221173 Sクラス セダン 性能と維持費 FR/7AT 1535万円 2011年

このページでは、メルセデスベンツの4ドア・5人乗りセダン、5代目のCBA-221173型Sクラス セダン S550 Blue-Efficiency Long W221【2011/11モデル・435PS/71.4kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

221173 Sクラス セダン
販売期間:2005/10 - 2013/10

画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長5230mm×全幅1870mm×全高1485mm、排気量は4663ccであることから、大雑把に分類すると4.7リットルクラス(4700cc、自動車税は6.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:400PS~450PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5230mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超・Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

221173型 Sクラス セダン [4663cc/435PS FR/7AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

5代目Sクラス セダンの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2011/11
221057型
[S350 Blue-Efficiency W221]
3.5L-NA・FR/7AT・1075.0万円
306PS・37.7kgm・12.4km/L
306PS
37.7kgm
12.4km/L
2011/11
221195型
[Hybrid Long W221]
3.5L-NA・FR/7AT・1405.0万円
279PS・35.7kgm・11.2km/L
279PS
35.7kgm
11.2km/L
2011/11
221176型
[S660 Long W221]
5.5L-TB・FR/5AT・2060.0万円
517PS・84.6kgm・5.9km/L
517PS
84.6kgm
5.9km/L
5代目 Sクラス 型式一覧 W221系まとめ 2005-2013【全10車種】
Sクラス セダンの新型モデル
6代目 222179C型Sクラス セダン AMG
222179C型Sクラス セダン AMGは2013/10に登場した6代目モデル。参考車両の「S65 AMG Long W222」は全長5295mm、全幅1915mm、全高1500mmの車体に、630PS/102.0kgmを発生するM279型5980ccエンジンを搭載。

Sクラス セダンの旧型モデル
4代目 W220型Sクラス セダン AMG
W220型Sクラス セダン AMGは1998/11に登場した4代目モデル。参考車両の「S65 AMG Long W220」は全長5163mm、全幅1855mm、全高1444mmの車体に、612PS/102.0kgmを発生する275M60型5980ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー メルセデスベンツ
車名&
グレード
Sクラス セダン
S550 Blue-Efficiency Long W221
その他 ブルーエフィシェンシー ロングボディ V221
お値段 15350000円
車両型式 CBA-221173
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
7速AT・7速オートマ車
ドア/定員 4ドア/5名乗車
車体寸法 全長 5230mm
全幅 1870mm
全高 1485mm
軸距&
輪距
3165mm
前1605mm/後1605mm
最小半径 6.0m
タイヤ 前輪:255/45R18
後輪:255/45R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 2100kg

Sクラス セダンの車体寸法比較
規格名 規格寸法 増減
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 154%
全幅 1480mm以下 127%
全高 2000mm以下 74%
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 111%
全幅 1700mm以下 110%
全高 2000mm以下 74%
普通車平均
3ナンバー車
全長 4643mm 113%
全幅 1815mm 103%
全高 1518mm 98%

エンジン諸元
原動機型式 M278
気筒配列 V型8気筒
排気量4663cc
圧縮比10.5
吸気方式 ツインターボ
最高出力 435PS[320kW]/5250rpm
最大トルク 71.4kgm[700Nm]/1800-3500rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
JC08燃費 9.3km/L(21.9mpg)
10・15燃費 9.3km/L(21.9mpg)
100km燃費 10.8L/100km
M278型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中?大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税101100円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税28500円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額8500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2011/11モデルのSクラス セダンを14年落ちの中古で591.0万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    Sクラス セダンの2011/11モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の35%である537.25万円に諸経費として53.7万円を足した591.0万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2011年式を14年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 6000cc以下 13年経過 101100円
自動車重量税
1年分
2.5トン以下 13年-17年経過 28500円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷8.6×190円/L 220930円
オイル交換
5000km毎
1回9500円×2回 19000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本18000円×4本÷5年 14400円
任意保険料
月額8500円
月額8500円×12ヶ月 102000円
ローン完済後の年間維持費 494800円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額98500円×12ヶ月 1182000円
ローン返済中の年間維持費 1676800円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 77700円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「6000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は101100円、「2.5トン以下で13年-17年経過」クラスの自動車重量税は28500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに9500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額8500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした77700円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

このあたりのクラスから理想と現実の違い、つまり「乗りたい車」と「乗ることができる車」は違うことを思い知らされます。うっかり手を出せば「いっ…維持費が高すぎて息ができん!フーッ!フーッ!」と目を白黒させることになりかねません。

さて、Sクラス セダン【S550 Blue-Efficiency Long W221】の場合、維持費の月額は41300円になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。

Sクラス セダンの維持費は高い?安い?

「Sクラス セダンの年間維持費は494800円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「6000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてSクラス セダンの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いセンチュリー391600円-103200円
IS446100円-48700円
LC コンバーチブル477600円-17200円
Sクラス セダンの維持費494800円
LX544400円+49600円
基準6000ccクラス平均561100円+66300円
グランドチェロキー566800円+72000円
レンジローバー635400円+140600円
レンジローバー ヴォーグ667400円+172600円
高い7シリーズ719600円+224800円

Sクラス セダンの年間維持費を、6000ccクラスで最も維持費が安いセンチュリーと比較して103200円高く、最も高い7シリーズと比較して224800円安く、6000ccクラスの平均維持費との比較では66300円安くなっています。

最低額のセンチュリーと最高額の7シリーズは極端な例としても、6000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、Sクラス セダンの維持費は まあまあ安い! と言えそうです。

年間維持費が安い 6000ccクラスの車 ランキング

Sクラス セダンを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%640万円54万円42万円
15%430万円36万円28万円
20%320万円27万円21万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は640万円(総支給額54万円/月、手取り42万円/月)、ここから月額維持費4.1万円を支払うと残りは37.9万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は430万円(総支給額36万円/月、手取り28万円/月)、4.1万円を支払うと残りは23.9万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が320万円(総支給額27万円/月、手取り21万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。4.1万円を引くと残りは16.9万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代23万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり190円を基準として、-50円となる140円から、+50円となる240円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費8.6km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
140円/L
162800円
[-58130円]
-25円
165円/L
191870円
[-29060円]
-10円
180円/L
209310円
[-11620円]
190円/L220930円
[0円]
+10円
200円/L
232560円
[+11630円]
+25円
215円/L
250010円
[+29080円]
+50円
240円/L
279080円
[+58150円]

燃費8.6km/Lの221173型 Sクラス セダンで10000km走行するのに必要な燃料は1162.8L、1リットルあたり190円としたときの燃料代は220930円になります。

参考までに、Sクラス セダンの燃料タンクは90リットルですので、1162.8Lの給油回数は13回、1回あたりの燃料代は約17000円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては11630円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると29080円、50円も違ってくると58150円にもなります。

これを221173型 Sクラス セダンの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり190円の場合を494800円としたとき、140円/Lに値下がりすれば436670円(88.3%)に、240円/Lに値上がりすれば552950円(111.8%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(101100円)なり重量税(28500円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 33%
自動車重量税 1年分 28500円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 3000km分 66280円 22%
オイル交換 年1回 9500円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 3%
任意保険料 80% 81600円 27%
合計
[1万kmとの差額]
305500円
-189300円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 28%
自動車重量税 1年分 28500円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 5000km分 110470円 31%
オイル交換 年1回 9500円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 3%
任意保険料 85% 86760円 25%
合計
[1万kmとの差額]
354800円
-140000円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 25%
自動車重量税 1年分 28500円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 7000km分 154650円 38%
オイル交換 年1回 13300円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 2%
任意保険料 90% 91800円 23%
合計
[1万kmとの差額]
407800円
-87000円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料102000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて189300円安い305500円に、5000km走行では140000円安い354800円に、7000km走行では87000円安い407800円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

年間10000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 20%
自動車重量税 1年分 28500円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 10000km分 220930円 45%
オイル交換 年2回 19000円 4%
タイヤ交換 5年毎 14400円 3%
任意保険料 100% 102000円 20%
合計
[1万kmとの差額]
494800円
-
-
年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 16%
自動車重量税 1年分 28500円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 15000km分 331400円 53%
オイル交換 年3回 28500円 5%
タイヤ交換 3年毎 17280円 3%
任意保険料 110% 112200円 17%
合計
[1万kmとの差額]
627900円
+133100円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 13%
自動車重量税 1年分 28500円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 441860円 58%
オイル交換 年4回 38000円 5%
タイヤ交換 3年毎 23040円 3%
任意保険料 120% 122400円 16%
合計
[1万kmとの差額]
763800円
+269000円
-
走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
5000cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
4ドア・セダン編

Sクラス セダンの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費 9.3km/L
燃料タンク容量 90L
航続距離(カタログ燃費) 837.0km
航続距離(80%燃費) 666.0km
満タンプライス 17100円
1km走行コスト 20.43円/km
1万円でどこまで行ける? 489.5km
東京から837.0kmの範囲

JC08モード燃費が9.3km/L、燃料タンク容量90リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は837.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(8.4km/L)とすると航続距離は756.0km、80%(7.4km/L)だと666.0km、70%(6.5km/L)では585.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から90リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり190円では17100円、上で計算した航続距離を踏まえると837.0km(80%燃費時666.0km)を走行するのに17100円かかる計算です。

燃費を8.6km/Lとしたときの1km走行コストは20.43円、10万km走行したときの燃料代は204.3万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら20.4万円/年、7年10万kmなら29.2万円/年、5年10万kmなら40.9万円/年、3年10万kmなら68.1万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば489.5km(往復なら片道244.7km)、カタログ値の80%なら391.6km(片道195.8km)離れたところまで行くことができます。

Sクラス セダンのカタログデータから見えてくる要素

M278型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
1800回転時の馬力 179PS
3500回転時の馬力 349PS
5250回転時の馬力 435PS
各回転域でのトルク
1800回転時のトルク 71.4kgm
3500回転時のトルク 71.4kgm
5250回転時のトルク 59.4kgm
M278型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM278型4663cc、V型8気筒のツインターボエンジンは5250回転時に最高出力435馬力を、1800-3500回転時に最大トルク71.4kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1800rpmから最高出力が発生する5250rpmまで」の3450rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は65.7%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
5000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
5000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ4.828kg/PS(2100kg/435PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ4.828kg/PS
車体+1人4.954kg/PS
車体+5人5.460kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg4.966kg/PS
車体+70kg4.989kg/PS
車体+80kg5.011kg/PS
車体+90kg5.034kg/PS
車体+100kg5.057kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは4.954kg/PS(2155kg/435PS)となり、数値としては0.126kg、比率にすると2.6%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは5.460kg/PS(2375kg/435PS)となり、数値としては0.632kg、比率にすると13.1%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

221173 Sクラス セダンのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ4.954kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
Sクラス セダン
4.954kg/PS
435PS・4.7L-TT
車体のみPWR 4.828
2155kg
+2.6%

車種詳細
WRX STI
4.984kg/PS
308PS・2.0L-TB
車体のみPWR 4.805
1535kg
+3.7%

車種詳細
シルビア
5.180kg/PS
250PS・2.0L-TB
車体のみPWR 4.960
1295kg
+4.4%

車種詳細
インプレッサ R205
4.766kg/PS
320PS・2.0L-TB
車体のみPWR 4.594
1525kg
+3.7%

車種詳細
GRヤリス
4.798kg/PS
272PS・1.7L-TB
車体のみPWR 4.596
1305kg
+4.4%

車種詳細
マークX GRMN
5.000kg/PS
321PS・3.5L-NA
車体のみPWR 4.829
1605kg
+3.5%


4.706kg/PSから5.202kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スバルの5人乗りセダン・VAB型 WRX STI、日産の4人乗りクーペ・S15型 シルビア、スバルの5人乗りハッチバック・GRB型 インプレッサ R205、トヨタの4人乗りハッチバック・GXPA16型 GRヤリス、トヨタの5人乗りセダン・GRX133型 マークX GRMNという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

221173型 Sクラス セダン [S550 Blue-Efficiency Long W221]のライバル車種|4.954kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は207.1PS/tとなっています。


Sクラス セダンがバイクと競争するなら…?


車種詳細
エリミネーター250SE|248cc
4.950kg/PS
198kg/40.0PS/2.40kgm
[車体のみPWR:3.575]
2011/11

-
Sクラス セダン|4663cc
4.954kg/PS
2155kg/435PS/71.4kgm
[車体のみPWR:4.828]

車種詳細
ゼファーX|399cc
4.962kg/PS
263kg/53.0PS/3.60kgm
[車体のみPWR:3.925]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではSクラス セダンとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

EL250A エリミネーター250SEと競争してみる

まずSクラス セダンより少しPWRが低いバイクとして、カワサキのエリミネーター250SEが挙げられます。PWRの4.950kg/PSは車両重量143kgにライダーの体重55kgを加えた198kgを、最高出力40.0PSで割ったものです。

ZR400C ゼファーXと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、カワサキのゼファーXが挙げられます。PWRの4.962kg/PSは車両重量208kg+55kgの263kgを、最高出力53.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.972
平均ピストンスピード 15.05m/s
トルクウェイトレシオ 29.41kg/kgm
1馬力あたりのお値段 35287円
排気量1Lあたり馬力 93.29PS/L
排気量1Lあたりトルク 15.31kgm/L
1気筒あたりの馬力 54.4PS
1気筒あたりのトルク 8.9kgm
パワーバンド比率 65.7%
燃費×馬力 3762.8pt
各種ランキング
セダンのPWR
4.5~5.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは29.41kg/kgm(2100kg/71.4kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が15350000円、最高出力が435馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は35287円、逆に1万円あたりでは0.28馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は214986円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
5000cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は93.29PS/L、トルクは15.31kgm/L、1気筒あたりの馬力は54.4馬力、トルクは8.9kgmとなり、このエンジンが435馬力を5250回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.05m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が86.0mmであるM278型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6980回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.972になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、小回りよりも真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が8.65km/L、最高出力が435PSであるこの車の獲得ポイントは3762.8ptになります。
戯れに車両重量2100kgを100kg単位にした21.0で割ってみたところ、その数値は179.18ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



Sクラス セダンでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.830m
期待される荷室の幅 1.470m
対角線の長さ 2.347m
期待される荷室の面積 2.690m²

縦方向の長さが1.830m(対角線では2.347m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。

これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

車中泊にあると嬉しいアイテム

純正装着タイヤの255/45R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 255/45R18 | 直径 687mm

-20mm
幅235mm
-10mm
幅245mm
変更なし
幅255mm
+10mm
幅265mm
+20mm
幅275mm
40 235/40R18
37.6km/h
径 645mm
差 -42mm
245/40R18
38.0km/h
径 653mm
差 -34mm
255/40R18
38.5km/h
径 661mm
差 -26mm
265/40R18
39.0km/h
径 669mm
差 -18mm
275/40R18
39.4km/h
径 677mm
差 -10mm
45 235/45R18
39.0km/h
径 669mm
差 -18mm
245/45R18
39.5km/h
径 678mm
差 -9mm
255/45R18
40.0km/h
687mm
0mm
265/45R18
40.5km/h
径 696mm
差 +9mm
275/45R18
41.0km/h
径 705mm
差 +18mm
50 235/50R18
40.3km/h
径 692mm
差 +5mm
245/50R18
40.9km/h
径 702mm
差 +15mm
255/50R18
41.5km/h
径 712mm
差 +25mm
265/50R18
42.0km/h
径 722mm
差 +35mm
275/50R18
42.6km/h
径 732mm
差 +45mm
55 235/55R18
41.7km/h
径 716mm
差 +29mm
245/55R18
42.3km/h
径 727mm
差 +40mm
255/55R18
43.0km/h
径 738mm
差 +51mm
265/55R18
43.6km/h
径 749mm
差 +62mm
275/55R18
44.3km/h
径 760mm
差 +73mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、235/45R18 、245/40R18、245/45R18 、255/40R18 、265/40R18 、275/40R18あたりのタイヤがおすすめです。

255/45R18のタイヤ幅を235mmから285mmまで、扁平率を30%から60%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを18インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが255/45R18のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】255/45R18のタイヤ銘柄と通販価格

221173型 Sクラス セダン 4.7L-TT FR/7ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.78㎏/PS4.83㎏/PS63.5ptA
最高回転数5881rpm5250rpm42.2ptD
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
103.35PS/L93.29PS/L46.4ptC
1リットル
換算トルク
15.98㎏m/L15.31㎏m/L47.9ptC
WB/TR比1.7731.97229.7ptF
ワイド&
ロー指数
0.8940.79457.2ptB
前面の面積2.631m22.777m245.9ptD
最低地上高154.5mm-43.7ptD
スポーツ性能部門の得点442.5pt
総合評価D

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費335944円494800円35.9ptE
JC08燃費17.7km/L9.3km/L36.8ptE
100km/h
回転数
2490rpm-43.4ptD
航続距離643.9km778.4km57.8ptB
車の大きさ11.466m314.523m337.9ptE
車内の広さ3430.7L-46.6ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.7L-44.2ptD
車内床面積2.793m2-46.0ptC
最小回転
半径
5.17m6.0m33.1ptE
ユーティリティ部門の得点433.4pt
総合評価E

※JC08燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10697車種中 RANK
運動性能 442.5pt 9458位 D
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 433.4pt 10109位 E
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 875.9pt 10226位 E
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は442.5点で全10697車種中の9458位、ユーティリティ部門は433.4点で10109位、総合得点は875.9点で10226位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した221173型 Sクラス セダン(FR/7AT) の各種スペックを、セダン4500cc-6000ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

Sクラス セダンの歴代モデル

7代目 223033型 Sクラス セダン
223033 Sクラス セダンは2021/01に登場した7代目モデル。参考車両の「S400d 4matic W223」は全長5180mm、全幅1920mm、全高1505mmの車体に、330PS/71.4kgmを発生するOM656型2924ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

6代目 222104型 Sクラス セダン
222104 Sクラス セダンは2013/10に登場した6代目モデル。参考車両の「S300h Long W222」は全長5250mm、全幅1900mm、全高1495mmの車体に、204PS/50.9kgmを発生するOM651型2142ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

5代目 221179型 Sクラス セダン AMG
221179 Sクラス セダン AMGは2005/10に登場した5代目モデル。参考車両の「S65 AMG Long W221」は全長5260mm、全幅1870mm、全高1485mmの車体に、629PS/102.0kgmを発生する275M60型5980ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

4代目 220074型 Sクラス
220074 Sクラスは1999/08に登場した4代目モデル。参考車両の「S55 W220」は全長5045mm、全幅1855mm、全高1445mmの車体に、360PS/54.0kgmを発生する11386型5438ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

3代目 W140型 Sクラス セダン
W140 Sクラス セダンは1993/10に登場した3代目モデル。参考車両の「S500-6.0 W140」は全長5120mm、全幅1910mm、全高1490mmの車体に、380PS/59.1kgmを発生する119970型5956ccエンジンを搭載した4人乗りセダン。

2代目 W126型 Sクラス クーペ
W126 Sクラス クーペは1989/04に登場した2代目モデル。参考車両の「560SEC 6.0-4V W126」は全長4935mm、全幅1850mm、全高1320mmの車体に、360PS/55.9kgmを発生する119970型5956ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。


人気があるセダンの車種比較


EC5A ギャラン VR-4 2000 vs CT9A ランサー Evolution VII GSR 2001 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、6代目 ランサー Evolution VII GSR(2001年式 CT9A・4WD/5MT・2.0L+ターボ・280PS/39.0kgm・5人乗り)を比較。

ZN6 86 ハチロク 2016 vs SXE10 アルテッツァ RS200 2004 性能比較
初代 86 ハチロク G(2016年式 ZN6・FR/6MT・2.0L・207PS/21.6kgm・4人乗り)と、初代 アルテッツァ RS200(2004年式 SXE10・FR/6MT・2.0L・210PS/22.0kgm・5人乗り)を比較。

GE8P クロノス V6 1993 vs CB6A ランサー V6 1994 性能比較
初代 クロノス 18VL(1993年式 GE8P・FF/5MT・1.9L・140PS/16.0kgm・5人乗り)と、4代目 ランサー MX-Saloon V6(1994年式 CB6A・FF/5MT・1.6L・140PS/15.0kgm・5人乗り)を比較。

VBH WRX S4 2021 vs VAG WRX S4 2014 新旧比較
2代目 WRX S4 GT-H(2021年式 VBH・4WD/CVT・2.4L+ターボ・275PS/38.2kgm・5人乗り)と、初代 WRX S4 2.0GT EyeSight(2014年式 VAG・4WD/CVT・2.0L+ターボ・300PS/40.8kgm・5人乗り)を比較。

AUCJXF ゴルフR 2017 vs VAB WRX STI RA-R 2018 性能比較
7代目 ゴルフR(2017年式 AUCJXF・4WD/6MT・2.0L+ターボ・310PS/38.7kgm・5人乗り)と、初代 WRX STI type RA-R(2018年式 VAB・4WD/6MT・2.0L+ターボ・329PS/44.1kgm・5人乗り)を比較。

EC5A ギャラン VR-4 2000 vs EC5W レグナム VR-4 2000 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、初代 レグナム VR-4 VR-4 type-S(2000年式 EC5W・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)を比較。

GXE10 アルテッツァ AS200 vs HR34 スカイライン セダン GT 性能比較
初代 アルテッツァ AS200(2004年式 GXE10・FR/6MT・2.0L・160PS/20.4kgm・5人乗り)と、10代目 スカイライン セダン GT(2000年式 HR34・FR/5MT・2.0L・155PS/19.0kgm・5人乗り)を比較。

BL3FW マツダスピード アクセラ 2009 vs FD2 シビック タイプR 2008 性能比較
2代目 マツダスピード アクセラ(2009年式 BL3FW・FF/6MT・2.3L+ターボ・264PS/38.7kgm・5人乗り)と、8代目 シビック タイプR type-R(2008年式 FD2・FF/6MT・2.0L・225PS/21.9kgm・4人乗り)を比較。