(総支給額18万円/月、手取り14万円/月)、2.0万円を支払うと残りは12.0万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が160万円(総支給額14万円/月、手取り11万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。2.0万円を引くと残りは9.0万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代12万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費16.8km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
145円/L 86320円 -29750円
170円/L 101210円 -14860円
185円/L 110140円 -5930円
195円/L 116070円 -
205円/L 122040円 +5970円
220円/L 130970円 +14900円
245円/L 145850円 +29780円

燃費16.8km/LのMC01C型 スマート カブリオで10000km走行するのに必要な燃料は595.3L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は116070円になります。

参考までに、スマート カブリオの燃料タンクは33リットルですので、595.3Lの給油回数は19回、1回あたりの燃料代は約6110円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては5970円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると14900円、50円も違ってくると29780円にもなります。

これをMC01C型 スマート カブリオの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を241400円としたとき、145円/Lに値下がりすれば211650円(87.7%)に、245円/Lに値上がりすれば271180円(112.3%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(33900円)なり重量税(12600円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 33900円
自動車重量税 1年分 12600円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 55325円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 34820円 58040円 81250円
オイル交換 4000円 4000円 5600円
タイヤ交換 5330円 5330円 5330円
任意保険料 43200円 45960円 48600円
税金 自賠責 一律 55325円
合計 142700円 168700円 196200円
1万km差額 -98700円 -72700円 -45200円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料54000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて98700円安い142700円に、5000km走行では72700円安い168700円に、7000km走行では45200円安い196200円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 116070円 174110円 232140円
オイル交換 8000円 12000円 16000円
タイヤ交換 8000円 9600円 12800円
任意保険料 54000円 59400円 64800円
税金 自賠責 一律 55325円
合計 241400円 310500円 381100円
1万km差額 - +69100円 +139700円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
1000cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
オープンカー編

スマート カブリオの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 19.8km/L
燃料タンク容量 33L
航続距離(カタログ燃費) 653.4km
航続距離(80%燃費) 521.4km
満タンプライス 6435円
1km走行コスト 9.85円/km
1万円でどこまで行ける? 1015.4km
東京から653.4kmの範囲

10・15モード燃費が19.8km/L、燃料タンク容量33リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は653.4kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(17.8km/L)とすると航続距離は587.4km、80%(15.8km/L)だと521.4km、70%(13.9km/L)では458.7kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から33リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では6435円、上で計算した航続距離を踏まえると653.4km(80%燃費時521.4km)を走行するのに6435円かかる計算です。

燃費を16.8km/Lとしたときの1km走行コストは9.85円、10万km走行したときの燃料代は98.5万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら9.8万円/年、7年10万kmなら14.1万円/年、5年10万kmなら19.7万円/年、3年10万kmなら32.8万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1015.4km(往復なら片道507.7km)、カタログ値の80%なら812.3km(片道406.2km)離れたところまで行くことができます。

MC01C スマート カブリオのエンジン諸元とカタログデータ

13型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 13
気筒配列 直列3気筒
排気量598cc
圧縮比 9.5
吸気方式 ターボ
最高出力 61PS[45kW]/5250rpm
最大トルク 9.0kgm[88Nm]/2500-4000rpm
パワーバンド 2500-5250rpm, 帯域52.4%
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費19.8km/L(46.6mpg)
100km燃費5.1L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
2500rpm 31PS/9.0kgm
4000rpm50PS/9.0kgm
5250rpm 61PS/8.3kgm
13型エンジンの諸元と性能まとめ
直列3気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に3個配置する方式。小排気量のスタンダード。
直列3気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載している13型598cc、直列3気筒のターボエンジンは5250回転時に最高出力61馬力を、2500-4000回転時に最大トルク9.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2500rpmから最高出力が発生する5250rpmまで」の2750rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は52.4%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
1000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ12.459kg/PS(760kg/61PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ12.459kg/PS
車体+1人13.361kg/PS
車体+2人14.262kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg13.443kg/PS
車体+70kg13.607kg/PS
車体+80kg13.770kg/PS
車体+90kg13.934kg/PS
車体+100kg14.098kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは13.361kg/PS(815kg/61PS)となり、数値としては0.902kg、比率にすると7.2%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの2人が搭乗した場合、車両重量に110kgがプラスされてパワーウェイトレシオは14.262kg/PS(870kg/61PS)となり、数値としては1.803kg、比率にすると14.5%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

MC01C スマート カブリオのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ13.361kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
スマート カブリオ
13.361kg/PS
61PS・0.6L-TB
車体のみPWR 12.459
815kg
+7.2%

車種詳細
フリード
13.227kg/PS
110PS・1.5L-NA
車体のみPWR 12.727
1455kg
+3.9%

車種詳細
パッソ
13.451kg/PS
71PS・1.0L-NA
車体のみPWR 12.676
955kg
+6.1%

車種詳細
フィット ハイブリッド
13.466kg/PS
88PS・1.4L-NA
車体のみPWR 12.841
1185kg
+4.9%

車種詳細
ワゴンR スティングレー
13.359kg/PS
64PS・0.7L-TB
車体のみPWR 12.500
855kg
+6.9%

車種詳細
ハイエース ワゴン
13.344kg/PS
160PS・2.7L-NA
車体のみPWR 13.000
2135kg
+2.6%


13.227kg/PSから13.495kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの6人乗りミニバン・GB7型 フリード、トヨタの5人乗りハッチバック・KGC10型 パッソ、ホンダの5人乗りハッチバック・GP1型 フィット ハイブリッド、スズキの4人乗り軽ミニバン・MH55S型 ワゴンR スティングレー、トヨタの10人乗り1BOX・TRH219W型 ハイエース ワゴンという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

MC01C型 スマート カブリオ [BaseGrade]のライバル車種|13.361kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は80.3PS/tとなっています。


スマート カブリオがバイクと競争するなら…?


車種詳細
マジェスティS|155cc
13.333kg/PS
200kg/15.0PS/1.40kgm
[車体のみPWR:9.667]
2002/09

-
スマート カブリオ|598cc
13.361kg/PS
815kg/61PS/9.0kgm
[車体のみPWR:12.459]

車種詳細
ジクサー|154cc
13.571kg/PS
190kg/14.0PS/1.40kgm
[車体のみPWR:9.643]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではスマート カブリオとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

SG28J マジェスティSと競争してみる

まずスマート カブリオより少しPWRが低いバイクとして、ヤマハのマジェスティSが挙げられます。PWRの13.333kg/PSは車両重量145kgにライダーの体重55kgを加えた200kgを、最高出力15.0PSで割ったものです。

NG4BG ジクサーと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのジクサーが挙げられます。PWRの13.571kg/PSは車両重量135kg+55kgの190kgを、最高出力14.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.376
平均ピストンスピード 11.03m/s
トルクウェイトレシオ 84.44kg/kgm
1馬力あたりのお値段 27869円
排気量1Lあたり馬力 102.01PS/L
排気量1Lあたりトルク 15.05kgm/L
1気筒あたりの馬力 20.3PS
1気筒あたりのトルク 3.0kgm
パワーバンド比率 52.4%
燃費×馬力 1026.6pt
各種ランキング
オープンカーのPWR
1.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは84.44kg/kgm(760kg/9.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が1700000円、最高出力が61馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は27869円、逆に1万円あたりでは0.36馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は188889円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
1000cc以下の車編
オープンカー編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は102.01PS/L、トルクは15.05kgm/L、1気筒あたりの馬力は20.3馬力、トルクは3.0kgmとなり、このエンジンが61馬力を5250回転で発生させているときの平均ピストンスピードは11.03m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が63.0mmである13型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は9520回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.376になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、真っ直ぐ進むよりも小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が16.83km/L、最高出力が61PSであるこの車の獲得ポイントは1026.6ptになります。
戯れに車両重量760kgを100kg単位にした7.6で割ってみたところ、その数値は135.08ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


純正装着タイヤの175/55R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 175/55R15 | 直径 574mm

-20mm
幅155mm
-10mm
幅165mm
変更なし
幅175mm
+10mm
幅185mm
+20mm
幅195mm
50 155/50R15
37.4km/h
径 536mm
差 -38mm
165/50R15
38.0km/h
径 546mm
差 -28mm
175/50R15
38.7km/h
径 556mm
差 -18mm
185/50R15
39.4km/h
径 566mm
差 -8mm
195/50R15
40.1km/h
径 576mm
差 +2mm
55 155/55R15
38.5km/h
径 552mm
差 -22mm
165/55R15
39.2km/h
径 563mm
差 -11mm
175/55R15
40.0km/h
574mm
0mm
185/55R15
40.8km/h
径 585mm
差 +11mm
195/55R15
41.5km/h
径 596mm
差 +22mm
60 155/60R15
39.5km/h
径 567mm
差 -7mm
165/60R15
40.3km/h
径 579mm
差 +5mm
175/60R15
41.2km/h
径 591mm
差 +17mm
185/60R15
42.0km/h
径 603mm
差 +29mm
195/60R15
42.9km/h
径 615mm
差 +41mm
65 155/65R15
40.6km/h
径 583mm
差 +9mm
165/65R15
41.5km/h
径 596mm
差 +22mm
175/65R15
42.4km/h
径 609mm
差 +35mm
185/65R15
43.3km/h
径 622mm
差 +48mm
195/65R15
44.3km/h
径 635mm
差 +61mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、155/55R15、155/60R15 、165/50R15、165/55R15 、175/50R15 、185/50R15 あたりのタイヤがおすすめです。

175/55R15のタイヤ幅を155mmから205mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが175/55R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】175/55R15のタイヤ銘柄と通販価格

スマート カブリオ 0.66Lターボ RR/6ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.79㎏/PS12.46㎏/PS42.7ptD
最高回転数5880rpm5250rpm42.2ptD
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
103.37PS/L102.01PS/L49.5ptC
1リットル
換算トルク
15.99㎏m/L15.05㎏m/L47.1ptC
WB/TR比1.7731.37690.5ptS
ワイド&
ロー指数
0.8941.01041.7ptD
前面の面積2.631m22.379m257.0ptB
最低地上高154.5mm130mm59.9ptB
スポーツ性能部門の得点545.6pt
総合評価B

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340674円241400円58.6ptB
10-15燃費13.0km/L19.8km/L64.8ptA
100km/h
回転数
2489rpm-43.4ptD
航続距離644.1km555.4km44.9ptD
車の大きさ11.468m36.043m371.4ptS
車内の広さ3431.7L1328.2L29.5ptF
乗車定員4.8人2人26.7ptF
1人あたり
車内広さ
691.9L664.1L47.7ptC
車内床面積2.793m21.197m227.2ptF
最小回転
半径
5.18m4.1m72.0ptS
ユーティリティ部門の得点486.2pt
総合評価C

※10-15燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10712車種中 RANK
運動性能 545.6pt 1421位 B
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 486.2pt 5558位 C
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 1031.8pt 2218位 B
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は545.6点で全10712車種中の1421位、ユーティリティ部門は486.2点で5558位、総合得点は1031.8点で2218位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したスマート カブリオ(RR/6AT) の各種スペックを、オープンカー1000ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


人気があるオープンカーの車種比較


ZZW30 MR-S 2005 vs NB8C ロードスター RS-II 2004 性能比較
初代 MR-S(2005年式 ZZW30・MR/6MT・1.8L・140PS/17.4kgm・2人乗り)と、2代目 ロードスター RS-II(2004年式 NB8C・FR/6MT・1.9L・160PS/17.3kgm・2人乗り)を比較。

ZZW30 MR-S 2005 vs SW20 MR2 G 1997 性能比較
初代 MR-S(2005年式 ZZW30・MR/6MT・1.8L・140PS/17.4kgm・2人乗り)と、2代目 MR2 G(1997年式 SW20・MR/5MT・2.0L・200PS/21.0kgm・2人乗り)を比較。

ST202C セリカ コンバーチブル vs ST183C セリカ コンバーチブル 新旧比較
6代目 セリカ コンバーチブル Convertible(1996年式 ST202C・FF/5MT・2.0L・180PS/19.5kgm・4人乗り)と、5代目 セリカ コンバーチブル Convertible 4WS(1991年式 ST183C・FF/5MT・2.0L・165PS/19.5kgm・4人乗り)を比較。

S15 シルビア ヴァリエッタ 2000 vs S13 シルビア コンバーチブル 1988 新旧比較
7代目 シルビア ヴァリエッタ Varietta(2000年式 S15・FR/4AT・2.0L・160PS/19.2kgm・4人乗り)と、5代目 シルビア コンバーチブル Convertible(1988年式 S13・FR/4AT・1.9L+ターボ・175PS/23.0kgm・4人乗り)を比較。

L880K コペン 2010 vs EA21R カプチーノ 1995 性能比較
初代 コペン ActiveTop(2010年式 L880K・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/11.2kgm・2人乗り)と、初代 カプチーノ(1995年式 EA21R・FR/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.5kgm・2人乗り)を比較。

AP2 S2000 2007 vs AP1 S2000 2004 性能比較
初代 S2000 type-S(2007年式 AP2・FR/6MT・2.2L・242PS/22.5kgm・2人乗り)と、初代 S2000 type-V(2004年式 AP1・FR/6MT・2.0L・250PS/22.2kgm・2人乗り)を比較。

ZZW30 MR-S 2005 vs SW20 MR2 GT-S 1997 性能比較
初代 MR-S(2005年式 ZZW30・MR/6MT・1.8L・140PS/17.4kgm・2人乗り)と、2代目 MR2 GT-S(1997年式 SW20・MR/5MT・2.0L+ターボ・245PS/31.0kgm・2人乗り)を比較。

ZZW30 MR-S 2005 vs NCEC ロードスター RS 2009 性能比較
初代 MR-S(2005年式 ZZW30・MR/6MT・1.8L・140PS/17.4kgm・2人乗り)と、3代目 ロードスター RS-RHT(2009年式 NCEC・FR/6MT・2.0L・170PS/19.3kgm・2人乗り)を比較。