MZAH11 UX 性能と維持費 FF/CVT 5人 525万円 2024年式

このページでは、レクサスの5ドア・5人乗りSUV、初代の6AA-MZAH11型UX UX300h F-SPORT【2024/01モデル・152PS/19.2kgm・FF/CVT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

MZAH11 UX
販売期間:2018/11 -

画像はレクサスより引用
http://lexus.jp/index.html
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4495mm×全幅1840mm×全高1540mm、排気量は1986ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。
参考:150PS~200PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4495mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

MZAH11型 UX [1986cc/152PS FF/CVT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代UXの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2024/01
MZAH11型
[UX300h]
2.0L-NA・FF/CVT・455.9万円
152PS・19.2kgm・26.3km/L
152PS
19.2kgm
26.3km/L
2024/01
MZAH16型
[UX300h]
2.0L-NA・4WD/CVT・482.4万円
152PS・19.2kgm・25.2km/L
152PS
19.2kgm
25.2km/L
2024/01
MZAH16型
[UX300h F-SPORT]
2.0L-NA・4WD/CVT・550.6万円
152PS・19.2kgm・23.4km/L
152PS
19.2kgm
23.4km/L
初代UXの車両型式・グレード一覧【全8車種】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー レクサス
車名&
グレード
UX
UX300h F-SPORT
その他 6AA-MZAH11-AWXBB | 225/50RF18
お値段 5241000円
車両型式 6AA-MZAH11
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
(無段変速機)
ドア/定員 5ドア/5名乗車
車体寸法 長4495×幅1840×高1540mm
室内寸法 長1830×幅1520×高1170mm
軸距&
輪距
2640mm
前1550mm/後1550mm
最小半径 5.2m
最低高 160mm
タイヤ 前輪:225/50R18
後輪:225/50R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1540kg
エンジン諸元
原動機型式 M20A-FXS
気筒配列 直列4気筒+モーター
排気量1986cc
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 152PS[112kW]/6000rpm
最大トルク 19.2kgm[188Nm]/4400-5200rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
WLTC燃費 24.7㎞/L(58.1mpg)
100km燃費 4.0L/100km
モーター諸元
電動機型式1VM
出力83kW
トルク206Nm
M20A-FXS型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。
これまでに登場したハイブリッドカーの一覧
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税36000円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、UXの新車を602.7万円(諸費用として78.6万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 2000cc以下 13年未満 36000円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷24.7㎞/L×180円/L 72870円
オイル交換
5000km毎
1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本18000円×4本÷5年 14400円
任意保険料
月額5500円
月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 223500円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額100450円×12ヶ月 1205400円
ローン返済中の年間維持費 1428900円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 53500円
  • 初度登録から1年経過車の場合、「2000cc以下で13年未満」クラスの自動車税は36000円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした53500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

UX【UX300h F-SPORT】の場合、維持費の月額は18700円です。これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたコスパ重視のスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。

UXの維持費は高い?安い?

「UXの年間維持費は223500円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「2000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてUXの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いプリウス191200円-32300円
UXの維持費223500円
ヴォクシー ハイブリッド229200円+5700円
スイフト スポーツ289400円+65900円
シビック タイプR316500円+93000円
基準2000ccクラス平均322500円+99000円
アコード350200円+126700円
WRX STI370500円+147000円
エクスプローラー435000円+211500円
高いBX493900円+270400円

UXの年間維持費を、2000ccクラスで最も維持費が安いプリウスと比較して32300円高く、最も高いBXと比較して270400円安く、2000ccクラスの平均維持費との比較では99000円安くなっています。

最低額のプリウスと最高額のBXは極端な例としても、2000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、UXの維持費は ものすごく安い! と言えそうです。

年間維持費が安い 2000ccクラスの車 ランキング

UXを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%290万円25万円20万円
15%190万円16万円13万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は290万円(総支給額25万円/月、手取り20万円/月)、ここから月額維持費1.9万円を支払うと残りは18.1万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は190万円(総支給額16万円/月、手取り13万円/月)、1.9万円を支払うと残りは11.1万円になります。

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費24.7km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
52640円
[-20230円]
-25円
155円/L
62760円
[-10110円]
-10円
170円/L
68840円
[-4030円]
180円/L72870円
[0円]
+10円
190円/L
76940円
[+4070円]
+25円
205円/L
83010円
[+10140円]
+50円
230円/L
93130円
[+20260円]

燃費24.7km/LのMZAH11型 UXで10000km走行するのに必要な燃料は404.9L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は72870円になります。

参考までに、UXの燃料タンクは43リットルですので、404.9Lの給油回数は10回、1回あたりの燃料代は約7290円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては4070円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると10140円、50円も違ってくると20260円にもなります。

これをMZAH11型 UXの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり180円の場合を223500円としたとき、130円/Lに値下がりすれば203270円(90.9%)に、230円/Lに値上がりすれば243760円(109.1%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(36000円)なり重量税(16400円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 24%
自動車重量税 1年分 16400円 11%
自賠責保険料 1年分 8825円 6%
燃料代 3000km分 21860円 15%
オイル交換 年1回 4500円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 6%
任意保険料 80% 52800円 35%
合計
[1万kmとの差額]
150000円
-73500円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 21%
自動車重量税 1年分 16400円 10%
自賠責保険料 1年分 8825円 5%
燃料代 5000km分 36440円 22%
オイル交換 年1回 4500円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 6%
任意保険料 85% 56160円 33%
合計
[1万kmとの差額]
168000円
-55500円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 19%
自動車重量税 1年分 16400円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 5%
燃料代 7000km分 51010円 27%
オイル交換 年1回 6300円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 5%
任意保険料 90% 59400円 32%
合計
[1万kmとの差額]
187600円
-35900円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて73500円安い150000円に、5000km走行では55500円安い168000円に、7000km走行では35900円安い187600円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

年間10000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 16%
自動車重量税 1年分 16400円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 10000km分 72870円 33%
オイル交換 年2回 9000円 4%
タイヤ交換 5年毎 14400円 6%
任意保険料 100% 66000円 30%
合計
[1万kmとの差額]
223500円
-
-
年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 13%
自動車重量税 1年分 16400円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 15000km分 109310円 40%
オイル交換 年3回 13500円 5%
タイヤ交換 3年毎 17280円 6%
任意保険料 110% 72600円 27%
合計
[1万kmとの差額]
274000円
+50500円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 11%
自動車重量税 1年分 16400円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 20000km分 145740円 45%
オイル交換 年4回 18000円 5%
タイヤ交換 3年毎 23040円 7%
任意保険料 120% 79200円 24%
合計
[1万kmとの差額]
327300円
+103800円
-
走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
レクサスの小型車&普通車編
2000cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
5人乗りSUV・RV編

【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率が変わると?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(23.2km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(26.9km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(24.1km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(24.7km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費でのガソリン代72870円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル180円として計算。
  • []内は低燃費タイヤ装着(エコタイヤ)で燃費が3%向上すると仮定した場合のガソリン代。
    「差額で元が取れるかな?どうかな?」という、なかなかに絶妙なラインです。
参考:燃費が3%向上すると…?
市街地23.2km/L → 23.9km/L
郊外26.9km/L → 27.7km/L
高速道路24.1km/L → 24.8km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km69820円
[67790円]
郊外500km3350円
[3260円]
高速道路500km3730円
[3640円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
76900円
+4030円
23.4km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
74690円
-2210円
24.1km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が23.2km/Lではガソリン387.9Lを消費して、ガソリン代は69820円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が26.9km/Lではガソリン18.6Lを消費して、ガソリン代は3350円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が24.1km/Lではガソリン20.7Lを消費して、ガソリン代は3730円になります。

このパターンでは使用した燃料量が427.2L、かかったガソリン代が76900円となり、平均燃費は23.4km/L(-1.3km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+4030円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行するとガソリン代は74690円となり、2210円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの5年間で11050円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km38790円
[37660円]
郊外5000km33460円
[32490円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
72250円
-620円
24.9km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
70150円
-2100円
25.7km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が23.2km/Lでは215.5Lを消費して、ガソリン代は38790円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が26.9km/Lでは185.9Lを消費して、ガソリン代は33460円になります。

このパターンでは使用した燃料量が401.4L、かかったガソリン代が72250円となり、平均燃費は24.9km/L(+0.2km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は-620円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が70150円となり、1年間で2100円、5年間で10500円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km25830円
[25070円]
郊外3340km22360円
[21710円]
高速道路3330km24880円
[24170円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
73070円
+200円
24.6km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
70950円
-2120円
25.4km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が23.2km/Lでは143.5Lを消費して、ガソリン代は25830円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が26.9km/Lでは124.2Lを消費して、ガソリン代は22360円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が24.1km/Lでは138.2Lを消費して、ガソリン代は24880円になります。

このパターンでは使用した燃料量が405.9L、かかったガソリン代が73070円となり、平均燃費は24.6km/L(-0.1km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+200円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が70950円となり、1年間で2120円、5年間で10600円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km3890円
[3760円]
郊外9000km60230円
[58480円]
高速道路500km3730円
[3640円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
67850円
-5020円
26.5km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
65880円
-1970円
27.3km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が23.2km/Lでは21.6Lを消費して、ガソリン代は3890円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が26.9km/Lでは334.6Lを消費して、ガソリン代は60230円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が24.1km/Lでは20.7Lを消費して、ガソリン代は3730円になります。

このパターンでは使用した燃料量が376.9L、かかったガソリン代が67850円となり、平均燃費は26.5km/L(+1.8km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は-5020円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が65880円となり、1年間で1970円、5年間で9850円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(23.4km/L・24.9km/L・24.6km/L・26.5km/L)、ガソリン代のほうもなかなかな違い(76900円・72250円・73070円・67850円)が出てくることがわかります。

WLTCモード燃費が良い車ランキング [全車種・総合]

市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

各モード燃費と航続距離
燃料タンク容量 43リットル7740円/43L
WLTC燃費
24.7km/L
1062.1km
-
7.29円/km
市街地燃費
23.2km/L
997.6km
[-64.5km]
7.8円/km
郊外燃費
26.9km/L
1156.7km
[+94.6km]
6.7円/km
高速道路燃費
24.1km/L
1036.3km
[-25.8km]
7.5円/km

燃料タンクの容量を43Lとしたとき、市街地モード燃費23.2km/Lでの航続距離は997.6km(-64.5km)、郊外モード燃費26.9km/Lでの航続距離は1156.7km(+94.6km)、高速道路モード燃費24.1km/Lでの航続距離は1036.3km(-25.8km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。

UXの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 24.7km/L
燃料タンク容量 43L
航続距離(カタログ燃費) 1062.1km
航続距離(80%燃費) 851.4km
満タンプライス 7740円
1km走行コスト 7.29円/km
1万円でどこまで行ける? 1372.2km
東京から1062.1kmの範囲

WLTCモード燃費が24.7km/L、燃料タンク容量43リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は1062.1kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(22.2km/L)とすると航続距離は954.6km、80%(19.8km/L)だと851.4km、70%(17.3km/L)では743.9kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から43リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり180円では7740円、上で計算した航続距離を踏まえると1062.1km(80%燃費時851.4km)を走行するのに7740円かかる計算です。

燃費を24.7km/Lとしたときの1km走行コストは7.29円、10万km走行したときの燃料代は72.9万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら7.3万円/年、7年10万kmなら10.4万円/年、5年10万kmなら14.6万円/年、3年10万kmなら24.3万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1372.2km(往復なら片道686.1km)、カタログ値の80%なら1097.8km(片道548.9km)離れたところまで行くことができます。

UXのカタログデータから見えてくる要素

M20A-FXS型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
4400回転時の馬力 118PS
5200回転時の馬力 139PS
6000回転時の馬力 152PS
各回転域でのトルク
4400回転時のトルク 19.2kgm
5200回転時のトルク 19.2kgm
6000回転時のトルク 18.1kgm
M20A-FXS型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM20A型1986cc、直列4気筒+モーターの自然吸気エンジンは6000回転時に最高出力152馬力を、4400-5200回転時に最大トルク19.2kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4400rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の1600rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は26.7%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
レクサスの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
レクサスの小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ10.132kg/PS(1540kg/152PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ10.132kg/PS
車体+1人10.493kg/PS
車体+5人11.941kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg10.526kg/PS
車体+70kg10.592kg/PS
車体+80kg10.658kg/PS
車体+90kg10.724kg/PS
車体+100kg10.789kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは10.493kg/PS(1595kg/152PS)となり、数値としては0.361kg、比率にすると3.6%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは11.941kg/PS(1815kg/152PS)となり、数値としては1.809kg、比率にすると17.9%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

MZAH11 UXのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ10.493kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
UX
10.493kg/PS
152PS・2.0L-NA
車体のみPWR 10.132
1595kg
+3.6%

車種詳細
ジェイド RS
10.433kg/PS
150PS・1.5L-TB
車体のみPWR 10.067
1565kg
+3.6%

車種詳細
ライズ
10.459kg/PS
98PS・1.0L-TB
車体のみPWR 9.898
1025kg
+5.7%

車種詳細
CR-Z
10.395kg/PS
114PS・1.5L-NA
車体のみPWR 9.912
1185kg
+4.9%

車種詳細
フィット
10.550kg/PS
100PS・1.4L-NA
車体のみPWR 10.000
1055kg
+5.5%

車種詳細
ノート
10.596kg/PS
109PS・1.5L-NA
車体のみPWR 10.092
1155kg
+5.0%


10.388kg/PSから10.598kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの6人乗りミニバン・FR5型 ジェイド RS、トヨタの5人乗りSUV・A200A型 ライズ、ホンダの4人乗りクーペ・ZF1型 CR-Z、ホンダの5人乗りハッチバック・GK3型 フィット、日産の5人乗りハッチバック・E11型 ノートという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

MZAH11型 UX [UX300h F-SPORT]のライバル車種|10.493kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は98.7PS/tとなっています。


UXがバイクと競争するなら…?


車種詳細
スカイウェイブ250|249cc
10.478kg/PS
241kg/23.0PS/2.50kgm
[車体のみPWR:8.087]
2024/01

-
UX|1986cc
10.493kg/PS
1595kg/152PS/19.2kgm
[車体のみPWR:10.132]

車種詳細
スカイウェイブ250|249cc
10.500kg/PS
273kg/26.0PS/2.50kgm
[車体のみPWR:8.385]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではUXとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

CJ42A スカイウェイブ250と競争してみる

まずUXより少しPWRが低いバイクとして、スズキのスカイウェイブ250が挙げられます。PWRの10.478kg/PSは車両重量186kgにライダーの体重55kgを加えた241kgを、最高出力23.0PSで割ったものです。

CJ46A スカイウェイブ250と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのスカイウェイブ250が挙げられます。PWRの10.500kg/PSは車両重量218kg+55kgの273kgを、最高出力26.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.703
平均ピストンスピード 19.58m/s
トルクウェイトレシオ 80.21kg/kgm
1馬力あたりのお値段 34480円
排気量1Lあたり馬力 76.54PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.67kgm/L
1気筒あたりの馬力 38.0PS
1気筒あたりのトルク 4.8kgm
パワーバンド比率 26.7%
燃費×馬力 3754.4pt
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
1.8~2.0LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは80.21kg/kgm(1540kg/19.2kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が5241000円、最高出力が152馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は34480円、逆に1万円あたりでは0.29馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は272969円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
レクサス編
2000cc以下の車編
5人乗りSUV編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は76.54PS/L、トルクは9.67kgm/L、1気筒あたりの馬力は38.0馬力、トルクは4.8kgmとなり、このエンジンが152馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは19.58m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が97.9mmであるM20A型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6130回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.703になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が24.7km/L、最高出力が152PSであるこの車の獲得ポイントは3754.4ptになります。
戯れに車両重量1540kgを100kg単位にした15.4で割ってみたところ、その数値は243.79ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


人間様の占有スペース

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

人間様の占有スペース
室内長×室内幅×室内高 3.254m³
1人あたりのスペース 0.651m³
室内長/全長 40.7%
室内幅/全幅 82.6%
室内高/全高 76.0%
室内容積/車両体積 25.5%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.254m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.651m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は40.7%、同じく室内幅と全幅の比率は82.6%、同じく室内高と全高の比率は76.0%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は25.5%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


UXでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.573m
期待される荷室の幅 1.420m
対角線の長さ 2.119m
期待される荷室の面積 2.234m²

縦方向の長さが1.573m(対角線では2.119m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。

車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム

純正装着タイヤの225/50R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 225/50R18 | 直径 682mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
45 205/45R18
37.7km/h
径 642mm
差 -40mm
215/45R18
38.2km/h
径 651mm
差 -31mm
225/45R18
38.7km/h
径 660mm
差 -22mm
235/45R18
39.2km/h
径 669mm
差 -13mm
245/45R18
39.8km/h
径 678mm
差 -4mm
50 205/50R18
38.8km/h
径 662mm
差 -20mm
215/50R18
39.4km/h
径 672mm
差 -10mm
225/50R18
40.0km/h
682mm
0mm
235/50R18
40.6km/h
径 692mm
差 +10mm
245/50R18
41.2km/h
径 702mm
差 +20mm
55 205/55R18
40.1km/h
径 683mm
差 +1mm
215/55R18
40.7km/h
径 694mm
差 +12mm
225/55R18
41.3km/h
径 705mm
差 +23mm
235/55R18
42.0km/h
径 716mm
差 +34mm
245/55R18
42.6km/h
径 727mm
差 +45mm
60 205/60R18
41.2km/h
径 703mm
差 +21mm
215/60R18
41.9km/h
径 715mm
差 +33mm
225/60R18
42.6km/h
径 727mm
差 +45mm
235/60R18
43.3km/h
径 739mm
差 +57mm
245/60R18
44.0km/h
径 751mm
差 +69mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/50R18 、215/45R18、215/50R18 、225/45R18 、235/45R18 、245/45R18あたりのタイヤがおすすめです。

225/50R18のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を35%から65%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを18インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが225/50R18のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】225/50R18のタイヤ銘柄と通販価格

MZAH11型 UX 2.0L-NA FF/CVTの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.78㎏/PS10.13㎏/PS49.0ptC
最高回転数5881rpm6000rpm51.5ptC
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
73.10PS/L76.54PS/L52.7ptC
1リットル
換算トルク
9.47㎏m/L9.67㎏m/L52.4ptC
WB/TR比1.7731.70357.1ptB
ワイド&
ロー指数
0.8940.83754.1ptB
前面の面積2.630m22.834m244.3ptD
最低地上高154.5mm160mm47.8ptC
スポーツ性能部門の得点485.1pt
総合評価C

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340714円223500円60.2ptB
WLTC燃費16.2km/L24.7km/L67.3ptA
100km/h
回転数
2490rpm-43.4ptD
航続距離644.1km1062.1km74.1ptS
車の大きさ11.466m312.737m345.0ptD
車内の広さ3430.4L3254.5L48.3ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.7L650.9L46.6ptC
車内床面積2.793m22.782m249.8ptC
最小回転
半径
5.17m5.2m49.4ptC
ユーティリティ部門の得点535.8pt
総合評価B

※WLTC燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10694車種中 RANK
運動性能 485.1pt 6560位 C
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 535.8pt 1658位 B
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 1020.9pt 3159位 B
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は485.1点で全10694車種中の6560位、ユーティリティ部門は535.8点で1658位、総合得点は1020.9点で3159位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したMZAH11型 UX(FF/CVT) の各種スペックを、5人乗SUV2000ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


人気があるSUVの車種比較


RU1 ヴェゼル Touring 2019 vs RV4 ヴェゼル G 2021 新旧比較
初代 ヴェゼル Touring Honda-Sensing(2019年式 RU1・FF/CVT・1.5L+ターボ・173PS/22.4kgm・5人乗り)と、2代目 ヴェゼル G(2021年式 RV4・4WD/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・5人乗り)を比較。

JC74W ジムニー ノマド 2025 vs A210A ライズ 2021 性能比較
4代目 ジムニー ノマド FC(2025年式 JC74W・4WD/5MT・1.5L・102PS/13.3kgm・4人乗り)と、初代 ライズ Z(2021年式 A210A・4WD/CVT・1.0L+ターボ・98PS/14.3kgm・5人乗り)を比較。

A210A ライズ 2021 vs NGX50 C-HR GRスポーツ 2020 性能比較
初代 ライズ Z(2021年式 A210A・4WD/CVT・1.0L+ターボ・98PS/14.3kgm・5人乗り)と、初代 C-HR GRスポーツ S-T GR-Sport(2020年式 NGX50・4WD/CVT・1.2L+ターボ・116PS/18.9kgm・5人乗り)を比較。

MXPJ15 ヤリス クロス HV 2020 vs ZVG16 カローラ クロス HV 2023 性能比較
4代目 ヤリス クロス HV Hybrid-X(2020年式 MXPJ15・4WD/CVT・1.5L・91PS/12.2kgm・5人乗り)と、12代目 カローラ クロス HV Hybrid-G(2023年式 ZVG16・4WD/CVT・1.8L・98PS/14.5kgm・5人乗り)を比較。

MXGA10 カローラ クロス 2023 vs MXPB10 ヤリス クロス 2020 性能比較
12代目 カローラ クロス G-X(2023年式 MXGA10・FF/CVT・2.0L・170PS/20.6kgm・5人乗り)と、4代目 ヤリス クロス X B-package(2020年式 MXPB10・FF/CVT・1.5L・120PS/14.8kgm・5人乗り)を比較。

AXUH85 ハリアー ハイブリッド 2020 vs RV6 ヴェゼル e:HEV 2021 性能比較
4代目 ハリアー ハイブリッド S-Hybrid(2020年式 AXUH85・4WD/CVT・2.5L・178PS/22.5kgm・5人乗り)と、2代目 ヴェゼル e:HEV Z(2021年式 RV6・4WD/CVT・1.5L・106PS/13.0kgm・5人乗り)を比較。

WDB3S フロンクス 2024 vs DG5 WR-V 2024 性能比較
初代 フロンクス(2024年式 WDB3S・FF/6AT・1.5L・101PS/13.8kgm・5人乗り)と、初代 WR-V X(2024年式 DG5・FF/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・5人乗り)を比較。

RV6 ヴェゼル e:HEV e:HEV 2021 vs RV4 ヴェゼル G 2021 性能比較
2代目 ヴェゼル e:HEV Z(2021年式 RV6・4WD/CVT・1.5L・106PS/13.0kgm・5人乗り)と、2代目 ヴェゼル G(2021年式 RV4・4WD/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・5人乗り)を比較。