LX36:300の性能と維持費 FR/8AT 5人乗り 756万円 2015年式

603425 AND 633800

このページでは、クライスラーの4ドア・5人乗りセダン、2代目のLX36型300 SRT8【2015/10モデル・476PS/65.0kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

LX36 300
販売期間:2012/12 - 2018/02

画像はクライスラーより引用
http://www.chrysler.co.jp/
投稿:2015/10/15|更新:2019/09/26

ボディサイズが全長5090mm×全幅1905mm×全高1485mm、排気量は6416ccであることから、大雑把に分類すると6.5リットルクラス(6500cc、自動車税は6.0L超を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:450PS~500PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5090mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超・Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


LX36型 300 [6416cc/476PS FR/8AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目300の類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2013/03
型式不明
[SRT8]
6.4L-NA・FR/5AT・638.0万円
472PS・64.3kgm・-
472PS
64.3kgm
-
2012/12
LX36型
[300-Limited]
3.6L-NA・FR/8AT・398.0万円
286PS・34.7kgm・9.2km/L
286PS
34.7kgm
9.2km/L
300の旧型モデル
初代 謎型300C
謎型300Cは2005/02に登場した初代モデル。参考車両の「SRT8」は全長5000mm、全幅1910mm、全高1480mmの車体に、431PS/58.0kgmを発生する1型6059ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー クライスラー
車名&
グレード
300
SRT8
その他 -
お値段 7560000円
車両型式 LX36
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
8速AT・8速オートマ車
ドア/定員 4ドア/5名乗車
車体寸法 長5090×幅1905×高1485mm
軸距&
輪距
3050mm
前1620mm/後1635mm
最低高 120mm
タイヤ 前輪:245/45R20
後輪:245/45R20
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 2020kg
エンジン諸元
原動機型式 6.4L
気筒配列 V型8気筒
排気量6416cc
圧縮比10.9
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 476PS[350kW]/6100rpm
最大トルク 65.0kgm[637Nm]/4150rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
6.4L型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中?大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税111000円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税20500円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額10000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2015/10モデルの300を9年落ちの中古で499万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    300の2015/10モデルの場合、2024年現在では9年が経過しているため、新車価格の60%である453.6万円に諸経費として45.4万円を足した499万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2015年式を9年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 6000cc超 13年未満 111000円
自動車重量税(1年分) 2.5トン以下 13年未満 20500円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷6.9km/L×180円/L
7000km÷6.9km/L×180円/L
5000km÷6.9km/L×180円/L
3000km÷6.9km/L×180円/L
260870円
(182610円)
(130440円)
(78260円)
オイル交換(5000km毎) 1回10000円×2回 20000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本24000円×4本÷5年 19200円
任意保険料(月額10000円) 月額10000円×12ヶ月 120000円
ローン完済後の年間維持費 560400円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額83160円×12ヶ月 997920円
ローン返済中の年間維持費 1558400円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 61700円
名目 金額
自動車税(1年分) 111000円
自動車重量税(1年分) 20500円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
260870円
(182610円)
(130440円)
(78260円)
オイル交換(5000km毎) 20000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 19200円
任意保険料(月額10000円) 120000円
ローン完済後の年間維持費 560400円
名目 金額
車のローン額(1年分) 997920円
ローン返済中の年間維持費 1558400円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
61700円
  • 初度登録から9年経過車の場合、「6000cc超で13年未満」クラスの自動車税は111000円、「2.5トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は20500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに10000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本24000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額10000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした61700円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

年間の維持費が50万円を超えてくると、これはもうこの車そのものが趣味の世界です。若しくは、これだけの維持費が掛かる車を所有していることに喜びを感じ、意義を見出しているのかもしれません。

名にし負う300ともなると、維持費は月額でさえ46700円(ローン完済前は129900円)という破格の金額になってしまうことを思えば、とてもじゃないけど新車で買って5年のローンを抱えながら乗るような車ではありません。清水の舞台から飛び降りる覚悟でご近所を一周して満足するか、盆栽としてガレージに飾っておくならまあ、あるいは…

300の維持費は高い?安い?

「300の年間維持費は560400円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「6000cc超クラスという枠組みの中で比べたらどうなの?」という点も外せません。はたして300の維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安い512300円-48100円
300の維持費560400円
コルベット クーペ565800円+5400円
Cクラス セダン AMG586400円+26000円
CTS セダン626300円+65900円
基準6000cc超クラスの平均維持費633800円+73400円
Eクラス セダン659800円+99400円
Eクラス ステーションワゴン694400円+134000円
Mクラス727400円+167000円
高いSLクラス766100円+205700円

300の年間維持費を、6000cc超クラスで最も維持費が安いコルベット クーペと比較した差額は-48100円、最も高いSLクラスと比較した差額は+205700円、6000cc超クラスの平均維持費と比較した差額は+73400円です。

最低額のコルベット クーペと最高額のSLクラスは極端な例としても、6000cc超クラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、300の維持費は「なかなか安い!」と言えそうです。

年間維持費が安い 6000cc超クラスの車 ランキング

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費6.9km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
188410円
[-72460円]
-25円
155円/L
224650円
[-36220円]
-10円
170円/L
246390円
[-14480円]
180円/L260870円
[0円]
+10円
190円/L
275370円
[+14500円]
+25円
205円/L
297110円
[+36240円]
+50円
230円/L
333340円
[+72470円]

燃費6.9km/LのLX36型 300で10000km走行するのに必要な燃料は1449.3L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は260870円になります。

参考までに、300の燃料タンクは72リットルですので、1449.3Lの給油回数は21回、1回あたりの燃料代は約12430円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては14500円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると36240円、50円も違ってくると72470円にもなります。

これをLX36型 300の年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり180円の場合を560400円としたとき、130円/Lに値下がりすれば487940円(87.1%)に、230円/Lに値上がりすれば632870円(112.9%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(111000円)なり重量税(20500円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 111000円 33%
自動車重量税 1年分 20500円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 3000km分 78260円 23%
オイル交換 年1回 10000円 3%
タイヤ交換 6年毎 12800円 4%
任意保険料 80% 96000円 28%
合計
[1万kmとの差額]
337400円
-223000円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 111000円 28%
自動車重量税 1年分 20500円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 5000km分 130440円 33%
オイル交換 年1回 10000円 3%
タイヤ交換 6年毎 12800円 3%
任意保険料 85% 102000円 26%
合計
[1万kmとの差額]
395600円
-164800円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 111000円 24%
自動車重量税 1年分 20500円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 7000km分 182610円 40%
オイル交換 年1回 14000円 3%
タイヤ交換 6年毎 12800円 3%
任意保険料 90% 108000円 24%
合計
[1万kmとの差額]
457800円
-102600円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料120000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて223000円安い337400円に、5000km走行では164800円安い395600円に、7000km走行では102600円安い457800円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 111000円 15%
自動車重量税 1年分 20500円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 15000km分 391310円 53%
オイル交換 年3回 60000円 8%
タイヤ交換 2.7年毎 28800円 4%
任意保険料 100% 120000円 16%
合計
[1万kmとの差額]
740500円
+180100円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 111000円 12%
自動車重量税 1年分 20500円 2%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 521740円 58%
オイル交換 年4回 80000円 9%
タイヤ交換 2年毎 38400円 4%
任意保険料 100% 120000円 14%
合計
[1万kmとの差額]
900500円
+340100円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
5000cc超クラス編
小型車&普通車の新車編
4ドア・セダン編

300の燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 6.9km/L
燃料タンク容量 72L
航続距離(カタログ燃費) 496.8km
航続距離(80%燃費) 396.0km
満タンプライス 12960円
1km走行コスト 26.09円
1万円でどこまで行ける? km

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので6.9km/Lを仮の燃費とすると、、燃料タンク容量72リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は496.8kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.2km/L)とすると航続距離は446.4km、80%(5.5km/L)だと396.0km、70%(4.8km/L)では345.6kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から72リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり180円では12960円、上で計算した航続距離を踏まえると496.8km(80%燃費時396.0km)を走行するのに12960円かかる計算です。

燃費を6.9km/Lとしたときの1km走行コストは26.09円、10万km走行したときの燃料代は万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら万円/年、7年10万kmなら万円/年、5年10万kmなら万円/年、3年10万kmなら万円/年となります。


カタログデータから見えてくる要素

6.4L型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
4150回転時の馬力 377PS
6100回転時の馬力 476PS
各回転域でのトルク
4150回転時のトルク 65.0kgm
6100回転時のトルク 55.9kgm
6.4L型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載している6.4L型6416cc、V型8気筒の自然吸気エンジンは6100回転時に最高出力476馬力を、4150回転時に最大トルク65.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4150rpmから最高出力が発生する6100rpmまで」の1950rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は32.0%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
5000cc超クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
5000cc超クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ4.244kg/PS(2020kg/476PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ4.244kg/PS
車体+1人4.359kg/PS
車体+5人4.821kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg4.370kg/PS
車体+70kg4.391kg/PS
車体+80kg4.412kg/PS
車体+90kg4.433kg/PS
車体+100kg4.454kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは4.359kg/PS(2075kg/476PS)となり、数値としては0.115kg、比率にすると2.7%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは4.821kg/PS(2295kg/476PS)となり、数値としては0.577kg、比率にすると13.6%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

LX36 300のライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2015/10

-
300
4.359kg/PS
2075kg/476PS|6.5L-NA
[車体のみPWR:4.244]
2017/09

車種詳細
シビック タイプR
4.516kg/PS
1445kg/320PS|2.0L-TB
車体のみPWR:4.344
2019/09

車種詳細
スカイライン
4.481kg/PS
1815kg/405PS|3.0L-TT
車体のみPWR:4.346
2015/12

車種詳細
Aクラス
4.239kg/PS
1615kg/381PS|2.0L-TB
車体のみPWR:4.094
2006/11

車種詳細
インプレッサ WRX
4.516kg/PS
1445kg/320PS|2.0L-TB
車体のみPWR:4.344
2002/06

車種詳細
インプレッサ WRX
4.328kg/PS
1385kg/320PS|2.0L-TB
車体のみPWR:4.156

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ4.359kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

4.141kg/PSから4.577kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの4人乗りハッチバック「FK8型 シビック タイプR」、日産の5人乗りセダン「RV37型 スカイライン」、メルセデスベンツの5人乗りハッチバック「176052型 Aクラス」、スバルの5人乗りセダン「GDB型 インプレッサ WRX」、スバルの5人乗りセダン「GDB型 インプレッサ WRX」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

LX36型 300 [SRT8]とパワーウェイトレシオが近い車種|4.359kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は235.6PS/tとなっています。


300がバイクと競争するなら…?


車種詳細
ZR-7S|738cc
4.358kg/PS
292kg/67.0PS/5.80kgm
[車体のみPWR:3.537]
1速ギヤ速度:79.1km/h
最小TWR:0.953
2015/10

-
300|6416cc
4.359kg/PS
2075kg/476PS/65.0kgm
[車体のみPWR:4.244]
1速ギヤ速度:57.5km/h
最小TWR:0.777

車種詳細
インパルス400|399cc
4.377kg/PS
232kg/53.0PS/3.80kgm
[車体のみPWR:3.340]
1速ギヤ速度:64.5km/h
最小TWR:0.725

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここでは300とパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

ZR750F ZR-7Sと競争してみる

まず300より少しPWRが低いバイクとして、カワサキのZR-7Sが挙げられます。PWRの4.358kg/PSは車両重量237kgにライダーの体重55kgを加えた292kgを、最高出力67.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はZR-7Sに21.6km/h劣り、1速TWRは0.176kg勝る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

GK7CA インパルス400と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのインパルス400が挙げられます。PWRの4.377kg/PSは車両重量177kg+55kgの232kgを、最高出力53.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は7.0km/h劣り、1速TWRは0.052kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.873
平均ピストンスピード 19.24m/s
トルクウェイトレシオ 31.08kg/kgm
1馬力あたりのお値段 15882円
排気量1Lあたり馬力 74.19PS/L
排気量1Lあたりトルク 10.13kgm/L
1気筒あたりの馬力 59.5PS
1気筒あたりのトルク 8.1kgm
パワーバンド比率 32.0%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
セダンのPWR
5.0L超のPWR

トルクウェイトレシオは31.08kg/kgm(2020kg/65.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が7560000円、最高出力が476馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は15882円、逆に1万円あたりでは0.63馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は116308円、1万円あたりでは0.09kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
5000cc超の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は74.19PS/L、トルクは10.13kgm/L、1気筒あたりの馬力は59.5馬力、トルクは8.1kgmとなり、このエンジンが476馬力を6100回転で発生させているときの平均ピストンスピードは19.24m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が94.6mmである6.4L型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6340回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.873になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


300での車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.78m
期待される荷室の幅 1.50m
対角線の長さ 2.33m
期待される荷室の面積 2.67m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.78m(対角線では2.33m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。

これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。
車中泊にあると嬉しいアイテム

ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6100rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6600回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6600rpm|タイヤサイズ 245/45R20|タイヤ直径 72.9cm|円周長 229.0cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6600rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 4.714 14.57 -
-
62km/h 10600rpm 2598.4kgm
2速 3.143 9.72 0.667 1-2/
4400rpm
93km/h 7070rpm 1732.4kgm
3速 2.106 6.51 0.670 2-3/
4420rpm
139km/h 4740rpm 1160.8kgm
4速 1.667 5.15 0.792 3-4/
5230rpm
176km/h 3750rpm 918.9kgm
5速 1.285 3.97 0.771 4-5/
5090rpm
228km/h 2890rpm 708.3kgm
6速 1.000 3.09 0.778 5-6/
5130rpm
293km/h 2250rpm 551.2kgm
7速 0.839 2.59 0.839 6-7/
5540rpm
350km/h 1890rpm 462.5kgm
8速 0.667 2.06 0.795 7-8/
5250rpm
440km/h 1500rpm 367.7kgm
Final 3.091 レシオカバレッジ(変速比幅)7.067

  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数4150rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.091)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(65.0kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.091)÷タイヤの有効半径(0.3645m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は8速ギヤの440km(6100rpmでは406.5km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:6100rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

6100rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ58km/h-
2速ギヤ86km/h4070rpm
3速ギヤ129km/h4090rpm
4速ギヤ163km/h4830rpm
5速ギヤ211km/h4700rpm
6速ギヤ271km/h4750rpm
7速ギヤ323km/h5120rpm
8速ギヤ407km/h4850rpm

LX36型300に搭載された6.4L型6416ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する6100rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで6100rpmまで引っ張ると58km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は6100rpmから4070rpmまで落ち、そこから6100rpmまで加速を続けると速度は86km/h(+28km/h)になります。

3速ギヤでは4090rpmまで落ちて6100rpmで129km/h(+43km/h)に、4速ギヤでは4830rpmまで落ちて6100rpmで163km/h(+34km/h)に、5速ギヤでは4700rpmまで落ちて6100rpmで211km/h(+48km/h)になります。

続いて6速ギヤでは4750rpmまで落ちて6100rpmで271km/h(+60km/h)に、7速ギヤでは5120rpmまで落ちて6100rpmで323km/h(+52km/h)に、8速ギヤでは4850rpmまで落ちて6100rpmで407km/h(+84km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが4150回転で最大トルク65.0kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば31.08kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(4.244kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと2598.4kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(2020kg)を1速ギヤの最大駆動力(2598.4kgm)で割ってみると0.777kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6100回転でのトルク(55.9kgm)からTWRを算出すると0.90kg/kgmとなり、4150-6100回転の回転域では0.777-0.90kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4240 6360 8480 10600 12730 14850 19090
2速 2830 4240 5660 7070 8480 9900 12730
3速 1900 2840 3790 4740 5690 6630 8530
4速 1500 2250 3000 3750 4500 5250 6750
5速 1160 1730 2310 2890 3470 4050 5200
6速 900 1350 1800 2250 2700 3150 4050
7速 750 1130 1510 1890 2260 2640 3400
8速 600 900 1200 1500 1800 2100 2700
※赤い数字は暫定レブリミット(6600rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.667)を選択して時速100kmにて走行すると1500回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは900回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1050回転、一般的な高速道路の80km/hでは1200回転、100km/hでは1500回転、制限速度が120km/hになると1800回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2700回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 9 19 28 38 47 57 66 75
2速 14 28 42 57 71 85 99 113
3速 21 42 63 84 106 127 148 169
4速 27 53 80 107 133 160 187 213
5速 35 69 104 138 173 208 242 277
6速 44 89 133 178 222 267 311 356
7速 53 106 159 212 265 318 371 424
8速 67 133 200 267 333 400 467 533

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6600回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの245/45R20と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 245/45R20 | 直径 729mm

-20mm
幅225mm
-10mm
幅235mm
変更なし
幅245mm
+10mm
幅255mm
+20mm
幅265mm
-5%
40
扁平
225/40R20
37.8km/h
直径688mm
径差-41mm
235/40R20
38.2km/h
直径696mm
径差-33mm
245/40R20
38.6km/h
直径704mm
径差-25mm
255/40R20
39.1km/h
直径712mm
径差-17mm
265/40R20
39.5km/h
直径720mm
径差-9mm
0%
45
扁平
225/45R20
39.0km/h
直径711mm
径差-18mm
235/45R20
39.5km/h
直径720mm
径差-9mm
245/45R20
40.0km/h
729mm
0mm
255/45R20
40.5km/h
直径738mm
径差+9mm
265/45R20
41.0km/h
直径747mm
径差+18mm
+5%
50
扁平
225/50R20
40.2km/h
直径733mm
径差+4mm
235/50R20
40.8km/h
直径743mm
径差+14mm
245/50R20
41.3km/h
直径753mm
径差+24mm
255/50R20
41.9km/h
直径763mm
径差+34mm
265/50R20
42.4km/h
直径773mm
径差+44mm
+10%
55
扁平
225/55R20
41.5km/h
直径756mm
径差+27mm
235/55R20
42.1km/h
直径767mm
径差+38mm
245/55R20
42.7km/h
直径778mm
径差+49mm
255/55R20
43.3km/h
直径789mm
径差+60mm
265/55R20
43.9km/h
直径800mm
径差+71mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、225/45R20 、235/40R20、235/45R20 、245/40R20 、255/40R20 、265/40R20あたりのタイヤがおすすめです。

245/45R20のタイヤ幅を225mmから275mmまで、扁平率を30%から60%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、245/45R20の適応サイズと性能の変化 [LX36型300編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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LX36型300[6.5L-NA FR/8AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト4.244kg/ps65.12
1速ギヤ加速性能0.777kg/kgm67.07
1L換算馬力74.19ps/L50.87
1L換算トルク10.13kgm/L58.05
WB/TR比1.87339.69
ワイド&ロー指数0.78058.17
前面の面積2.829m²44.35
最低地上高120mm64.02
スポーツ性能部門の得点447.34

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費-41.40
年間維持費560400円28.58
100kmh回転数1500rpm63.12
航続距離-26.05
車の大きさ14.399m³61.67
室内の広さ(仮) 2.611m³42.32
最小回転半径-39.45
馬力単価15882円57.47
ユーティリティ部門の得点360.06

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した LX36型300[6.5L-NA FR/8AT] の総合得点は 807.40 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したLX36型300(FR/8AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「5000cc超のセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

300の歴代モデル

2代目 LX36型 300
LX36 300は2012/12に登場した2代目モデル。参考車両の「300-Limited」は全長5070mm、全幅1905mm、全高1495mmの車体に、286PS/34.7kgmを発生するG型3604ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

初代 LR35型 300M
LR35 300Mは2000/06に登場した初代モデル。参考車両の「3.5L」は全長5015mm、全幅1910mm、全高1420mmの車体に、252PS/34.7kgmを発生するG型3517ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。