460239 ゲレンデヴァーゲンの性能と維持費 4WD/4AT 679万円

このページでは、メルセデスベンツの5ドア・7人乗りSUV、初代のE-460239型ゲレンデヴァーゲン 230GE-Long W460【1989/10モデル・120PS/19.6kgm・PT4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

460239 ゲレンデヴァーゲン
販売期間:1979 - 1990/12

画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿:2011/12/21|更新:2019/09/26

ボディサイズが全長4560mm×全幅1775mm×全高1970mm、排気量は2297ccであることから、大雑把に分類すると2.3リットルクラス(2300cc、自動車税は2.5L以下を適用)に属し、全長、全高は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)やちょっとした高級車に良くあるパターンです。
参考:100PS~150PSの自動車 一覧

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4560mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


460239型 ゲレンデヴァーゲン [2297cc/120PS PT4WD/4AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代ゲレンデヴァーゲンの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1989/10
460238型
[230GE W460]
2.3L-NA・4WD/4AT・622.0万円
120PS・19.6kgm・-
120PS
19.6kgm
-
ゲレンデヴァーゲンの新型モデル
2代目 W463型Gクラス AMG
W463型Gクラス AMGは1994/12に登場した2代目モデル。参考車両の「G65 AMG W463」は全長4575mm、全幅1860mm、全高1950mmの車体に、612PS/102.0kgmを発生するM279型5980ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー メルセデスベンツ
車名&
グレード
ゲレンデヴァーゲン
230GE-Long W460
その他 プレディカート 230GE ロング
お値段 6790000円
車両型式 E-460239
駆動方式
変速機
パートタイム4WD・四輪駆動(AWD)
4速AT・4速オートマ車
ドア/定員 5ドア/7名乗車
車体寸法 長4560×幅1775×高1970mm
軸距&
輪距
2850mm
前1495mm/後1480mm
最小半径 5.7m
タイヤ 前輪:255/75R15
後輪:255/75R15
ブレーキ 前:ディスク
後:ドラム
車両重量 2130kg
エンジン諸元
原動機型式 M102
気筒配列 直列4気筒
排気量2297cc
圧縮比9.0
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 120PS[88kW]/5100rpm
最大トルク 19.6kgm[192Nm]/4000rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
M102型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税51700円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税31500円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額6000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1989/10モデルのゲレンデヴァーゲンを35年落ちの中古で149.4万円にて購入し、頭金なしで3年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    ゲレンデヴァーゲンの1989/10モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である135.8万円に諸経費として13.6万円を足した149.4万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1989年式を35年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2500cc以下 13年経過 51700円
自動車重量税(1年分) 2.5トン以下 18年経過 31500円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
燃料代(年間1万km) 10000km÷6.2km/L×185円/L 298390円
オイル交換(5000km毎) 1回5000円×2回 10000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料(月額6000円) 月額6000円×12ヶ月 72000円
ローン完済後の年間維持費 480500円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額41490円×12ヶ月 497880円
ローン返済中の年間維持費 978300円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 83700円
名目 金額
自動車税(1年分) 51700円
自動車重量税(1年分) 31500円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
298390円
(208870円)
(149200円)
(89520円)
オイル交換(5000km毎) 10000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 8000円
任意保険料(月額6000円) 72000円
ローン完済後の年間維持費 480500円
名目 金額
車のローン額(1年分) 497880円
ローン返済中の年間維持費 978300円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
83700円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「2500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は51700円、「2.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は31500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした83700円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

このあたりのクラスから理想と現実の違い、つまり「乗りたい車」と「乗ることができる車」は違うことを思い知らされます。うっかり手を出せば「いっ…維持費が高すぎて息ができん!フーッ!フーッ!」と目を白黒させることになりかねません。

さて、ゲレンデヴァーゲン【230GE-Long W460】の場合、維持費の月額は40100円になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。

ゲレンデヴァーゲンの維持費は高い?安い?

「ゲレンデヴァーゲンの年間維持費は480500円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「2500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてゲレンデヴァーゲンの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いカムリ216500円-264000円
トライトン276340円-204160円
LM307000円-173500円
RS Q3 スポーツバック345100円-135400円
基準2500ccクラス平均354400円-126100円
キャラバン ワゴン367700円-112800円
インプレッサ WRX387800円-92700円
キャラバン コーチ419800円-60700円
ゲレンデヴァーゲンの維持費480500円
高い5シリーズ セダン480900円+400円

ゲレンデヴァーゲンの年間維持費を、2500ccクラスで最も維持費が安いカムリと比較して264000円高く、最も高い5シリーズ セダンと比較して400円安く、2500ccクラスの平均維持費との比較では126100円高くなっています。

最低額のカムリと最高額の5シリーズ セダンは極端な例としても、2500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、ゲレンデヴァーゲンの維持費は ものすごく高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 2500ccクラスの車 ランキング

ゲレンデヴァーゲンを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%620万円52万円40万円
15%420万円35万円27万円
20%310万円26万円20万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は620万円(総支給額52万円/月、手取り40万円/月)、ここから月額維持費4.0万円を支払うと残りは36.0万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は420万円(総支給額35万円/月、手取り27万円/月)、4.0万円を支払うと残りは23.0万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が310万円(総支給額26万円/月、手取り20万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。4.0万円を引くと残りは16.0万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代30万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり185円を基準として、-50円となる135円から、+50円となる235円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費6.2km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
135円/L
217760円
[-80630円]
-25円
160円/L
258080円
[-40310円]
-10円
175円/L
282280円
[-16110円]
185円/L298390円
[0円]
+10円
195円/L
314540円
[+16150円]
+25円
210円/L
338730円
[+40340円]
+50円
235円/L
379060円
[+80670円]

燃費6.2km/Lの460239型 ゲレンデヴァーゲンで10000km走行するのに必要な燃料は1613L、1リットルあたり185円としたときの燃料代は298390円になります。

参考までに、ゲレンデヴァーゲンの燃料タンクは81リットルですので、1613Lの給油回数は20回、1回あたりの燃料代は約14920円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては16150円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると40340円、50円も違ってくると80670円にもなります。

これを460239型 ゲレンデヴァーゲンの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり185円の場合を480500円としたとき、135円/Lに値下がりすれば399870円(83.2%)に、235円/Lに値上がりすれば561170円(116.8%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(51700円)なり重量税(31500円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 21%
自動車重量税 1年分 31500円 13%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 3000km分 89520円 36%
オイル交換 年1回 5000円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 2%
任意保険料 80% 57600円 22%
合計
[1万kmとの差額]
249500円
-231000円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 17%
自動車重量税 1年分 31500円 10%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 5000km分 149200円 48%
オイル交換 年1回 5000円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 2%
任意保険料 85% 61200円 18%
合計
[1万kmとの差額]
312800円
-167700円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 14%
自動車重量税 1年分 31500円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 7000km分 208870円 55%
オイル交換 年1回 7000円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 1%
任意保険料 90% 64800円 18%
合計
[1万kmとの差額]
378100円
-102400円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料72000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて231000円安い249500円に、5000km走行では167700円安い312800円に、7000km走行では102400円安い378100円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 8%
自動車重量税 1年分 31500円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 15000km分 447590円 68%
オイル交換 年3回 30000円 5%
タイヤ交換 2.7年毎 12000円 2%
任意保険料 100% 72000円 11%
合計
[1万kmとの差額]
653700円
+173200円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 6%
自動車重量税 1年分 31500円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 596780円 73%
オイル交換 年4回 40000円 5%
タイヤ交換 2年毎 16000円 2%
任意保険料 100% 72000円 9%
合計
[1万kmとの差額]
816900円
+336400円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
2500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
7人乗りSUV・RV編

ゲレンデヴァーゲンの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 6.2km/L
燃料タンク容量 81L
航続距離(カタログ燃費) 502.2km
航続距離(80%燃費) 405.0km
満タンプライス 14985円
1km走行コスト 29.84円
1万円でどこまで行ける? km

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので6.2km/Lを仮の燃費とすると、、燃料タンク容量81リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は502.2kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(5.6km/L)とすると航続距離は453.6km、80%(5.0km/L)だと405.0km、70%(4.3km/L)では348.3kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から81リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり185円では14985円、上で計算した航続距離を踏まえると502.2km(80%燃費時405.0km)を走行するのに14985円かかる計算です。

燃費を6.2km/Lとしたときの1km走行コストは29.84円、10万km走行したときの燃料代は万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら万円/年、7年10万kmなら万円/年、5年10万kmなら万円/年、3年10万kmなら万円/年となります。


カタログデータから見えてくる要素

M102型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
4000回転時の馬力 109PS
5100回転時の馬力 120PS
各回転域でのトルク
4000回転時のトルク 19.6kgm
5100回転時のトルク 16.9kgm
M102型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM102型2297cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは5100回転時に最高出力120馬力を、4000回転時に最大トルク19.6kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4000rpmから最高出力が発生する5100rpmまで」の1100rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は21.6%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ17.750kg/PS(2130kg/120PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ17.750kg/PS
車体+1人18.208kg/PS
車体+7人20.958kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg18.250kg/PS
車体+70kg18.333kg/PS
車体+80kg18.417kg/PS
車体+90kg18.500kg/PS
車体+100kg18.583kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは18.208kg/PS(2185kg/120PS)となり、数値としては0.458kg、比率にすると2.6%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの7人が搭乗した場合、車両重量に385kgがプラスされてパワーウェイトレシオは20.958kg/PS(2515kg/120PS)となり、数値としては3.208kg、比率にすると18.1%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

460239 ゲレンデヴァーゲンのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
1989/10

-
ゲレンデヴァーゲン
18.208kg/PS
2185kg/120PS|2.3L-NA
[車体のみPWR:17.750]
2013/03

車種詳細
スペーシア
18.365kg/PS
955kg/52PS|0.7L-NA
車体のみPWR:17.308
2016/08

車種詳細
ピクシス ジョイ
18.173kg/PS
945kg/52PS|0.7L-NA
車体のみPWR:17.115
2010/08

車種詳細
ルークス ハイウェイスター
18.241kg/PS
985kg/54PS|0.7L-NA
車体のみPWR:17.222
2010/08

車種詳細
トッポ
18.100kg/PS
905kg/50PS|0.7L-NA
車体のみPWR:17.000
1997/12

車種詳細
パジェロ ミニ
18.365kg/PS
955kg/52PS|0.7L-NA
車体のみPWR:17.308

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ18.208kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

18.026kg/PSから18.390kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの4人乗り軽ミニバン「MK32S型 スペーシア」、トヨタの4人乗り軽SUV「LA260A型 ピクシス ジョイ」、日産の4人乗り軽ミニバン「ML21S型 ルークス ハイウェイスター」、三菱の4人乗り軽ミニバン「H82A型 トッポ」、三菱の4人乗り軽SUV「H56A型 パジェロ ミニ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

460239型 ゲレンデヴァーゲン [230GE-Long W460]のライバル車種|18.208kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は56.3PS/tとなっています。


ゲレンデヴァーゲンがバイクと競争するなら…?


車種詳細
YBR125|124cc
18.100kg/PS
181kg/10.0PS/1.00kgm
[車体のみPWR:12.600]
1989/10

-
ゲレンデヴァーゲン|2297cc
18.208kg/PS
2185kg/120PS/19.6kgm
[車体のみPWR:17.750]

車種詳細
ジョグ|49cc
18.382kg/PS
125kg/6.8PS/0.72kgm
[車体のみPWR:10.294]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではゲレンデヴァーゲンとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

RE052 YBR125と競争してみる

まずゲレンデヴァーゲンより少しPWRが低いバイクとして、ヤマハのYBR125が挙げられます。PWRの18.100kg/PSは車両重量126kgにライダーの体重55kgを加えた181kgを、最高出力10.0PSで割ったものです。

SA01J ジョグと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのジョグが挙げられます。PWRの18.382kg/PSは車両重量70kg+55kgの125kgを、最高出力6.8PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.915
平均ピストンスピード 13.63m/s
トルクウェイトレシオ 108.67kg/kgm
1馬力あたりのお値段 56583円
排気量1Lあたり馬力 52.24PS/L
排気量1Lあたりトルク 8.53kgm/L
1気筒あたりの馬力 30.0PS
1気筒あたりのトルク 4.9kgm
パワーバンド比率 21.6%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
2.0~2.5LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは108.67kg/kgm(2130kg/19.6kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が6790000円、最高出力が120馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は56583円、逆に1万円あたりでは0.18馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は346429円、1万円あたりでは0.03kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
2500cc以下の車編
7人乗りSUV編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は52.24PS/L、トルクは8.53kgm/L、1気筒あたりの馬力は30.0馬力、トルクは4.9kgmとなり、このエンジンが120馬力を5100回転で発生させているときの平均ピストンスピードは13.63m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が80.2mmであるM102型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7480回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.915になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


ゲレンデヴァーゲンでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.596m
期待される荷室の幅 1.375m
対角線の長さ 2.107m
期待される荷室の面積 2.195m²

縦方向の長さが1.596m(対角線では2.107m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。

車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム

純正装着タイヤの255/75R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 255/75R15 | 直径 764mm

-20mm
幅235mm
-10mm
幅245mm
変更なし
幅255mm
+10mm
幅265mm
+20mm
幅275mm
-5%
70
扁平
235/70R15
37.2km/h
直径710mm
径差-54mm
245/70R15
37.9km/h
直径724mm
径差-40mm
255/70R15
38.6km/h
直径738mm
径差-26mm
265/70R15
39.4km/h
直径752mm
径差-12mm
275/70R15
40.1km/h
直径766mm
径差+2mm
0%
75
扁平
235/75R15
38.4km/h
直径734mm
径差-30mm
245/75R15
39.2km/h
直径749mm
径差-15mm
255/75R15
40.0km/h
764mm
0mm
265/75R15
40.8km/h
直径779mm
径差+15mm
275/75R15
41.6km/h
直径794mm
径差+30mm
+5%
80
扁平
235/80R15
39.6km/h
直径757mm
径差-7mm
245/80R15
40.5km/h
直径773mm
径差+9mm
255/80R15
41.3km/h
直径789mm
径差+25mm
265/80R15
42.1km/h
直径805mm
径差+41mm
275/80R15
43.0km/h
直径821mm
径差+57mm
+10%
85
扁平
235/85R15
40.9km/h
直径781mm
径差+17mm
245/85R15
41.8km/h
直径798mm
径差+34mm
255/85R15
42.7km/h
直径815mm
径差+51mm
265/85R15
43.6km/h
直径832mm
径差+68mm
275/85R15
44.5km/h
直径849mm
径差+85mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、235/75R15、235/80R15 、245/75R15 、255/70R15 、265/70R15 あたりのタイヤがおすすめです。

255/75R15のタイヤ幅を235mmから285mmまで、扁平率を60%から90%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが255/75R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】255/75R15のタイヤ銘柄と通販価格

460239型ゲレンデヴァーゲン[2.3L-NA PT4WD/4AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト17.750kg/ps28.16
1速ギヤ加速性能-39.90
1L換算馬力52.24ps/L33.56
1L換算トルク8.53kgm/L38.54
WB/TR比1.91535.36
ワイド&ロー指数1.11034.24
前面の面積3.497m²25.64
最低地上高-43.72
スポーツ性能部門の得点279.12

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費-41.40
年間維持費480500円35.90
100kmh回転数-43.42
航続距離-26.05
車の大きさ15.945m³67.79
室内の広さ(仮) 2.891m³44.99
最小回転半径5.7m39.18
馬力単価56583円3.95
ユーティリティ部門の得点302.68

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 460239型ゲレンデヴァーゲン[2.3L-NA PT4WD/4AT] の総合得点は 581.80 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した460239型ゲレンデヴァーゲン(PT4WD/4AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての7人乗SUV」、「2500ccの7人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

ゲレンデヴァーゲンの歴代モデル

2代目 463234型 Gクラス
463234 Gクラスは1994/12に登場した2代目モデル。参考車両の「G550 W463」は全長4575mm、全幅1860mm、全高1970mmの車体に、421PS/62.2kgmを発生するM176型3982ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

初代 460238型 ゲレンデヴァーゲン
460238 ゲレンデヴァーゲンは1979に登場した初代モデル。参考車両の「230GE W460」は全長4110mm、全幅1775mm、全高1960mmの車体に、120PS/19.6kgmを発生するM102型2297ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。