124034 Eクラス 性能と維持費 FR/4AT 5人 870万円 1993年式

このページでは、メルセデスベンツの4ドア・5人乗りセダン、初代のE-124034型Eクラス E400 W124【1993/10モデル・285PS/42.0kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

124034 Eクラス
販売期間:1993/10 - 1995/10

画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4740mm×全幅1740mm×全高1445mm、排気量は4195ccであることから、大雑把に分類すると4.2リットルクラス(4200cc、自動車税は4.5L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:250PS~300PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4740mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

124034型 Eクラス [4195cc/285PS FR/4AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代Eクラスの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1993/10
124032型
[E320 W124]
3.2L-NA・FR/4AT・710.0万円
225PS・32.3kgm・6.5km/L
225PS
32.3kgm
6.5km/L
1993/10
124028型
[E280 W124]
2.8L-NA・FR/4AT・650.0万円
200PS・28.2kgm・6.9km/L
200PS
28.2kgm
6.9km/L
1993/10
124036型
[E500 W124]
5.0L-NA・FR/4AT・1300.0万円
325PS・49.0kgm・6.2km/L
325PS
49.0kgm
6.2km/L
初代 Eクラス 型式一覧 W124/S124/C124/A124系まとめ【全18車種】
Eクラスの新型モデル
2代目 E55型Eクラス
E55型Eクラスは1995/10に登場した2代目モデル。参考車両の「E55 AMG W210」は全長4820mm、全幅1800mm、全高1415mmの車体に、353PS/54.0kgmを発生する113M55型5438ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー メルセデスベンツ
車名&
グレード
Eクラス
E400 W124
その他 -
お値段 8700000円
車両型式 E-124034
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
4速AT・4速オートマ車
ドア/定員 4ドア/5名乗車
車体寸法 長4740×幅1740×高1445mm
軸距&
輪距
2800mm
前1495mm/後1490mm
最小半径 5.5m
タイヤ 前輪:195/65R15
後輪:195/65R15
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1650kg
エンジン諸元
原動機型式 M1195
気筒配列 V型8気筒
排気量4195cc
圧縮比11.0
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 285PS[209kW]/5700rpm
最大トルク 42.0kgm[412Nm]/3900rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費 6.1km/L(14.3mpg)
100km燃費 16.4L/100km
M1195型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中?大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税87900円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税25200円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額8000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1993/10モデルのEクラスを32年落ちの中古で191.4万円にて購入し、頭金なしで4年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    Eクラスの1993/10モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である174万円に諸経費として17.4万円を足した191.4万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1993年式を32年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 4500cc以下 13年経過 87900円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 18年経過 25200円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万km
10000km÷5.5km/L×195円/L 354550円
オイル交換
5000km毎
1回7000円×2回 14000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料
月額8000円
月額8000円×12ヶ月 96000円
ローン完済後の年間維持費 594500円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額39880円×12ヶ月 478560円
ローン返済中の年間維持費 1073100円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 71100円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「4500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は87900円、「2.0トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は25200円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに7000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額8000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は95%を、赤文字の10・15モード燃費は90%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした71100円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

天に見放されし生粋のド貧民には考えも及ばぬ世界です。金額を見ただけで気が遠くなります。その維持費は月額でさえ49600円(ローン完済前は89500円)にもなる車を所有する、どうやって…?食うものも食わず、着るものも着ず…?いやあ、そこまでやってもまだまだ、さらに限界まで節制に節制を極めたとしても、それでもなお手の届かぬ未知の領域です。

天に魅入られし大富豪でもなければ、お給金の大半をEクラスに吸い取られ泣くハメになりそうですが、ということはつまり、この車のステータス性は抜群であると言えます。

Eクラスの維持費は高い?安い?

「Eクラスの年間維持費は594500円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「4500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてEクラスの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いクイックデリバリー200359780円-234720円
7シリーズ444500円-150000円
セルシオ494000円-100500円
ソアラ510300円-84200円
基準4500ccクラス平均541300円-53200円
RS4 セダン548000円-46500円
ランドクルーザー80594000円-500円
Eクラスの維持費594500円
プレジデント621400円+26900円
高いサファリ697900円+103400円

Eクラスの年間維持費を、4500ccクラスで最も維持費が安いクイックデリバリー200と比較して234720円高く、最も高いサファリと比較して103400円安く、4500ccクラスの平均維持費との比較では53200円高くなっています。

最低額のクイックデリバリー200と最高額のサファリは極端な例としても、4500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、Eクラスの維持費は まあまあ高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 4500ccクラスの車 ランキング

Eクラスを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%770万円65万円50万円
15%520万円44万円34万円
20%390万円33万円26万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は770万円(総支給額65万円/月、手取り50万円/月)、ここから月額維持費5.0万円を支払うと残りは45.0万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は520万円(総支給額44万円/月、手取り34万円/月)、5.0万円を支払うと残りは29.0万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が390万円(総支給額33万円/月、手取り26万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。5.0万円を引くと残りは21.0万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代36万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費5.5km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
145円/L
263640円
[-90910円]
-25円
170円/L
309100円
[-45450円]
-10円
185円/L
336370円
[-18180円]
195円/L354550円
[0円]
+10円
205円/L
372740円
[+18190円]
+25円
220円/L
400010円
[+45460円]
+50円
245円/L
445460円
[+90910円]

燃費5.5km/Lの124034型 Eクラスで10000km走行するのに必要な燃料は1818.2L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は354550円になります。

参考までに、Eクラスの燃料タンクは70リットルですので、1818.2Lの給油回数は26回、1回あたりの燃料代は約13640円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては18190円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると45460円、50円も違ってくると90910円にもなります。

これを124034型 Eクラスの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を594500円としたとき、145円/Lに値下がりすれば503590円(84.7%)に、245円/Lに値上がりすれば685410円(115.3%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(87900円)なり重量税(25200円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 87900円 28%
自動車重量税 1年分 25200円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 3000km分 106370円 34%
オイル交換 年1回 7000円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 2%
任意保険料 80% 76800円 23%
合計
[1万kmとの差額]
317500円
-277000円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 87900円 22%
自動車重量税 1年分 25200円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 5000km分 177280円 45%
オイル交換 年1回 7000円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 1%
任意保険料 85% 81600円 22%
合計
[1万kmとの差額]
393200円
-201300円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 87900円 19%
自動車重量税 1年分 25200円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 7000km分 248190円 53%
オイル交換 年1回 9800円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 1%
任意保険料 90% 86400円 18%
合計
[1万kmとの差額]
471700円
-122800円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料96000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて277000円安い317500円に、5000km走行では201300円安い393200円に、7000km走行では122800円安い471700円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 87900円 11%
自動車重量税 1年分 25200円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 15000km分 531830円 66%
オイル交換 年3回 42000円 5%
タイヤ交換 2.7年毎 12000円 1%
任意保険料 100% 96000円 13%
合計
[1万kmとの差額]
803800円
+209300円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 87900円 9%
自動車重量税 1年分 25200円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 709100円 71%
オイル交換 年4回 56000円 6%
タイヤ交換 2年毎 16000円 2%
任意保険料 100% 96000円 8%
合計
[1万kmとの差額]
999100円
+404600円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
4500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
4ドア・セダン編

Eクラスの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 6.1km/L
燃料タンク容量 70L
航続距離(カタログ燃費) 427.0km
航続距離(80%燃費) 343.0km
満タンプライス 13650円
1km走行コスト 31.97円
1万円でどこまで行ける? 312.8km

10・15モード燃費が6.1km/L、燃料タンク容量70リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は427.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(5.5km/L)とすると航続距離は385.0km、80%(4.9km/L)だと343.0km、70%(4.3km/L)では301.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から70リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では13650円、上で計算した航続距離を踏まえると427.0km(80%燃費時343.0km)を走行するのに13650円かかる計算です。

燃費を5.5km/Lとしたときの1km走行コストは31.97円、10万km走行したときの燃料代は319.7万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら32.0万円/年、7年10万kmなら45.7万円/年、5年10万kmなら63.9万円/年、3年10万kmなら106.6万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば312.8km(往復なら片道156.4km)、カタログ値の80%なら250.3km(片道125.1km)離れたところまで行くことができます。

Eクラスのカタログデータから見えてくる要素

M1195型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
3900回転時の馬力 229PS
5700回転時の馬力 285PS
各回転域でのトルク
3900回転時のトルク 42.0kgm
5700回転時のトルク 35.8kgm
M1195型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM1195型4195cc、V型8気筒の自然吸気エンジンは5700回転時に最高出力285馬力を、3900回転時に最大トルク42.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3900rpmから最高出力が発生する5700rpmまで」の1800rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は31.6%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
4500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
4500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ5.789kg/PS(1650kg/285PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ5.789kg/PS
車体+1人5.982kg/PS
車体+5人6.754kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg6.000kg/PS
車体+70kg6.035kg/PS
車体+80kg6.070kg/PS
車体+90kg6.105kg/PS
車体+100kg6.140kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは5.982kg/PS(1705kg/285PS)となり、数値としては0.193kg、比率にすると3.3%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは6.754kg/PS(1925kg/285PS)となり、数値としては0.965kg、比率にすると16.7%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

124034 Eクラスのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
1993/10

-
Eクラス
5.982kg/PS
1705kg/285PS|4.2L-NA
[車体のみPWR:5.789]
2012/11

車種詳細
フォレスター
5.875kg/PS
1645kg/280PS|2.0L-TB
車体のみPWR:5.679
2005/06

車種詳細
マツダスピード アテンザ
5.938kg/PS
1615kg/272PS|2.3L-TB
車体のみPWR:5.735
1998/09

車種詳細
シビック タイプR
6.081kg/PS
1125kg/185PS|1.6L-NA
車体のみPWR:5.784
2005/12

車種詳細
セリカ
6.184kg/PS
1175kg/190PS|1.8L-NA
車体のみPWR:5.895
2009/05

車種詳細
RX-8
5.979kg/PS
1405kg/235PS|1.4L-NA
車体のみPWR:5.745

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ5.982kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

5.743kg/PSから6.221kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スバルの5人乗りSUV「SJG型 フォレスター」、マツダの5人乗りセダン「GG3P型 マツダスピード アテンザ」、ホンダの4人乗りハッチバック「EK9型 シビック タイプR」、トヨタの4人乗りクーペ「ZZT231型 セリカ」、マツダの4人乗りクーペ「SE3P型 RX-8」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

124034型 Eクラス [E400 W124]のライバル車種|5.982kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は172.7PS/tとなっています。


Eクラスがバイクと競争するなら…?


車種詳細
Ninja 250|248cc
5.973kg/PS
221kg/37.0PS/2.30kgm
[車体のみPWR:4.486]
1993/10

-
Eクラス|4195cc
5.982kg/PS
1705kg/285PS/42.0kgm
[車体のみPWR:5.789]

車種詳細
Ninja 400|399cc
6.000kg/PS
264kg/44.0PS/3.80kgm
[車体のみPWR:4.750]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではEクラスとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

EX250P Ninja 250と競争してみる

まずEクラスより少しPWRが低いバイクとして、カワサキのNinja 250が挙げられます。PWRの5.973kg/PSは車両重量166kgにライダーの体重55kgを加えた221kgを、最高出力37.0PSで割ったものです。

EX400E Ninja 400と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、カワサキのNinja 400が挙げられます。PWRの6.000kg/PSは車両重量209kg+55kgの264kgを、最高出力44.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.875
平均ピストンスピード 14.99m/s
トルクウェイトレシオ 39.29kg/kgm
1馬力あたりのお値段 30526円
排気量1Lあたり馬力 67.94PS/L
排気量1Lあたりトルク 10.01kgm/L
1気筒あたりの馬力 35.6PS
1気筒あたりのトルク 5.2kgm
パワーバンド比率 31.6%
燃費×馬力 1476.3pt
各種ランキング
セダンのPWR
4.0~4.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは39.29kg/kgm(1650kg/42.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が8700000円、最高出力が285馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は30526円、逆に1万円あたりでは0.33馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は207143円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
4500cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は67.94PS/L、トルクは10.01kgm/L、1気筒あたりの馬力は35.6馬力、トルクは5.2kgmとなり、このエンジンが285馬力を5700回転で発生させているときの平均ピストンスピードは14.99m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が78.9mmであるM1195型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7600回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.875になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が5.18km/L、最高出力が285PSであるこの車の獲得ポイントは1476.3ptになります。
戯れに車両重量1650kgを100kg単位にした16.5で割ってみたところ、その数値は89.47ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



Eクラスでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.659m
期待される荷室の幅 1.340m
対角線の長さ 2.133m
期待される荷室の面積 2.223m²

縦方向の長さが1.659m(対角線では2.133m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

車中泊にあると嬉しいアイテム

純正装着タイヤの195/65R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 195/65R15 | 直径 635mm

-20mm
幅175mm
-10mm
幅185mm
変更なし
幅195mm
+10mm
幅205mm
+20mm
幅215mm
60 175/60R15
37.2km/h
径 591mm
差 -44mm
185/60R15
38.0km/h
径 603mm
差 -32mm
195/60R15
38.7km/h
径 615mm
差 -20mm
205/60R15
39.5km/h
径 627mm
差 -8mm
215/60R15
40.3km/h
径 639mm
差 +4mm
65 175/65R15
38.4km/h
径 609mm
差 -26mm
185/65R15
39.2km/h
径 622mm
差 -13mm
195/65R15
40.0km/h
635mm
0mm
205/65R15
40.8km/h
径 648mm
差 +13mm
215/65R15
41.6km/h
径 661mm
差 +26mm
70 175/70R15
39.4km/h
径 626mm
差 -9mm
185/70R15
40.3km/h
径 640mm
差 +5mm
195/70R15
41.2km/h
径 654mm
差 +19mm
205/70R15
42.1km/h
径 668mm
差 +33mm
215/70R15
43.0km/h
径 682mm
差 +47mm
75 175/75R15
40.6km/h
径 644mm
差 +9mm
185/75R15
41.5km/h
径 659mm
差 +24mm
195/75R15
42.5km/h
径 674mm
差 +39mm
205/75R15
43.4km/h
径 689mm
差 +54mm
215/75R15
44.3km/h
径 704mm
差 +69mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、175/65R15、175/70R15 、185/60R15、185/65R15 、195/60R15 、205/60R15 あたりのタイヤがおすすめです。

195/65R15のタイヤ幅を175mmから225mmまで、扁平率を50%から80%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが195/65R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】195/65R15のタイヤ銘柄と通販価格

124034型Eクラス 4.2L-NA FR/4ATの通知表 ※調整中

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

運動性能部門 10項目
評価項目数値得点評価
PWR5.79㎏/PS60.8ptB
最高回転数5700rpm47.8ptC
1速ギヤ
加速性能
-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
-45.3ptD
1リットル
換算馬力
67.94PS/L45.9ptD
1リットル
換算トルク
10.01㎏m/L56.6ptB
WB/TR比1.87539.6ptD
ワイド&
ロー指数
0.83054.6ptB
前面の面積2.514m253.2ptC
最低地上高-43.7ptD
スポーツ性能部門の得点487.5pt
総合評価C

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・1速ギヤ最高速(加速重視)・レシオカバレッジ(加速重視)・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)については数値が小さいほど高得点。1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目数値得点評価
新車価格870.0万円36.6ptE
10-15燃費6.1km/L34.8ptE
年間維持費594500円26.9ptF
100km/h
回転数
-43.4ptD
航続距離384.3km34.7ptE
車の大きさ11.918m348.2ptC
車内の広さ-46.7ptC
1人あたり
車内広さ
-44.2ptD
車内床面積-46.4ptC
最小回転
半径
5.5m43.3ptD
ユーティリティ部門の得点405.2pt
総合評価E

※10-15燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・車内床面積(室内長×室内幅)は数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・1km走行コスト(燃料単価÷燃費)・100km/h回転数・最小回転半径・車の大きさ(全長×全幅×全高)・馬力単価(新車価格÷最高出力)は数値が小さいほど高得点。

結果発表! ※変動中
部門 全10685車種中 RANK
運動性能 487.5pt 5347位 C
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 405.2pt 10140位 E
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 892.7pt 9324位 D
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は487.5点で全10685車種中の5347位、ユーティリティ部門は405.2点で10140位、総合得点は892.7点で9324位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した124034型Eクラス(FR/4AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「4500ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

Eクラスの歴代モデル

6代目 214214型 Eクラス オールテレイン
214214 Eクラス オールテレインは2024/02に登場した6代目モデル。参考車両の「E220d 4MATIC ALLTERRAIN S214」は全長4960mm、全幅1890mm、全高1495mmの車体に、197PS/44.9kgmを発生する654M型1992ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

5代目 213042C型 Eクラス セダン
213042C Eクラス セダンは2016/07に登場した5代目モデル。参考車両の「E200 Avantgarde W213」は全長4930mm、全幅1850mm、全高1455mmの車体に、184PS/30.6kgmを発生するM274型1991ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

4代目 212201C型 Eクラス ステーションワゴン
212201C Eクラス ステーションワゴンは2010/02に登場した4代目モデル。参考車両の「E220 BlueTEC S212」は全長4910mm、全幅1855mm、全高1500mmの車体に、177PS/40.8kgmを発生するOM651型2142ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

3代目 211282型 Eクラス ステーションワゴン
211282 Eクラス ステーションワゴンは2003/08に登場した3代目モデル。参考車両の「E320 4Matic Avantgarde S211」は全長4850mm、全幅1820mm、全高1505mmの車体に、224PS/32.1kgmを発生するM112型3199ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

2代目 W210型 Eクラス
W210 Eクラスは1995/07に登場した2代目モデル。参考車両の「E320 W210」は全長4800mm、全幅1800mm、全高1425mmの車体に、220PS/32.1kgmを発生する104995型3199ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

初代 W124型 Eクラス
W124 Eクラスは1993/10に登場した初代モデル。参考車両の「E400-4.2 S3」は全長4740mm、全幅1765mm、全高1410mmの車体に、312PS/43.3kgmを発生する119975型4195ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。


人気があるセダンの車種比較


EC5A ギャラン VR-4 2000 vs EC5W レグナム VR-4 2000 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、初代 レグナム VR-4 VR-4 type-S(2000年式 EC5W・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)を比較。

EC5A ギャラン VR-4 2000 vs CT9A ランサー Evolution VII GSR 2001 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、6代目 ランサー Evolution VII GSR(2001年式 CT9A・4WD/5MT・2.0L+ターボ・280PS/39.0kgm・5人乗り)を比較。

AUCJXF ゴルフR 2017 vs VAB WRX STI RA-R 2018 性能比較
7代目 ゴルフR(2017年式 AUCJXF・4WD/6MT・2.0L+ターボ・310PS/38.7kgm・5人乗り)と、初代 WRX STI type RA-R(2018年式 VAB・4WD/6MT・2.0L+ターボ・329PS/44.1kgm・5人乗り)を比較。

VBH WRX S4 2021 vs VAG WRX S4 2014 新旧比較
2代目 WRX S4 GT-H(2021年式 VBH・4WD/CVT・2.4L+ターボ・275PS/38.2kgm・5人乗り)と、初代 WRX S4 2.0GT EyeSight(2014年式 VAG・4WD/CVT・2.0L+ターボ・300PS/40.8kgm・5人乗り)を比較。

ZN6 86 ハチロク 2016 vs SXE10 アルテッツァ RS200 2004 性能比較
初代 86 ハチロク G(2016年式 ZN6・FR/6MT・2.0L・207PS/21.6kgm・4人乗り)と、初代 アルテッツァ RS200(2004年式 SXE10・FR/6MT・2.0L・210PS/22.0kgm・5人乗り)を比較。

CZ4A ランサー Evolution X 2010 vs CT9A ランサー Evolution IX 2006 新旧比較
7代目 ランサー Evolution X RS(2010年式 CZ4A・4WD/5MT・2.0L+ターボ・300PS/43.0kgm・5人乗り)と、6代目 ランサー Evolution IX RS MR(2006年式 CT9A・4WD/5MT・2.0L+ターボ・280PS/41.5kgm・5人乗り)を比較。

GE8P クロノス V6 1993 vs CB6A ランサー V6 1994 性能比較
初代 クロノス 18VL(1993年式 GE8P・FF/5MT・1.9L・140PS/16.0kgm・5人乗り)と、4代目 ランサー MX-Saloon V6(1994年式 CB6A・FF/5MT・1.6L・140PS/15.0kgm・5人乗り)を比較。

CT9A ランサー Evolution IX 2005 vs GDB インプレッサ WRX 2006 性能比較
6代目 ランサー Evolution IX GSR(2005年式 CT9A・4WD/6MT・2.0L+ターボ・280PS/40.8kgm・5人乗り)と、2代目 インプレッサ WRX WRX STI(2006年式 GDB・4WD/6MT・2.0L+ターボ・280PS/43.0kgm・5人乗り)を比較。
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