QP8 クアトロポルテ 性能と維持費 FR/4AT 1085万円 1998年式

このページでは、マセラティの4ドア・5人乗りセダン、4代目のGF-QP8型クアトロポルテ Evoluzione-V8【1998/11モデル・336PS/45.9kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

QP8 クアトロポルテ
販売期間:1998/11 - 2004/04

画像はマセラティより引用
http://www.maserati.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4550mm×全幅1810mm×全高1380mm、排気量は3216ccであることから、大雑把に分類すると3.3リットルクラス(3300cc、自動車税は3.5L以下を適用)に属し、全長、全高は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)やちょっとした高級車に良くあるパターンです。
参考:300PS~350PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4550mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

QP8型 クアトロポルテ [3216cc/336PS FR/4AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

4代目クアトロポルテの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1998/11
QP6型
[Evoluzione-V6]
2.8L-TB・FR/4AT・890.0万円
285PS・42.0kgm・-
285PS
42.0kgm
-
クアトロポルテの新型モデル
5代目 謎型クアトロポルテ
謎型クアトロポルテは2004/05に登場した5代目モデル。参考車両の「Sport-GT S」は全長5110mm、全幅1895mm、全高1420mmの車体に、440PS/50.0kgmを発生する4691ccエンジンを搭載。


QP8 クアトロポルテの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー マセラティ
車名&
グレード
クアトロポルテ
Evoluzione-V8
その他 エボルツィオーネV8 コーンズ-セリエ-スペチアーレ
お値段 10850000円
車両型式 GF-QP8
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
4速AT・4速オートマ車
ドア/定員 4ドア・5名乗車
ホイールベース 2650mm
トレッド 1520mm/1500mm
WB/TR比 1.755
最小半径 5.4m
タイヤ 前輪:225/45R17
後輪:245/40R17
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1730kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

クアトロポルテと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
クアトロポルテ
車体寸法
全長 4550mm -
全幅 1810mm -
全高 1380mm -
大きさ 11.37m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1150mm
全幅 1480mm以下 +330mm
全高平均 1640mm -260mm
大きさ平均 8.13m3 +3.24m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 -150mm
全幅 1700mm以下 +110mm
全高平均 1496mm -116mm
大きさ平均 10.47m3 +0.90m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm -93mm
全幅平均 1815mm -5mm
全高平均 1518mm -138mm
大きさ平均 12.84m3 -1.47m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。



クアトロポルテでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.593m
期待される荷室の幅 1.410m
対角線の長さ 2.127m
期待される荷室の面積 2.246m²

縦方向の長さが1.593m(対角線では2.127m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。

車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


QP8 クアトロポルテの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税66700円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税25200円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額7000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1998/11モデルのクアトロポルテを27年落ちの中古で238.7万円にて購入し、頭金なしで4年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    クアトロポルテの1998/11モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である217万円に諸経費として21.7万円を足した238.7万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1998年式を27年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 3500cc以下 13年経過 66700円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 18年経過 25200円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷5.0㎞/L×195円/L 390000円
オイル交換
5000km毎
1回7500円×2回 15000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本15000円×4本÷5年 12000円
任意保険料
月額7000円
月額7000円×12ヶ月 84000円
ローン完済後の年間維持費 601800円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額49730円×12ヶ月 596760円
ローン返済中の年間維持費 1198500円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 71100円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「3500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は66700円、「2.0トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は25200円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに7500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額7000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした71100円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

天に見放されし生粋のド貧民には考えも及ばぬ世界です。金額を見ただけで気が遠くなります。その維持費は月額でさえ50200円(ローン完済前は99900円)にもなる車を所有する、どうやって…?食うものも食わず、着るものも着ず…?いやあ、そこまでやってもまだまだ、さらに限界まで節制に節制を極めたとしても、それでもなお手の届かぬ未知の領域です。

天に魅入られし大富豪でもなければ、お給金の大半をクアトロポルテに吸い取られ泣くハメになりそうですが、ということはつまり、この車のステータス性は抜群であると言えます。

クアトロポルテの維持費は高い?安い?

「クアトロポルテの年間維持費は601800円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「3500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてクアトロポルテの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いCX-60 ハイブリッド278700円-323100円
ディグニティ310600円-291200円
Eクラス セダン351800円-250000円
IS387200円-214600円
基準3500ccクラス平均443800円-158000円
911 クーペ502500円-99300円
カマロ クーペ553300円-48500円
クアトロポルテの維持費601800円
高い5シリーズ セダン782900円+181100円

クアトロポルテの年間維持費を、3500ccクラスで最も維持費が安いCX-60 ハイブリッドと比較して323100円高く、最も高い5シリーズ セダンと比較して181100円安く、3500ccクラスの平均維持費との比較では158000円高くなっています。

最低額のCX-60 ハイブリッドと最高額の5シリーズ セダンは極端な例としても、3500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、クアトロポルテの維持費は まあまあ高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 3500ccクラスの車 ランキング

クアトロポルテを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%780万円65万円50万円
15%520万円44万円34万円
20%390万円33万円26万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は780万円(総支給額65万円/月、手取り50万円/月)、ここから月額維持費5.0万円を支払うと残りは45.0万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は520万円(総支給額44万円/月、手取り34万円/月)、5.0万円を支払うと残りは29.0万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が390万円(総支給額33万円/月、手取り26万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。5.0万円を引くと残りは21.0万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代39万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費5.0km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
145円/L 290000円 -100000円
170円/L 340000円 -50000円
185円/L 370000円 -20000円
195円/L 390000円 -
205円/L 410000円 +20000円
220円/L 440000円 +50000円
245円/L 490000円 +100000円

燃費5.0km/LのQP8型 クアトロポルテで10000km走行するのに必要な燃料は2000L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は390000円になります。

参考までに、クアトロポルテの燃料タンクは100リットルですので、2000Lの給油回数は20回、1回あたりの燃料代は約19500円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては20000円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると50000円、50円も違ってくると100000円にもなります。

これをQP8型 クアトロポルテの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を601800円としたとき、145円/Lに値下がりすれば501800円(83.4%)に、245円/Lに値上がりすれば701800円(116.6%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(66700円)なり重量税(25200円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 66700円
自動車重量税 1年分 25200円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 100725円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 117000円 195000円 273000円
オイル交換 7500円 7500円 10500円
タイヤ交換 8000円 8000円 8000円
任意保険料 67200円 71400円 75600円
税金 自賠責 一律 100725円
合計 300500円 382700円 467900円
1万km差額 -301300円 -219100円 -133900円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料84000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて301300円安い300500円に、5000km走行では219100円安い382700円に、7000km走行では133900円安い467900円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 390000円 585000円 780000円
オイル交換 15000円 22500円 30000円
タイヤ交換 12000円 14400円 19200円
任意保険料 84000円 92400円 100800円
税金 自賠責 一律 100725円
合計 601800円 815100円 1030800円
1万km差額 - +213300円 +429000円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
3500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
4ドア・セダン編

クアトロポルテの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 5.0km/L
燃料タンク容量 100L
航続距離(カタログ燃費) 500.0km
航続距離(80%燃費) 400.0km
満タンプライス 19500円
1km走行コスト 39.00円/km
1万円でどこまで行ける?
東京から500.0kmの範囲

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので5.0km/Lを仮の燃費とすると、、燃料タンク容量100リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は500.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(4.5km/L)とすると航続距離は450.0km、80%(4.0km/L)だと400.0km、70%(3.5km/L)では350.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から100リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では19500円、上で計算した航続距離を踏まえると500.0km(80%燃費時400.0km)を走行するのに19500円かかる計算です。

燃費を5.0km/Lとしたときの1km走行コストは39.00円、10万km走行したときの燃料代は万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら万円/年、7年10万kmなら万円/年、5年10万kmなら万円/年、3年10万kmなら万円/年となります。

QP8 クアトロポルテのエンジン諸元とカタログデータ

AM578型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 AM578
気筒配列 V型8気筒
排気量3216cc
圧縮比 7.3
吸気方式 ツインターボ
最高出力 336PS[247kW]/6400rpm
最大トルク 45.9kgm[450Nm]/4400rpm
パワーバンド 4400-6400rpm, 帯域31.2%
使用燃料 ハイオクガソリン
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
4400rpm 282PS/45.9kgm
6400rpm 336PS/37.6kgm
AM578型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中?大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているAM578型3216cc、V型8気筒のツインターボエンジンは6400回転時に最高出力336馬力を、4400回転時に最大トルク45.9kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4400rpmから最高出力が発生する6400rpmまで」の2000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は31.2%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
3500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
3500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ5.149kg/PS(1730kg/336PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ5.149kg/PS
車体+1人5.312kg/PS
車体+5人5.967kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg5.327kg/PS
車体+70kg5.357kg/PS
車体+80kg5.387kg/PS
車体+90kg5.417kg/PS
車体+100kg5.446kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは5.312kg/PS(1785kg/336PS)となり、数値としては0.163kg、比率にすると3.2%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは5.967kg/PS(2005kg/336PS)となり、数値としては0.818kg、比率にすると15.9%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

QP8 クアトロポルテのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ5.312kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
クアトロポルテ
5.312kg/PS
336PS・3.3L-TT
車体のみPWR 5.149
1785kg
+3.2%

車種詳細
レヴォーグ
5.383kg/PS
300PS・2.0L-TB
車体のみPWR 5.200
1615kg
+3.5%

車種詳細
WRX S4
5.317kg/PS
300PS・2.0L-TB
車体のみPWR 5.133
1595kg
+3.6%

車種詳細
RX-8
5.460kg/PS
250PS・1.4L-NA
車体のみPWR 5.240
1365kg
+4.2%

車種詳細
レガシィ ツーリングワゴン
5.517kg/PS
300PS・2.0L-TB
車体のみPWR 5.333
1655kg
+3.4%

車種詳細
S2000
5.300kg/PS
250PS・2.0L-NA
車体のみPWR 5.080
1325kg
+4.3%


5.100kg/PSから5.524kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スバルの5人乗りワゴン・VMG型 レヴォーグ、スバルの5人乗りセダン・VAG型 WRX S4、マツダの4人乗りクーペ・SE3P型 RX-8、スバルの5人乗りワゴン・BRG型 レガシィ ツーリングワゴン、ホンダの2人乗りオープンカー・AP1型 S2000という顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

QP8型 クアトロポルテ [Evoluzione-V8]のライバル車種|5.312kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は194.2PS/tとなっています。


クアトロポルテがバイクと競争するなら…?


車種詳細
DN-01|680cc
5.311kg/PS
324kg/61.2PS/6.53kgm
[車体のみPWR:4.410]
1998/11

-
クアトロポルテ|3216cc
5.312kg/PS
1785kg/336PS/45.9kgm
[車体のみPWR:5.149]

車種詳細
NC700S|669cc
5.320kg/PS
266kg/50.3PS/6.22kgm
[車体のみPWR:4.220]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではクアトロポルテとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

RC55 DN-01と競争してみる

まずクアトロポルテより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのDN-01が挙げられます。PWRの5.311kg/PSは車両重量269kgにライダーの体重55kgを加えた324kgを、最高出力61.2PSで割ったものです。

RC61 NC700Sと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのNC700Sが挙げられます。PWRの5.320kg/PSは車両重量211kg+55kgの266kgを、最高出力50.3PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.755
平均ピストンスピード 17.07m/s
トルクウェイトレシオ 37.69kg/kgm
1馬力あたりのお値段 32292円
排気量1Lあたり馬力 104.48PS/L
排気量1Lあたりトルク 14.27kgm/L
1気筒あたりの馬力 42.0PS
1気筒あたりのトルク 5.7kgm
パワーバンド比率 31.2%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
セダンのPWR
3.0~3.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは37.69kg/kgm(1730kg/45.9kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が10850000円、最高出力が336馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は32292円、逆に1万円あたりでは0.31馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は236383円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
3500cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は104.48PS/L、トルクは14.27kgm/L、1気筒あたりの馬力は42.0馬力、トルクは5.7kgmとなり、このエンジンが336馬力を6400回転で発生させているときの平均ピストンスピードは17.07m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が80.0mmであるAM578型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7500回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.755になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

純正装着タイヤの245/40R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 245/40R17 | 直径 628mm

-20mm
幅225mm
-10mm
幅235mm
変更なし
幅245mm
+10mm
幅255mm
+20mm
幅265mm
35 225/35R17
37.6km/h
径 590mm
差 -38mm
235/35R17
38.0km/h
径 597mm
差 -31mm
245/35R17
38.5km/h
径 604mm
差 -24mm
255/35R17
38.9km/h
径 611mm
差 -17mm
265/35R17
39.4km/h
径 618mm
差 -10mm
40 225/40R17
39.0km/h
径 612mm
差 -16mm
235/40R17
39.5km/h
径 620mm
差 -8mm
245/40R17
40.0km/h
628mm
0mm
255/40R17
40.5km/h
径 636mm
差 +8mm
265/40R17
41.0km/h
径 644mm
差 +16mm
45 225/45R17
40.4km/h
径 635mm
差 +7mm
235/45R17
41.0km/h
径 644mm
差 +16mm
245/45R17
41.6km/h
径 653mm
差 +25mm
255/45R17
42.2km/h
径 662mm
差 +34mm
265/45R17
42.7km/h
径 671mm
差 +43mm
50 225/50R17
41.8km/h
径 657mm
差 +29mm
235/50R17
42.5km/h
径 667mm
差 +39mm
245/50R17
43.1km/h
径 677mm
差 +49mm
255/50R17
43.8km/h
径 687mm
差 +59mm
265/50R17
44.4km/h
径 697mm
差 +69mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、225/40R17 、235/35R17、235/40R17 、245/35R17 、255/35R17 、265/35R17あたりのタイヤがおすすめです。

245/40R17のタイヤ幅を225mmから275mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを17インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが245/40R17のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】245/40R17のタイヤ銘柄と通販価格

QP8型 クアトロポルテ 3.3L-TT FR/4ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.79㎏/PS5.15㎏/PS62.6ptA
最高回転数5880rpm6400rpm56.4ptB
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
103.37PS/L104.48PS/L50.4ptC
1リットル
換算トルク
15.99㎏m/L14.27㎏m/L44.7ptD
WB/TR比1.7731.75551.8ptC
ワイド&
ロー指数
0.8940.76259.5ptB
前面の面積2.631m22.498m253.7ptC
最低地上高154.5mm-43.7ptD
スポーツ性能部門の得点499.0pt
総合評価C

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340674円601800円27.3ptF
燃費13.0km/L-44.2ptD
100km/h
回転数
2489rpm-43.4ptD
航続距離644.1km-46.3ptC
車の大きさ11.468m311.365m350.4ptC
車内の広さ3431.7L-46.6ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.9L-44.2ptD
車内床面積2.793m2-46.0ptC
最小回転
半径
5.18m5.4m45.5ptD
ユーティリティ部門の得点445.6pt
総合評価D

※燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10713車種中 RANK
運動性能 499.0pt 5036位 C
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 445.6pt 9558位 D
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 944.6pt 8745位 D
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は499.0点で全10713車種中の5036位、ユーティリティ部門は445.6点で9558位、総合得点は944.6点で8745位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したQP8型 クアトロポルテ(FR/4AT) の各種スペックを、セダン3500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

クアトロポルテの歴代モデル

6代目 MQP38A型 クアトロポルテ
MQP38A クアトロポルテは2013/04に登場した6代目モデル。参考車両の「GT-S」は全長5262mm、全幅1950mm、全高1481mmの車体に、530PS/72.4kgmを発生する3799ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

5代目 謎型 クアトロポルテ
謎 クアトロポルテは2004/05に登場した5代目モデル。参考車両の「Sport-GT S」は全長5110mm、全幅1895mm、全高1420mmの車体に、440PS/50.0kgmを発生する4691ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

4代目 QP6型 クアトロポルテ
QP6 クアトロポルテは1998/11に登場した4代目モデル。参考車両の「Evoluzione-V6」は全長4550mm、全幅1810mm、全高1380mmの車体に、285PS/42.0kgmを発生するAM574型2789ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。


人気があるセダンの車種比較


ZN6 86 ハチロク 2016 vs SXE10 アルテッツァ RS200 2004 性能比較
初代 86 ハチロク G(2016年式 ZN6・FR/6MT・2.0L・207PS/21.6kgm・4人乗り)と、初代 アルテッツァ RS200(2004年式 SXE10・FR/6MT・2.0L・210PS/22.0kgm・5人乗り)を比較。

EC5A ギャラン VR-4 2000 vs EC5W レグナム VR-4 2000 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、初代 レグナム VR-4 VR-4 type-S(2000年式 EC5W・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)を比較。

GE8P クロノス V6 1993 vs CB6A ランサー V6 1994 性能比較
初代 クロノス 18VL(1993年式 GE8P・FF/5MT・1.9L・140PS/16.0kgm・5人乗り)と、4代目 ランサー MX-Saloon V6(1994年式 CB6A・FF/5MT・1.6L・140PS/15.0kgm・5人乗り)を比較。

AUCJXF ゴルフR 2017 vs VAB WRX STI RA-R 2018 性能比較
7代目 ゴルフR(2017年式 AUCJXF・4WD/6MT・2.0L+ターボ・310PS/38.7kgm・5人乗り)と、初代 WRX STI type RA-R(2018年式 VAB・4WD/6MT・2.0L+ターボ・329PS/44.1kgm・5人乗り)を比較。

EC5A ギャラン VR-4 2000 vs CT9A ランサー Evolution VII GSR 2001 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、6代目 ランサー Evolution VII GSR(2001年式 CT9A・4WD/5MT・2.0L+ターボ・280PS/39.0kgm・5人乗り)を比較。

GXE10 アルテッツァ AS200 vs HR34 スカイライン セダン GT 性能比較
初代 アルテッツァ AS200(2004年式 GXE10・FR/6MT・2.0L・160PS/20.4kgm・5人乗り)と、10代目 スカイライン セダン GT(2000年式 HR34・FR/5MT・2.0L・155PS/19.0kgm・5人乗り)を比較。

BL3FW マツダスピード アクセラ 2009 vs FD2 シビック タイプR 2008 性能比較
2代目 マツダスピード アクセラ(2009年式 BL3FW・FF/6MT・2.3L+ターボ・264PS/38.7kgm・5人乗り)と、8代目 シビック タイプR type-R(2008年式 FD2・FF/6MT・2.0L・225PS/21.9kgm・4人乗り)を比較。

VBH WRX S4 2021 vs VAG WRX S4 2014 新旧比較
2代目 WRX S4 GT-H(2021年式 VBH・4WD/CVT・2.4L+ターボ・275PS/38.2kgm・5人乗り)と、初代 WRX S4 2.0GT EyeSight(2014年式 VAG・4WD/CVT・2.0L+ターボ・300PS/40.8kgm・5人乗り)を比較。