GJ5FW アテンザ ワゴンの性能と維持費 FF/6AT 355万円 2018年式

このページでは、マツダ株式会社の5ドア・5人乗りワゴン、3代目の6BA-GJ5FW型アテンザ ワゴン 25S L-pack【2018/06モデル・190PS/25.7kgm・FF/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

GJ5FW アテンザ ワゴン
販売期間:2012/11 - 2019/07

画像はマツダ株式会社より引用
http://www.mazda.co.jp/
投稿:2018/06/17|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長4805mm×全幅1840mm×全高1480mm、排気量は2488ccであることから、大雑把に分類すると2.5リットルクラス(2500cc、自動車税は2.5L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:150PS~200PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4805mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


GJ5FW型 アテンザ ワゴン [2488cc/190PS FF/6AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

3代目アテンザ ワゴンの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2018/06
GJ2AW型
[XD]
2.2L-TB・4WD/6MT・353.2万円
190PS・45.9kgm・18.8km/L
190PS
45.9kgm
18.8km/L
2018/06
GJ2FW型
[XD]
2.2L-TB・FF/6MT・329.4万円
190PS・45.9kgm・19.6km/L
190PS
45.9kgm
19.6km/L
2018/06
GJ2FW型
[XD]
2.2L-TB・FF/6AT・324.0万円
190PS・45.9kgm・17.8km/L
190PS
45.9kgm
17.8km/L
3代目 MAZDA6 型式一覧 GJ系まとめ 2012-【全38車種】
アテンザ ワゴンの旧型モデル
2代目 GH5FW型アテンザ スポーツワゴン
GH5FW型アテンザ スポーツワゴンは2008/01に登場した2代目モデル。参考車両の「25S」は全長4765mm、全幅1795mm、全高1450mmの車体に、170PS/23.0kgmを発生するL5型2488ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー マツダ株式会社
車名&
グレード
アテンザ ワゴン
25S L-pack
その他 Lパッケージ
お値段 3542400円
車両型式 6BA-GJ5FW
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
6速AT・6速オートマ車
ドア/定員 5ドア/5名乗車
車体寸法 長4805×幅1840×高1480mm
室内寸法 長1930×幅1550×高1170mm
軸距&
輪距
2750mm
前1595mm/後1585mm
最小半径 5.5m
最低高 160mm
タイヤ 前輪:225/45R19
後輪:225/45R19
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1560kg
エンジン諸元
原動機型式 PY-RPR
気筒配列 直列4気筒
排気量2488cc
圧縮比13.0
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 190PS[140kW]/6000rpm
最大トルク 25.7kgm[252Nm]/4000rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
WLTC燃費 14.2km/L(33.4mpg)
JC08燃費 14.8km/L(34.8mpg)
100km燃費 7.0L/100km
PY-RPR型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税45000円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額6000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2018/06モデルのアテンザ ワゴンを6年落ちの中古で292.3万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    アテンザ ワゴンの2018/06モデルの場合、2024年現在では6年が経過しているため、新車価格の75%である265.68万円に諸経費として26.6万円を足した292.3万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2018年式を6年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2500cc以下 13年未満 45000円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
燃料代(年間1万km) 10000km÷14.2km/L×175円/L 123240円
オイル交換(5000km毎) 1回5000円×2回 10000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本21000円×4本÷5年 16800円
任意保険料(月額6000円) 月額6000円×12ヶ月 72000円
ローン完済後の年間維持費 292300円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額48710円×12ヶ月 584520円
ローン返済中の年間維持費 876800円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 53500円
名目 金額
自動車税(1年分) 45000円
自動車重量税(1年分) 16400円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
123240円
(86270円)
(61620円)
(36970円)
オイル交換(5000km毎) 10000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 16800円
任意保険料(月額6000円) 72000円
ローン完済後の年間維持費 292300円
名目 金額
車のローン額(1年分) 584520円
ローン返済中の年間維持費 876800円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
53500円
  • 初度登録から6年経過車の場合、「2500cc以下で13年未満」クラスの自動車税は45000円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本21000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした53500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

お財布に厚みが増した勢いで少し色気を出して愛車にステータス性を求めるなら、月換算24400円くらいの出費は覚悟しましょう。なあに大丈夫、愛車のためです。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…?」なんて呟くその姿は自慢げなようであり、しかし哀愁を帯びているようでもあり、傍からすれば対応に困ります。より維持費の安い新車を買うほどではない…ないが…考えずにもいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてきます。

アテンザ ワゴンの維持費は高い?安い?

「アテンザ ワゴンの年間維持費は292300円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「2500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてアテンザ ワゴンの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いカムリ216500円-75800円
トライトン276340円-15960円
アテンザ ワゴンの維持費292300円
LM307000円+14700円
RS Q3 スポーツバック345100円+52800円
基準2500ccクラス平均354400円+62100円
キャラバン ワゴン367700円+75400円
インプレッサ WRX387800円+95500円
キャラバン コーチ419800円+127500円
高い5シリーズ セダン480900円+188600円

アテンザ ワゴンの年間維持費を、2500ccクラスで最も維持費が安いカムリと比較して75800円高く、最も高い5シリーズ セダンと比較して188600円安く、2500ccクラスの平均維持費との比較では62100円安くなっています。

最低額のカムリと最高額の5シリーズ セダンは極端な例としても、2500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、アテンザ ワゴンの維持費は まあまあ安い! と言えそうです。

年間維持費が安い 2500ccクラスの車 ランキング

アテンザ ワゴンを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%380万円32万円25万円
15%250万円21万円17万円
20%190万円16万円13万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は380万円(総支給額32万円/月、手取り25万円/月)、ここから月額維持費2.4万円を支払うと残りは22.6万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は250万円(総支給額21万円/月、手取り17万円/月)、2.4万円を支払うと残りは14.6万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が190万円(総支給額16万円/月、手取り13万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。2.4万円を引くと残りは10.6万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代13万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり175円を基準として、-50円となる125円から、+50円となる225円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費14.2km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
125円/L
88040円
[-35200円]
-25円
150円/L
105650円
[-17590円]
-10円
165円/L
116210円
[-7030円]
175円/L123240円
[0円]
+10円
185円/L
130300円
[+7060円]
+25円
200円/L
140860円
[+17620円]
+50円
225円/L
158470円
[+35230円]

燃費14.2km/LのGJ5FW型 アテンザ ワゴンで10000km走行するのに必要な燃料は704.3L、1リットルあたり175円としたときの燃料代は123240円になります。

参考までに、アテンザ ワゴンの燃料タンクは62リットルですので、704.3Lの給油回数は12回、1回あたりの燃料代は約10270円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては7060円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると17620円、50円も違ってくると35230円にもなります。

これをGJ5FW型 アテンザ ワゴンの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり175円の場合を292300円としたとき、125円/Lに値下がりすれば257100円(88.0%)に、225円/Lに値上がりすれば327530円(112.1%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(45000円)なり重量税(16400円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45000円 25%
自動車重量税 1年分 16400円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 5%
燃料代 3000km分 36970円 20%
オイル交換 年1回 5000円 3%
タイヤ交換 6年毎 11200円 6%
任意保険料 80% 57600円 32%
合計
[1万kmとの差額]
181000円
-111300円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45000円 22%
自動車重量税 1年分 16400円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 5000km分 61620円 29%
オイル交換 年1回 5000円 2%
タイヤ交換 6年毎 11200円 5%
任意保険料 85% 61200円 30%
合計
[1万kmとの差額]
209300円
-83000円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45000円 19%
自動車重量税 1年分 16400円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 7000km分 86270円 36%
オイル交換 年1回 7000円 3%
タイヤ交換 6年毎 11200円 5%
任意保険料 90% 64800円 26%
合計
[1万kmとの差額]
239500円
-52800円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料72000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて111300円安い181000円に、5000km走行では83000円安い209300円に、7000km走行では52800円安い239500円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45000円 12%
自動車重量税 1年分 16400円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 15000km分 184860円 48%
オイル交換 年3回 30000円 8%
タイヤ交換 2.7年毎 25200円 7%
任意保険料 100% 72000円 19%
合計
[1万kmとの差額]
382300円
+90000円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45000円 10%
自動車重量税 1年分 16400円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 20000km分 246480円 53%
オイル交換 年4回 40000円 9%
タイヤ交換 2年毎 33600円 7%
任意保険料 100% 72000円 15%
合計
[1万kmとの差額]
462400円
+170100円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
マツダの小型車&普通車編
2500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
ステーションワゴン編

【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率が変わると?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(10.6km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(14.5km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(16.8km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(14.2km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費でのガソリン代123240円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル175円として計算。
  • []内は低燃費タイヤ装着(エコタイヤ)で燃費が3%向上すると仮定した場合のガソリン代。
    「差額で元が取れるかな?どうかな?」という、なかなかに絶妙なラインです。
参考:燃費が3%向上すると…?
市街地10.6km/L → 10.9km/L
郊外14.5km/L → 14.9km/L
高速道路16.8km/L → 17.3km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km148590円
[144500円]
郊外500km6040円
[5880円]
高速道路500km5220円
[5060円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
159850円
+36610円
10.9km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
155440円
-4410円
11.3km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が10.6km/Lではガソリン849.1Lを消費して、ガソリン代は148590円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が14.5km/Lではガソリン34.5Lを消費して、ガソリン代は6040円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が16.8km/Lではガソリン29.8Lを消費して、ガソリン代は5220円になります。

このパターンでは使用した燃料量が913.4L、かかったガソリン代が159850円となり、平均燃費は10.9km/L(-3.3km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+36610円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行するとガソリン代は155440円となり、4410円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの5年間で22050円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km82550円
[80270円]
郊外5000km60340円
[58730円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
142890円
+19650円
12.2km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
139000円
-3890円
12.6km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が10.6km/Lでは471.7Lを消費して、ガソリン代は82550円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が14.5km/Lでは344.8Lを消費して、ガソリン代は60340円になります。

このパターンでは使用した燃料量が816.5L、かかったガソリン代が142890円となり、平均燃費は12.2km/L(-2.0km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+19650円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が139000円となり、1年間で3890円、5年間で19450円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km54990円
[53460円]
郊外3340km40300円
[39240円]
高速道路3330km34690円
[33690円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
129980円
+6740円
13.5km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
126390円
-3590円
13.8km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が10.6km/Lでは314.2Lを消費して、ガソリン代は54990円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が14.5km/Lでは230.3Lを消費して、ガソリン代は40300円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が16.8km/Lでは198.2Lを消費して、ガソリン代は34690円になります。

このパターンでは使用した燃料量が742.7L、かかったガソリン代が129980円となり、平均燃費は13.5km/L(-0.7km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+6740円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が126390円となり、1年間で3590円、5年間で17950円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km8260円
[8030円]
郊外9000km108620円
[105700円]
高速道路500km5220円
[5060円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
122100円
-1140円
14.3km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
118790円
-3310円
14.7km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が10.6km/Lでは47.2Lを消費して、ガソリン代は8260円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が14.5km/Lでは620.7Lを消費して、ガソリン代は108620円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が16.8km/Lでは29.8Lを消費して、ガソリン代は5220円になります。

このパターンでは使用した燃料量が697.7L、かかったガソリン代が122100円となり、平均燃費は14.3km/L(+0.1km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は-1140円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が118790円となり、1年間で3310円、5年間で16550円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(10.9km/L・12.2km/L・13.5km/L・14.3km/L)、ガソリン代のほうもなかなかな違い(159850円・142890円・129980円・122100円)が出てくることがわかります。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
燃料タンク容量 62リットル
WLTCモード燃費
14.2km/L
880.4km
市街地燃費
10.6km/L
657.2km
[-223.2km]
郊外燃費
14.5km/L
899.0km
[+18.6km]
高速道路燃費
16.8km/L
1041.6km
[+161.2km]
満タン給油価格 10850円
1km走行コスト 12.32円
1万円走行距離 811.4km

WLTCモード燃費が14.2km/L、燃料タンク容量62リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は880.4kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(12.8km/L)とすると航続距離は793.6km、80%(11.4km/L)だと706.8km、70%(9.9km/L)では613.8kmになります。

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を62Lとしたとき、市街地モード燃費10.6km/Lでの航続距離は657.2km(-223.2km)、郊外モード燃費14.5km/Lでの航続距離は899.0km(+18.6km)、高速道路モード燃費16.8km/Lでの航続距離は1041.6km(+161.2km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から62リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり175円では10850円、上で計算した航続距離を踏まえると880.4km(80%燃費時706.8km)を走行するのに10850円かかる計算です。

燃費を14.2km/Lとしたときの1km走行コストは12.32円、10万km走行したときの燃料代は123.2万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら12.3万円/年、7年10万kmなら17.6万円/年、5年10万kmなら24.6万円/年、3年10万kmなら41.1万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば811.4km(往復なら片道405.7km)、カタログ値の80%なら649.1km(片道324.6km)離れたところまで行くことができます。

カタログデータから見えてくる要素

PY-RPR型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
4000回転時の馬力 144PS
6000回転時の馬力 190PS
各回転域でのトルク
4000回転時のトルク 25.7kgm
6000回転時のトルク 22.7kgm
PY-RPR型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているPY型2488cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは6000回転時に最高出力190馬力を、4000回転時に最大トルク25.7kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4000rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の2000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は33.3%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2500cc以下クラス編
マツダの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2500cc以下クラス編
マツダの小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ8.211kg/PS(1560kg/190PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ8.211kg/PS
車体+1人8.500kg/PS
車体+5人9.658kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg8.526kg/PS
車体+70kg8.579kg/PS
車体+80kg8.632kg/PS
車体+90kg8.684kg/PS
車体+100kg8.737kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは8.500kg/PS(1615kg/190PS)となり、数値としては0.289kg、比率にすると3.5%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは9.658kg/PS(1835kg/190PS)となり、数値としては1.447kg、比率にすると17.6%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

GJ5FW アテンザ ワゴンのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2018/06

-
アテンザ ワゴン
8.500kg/PS
1615kg/190PS|2.5L-NA
[車体のみPWR:8.211]
2013/09

車種詳細
フィット
8.371kg/PS
1105kg/132PS|1.5L-NA
車体のみPWR:7.955
2004/04

車種詳細
スイフト スポーツ
8.565kg/PS
985kg/115PS|1.5L-NA
車体のみPWR:8.087
2014/09

車種詳細
アクセラ スポーツ
8.486kg/PS
1485kg/175PS|2.2L-TB
車体のみPWR:8.171
2004/04

車種詳細
ルポ
8.520kg/PS
1065kg/125PS|1.6L-NA
車体のみPWR:8.080
2009/10

車種詳細
エルグランド
8.646kg/PS
2075kg/240PS|3.5L-NA
車体のみPWR:8.417

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ8.500kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

8.330kg/PSから8.670kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの5人乗りハッチバック「GK5型 フィット」、スズキの5人乗りハッチバック「HT81S型 スイフト スポーツ」、マツダの5人乗りハッチバック「BM2FS型 アクセラ スポーツ」、フォルクスワーゲンの4人乗りハッチバック「6EAVY型 ルポ」、日産の8人乗りミニバン「E51型 エルグランド」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

GJ5FW型 アテンザ ワゴン [25S L-pack]のライバル車種|8.500kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は121.8PS/tとなっています。


アテンザ ワゴンがバイクと競争するなら…?


車種詳細
スカイウェイブ400|399cc
8.469kg/PS
271kg/32.0PS/3.50kgm
[車体のみPWR:6.750]
1速ギヤ速度:58.8km/h
最小TWR:1.283
2018/06

-
アテンザ ワゴン|2488cc
8.500kg/PS
1615kg/190PS/25.7kgm
[車体のみPWR:8.211]
1速ギヤ速度:50.4km/h
最小TWR:1.353

車種詳細
SL230|223cc
8.500kg/PS
170kg/20.0PS/2.10kgm
[車体のみPWR:5.750]
1速ギヤ速度:31.3km/h
最小TWR:0.607

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではアテンザ ワゴンとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

CK44A スカイウェイブ400と競争してみる

まずアテンザ ワゴンより少しPWRが低いバイクとして、スズキのスカイウェイブ400が挙げられます。PWRの8.469kg/PSは車両重量216kgにライダーの体重55kgを加えた271kgを、最高出力32.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はスカイウェイブ400に8.4km/h劣り、1速TWRは0.070kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

MD33 SL230と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのSL230が挙げられます。PWRの8.500kg/PSは車両重量115kg+55kgの170kgを、最高出力20.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は19.1km/h勝り、1速TWRは0.746kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.730
平均ピストンスピード 20.00m/s
トルクウェイトレシオ 60.70kg/kgm
1馬力あたりのお値段 18644円
排気量1Lあたり馬力 76.37PS/L
排気量1Lあたりトルク 10.33kgm/L
1気筒あたりの馬力 47.5PS
1気筒あたりのトルク 6.4kgm
パワーバンド比率 33.3%
燃費×馬力 2698.0pt
各種ランキング
ステーションワゴンのPWR
2.0~2.5LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは60.70kg/kgm(1560kg/25.7kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3542400円、最高出力が190馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は18644円、逆に1万円あたりでは0.54馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は137837円、1万円あたりでは0.07kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
マツダ編
2500cc以下の車編
ステーションワゴン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は76.37PS/L、トルクは10.33kgm/L、1気筒あたりの馬力は47.5馬力、トルクは6.4kgmとなり、このエンジンが190馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは20.00m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が100.0mmであるPY型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6000回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.730になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が14.2km/L、最高出力が190PSであるこの車の獲得ポイントは2698.0ptになります。
戯れに車両重量1560kgを100kg単位にした15.6で割ってみたところ、その数値は172.95ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


人間様の占有スペース

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

人間様の占有スペース
室内長×室内幅×室内高 3.500m³
1人あたりのスペース 0.700m³
室内長/全長 40.2%
室内幅/全幅 84.2%
室内高/全高 79.1%
室内容積/車両体積 26.7%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.500m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.700m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は40.2%、同じく室内幅と全幅の比率は84.2%、同じく室内高と全高の比率は79.1%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は26.7%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


アテンザ ワゴンでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.682m
期待される荷室の幅 1.450m
対角線の長さ 2.221m
期待される荷室の面積 2.439m²

縦方向の長さが1.682m(対角線では2.221m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム

ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6000rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6500回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6500rpm|タイヤサイズ 225/45R19|タイヤ直径 68.5cm|円周長 215.2cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6500rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 3.552 15.36 -
-
55km/h 11900rpm 1152.7kgm
2速 2.022 8.75 0.569 1-2/
3700rpm
96km/h 6770rpm 656.2kgm
3速 1.452 6.28 0.718 2-3/
4670rpm
134km/h 4860rpm 471.2kgm
4速 1.000 4.33 0.689 3-4/
4480rpm
194km/h 3350rpm 324.5kgm
5速 0.708 3.06 0.708 4-5/
4600rpm
274km/h 2370rpm 229.8kgm
6速 0.599 2.59 0.846 5-6/
5500rpm
324km/h 2010rpm 194.4kgm
Final 4.325 レシオカバレッジ(変速比幅)5.930

  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数4000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.325)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(25.7kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.325)÷タイヤの有効半径(0.3425m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は6速ギヤの324km(6000rpmでは299.0km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが4000回転で最大トルク25.7kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば60.70kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(8.211kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1152.7kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1560kg)を1速ギヤの最大駆動力(1152.7kgm)で割ってみると1.353kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6000回転でのトルク(22.7kgm)からTWRを算出すると1.532kg/kgmとなり、4000-6000回転の回転域では1.353-1.532kg/kgmの間で推移することがわかります。


おまけ:6000rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

GJ5FW型アテンザ ワゴンに搭載されたPY型2488ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する6000rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

6000rpmでの速度とシフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ50km/h-
2速ギヤ89km/h3410rpm
3速ギヤ123km/h4310rpm
4速ギヤ179km/h4130rpm
5速ギヤ253km/h4250rpm
6速ギヤ299km/h5080rpm

まず1速ギヤで6000rpmまで引っ張ると50km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は6000rpmから3410rpmまで落ち、そこから6000rpmまで加速を続けると速度は89km/h(+39km/h)になります。

3速ギヤでは4310rpmまで落ちて6000rpmで123km/h(+34km/h)に、4速ギヤでは4130rpmまで落ちて6000rpmで179km/h(+56km/h)になります。

続いて5速ギヤでは4250rpmまで落ちて6000rpmで253km/h(+74km/h)に、6速ギヤでは5080rpmまで落ちて6000rpmで299km/h(+46km/h)という具合に加速していくイメージです。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4760 7140 9520 11900 14280 16660 21420
2速 2710 4060 5420 6770 8130 9480 12190
3速 1950 2920 3890 4860 5840 6810 8750
4速 1340 2010 2680 3350 4020 4690 6030
5速 950 1420 1900 2370 2850 3320 4270
6速 800 1200 1610 2010 2410 2810 3610
※赤い数字は暫定レブリミット(6500rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.599)を選択して時速100kmにて走行すると2010回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1200回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1400回転、一般的な高速道路の80km/hでは1610回転、100km/hでは2010回転、制限速度が120km/hになると2410回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは3610回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 8 17 25 34 42 50 59 67
2速 15 30 44 59 74 89 103 118
3速 21 41 62 82 103 123 144 164
4速 30 60 90 119 149 179 209 239
5速 42 84 127 169 211 253 295 337
6速 50 100 150 199 249 299 349 399

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6500回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの225/45R19と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 225/45R19 | 直径 685mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
-5%
40
扁平
205/40R19
37.8km/h
直径647mm
径差-38mm
215/40R19
38.2km/h
直径655mm
径差-30mm
225/40R19
38.7km/h
直径663mm
径差-22mm
235/40R19
39.2km/h
直径671mm
径差-14mm
245/40R19
39.6km/h
直径679mm
径差-6mm
0%
45
扁平
205/45R19
39.0km/h
直径668mm
径差-17mm
215/45R19
39.5km/h
直径677mm
径差-8mm
225/45R19
40.0km/h
685mm
0mm
235/45R19
40.6km/h
直径695mm
径差+10mm
245/45R19
41.1km/h
直径704mm
径差+19mm
+5%
50
扁平
205/50R19
40.2km/h
直径688mm
径差+3mm
215/50R19
40.8km/h
直径698mm
径差+13mm
225/50R19
41.3km/h
直径708mm
径差+23mm
235/50R19
41.9km/h
直径718mm
径差+33mm
245/50R19
42.5km/h
直径728mm
径差+43mm
+10%
55
扁平
205/55R19
41.4km/h
直径709mm
径差+24mm
215/55R19
42.0km/h
直径720mm
径差+35mm
225/55R19
42.7km/h
直径731mm
径差+46mm
235/55R19
43.3km/h
直径742mm
径差+57mm
245/55R19
44.0km/h
直径753mm
径差+68mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/45R19 、215/40R19、215/45R19 、225/40R19 、235/40R19 、245/40R19あたりのタイヤがおすすめです。

225/45R19のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を30%から60%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、225/45R19の適応サイズと性能の変化 [GJ5FW型アテンザ ワゴン編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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GJ5FW型アテンザ ワゴン[2.5L-NA FF/6AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト8.211kg/ps54.26
1速ギヤ加速性能1.353kg/kgm54.76
1L換算馬力76.37ps/L52.59
1L換算トルク10.33kgm/L60.49
WB/TR比1.73054.43
ワイド&ロー指数0.80456.43
前面の面積2.723m²47.31
最低地上高160mm47.76
スポーツ性能部門の得点428.03

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費14.2km/L45.99
年間維持費292300円53.15
100kmh回転数2010rpm56.39
航続距離880.4km59.66
車の大きさ13.085m³56.46
室内の広さ3.500m³50.78
最小回転半径5.5m43.27
馬力単価18644円53.83
ユーティリティ部門の得点419.53

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した GJ5FW型アテンザ ワゴン[2.5L-NA FF/6AT] の総合得点は 847.56 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したGJ5FW型アテンザ ワゴン(FF/6AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのワゴン」、「2500ccのワゴン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

アテンザ ワゴンの歴代モデル

3代目 GJ2AP型 アテンザ セダン
GJ2AP アテンザ セダンは2012/11に登場した3代目モデル。参考車両の「XD Proactive」は全長4865mm、全幅1840mm、全高1450mmの車体に、175PS/42.8kgmを発生するSH型2188ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

2代目 GH5FP型 アテンザ セダン
GH5FP アテンザ セダンは2008/01に登場した2代目モデル。参考車両の「25EX」は全長4735mm、全幅1795mm、全高1440mmの車体に、170PS/23.0kgmを発生するL5型2488ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

初代 GG3P型 マツダスピード アテンザ
GG3P マツダスピード アテンザは2005/06に登場した初代モデル。参考車両の「BaseGrade」は全長4760mm、全幅1780mm、全高1430mmの車体に、272PS/38.7kgmを発生するL3型2260ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。