D09W シャリオの性能と維持費 FF/5MT 7人 143万円 1989年式

このページでは、三菱自動車の5ドア・7人乗りミニバン、初代のQ-D09W型シャリオ MF-Turbo【1989/08モデル・76PS/15.2kgm・FF/MT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

D09W シャリオ
販売期間:1983/02 - 1991/05

画像は三菱自動車より引用
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/
投稿日:2022/10/23

ボディサイズが全長4295mm×全幅1640mm×全高1525mm、排気量は1795ccであることから、大雑把に分類すると1.8リットルクラス(1800cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。ディーゼル燃料を使用する車両は排気量に関係なく、車体の大きさのみで判断される点がガソリン車とは異なるポイントとなっています。

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4295mmであるこの車の場合は「ロア ミディアム」(Lower-Medium:3850mm超-4300mm以下・Cセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


D09W型 シャリオ [1795cc/76PS FF/5MT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代シャリオの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1989/08
D05W型
[Thanks]
1.8L-NA・FF/5MT・116.9万円
86PS・14.1kgm・-
86PS
14.1kgm
-
1989/08
D08W型
[MT]
2.0L-NA・4WD/5MT・180.9万円
101PS・16.1kgm・-
101PS
16.1kgm
-
1989/08
D08W型
[ME]
2.0L-NA・4WD/5MT・141.4万円
94PS・15.4kgm・-
94PS
15.4kgm
-
初代シャリオの車両型式・グレード一覧【全5車種】
シャリオの新型モデル
2代目 N43W型シャリオ
N43W型シャリオは1991/05に登場した2代目モデル。参考車両の「Resort-Runner GT」は全長4555mm、全幅1695mm、全高1670mmの車体に、230PS/29.5kgmを発生する4G63型1997ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー 三菱自動車
車名&
グレード
シャリオ
MF-Turbo
その他 MFターボ
お値段 1422000円
車両型式 Q-D09W
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
5速MT・5速マニュアル車
ドア/定員 5ドア/7名乗車
車体寸法 長4295×幅1640×高1525mm
室内寸法 長2435×幅1360×高1280mm
軸距&
輪距
2625mm
前1410mm/後1375mm
最小半径 5.3m
最低高 150mm
タイヤ 前輪:165/80R13
後輪:165/80R13
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ドラム
車両重量 1150kg
エンジン諸元
原動機型式 4D65
気筒配列 直列4気筒
排気量1795cc
圧縮比22.2
吸気方式 ターボ
最高出力 76PS[56kW]/4500rpm
最大トルク 15.2kgm[149Nm]/2500rpm
使用燃料 軽油(ディーゼル燃料)
4D65型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税45400円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税18900円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かる軽油代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1989/08モデルのシャリオを35年落ちの中古で31.2万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    シャリオの1989/08モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である28.4万円に諸経費として2.8万円を足した31.2万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1989年式を35年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 11年経過 45400円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 18年経過 18900円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷10.0km/L×150円/L
7000km÷10.0km/L×150円/L
5000km÷10.0km/L×150円/L
3000km÷10.0km/L×150円/L
150000円
(105000円)
(75000円)
(45000円)
オイル交換(5000km毎) 1回5500円×2回 11000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本6000円×4本÷5年 4800円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 305000円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額26030円×12ヶ月 312360円
ローン返済中の年間維持費 617300円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 58500円
名目 金額
自動車税(1年分) 45400円
自動車重量税(1年分) 18900円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
150000円
(105000円)
(75000円)
(45000円)
オイル交換(5000km毎) 11000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 4800円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 305000円
名目 金額
車のローン額(1年分) 312360円
ローン返済中の年間維持費 617300円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
58500円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「2000cc以下で11年経過」クラスの自動車税は45400円、「1.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は18900円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本6000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした58500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

お財布に厚みが増した勢いで少し色気を出して、自身の車にステータス性を欲すると月換算で2万円~3万円の間、年間にすると24万円~36万円のクラスです。シャリオ【MF-Turbo】の場合、維持費の月額は25500円(ローン完済前は51500円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…?」なんて呟くその姿は自慢げなようであり、しかし哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにもいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。

シャリオの維持費は高い?安い?

「シャリオの年間維持費は305000円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「2000ccクラスという枠組みの中で比べたらどうなの?」という点も外せません。はたしてシャリオの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。

シャリオの維持費305000円
最も安いプリウス188500円+116500円
2000ccクラスの平均維持費312100円-7100円
最も高いBX476000円-171000円

シャリオの維持費を2000ccクラスで最も維持費が安いプリウスと比較した差額は+116500円、最も高いBXと比較した差額は-171000円、2000ccクラスの平均維持費と比較した差額は-7100円です。

最低額のプリウスと最高額のBXは極端な例としても、2000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、シャリオの維持費は「ちょっと安い!」と言えそうです。

年間維持費が安い 2000ccクラスの車 ランキング

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、軽油(ディーゼル燃料)1リットルあたり150円を基準として、-50円となる100円から、+50円となる200円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費10.0km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
100円/L
100000円
[-50000円]
-25円
125円/L
125000円
[-25000円]
-10円
140円/L
140000円
[-10000円]
150円/L150000円
[0円]
+10円
160円/L
160000円
[+10000円]
+25円
175円/L
175000円
[+25000円]
+50円
200円/L
200000円
[+50000円]

燃費10.0km/LのD09W型 シャリオで10000km走行するのに必要な燃料は1000L、1リットルあたり150円としたときの燃料代は150000円になります。

参考までに、シャリオの燃料タンクは50リットルですので、1000Lの給油回数は20回、1回あたりの燃料代は約7500円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては10000円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると25000円、50円も違ってくると50000円にもなります。

これをD09W型 シャリオの年間維持費に当てはめてみますと、軽油(ディーゼル燃料)1リットルあたり150円の場合を305000円としたとき、100円/Lに値下がりすれば255000円(83.6%)に、200円/Lに値上がりすれば355000円(116.4%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(45400円)なり重量税(18900円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば軽油代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 25%
自動車重量税 1年分 18900円 11%
自賠責保険料 1年分 8825円 5%
燃料代 3000km分 45000円 25%
オイル交換 年1回 5500円 3%
タイヤ交換 6年毎 3200円 2%
任意保険料 80% 52800円 29%
合計
[1万kmとの差額]
179700円
-125300円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 21%
自動車重量税 1年分 18900円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 5000km分 75000円 35%
オイル交換 年1回 5500円 3%
タイヤ交換 6年毎 3200円 2%
任意保険料 85% 56160円 26%
合計
[1万kmとの差額]
213000円
-92000円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 18%
自動車重量税 1年分 18900円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 7000km分 105000円 42%
オイル交換 年1回 7700円 3%
タイヤ交換 6年毎 3200円 1%
任意保険料 90% 59400円 24%
合計
[1万kmとの差額]
248500円
-56500円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、軽油代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて125300円安い179700円に、5000km走行では92000円安い213000円に、7000km走行では56500円安い248500円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。軽油代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 11%
自動車重量税 1年分 18900円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 15000km分 225000円 56%
オイル交換 年3回 33000円 8%
タイヤ交換 2.7年毎 7200円 2%
任意保険料 100% 66000円 16%
合計
[1万kmとの差額]
404400円
+99400円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 9%
自動車重量税 1年分 18900円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 20000km分 300000円 61%
オイル交換 年4回 44000円 9%
タイヤ交換 2年毎 9600円 2%
任意保険料 100% 66000円 13%
合計
[1万kmとの差額]
492800円
+187800円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
三菱の小型車&普通車編
2000cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
7人乗りミニバン編

シャリオの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 10.0km/L
燃料タンク容量 50L
航続距離(カタログ燃費) 500.0km
航続距離(80%燃費) 400.0km
満タンプライス 7500円
1km走行コスト 15.00円
1万円でどこまで行ける? km

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので10.0km/Lを仮の燃費とすると、、燃料タンク容量50リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は500.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(9.0km/L)とすると航続距離は450.0km、80%(8.0km/L)だと400.0km、70%(7.0km/L)では350.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から50リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、軽油(ディーゼル燃料)を1リットルあたり150円では7500円、上で計算した航続距離を踏まえると500.0km(80%燃費時400.0km)を走行するのに7500円かかる計算です。

燃費を10.0km/Lとしたときの1km走行コストは15.00円、10万km走行したときの燃料代は万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら万円/年、7年10万kmなら万円/年、5年10万kmなら万円/年、3年10万kmなら万円/年となります。


カタログデータから見えてくる要素

4D65型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
2500回転時の馬力 53PS
4500回転時の馬力 76PS
各回転域でのトルク
2500回転時のトルク 15.2kgm
4500回転時のトルク 12.1kgm
4D65型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載している4D65型1795cc、直列4気筒のターボエンジンは4500回転時に最高出力76馬力を、2500回転時に最大トルク15.2kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2500rpmから最高出力が発生する4500rpmまで」の2000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は44.4%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
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最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
三菱の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ15.132kg/PS(1150kg/76PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ15.132kg/PS
車体+1人15.855kg/PS
車体+7人20.197kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg15.921kg/PS
車体+70kg16.053kg/PS
車体+80kg16.184kg/PS
車体+90kg16.316kg/PS
車体+100kg16.447kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは15.855kg/PS(1205kg/76PS)となり、数値としては0.723kg、比率にすると4.8%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの7人が搭乗した場合、車両重量に385kgがプラスされてパワーウェイトレシオは20.197kg/PS(1535kg/76PS)となり、数値としては5.065kg、比率にすると33.5%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

D09W シャリオのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
1989/08

-
シャリオ
15.855kg/PS
1205kg/76PS|1.8L-TB
[車体のみPWR:15.132]
2013/10

車種詳細
タント カスタム
15.859kg/PS
1015kg/64PS|0.7L-TB
車体のみPWR:15.000
2014/12

車種詳細
アクア
15.743kg/PS
1165kg/74PS|1.5L-NA
車体のみPWR:15.000
2014/02

車種詳細
eKスペース カスタム
15.703kg/PS
1005kg/64PS|0.7L-TB
車体のみPWR:14.844
2014/02

車種詳細
デイズ ルークス
15.703kg/PS
1005kg/64PS|0.7L-TB
車体のみPWR:14.844
2006/11

車種詳細
タント
15.948kg/PS
925kg/58PS|0.7L-NA
車体のみPWR:15.000

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ15.855kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

15.696kg/PSから16.014kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ダイハツの4人乗り軽ミニバン「LA600S型 タント カスタム」、トヨタの5人乗りハッチバック「NHP10型 アクア」、三菱の4人乗り軽ミニバン「B11A型 eKスペース カスタム」、日産の4人乗り軽ミニバン「B21A型 デイズ ルークス」、ダイハツの4人乗り軽ミニバン「L350S型 タント」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

D09W型 シャリオ [MF-Turbo]とパワーウェイトレシオが近い車種|15.855kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は66.1PS/tとなっています。


シャリオがバイクと競争するなら…?


車種詳細
アドレスV125S|124cc
15.758kg/PS
156kg/9.9PS/1.00kgm
[車体のみPWR:10.202]
1速ギヤ速度:27.6km/h
最小TWR:0.985
1989/08

-
シャリオ|1795cc
15.855kg/PS
1205kg/76PS/15.2kgm
[車体のみPWR:15.132]
1速ギヤ速度:34.7km/h
最小TWR:1.546

車種詳細
シグナス125Si|124cc
15.900kg/PS
159kg/10.0PS/1.00kgm
[車体のみPWR:10.400]
1速ギヤ速度:30.5km/h
最小TWR:1.120

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではシャリオとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

CF4MA アドレスV125Sと競争してみる

まずシャリオより少しPWRが低いバイクとして、スズキのアドレスV125Sが挙げられます。PWRの15.758kg/PSは車両重量101kgにライダーの体重55kgを加えた156kgを、最高出力9.9PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はアドレスV125Sに7.1km/h勝り、1速TWRは0.561kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

SE01J シグナス125Siと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのシグナス125Siが挙げられます。PWRの15.900kg/PSは車両重量104kg+55kgの159kgを、最高出力10.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は4.2km/h勝り、1速TWRは0.426kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.884
平均ピストンスピード 13.20m/s
トルクウェイトレシオ 75.66kg/kgm
1馬力あたりのお値段 18711円
排気量1Lあたり馬力 42.34PS/L
排気量1Lあたりトルク 8.47kgm/L
1気筒あたりの馬力 19.0PS
1気筒あたりのトルク 3.8kgm
パワーバンド比率 44.4%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
ミニバン・1BOXのPWR
1.6~1.8L以下のPWR

トルクウェイトレシオは75.66kg/kgm(1150kg/15.2kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が1422000円、最高出力が76馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は18711円、逆に1万円あたりでは0.53馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は93553円、1万円あたりでは0.11kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
三菱編
2000cc以下の車編
7人乗りミニバン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は42.34PS/L、トルクは8.47kgm/L、1気筒あたりの馬力は19.0馬力、トルクは3.8kgmとなり、このエンジンが76馬力を4500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは13.20m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.884になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 4.24m³
1人あたりのスペース 約0.61m³
室内長/全長 56.7%
室内幅/全幅 82.9%
室内高/全高 83.9%
室内容積/車両体積 39.5%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は4.24m³です。この車の乗車定員は7人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.61m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は56.7%、同じく室内幅と全幅の比率は82.9%、同じく室内高と全高の比率は83.9%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は39.5%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


シャリオでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.50m
期待される荷室の幅 1.26m
対角線の長さ 1.96m
期待される荷室の面積 1.89m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.50m(対角線では1.96m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。

車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

多くのミニバンや1BOXは室内長の寸法が大きいことから車中泊への期待が高まりますが、2列目、3列目シートの収納がイマイチの場合は車中泊の難易度がセダンよりも跳ね上がりかねません。その場合はシートを前ではなく後に倒してのフルフラットの可否が鍵を握ります。
車中泊にあると嬉しいアイテム

ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合4500rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした5000回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 5000rpm|タイヤサイズ 165/80R13|タイヤ直径 59.4cm|円周長 186.6cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
5000rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 3.363 14.53 -
-
39km/h 12980rpm 743.9kgm
2速 1.947 8.41 0.579 1-2/
2900rpm
67km/h 7520rpm 430.7kgm
3速 1.285 5.55 0.660 2-3/
3300rpm
101km/h 4960rpm 284.2kgm
4速 0.939 4.06 0.731 3-4/
3660rpm
138km/h 3620rpm 207.7kgm
5速 0.729 3.15 0.776 4-5/
3880rpm
178km/h 2810rpm 161.2kgm
Final 4.322 レシオカバレッジ(変速比幅)4.613

  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数2500rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.322)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(15.2kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.322)÷タイヤの有効半径(0.297m)で算出。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は5速ギヤの178km(4500rpmでは159.9km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:4500rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

4500rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ35km/h-
2速ギヤ60km/h2610rpm
3速ギヤ91km/h2970rpm
4速ギヤ124km/h3290rpm
5速ギヤ160km/h3490rpm

D09W型シャリオに搭載された4D65型1795ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する4500rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで4500rpmまで引っ張ると35km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は4500rpmから2610rpmまで落ち、そこから4500rpmまで加速を続けると速度は60km/h(+25km/h)になります。

3速ギヤでは2970rpmまで落ちて4500rpmで91km/h(+31km/h)に、4速ギヤでは3290rpmまで落ちて4500rpmで124km/h(+33km/h)に、5速ギヤでは3490rpmまで落ちて4500rpmで160km/h(+36km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが2500回転で最大トルク15.2kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば75.66kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(15.132kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと743.9kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1150kg)を1速ギヤの最大駆動力(743.9kgm)で割ってみると1.546kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する4500回転でのトルク(12.1kgm)からTWRを算出すると1.94kg/kgmとなり、2500-4500回転の回転域では1.546-1.94kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 5190 7790 10390 12980 15580 18180 23370
2速 3010 4510 6010 7520 9020 10520 13530
3速 1980 2980 3970 4960 5950 6940 8930
4速 1450 2170 2900 3620 4350 5070 6520
5速 1130 1690 2250 2810 3380 3940 5070
※赤い数字は暫定レブリミット(5000rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.729)を選択して時速100kmにて走行すると2810回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1690回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1970回転、一般的な高速道路の80km/hでは2250回転、100km/hでは2810回転、制限速度が120km/hになると3380回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは5070回転まで回ります。

一般的な自動車であれば時速100kmでの巡航回転数は2500回転付近に落ち着くようですが、その中でも若干高めの回転数となっています。標準的なギヤ比の範囲内ながらも静粛性や燃費よりも加速に重きを置いた設定なので、高速道路やバイパスを走行するとき、ふと「もう1段上のギヤがあったらなあ‥」と呟くことがあるかもしれません。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 8 15 23 31 39 46 54 62
2速 13 27 40 53 67 80 93 106
3速 20 40 60 81 101 121 141 161
4速 28 55 83 110 138 166 193 221
5速 36 71 107 142 178 213 249 284

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(5000回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの165/80R13と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 165/80R13 | 直径 594mm

-20mm
幅145mm
-10mm
幅155mm
変更なし
幅165mm
+10mm
幅175mm
+20mm
幅185mm
-5%
75
扁平
145/75R13
36.9km/h
直径548mm
径差-46mm
155/75R13
37.9km/h
直径563mm
径差-31mm
165/75R13
38.9km/h
直径578mm
径差-16mm
175/75R13
39.9km/h
直径593mm
径差-1mm
185/75R13
40.9km/h
直径608mm
径差+14mm
0%
80
扁平
145/80R13
37.8km/h
直径562mm
径差-32mm
155/80R13
38.9km/h
直径578mm
径差-16mm
165/80R13
40.0km/h
594mm
0mm
175/80R13
41.1km/h
直径610mm
径差+16mm
185/80R13
42.2km/h
直径626mm
径差+32mm
+5%
85
扁平
145/85R13
38.9km/h
直径577mm
径差-17mm
155/85R13
40.0km/h
直径594mm
径差0mm
165/85R13
41.1km/h
直径611mm
径差+17mm
175/85R13
42.3km/h
直径628mm
径差+34mm
185/85R13
43.4km/h
直径645mm
径差+51mm
+10%
90
扁平
145/90R13
39.8km/h
直径591mm
径差-3mm
155/90R13
41.0km/h
直径609mm
径差+15mm
165/90R13
42.2km/h
直径627mm
径差+33mm
175/90R13
43.4km/h
直径645mm
径差+51mm
185/90R13
44.6km/h
直径663mm
径差+69mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、145/85R13 、155/80R13、155/85R13 、165/75R13 、175/75R13 あたりのタイヤがおすすめです。

165/80R13のタイヤ幅を145mmから195mmまで、扁平率を65%から95%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、165/80R13の適応サイズと性能の変化 [D09W型シャリオ編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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D09W型シャリオ[1.8Lターボ FF/5MT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト15.132kg/ps35.32
1速ギヤ加速性能1.546kg/kgm50.64
1L換算馬力42.34ps/L27.94
1L換算トルク8.47kgm/L26.80
WB/TR比1.88438.56
ワイド&ロー指数0.93047.30
前面の面積2.501m²53.53
最低地上高150mm51.83
スポーツ性能部門の得点331.92

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費-41.40
年間維持費305000円51.98
100kmh回転数2810rpm45.83
航続距離-26.05
車の大きさ10.742m³47.18
室内の広さ4.239m³57.81
最小回転半径5.3m47.35
馬力単価18711円53.75
ユーティリティ部門の得点371.35

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した D09W型シャリオ[1.8Lターボ FF/5MT] の総合得点は 703.27 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したD09W型シャリオ(FF/5MT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのミニバン」、「2000ccのミニバン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

シャリオの歴代モデル

4代目 NA4W型 グランディス
NA4W グランディスは2003/05に登場した4代目モデル。参考車両の「S」は全長4780mm、全幅1795mm、全高1655mmの車体に、165PS/22.1kgmを発生する4G69型2378ccエンジンを搭載した7人乗りミニバン。

3代目 N96W型 シャリオ グランディス
N96W シャリオ グランディスは1997/10に登場した3代目モデル。参考車両の「Royal」は全長4650mm、全幅1780mm、全高1650mmの車体に、215PS/30.5kgmを発生する6G72型2972ccエンジンを搭載した7人乗りミニバン。

2代目 N44W型 シャリオ
N44W シャリオは1991/05に登場した2代目モデル。参考車両の「Super-MX」は全長4495mm、全幅1695mm、全高1595mmの車体に、145PS/21.0kgmを発生する4G64型2350ccエンジンを搭載した7人乗りミニバン。

初代 D05W型 シャリオ
D05W シャリオは1983/02に登場した初代モデル。参考車両の「Thanks」は全長4295mm、全幅1640mm、全高1525mmの車体に、86PS/14.1kgmを発生するG37B型1755ccエンジンを搭載した7人乗りミニバン。