このページでは、ポルシェの5ドア・5人乗りSUV、2代目のABA-92AM48A型カイエン Cayenne-S Hybrid【2011/06モデル・333PS/44.9kgm・4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。
92AM48A カイエン 販売期間:2010/03 - 2018/11 |
ボディサイズが全長4845mm×全幅1940mm×全高1710mm、排気量は2994ccであることから、大雑把に分類すると3.0リットルクラス(3000cc、自動車税は3.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:300PS~350PSの自動車 一覧
駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。
ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4845mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。
92AM48A型 カイエン [2994cc/333PS 4WD/8AT] お品書き
維持費にまつわるエトセトラ | エンジンの最高出力・最大トルク | No Data | タイヤサイズ変更とメーター誤差 | 各種スペックの相対評価と通知表 |
お金にまつわるエトセトラ 1年間のランニングコスト | |
エンジン性能と特性 パワーウェイトレシオ | |
No Data | |
タイヤサイズ変更と スピードメーター誤差 | |
各種スペックの相対評価と レーダーチャート |
2代目カイエンの類型&他グレード 新着順
- 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
- 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
年式 画像 | 車両型式 グレード | 出力 燃費 | |
---|---|---|---|
2011/06 |
92AM5502型 [Cayenne]3.6L-NA・4WD/8AT・802.0万円 300PS・40.8kgm・- |
300PS 40.8kgm - |
|
2011/06 |
92AM5502型 [Cayenne-Turbo]4.8L-TB・4WD/8AT・1573.0万円 500PS・71.4kgm・- |
500PS 71.4kgm - |
|
2011/06 |
92AM5502型 [Cayenne]3.6L-NA・4WD/6MT・755.0万円 300PS・40.8kgm・- |
300PS 40.8kgm - |
|
2代目カイエンの車両型式・グレード一覧【全5車種】 |
カイエンの新型モデル | |
---|---|
3代目 E3RRA型カイエン クーペ | |
E3RRA型カイエン クーペは2019/04に登場した3代目モデル。参考車両の「Cayenne Turbo E-Hybrid Coupe」は全長4930mm、全幅1983mm、全高1664mmの車体に、600PS/81.6kgmを発生する3996ccエンジンを搭載。 |
カイエンの旧型モデル | |
---|---|
初代 9PAM4851TA型カイエン | |
9PAM4851TA型カイエンは2002/09に登場した初代モデル。参考車両の「Turbo-S」は全長4810mm、全幅1930mm、全高1700mmの車体に、550PS/76.5kgmを発生する4806ccエンジンを搭載。 |
主要諸元とエンジン諸元
主要諸元 | |
---|---|
メーカー | ポルシェ |
車名& グレード |
カイエン Cayenne-S Hybrid |
その他 | 92A-958 カイエンSハイブリッド |
お値段 | 11020000円 |
車両型式 | ABA-92AM48A |
駆動方式 変速機 |
4WD・四輪駆動(AWD) 8速AT・8速オートマ車 |
ドア/定員 | 5ドア/5名乗車 |
車体寸法 | 長4845×幅1940×高1710mm |
軸距 | 2895mm |
最小半径 | 6.0m |
タイヤ | 前輪:255/55R18 後輪:255/55R18 |
ブレーキ | 前:ベンチレーテッドディスク 後:ベンチレーテッドディスク |
車両重量 | 2270kg |
エンジン諸元 | |
---|---|
原動機型式 | 不明 |
気筒配列 | V型6気筒+モーター |
排気量 | 2994cc |
圧縮比 | 10.5 |
吸気方式 | スーパーチャージャー |
最高出力 | 333PS[245kW]/5500-6500rpm |
最大トルク | 44.9kgm[440Nm]/3000-5250rpm |
使用燃料 | ハイオクガソリン |
10・15燃費 | 14.0km/L(32.9mpg) |
100km燃費 | 7.1L/100km |
※V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。 ※これまでに登場したハイブリッドカーの一覧 ※V型6気筒の最高出力ランキング |
税金と年間維持費のシミュレーション
ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税58600円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税28500円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代、月額6500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。
さらに、2011/06モデルのカイエンを13年落ちの中古で484.9万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。
- 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
カイエンの2011/06モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の40%である440.8万円に諸経費として44.1万円を足した484.9万円を中古車価格の目安としています。 - ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
- 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2011年式を13年落ちの中古で買った場合の年間維持費
名目 | 区分 | 金額 | |
---|---|---|---|
自動車税(1年分) | 3000cc以下 | 13年経過 | 58600円 |
自動車重量税(1年分) | 2.5トン以下 | 13年-17年経過 | 28500円 |
自賠責保険料(1年分) | 自家用乗用車 | 8825円 | |
燃料代(年間1万km) | 10000km÷11.9km/L×185円/L | 155460円 | |
オイル交換(5000km毎) | 1回6500円×2回 | 13000円 | |
タイヤ交換(5年5万km毎) | 1本18000円×4本÷5年 | 14400円 | |
任意保険料(月額6500円) | 月額6500円×12ヶ月 | 78000円 | |
ローン完済後の年間維持費 | 356800円 | ||
名目 | 区分 | 金額 | |
車のローン額(1年分) | 月額80810円×12ヶ月 | 969720円 | |
ローン返済中の年間維持費 | 1326600円 | ||
次回車検費用の積み立て目安 | |||
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 | 77700円 |
名目 | 金額 |
---|---|
自動車税(1年分) | 58600円 |
自動車重量税(1年分) | 28500円 |
自賠責保険料(1年分) | 8825円 |
年間10000km走行燃料代 年間7000km走行の場合 年間5000km走行の場合 年間3000km走行の場合 |
155460円 (108820円) (77730円) (46640円) |
オイル交換(5000km毎) | 13000円 |
タイヤ交換(4年4万km毎) | 14400円 |
任意保険料(月額6500円) | 78000円 |
ローン完済後の年間維持費 | 356800円 |
名目 | 金額 |
車のローン額(1年分) | 969720円 |
ローン返済中の年間維持費 | 1326600円 |
次回車検費用の積み立て目安 | |
重量税2年分+自賠責24ヶ月分 +検査手数料等3000円程度 |
77700円 |
- 初度登録から13年以上経過車の場合、「3000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は58600円、「2.5トン以下で13年-17年経過」クラスの自動車重量税は28500円(単年)です。
- エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
- タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
- 任意保険料の金額は、月額6500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
- 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
- 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
- 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。 - 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
- 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
- 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
- 車検費用の目安とした77700円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。
このあたりのクラスから理想と現実の違い、つまり「乗りたい車」と「乗ることができる車」は違うことを思い知らされます。うっかり手を出せば「いっ…維持費が高すぎて息ができん!フーッ!フーッ!」と目を白黒させることになりかねません。
さて、カイエン【Cayenne-S Hybrid】の場合、維持費の月額は29800円になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。
カイエンの維持費は高い?安い?
「カイエンの年間維持費は356800円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「3000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてカイエンの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。
車名 | 年間維持費 | 差額 | |
---|---|---|---|
安い | ハイエース バン | 266980円 | -89820円 |
↑ | GLS | 327100円 | -29700円 |
↑ | グランエース | 342500円 | -14300円 |
→ | カイエンの維持費 | 356800円 | |
↑ | スカイライン | 369100円 | +12300円 |
基準 | 3000ccクラス平均 | 402200円 | +45400円 |
↓ | アリスト | 439900円 | +83100円 |
↓ | スカイラインGT-R | 466200円 | +109400円 |
↓ | X5 | 503300円 | +146500円 |
高い | XM ワゴン | 600800円 | +244000円 |
カイエンの年間維持費を、3000ccクラスで最も維持費が安いハイエース バンと比較して89820円高く、最も高いXM ワゴンと比較して244000円安く、3000ccクラスの平均維持費との比較では45400円安くなっています。
最低額のハイエース バンと最高額のXM ワゴンは極端な例としても、3000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、カイエンの維持費は まあまあ安い! と言えそうです。
カイエンを維持するための年収要件
せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。
覚悟% | 年収 | 月給 | 手取り |
---|---|---|---|
10% | 460万円 | 39万円 | 30万円 |
15% | 310万円 | 26万円 | 20万円 |
20% | 230万円 | 20万円 | 16万円 |
維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は460万円(総支給額39万円/月、手取り30万円/月)、ここから月額維持費3.0万円を支払うと残りは27.0万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。
15%まで許容する場合に必要な年収は310万円(総支給額26万円/月、手取り20万円/月)、3.0万円を支払うと残りは17.0万円になります。
さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が230万円(総支給額20万円/月、手取り16万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。3.0万円を引くと残りは13.0万円…まあ…余裕があるとは言えません。
多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代16万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)
燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション
現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。
ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。
というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり185円を基準として、-50円となる135円から、+50円となる235円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費11.9km/Lとしてシミュレーションしてみました。
燃料価格/L | 10000km燃料代 [差額] |
---|---|
-50円 135円/L | 113460円 [-42000円] |
-25円 160円/L | 134470円 [-20990円] |
-10円 175円/L | 147070円 [-8390円] |
185円/L | 155460円 [0円] |
+10円 195円/L | 163880円 [+8420円] |
+25円 210円/L | 176490円 [+21030円] |
+50円 235円/L | 197500円 [+42040円] |
燃費11.9km/Lの92AM48A型 カイエンで10000km走行するのに必要な燃料は840.4L、1リットルあたり185円としたときの燃料代は155460円になります。
参考までに、カイエンの燃料タンクは85リットルですので、840.4Lの給油回数は10回、1回あたりの燃料代は約15550円です。
ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては8420円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると21030円、50円も違ってくると42040円にもなります。
これを92AM48A型 カイエンの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり185円の場合を356800円としたとき、135円/Lに値下がりすれば314800円(88.2%)に、235円/Lに値上がりすれば398840円(111.8%)になる計算です。
安くなるものについては自動車税(58600円)なり重量税(28500円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。
ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。
税金の安さは折り紙付き!
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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km
せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。
走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。
年間3000km走行の場合 | ||
---|---|---|
名目 | 金額 | 比率 |
自動車税 | 58600円 | 27% |
自動車重量税 1年分 | 28500円 | 13% |
自賠責保険料 1年分 | 8825円 | 4% |
燃料代 3000km分 | 46640円 | 21% |
オイル交換 年1回 | 6500円 | 3% |
タイヤ交換 6年毎 | 9600円 | 4% |
任意保険料 80% | 62400円 | 28% |
合計 [1万kmとの差額] |
221100円 -135700円 |
- |
年間5000km走行の場合 | ||
---|---|---|
名目 | 金額 | 比率 |
自動車税 | 58600円 | 23% |
自動車重量税 1年分 | 28500円 | 11% |
自賠責保険料 1年分 | 8825円 | 3% |
燃料代 5000km分 | 77730円 | 30% |
オイル交換 年1回 | 6500円 | 3% |
タイヤ交換 6年毎 | 9600円 | 4% |
任意保険料 85% | 66360円 | 26% |
合計 [1万kmとの差額] |
256200円 -100600円 |
- |
年間7000km走行の場合 | ||
---|---|---|
名目 | 金額 | 比率 |
自動車税 | 58600円 | 20% |
自動車重量税 1年分 | 28500円 | 10% |
自賠責保険料 1年分 | 8825円 | 3% |
燃料代 7000km分 | 108820円 | 37% |
オイル交換 年1回 | 9100円 | 3% |
タイヤ交換 6年毎 | 9600円 | 3% |
任意保険料 90% | 70200円 | 24% |
合計 [1万kmとの差額] |
293700円 -63100円 |
- |
自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。
タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料78000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。
年間3000km走行では、10000km走行に比べて135700円安い221100円に、5000km走行では100600円安い256200円に、7000km走行では63100円安い293700円という結果になりました。
多走行距離での年間維持費|15000km・20000km
続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。
年間15000km走行の場合 | ||
---|---|---|
名目 | 金額 | 比率 |
自動車税 | 58600円 | 13% |
自動車重量税 1年分 | 28500円 | 6% |
自賠責保険料 1年分 | 8825円 | 2% |
燃料代 15000km分 | 233190円 | 50% |
オイル交換 年3回 | 39000円 | 8% |
タイヤ交換 2.7年毎 | 21600円 | 5% |
任意保険料 100% | 78000円 | 16% |
合計 [1万kmとの差額] |
467800円 +111000円 |
- |
年間20000km走行の場合 | ||
---|---|---|
名目 | 金額 | 比率 |
自動車税 | 58600円 | 10% |
自動車重量税 1年分 | 28500円 | 5% |
自賠責保険料 1年分 | 8825円 | 2% |
燃料代 20000km分 | 310920円 | 55% |
オイル交換 年4回 | 52000円 | 9% |
タイヤ交換 2年毎 | 28800円 | 5% |
任意保険料 100% | 78000円 | 14% |
合計 [1万kmとの差額] |
565700円 +208900円 |
- |
自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。
「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。
輸入車・外車の小型車&普通車編 |
---|
3000cc以下クラス編 |
小型車&普通車の新車編 |
---|
5人乗りSUV・RV編 |
カイエンの燃料タンクと燃費と航続距離と
燃料タンクと燃費と航続距離と | |
---|---|
10・15モード燃費 | 14.0km/L |
燃料タンク容量 | 85L |
航続距離(カタログ燃費) | 1190.0km |
航続距離(80%燃費) | 952.0km |
満タンプライス | 15725円 |
1km走行コスト | 13.21円 |
1万円でどこまで行ける? | 756.8km |
10・15モード燃費が14.0km/L、燃料タンク容量85リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は1190.0kmです。
実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(12.6km/L)とすると航続距離は1071.0km、80%(11.2km/L)だと952.0km、70%(9.8km/L)では833.0kmになります。
燃料タンクに1滴の燃料もない状態から85リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり185円では15725円、上で計算した航続距離を踏まえると1190.0km(80%燃費時952.0km)を走行するのに15725円かかる計算です。
燃費を11.9km/Lとしたときの1km走行コストは13.21円、10万km走行したときの燃料代は132.1万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら13.2万円/年、7年10万kmなら18.9万円/年、5年10万kmなら26.4万円/年、3年10万kmなら44.0万円/年となります。
ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば756.8km(往復なら片道378.4km)、カタログ値の80%なら605.4km(片道302.7km)離れたところまで行くことができます。
カタログデータから見えてくる要素
簡易エンジン性能曲線図 | |
---|---|
各回転域での馬力 | |
3000回転時の馬力 | 188PS |
5250回転時の馬力 | 329PS |
5500回転時の馬力 | 333PS |
6500回転時の馬力 | 333PS |
各回転域でのトルク | |
3000回転時のトルク | 44.9kgm |
5250回転時のトルク | 44.9kgm |
5500回転時のトルク | 43.4kgm |
6500回転時のトルク | 36.7kgm |
まずおさらいとして、搭載しているV型6気筒+モーター、2994ccのスーパーチャージャー付きエンジンは5500-6500回転時に最高出力333馬力を、3000-5250回転時に最大トルク44.9kgmを発生します。
馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。
トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。
※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。
ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3000rpmから最高出力が発生する6500rpmまで」の3500rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は53.9%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域
最高出力ランキング リスト |
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3000cc以下クラス編 |
輸入車・外車の小型車&普通車編 |
最大トルク ランキング リスト |
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3000cc以下クラス編 |
輸入車・外車の小型車&普通車編 |
うわっ…私の体重、重すぎ…?
さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ は6.817kg/PS(2270kg/333PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。
車重と搭乗者とPWR | |
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車体のみ | 6.817kg/PS |
車体+1人 | 6.982kg/PS |
車体+5人 | 7.643kg/PS |
お腹と車重とPWR | |
車体+60kg | 6.997kg/PS |
車体+70kg | 7.027kg/PS |
車体+80kg | 7.057kg/PS |
車体+90kg | 7.087kg/PS |
車体+100kg | 7.117kg/PS |
というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは6.982kg/PS(2325kg/333PS)となり、数値としては0.165kg、比率にすると2.4%ほど悪化します。
次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは7.643kg/PS(2545kg/333PS)となり、数値としては0.826kg、比率にすると12.1%も悪化することになります。
もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。
92AM48A カイエンのライバル候補車たち
愛すべきライバル車種 | |
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2011/06 - |
カイエン 6.982kg/PS 2325kg/333PS|3.0L-SC [車体のみPWR:6.817] |
2010/10 車種詳細 |
シビック タイプR 6.841kg/PS 1375kg/201PS|2.0L-NA 車体のみPWR:6.567 |
2010/06 車種詳細 |
コルト Ralliart-R 7.147kg/PS 1165kg/163PS|1.5L-TB 車体のみPWR:6.810 |
2009/09 車種詳細 |
オロチ 7.017kg/PS 1635kg/233PS|3.4L-NA 車体のみPWR:6.781 |
2016/04 車種詳細 |
Gクラス 4x4 7.138kg/PS 3005kg/421PS|4.0L-TT 車体のみPWR:7.007 |
2005/12 車種詳細 |
フォレスター 6.841kg/PS 1505kg/220PS|2.0L-TB 車体のみPWR:6.591 |
車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ6.982kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。
6.773kg/PSから7.191kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの4人乗りハッチバック「FN2型 シビック タイプR」、三菱の5人乗りハッチバック「Z27AG型 コルト Ralliart-R」、光岡の2人乗りクーペ「MSP1型 オロチ」、メルセデスベンツの5人乗りSUV「謎型 Gクラス 4x4」、スバルの5人乗りSUV「SG5型 フォレスター」という顔ぶれが並びました。
「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。
●92AM48A型 カイエン [Cayenne-S Hybrid]のライバル車種|6.982kg/PS
ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は146.7PS/tとなっています。
カイエンがバイクと競争するなら…?
車種詳細 |
シャドウ ACE|1099cc 6.979kg/PS 335kg/48.0PS/8.70kgm [車体のみPWR:5.833] |
2011/06 - |
カイエン|2994cc 6.982kg/PS 2325kg/333PS/44.9kgm [車体のみPWR:6.817] |
車種詳細 |
Z250SL|249cc 7.000kg/PS 203kg/29.0PS/2.20kgm [車体のみPWR:5.103] |
幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。
などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではカイエンとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。
SC32 シャドウ ACEと競争してみる
まずカイエンより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのシャドウ ACEが挙げられます。PWRの6.979kg/PSは車両重量280kgにライダーの体重55kgを加えた335kgを、最高出力48.0PSで割ったものです。
BR250E Z250SLと競争してみる
続いて少しPWRが高いバイクとしては、カワサキのZ250SLが挙げられます。PWRの7.000kg/PSは車両重量148kg+55kgの203kgを、最高出力29.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。
その他の諸元いろいろ
いろいろな数値 | |
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WB/TR比 | No data |
トルクウェイトレシオ | 50.56kg/kgm |
1馬力あたりのお値段 | 33093円 |
排気量1Lあたり馬力 | 111.22PS/L |
排気量1Lあたりトルク | 15.00kgm/L |
1気筒あたりの馬力 | 55.5PS |
1気筒あたりのトルク | 7.5kgm |
パワーバンド比率 | 53.9% |
燃費×馬力 | 3962.7pt |
各種ランキング | |
SUV・RV・クロカンのPWR 2.5~3.0Lターボ車のPWR |
トルクウェイトレシオは50.56kg/kgm(2270kg/44.9kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)
ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が11020000円、最高出力が333馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は33093円、逆に1万円あたりでは0.30馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は245434円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。
1馬力あたりのお値段が安い車ランキング |
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総合ランキング |
輸入車編 |
3000cc以下の車編 |
5人乗りSUV編 |
●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は111.22PS/L、トルクは15.00kgm/L、1気筒あたりの馬力は55.5馬力、トルクは7.5kgmとなります。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング
●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が11.90km/L、最高出力が333PSであるこの車の獲得ポイントは3962.7ptになります。
戯れに車両重量2270kgを100kg単位にした22.7で割ってみたところ、その数値は174.57ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)
- 低燃費で高出力な自動車ランキング
燃費×最高出力の数値順。燃費が良くて高出力なほど高得点。 - 低燃費で高出力で軽量な自動車ランキング
燃費×最高出力÷車両重量の数値順。燃費が良くて高出力で車両重量が軽いほど高得点。
カイエンでの車中泊
ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。
期待される客室寸法 | |
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期待される荷室の長さ | 1.696m |
期待される荷室の幅 | 1.540m |
対角線の長さ | 2.291m |
期待される荷室の面積 | 2.612m² |
縦方向の長さが1.696m(対角線では2.291m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。
日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。
一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。
純正装着タイヤの255/55R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版
下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。
※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。
純正タイヤ 255/55R18 | 直径 738mm | |||||
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-20mm 幅235mm |
-10mm 幅245mm |
変更なし 幅255mm |
+10mm 幅265mm |
+20mm 幅275mm |
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-5% 50 扁平 |
235/50R18 37.5km/h 直径692mm 径差-46mm |
245/50R18 38.0km/h 直径702mm 径差-36mm |
255/50R18 38.6km/h 直径712mm 径差-26mm |
265/50R18 39.1km/h 直径722mm 径差-16mm |
275/50R18 39.7km/h 直径732mm 径差-6mm |
0% 55 扁平 |
235/55R18 38.8km/h 直径716mm 径差-22mm |
245/55R18 39.4km/h 直径727mm 径差-11mm |
255/55R18 40.0km/h 738mm 0mm |
265/55R18 40.6km/h 直径749mm 径差+11mm |
275/55R18 41.2km/h 直径760mm 径差+22mm |
+5% 60 扁平 |
235/60R18 40.1km/h 直径739mm 径差+1mm |
245/60R18 40.7km/h 直径751mm 径差+13mm |
255/60R18 41.4km/h 直径763mm 径差+25mm |
265/60R18 42.0km/h 直径775mm 径差+37mm |
275/60R18 42.7km/h 直径787mm 径差+49mm |
+10% 65 扁平 |
235/65R18 41.4km/h 直径763mm 径差+25mm |
245/65R18 42.1km/h 直径776mm 径差+38mm |
255/65R18 42.8km/h 直径789mm 径差+51mm |
265/65R18 43.5km/h 直径802mm 径差+64mm |
275/65R18 44.2km/h 直径815mm 径差+77mm |
もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、235/55R18 、245/50R18、245/55R18 、255/50R18 、265/50R18 、275/50R18あたりのタイヤがおすすめです。
255/55R18のタイヤ幅を235mmから285mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを18インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが255/55R18のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。
純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】255/55R18のタイヤ銘柄と通販価格
92AM48A型カイエン[3.0L-SC 4WD/8AT]の通知表
ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。
スポーツ性能部門 | ||
---|---|---|
評価項目 | 数値 | 得点 |
パワーウェイト | 6.817kg/ps | 58.08 |
1速ギヤ加速性能 | - | 39.90 |
1L換算馬力 | 111.22ps/L | 52.93 |
1L換算トルク | 15.00kgm/L | 47.08 |
WB/TR比 | - | 31.72 |
ワイド&ロー指数 | 0.881 | 50.85 |
前面の面積 | 3.317m² | 30.68 |
最低地上高 | - | 43.72 |
スポーツ性能部門の得点 | 354.96 |
※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。
ユーティリティ部門 | ||
---|---|---|
評価項目 | 数値 | 得点 |
10-15燃費 | 14.0km/L | 52.12 |
年間維持費 | 356800円 | 47.24 |
100kmh回転数 | - | 43.42 |
航続距離 | 1190.0km | 77.59 |
車の大きさ | 16.073m³ | 68.30 |
室内の広さ | (仮) 2.915m³ | 45.21 |
最小回転半径 | 6.0m | 33.06 |
馬力単価 | 33093円 | 34.84 |
ユーティリティ部門の得点 | 401.78 |
※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。
スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 92AM48A型カイエン[3.0L-SC 4WD/8AT] の総合得点は 756.74 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。
上記リンク先では、今回このページで紹介した92AM48A型カイエン(4WD/8AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての5人乗SUV」、「3000ccの5人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。
カイエンの歴代モデル
3代目 E3MB型 カイエン クーペ | |
E3MB カイエン クーペは2019/04に登場した3代目モデル。参考車両の「Cayenne S Coupe」は全長4930mm、全幅1983mm、全高1678mmの車体に、475PS/61.2kgmを発生する3996ccエンジンを搭載した4人乗りSUV。 |
2代目 92AM5502型 カイエン | |
92AM5502 カイエンは2010/03に登場した2代目モデル。参考車両の「Cayenne」は全長4845mm、全幅1940mm、全高1710mmの車体に、300PS/40.8kgmを発生する3598ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。 |
初代 9PA50A型 カイエン | |
9PA50A カイエンは2002/09に登場した初代モデル。参考車両の「Turbo」は全長4800mm、全幅1950mm、全高1700mmの車体に、450PS/63.2kgmを発生する4510ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。 |