M3B:M3の性能と維持費 FR/5MT 5人乗り 730万円 1994年式

このページでは、BMWの2ドア・5人乗りクーペ、3代目のE-M3B型M3 M3-Coupe S50B30 E36【1994/02モデル・286PS/32.7kgm・FR/MT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

M3B M3
販売期間:1994/02 - 1999/06

画像はBMWより引用
http://www.bmw.co.jp/
投稿:2012/01/05|更新:2019/09/26

ボディサイズが全長4435mm×全幅1710mm×全高1335mm、排気量は2990ccであることから、大雑把に分類すると3.0リットルクラス(3000cc、自動車税は3.0L以下を適用)に属し、全長、全高は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)やちょっとした高級車に良くあるパターンです。
参考:250PS~300PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4435mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


M3B型 M3 [2990cc/286PS FR/5MT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

3代目M3の類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1997/10
CG19型
[318ti M-sport 19-4S E36/5]
1.9L-NA・FR/4AT・298.0万円
140PS・18.3kgm・9.8km/L
140PS
18.3kgm
9.8km/L
1997/06
M3C型
[M3-Coupe S50B32 E36]
3.2L-NA・FR/6MT・733.0万円
321PS・35.7kgm・9.0km/L
321PS
35.7kgm
9.0km/L
1996/12
CB20型
[320i 20-6S E36]
2.0L-NA・FR/5AT・398.0万円
150PS・19.4kgm・9.1km/L
150PS
19.4kgm
9.1km/L
3代目 3シリーズ 型式一覧 E36系まとめ 1991-1999【全13車種】
M3の新型モデル
4代目 M3-CSL型M3
M3-CSL型M3は2001/01に登場した4代目モデル。参考車両の「CSL E46」は全長4490mm、全幅1780mm、全高1370mmの車体に、360PS/37.7kgmを発生するS54B32型3245ccエンジンを搭載。

M3の旧型モデル
2代目 M3型M3
M3型M3は1985に登場した2代目モデル。参考車両の「BaseGrade E30」は全長4345mm、全幅1680mm、全高1365mmの車体に、195PS/23.4kgmを発生するS14B23型2302ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー BMW
車名&
グレード
M3
M3-Coupe S50B30 E36
その他 M3としては2代目 M3クーペ
お値段 7300000円
車両型式 E-M3B
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
5速MT・5速マニュアル車
ドア/定員 2ドア/5名乗車
車体寸法 長4435×幅1710×高1335mm
軸距&
輪距
2710mm
前1420mm/後1445mm
最小半径 5.8m
タイヤ 前輪:235/40R17
後輪:235/40R17
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1460kg
エンジン諸元
原動機型式 S50B30
気筒配列 直列6気筒
排気量2990cc
圧縮比10.8
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 286PS[210kW]/7000rpm
最大トルク 32.7kgm[321Nm]/3600rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
S50B30型エンジンの諸元と性能まとめ
直列6気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に6個配置する方式。理論上では完全バランスなれど今や絶滅危惧種。
直列6気筒エンジンを搭載する車種の一覧
直列6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税58600円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税18900円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額6500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1994/02モデルのM3を30年落ちの中古で160.6万円にて購入し、頭金なしで3年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    M3の1994/02モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である146万円に諸経費として14.6万円を足した160.6万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1994年式を30年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 3000cc以下 13年経過 58600円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 18年経過 18900円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
燃料代(年間1万km) 10000km÷7.7km/L×185円/L 240260円
オイル交換(5000km毎) 1回5500円×2回 11000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本15000円×4本÷5年 12000円
任意保険料(月額6500円) 月額6500円×12ヶ月 78000円
ローン完済後の年間維持費 427600円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額44610円×12ヶ月 535320円
ローン返済中の年間維持費 963000円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 58500円
名目 金額
自動車税(1年分) 58600円
自動車重量税(1年分) 18900円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
240260円
(168180円)
(120130円)
(72080円)
オイル交換(5000km毎) 11000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 12000円
任意保険料(月額6500円) 78000円
ローン完済後の年間維持費 427600円
名目 金額
車のローン額(1年分) 535320円
ローン返済中の年間維持費 963000円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
58500円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「3000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は58600円、「1.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は18900円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした58500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

このあたりのクラスから理想と現実の違い、つまり「乗りたい車」と「乗ることができる車」は違うことを思い知らされます。うっかり手を出せば「いっ…維持費が高すぎて息ができん!フーッ!フーッ!」と目を白黒させることになりかねません。

さて、M3【M3-Coupe S50B30 E36】の場合、維持費の月額は35700円になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。

M3の維持費は高い?安い?

「M3の年間維持費は427600円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「3000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてM3の維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いハイエース バン266980円-160620円
GLS327100円-100500円
グランエース342500円-85100円
スカイライン369100円-58500円
基準3000ccクラス平均402200円-25400円
M3の維持費427600円
アリスト439900円+12300円
スカイラインGT-R466200円+38600円
X5503300円+75700円
高いXM ワゴン600800円+173200円

M3の年間維持費を、3000ccクラスで最も維持費が安いハイエース バンと比較して160620円高く、最も高いXM ワゴンと比較して173200円安く、3000ccクラスの平均維持費との比較では25400円高くなっています。

最低額のハイエース バンと最高額のXM ワゴンは極端な例としても、3000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、M3の維持費は ちょっと高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 3000ccクラスの車 ランキング

M3を維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%560万円47万円37万円
15%370万円31万円24万円
20%280万円24万円19万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は560万円(総支給額47万円/月、手取り37万円/月)、ここから月額維持費3.6万円を支払うと残りは33.4万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は370万円(総支給額31万円/月、手取り24万円/月)、3.6万円を支払うと残りは20.4万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が280万円(総支給額24万円/月、手取り19万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。3.6万円を引くと残りは15.4万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代25万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり185円を基準として、-50円となる135円から、+50円となる235円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費7.7km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
135円/L
175340円
[-64920円]
-25円
160円/L
207810円
[-32450円]
-10円
175円/L
227290円
[-12970円]
185円/L240260円
[0円]
+10円
195円/L
253270円
[+13010円]
+25円
210円/L
272750円
[+32490円]
+50円
235円/L
305220円
[+64960円]

燃費7.7km/LのM3B型 M3で10000km走行するのに必要な燃料は1298.8L、1リットルあたり185円としたときの燃料代は240260円になります。

参考までに、M3の燃料タンクは65リットルですので、1298.8Lの給油回数は20回、1回あたりの燃料代は約12020円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては13010円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると32490円、50円も違ってくると64960円にもなります。

これをM3B型 M3の年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり185円の場合を427600円としたとき、135円/Lに値下がりすれば362680円(84.8%)に、235円/Lに値上がりすれば492560円(115.2%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(58600円)なり重量税(18900円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 25%
自動車重量税 1年分 18900円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 3000km分 72080円 31%
オイル交換 年1回 5500円 2%
タイヤ交換 6年毎 8000円 3%
任意保険料 80% 62400円 27%
合計
[1万kmとの差額]
234400円
-193200円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 20%
自動車重量税 1年分 18900円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 5000km分 120130円 42%
オイル交換 年1回 5500円 2%
タイヤ交換 6年毎 8000円 3%
任意保険料 85% 66360円 23%
合計
[1万kmとの差額]
286400円
-141200円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 17%
自動車重量税 1年分 18900円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 7000km分 168180円 49%
オイル交換 年1回 7700円 2%
タイヤ交換 6年毎 8000円 2%
任意保険料 90% 70200円 21%
合計
[1万kmとの差額]
340500円
-87100円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料78000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて193200円安い234400円に、5000km走行では141200円安い286400円に、7000km走行では87100円安い340500円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 10%
自動車重量税 1年分 18900円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 15000km分 360390円 63%
オイル交換 年3回 33000円 6%
タイヤ交換 2.7年毎 18000円 3%
任意保険料 100% 78000円 13%
合計
[1万kmとの差額]
575800円
+148200円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 8%
自動車重量税 1年分 18900円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 480520円 67%
オイル交換 年4回 44000円 6%
タイヤ交換 2年毎 24000円 3%
任意保険料 100% 78000円 12%
合計
[1万kmとの差額]
712900円
+285300円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
3000cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
2ドア・クーペ編

M3の燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 7.7km/L
燃料タンク容量 65L
航続距離(カタログ燃費) 500.5km
航続距離(80%燃費) 403.0km
満タンプライス 12025円
1km走行コスト 24.03円
1万円でどこまで行ける? km

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので7.7km/Lを仮の燃費とすると、、燃料タンク容量65リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は500.5kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.9km/L)とすると航続距離は448.5km、80%(6.2km/L)だと403.0km、70%(5.4km/L)では351.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から65リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり185円では12025円、上で計算した航続距離を踏まえると500.5km(80%燃費時403.0km)を走行するのに12025円かかる計算です。

燃費を7.7km/Lとしたときの1km走行コストは24.03円、10万km走行したときの燃料代は万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら万円/年、7年10万kmなら万円/年、5年10万kmなら万円/年、3年10万kmなら万円/年となります。


カタログデータから見えてくる要素

S50B30型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
3600回転時の馬力 164PS
7000回転時の馬力 286PS
各回転域でのトルク
3600回転時のトルク 32.7kgm
7000回転時のトルク 29.3kgm
S50B30型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているS50B30型2990cc、直列6気筒の自然吸気エンジンは7000回転時に最高出力286馬力を、3600回転時に最大トルク32.7kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3600rpmから最高出力が発生する7000rpmまで」の3400rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は48.6%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ5.105kg/PS(1460kg/286PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ5.105kg/PS
車体+1人5.297kg/PS
車体+5人6.066kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg5.315kg/PS
車体+70kg5.350kg/PS
車体+80kg5.385kg/PS
車体+90kg5.420kg/PS
車体+100kg5.455kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは5.297kg/PS(1515kg/286PS)となり、数値としては0.192kg、比率にすると3.8%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは6.066kg/PS(1735kg/286PS)となり、数値としては0.961kg、比率にすると18.8%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

M3B M3のライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
1994/02

-
M3
5.297kg/PS
1515kg/286PS|3.0L-NA
[車体のみPWR:5.105]
2014/06

車種詳細
レヴォーグ
5.383kg/PS
1615kg/300PS|2.0L-TB
車体のみPWR:5.200
2014/08

車種詳細
WRX S4
5.317kg/PS
1595kg/300PS|2.0L-TB
車体のみPWR:5.133
2005/10

車種詳細
RX-8
5.460kg/PS
1365kg/250PS|1.4L-NA
車体のみPWR:5.240
2007/10

車種詳細
S2000
5.300kg/PS
1325kg/250PS|2.0L-NA
車体のみPWR:5.080
2002/01

車種詳細
シルビア
5.180kg/PS
1295kg/250PS|2.0L-TB
車体のみPWR:4.960

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ5.297kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

5.085kg/PSから5.509kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スバルの5人乗りワゴン「VMG型 レヴォーグ」、スバルの5人乗りセダン「VAG型 WRX S4」、マツダの4人乗りクーペ「SE3P型 RX-8」、ホンダの2人乗りオープンカー「AP1型 S2000」、日産の4人乗りクーペ「S15型 シルビア」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

M3B型 M3 [M3-Coupe S50B30 E36]のライバル車種|5.297kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は195.9PS/tとなっています。


M3がバイクと競争するなら…?


車種詳細
Ninja ZX-25R|249cc
5.289kg/PS
238kg/45.0PS/2.10kgm
[車体のみPWR:4.067]
1994/02

-
M3|2990cc
5.297kg/PS
1515kg/286PS/32.7kgm
[車体のみPWR:5.105]

車種詳細
W650|675cc
5.300kg/PS
265kg/50.0PS/5.70kgm
[車体のみPWR:4.200]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではM3とパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

ZX250E Ninja ZX-25Rと競争してみる

まずM3より少しPWRが低いバイクとして、カワサキのNinja ZX-25Rが挙げられます。PWRの5.289kg/PSは車両重量183kgにライダーの体重55kgを加えた238kgを、最高出力45.0PSで割ったものです。

EJ650A W650と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、カワサキのW650が挙げられます。PWRの5.300kg/PSは車両重量210kg+55kgの265kgを、最高出力50.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.891
平均ピストンスピード 20.02m/s
トルクウェイトレシオ 44.65kg/kgm
1馬力あたりのお値段 25524円
排気量1Lあたり馬力 95.65PS/L
排気量1Lあたりトルク 10.94kgm/L
1気筒あたりの馬力 47.7PS
1気筒あたりのトルク 5.5kgm
パワーバンド比率 48.6%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
クーペのPWR
2.5~3.0LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは44.65kg/kgm(1460kg/32.7kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が7300000円、最高出力が286馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は25524円、逆に1万円あたりでは0.39馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は223242円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
3000cc以下の車編
クーペ編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は95.65PS/L、トルクは10.94kgm/L、1気筒あたりの馬力は47.7馬力、トルクは5.5kgmとなり、このエンジンが286馬力を7000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは20.02m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が85.8mmであるS50B30型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6990回転です。●最高出力を発生している時点で既に20.0m/sを超えているこのエンジンは実に良く設計された秀逸なエンジンであると言えます。一昔(二昔?)前の常識を覆す誉れ高きエンジンですので、ぜひとも重要文化遺産に登録して後世に伝えていかねばなりません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.891になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


M3での車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.552m
期待される荷室の幅 1.310m
対角線の長さ 2.031m
期待される荷室の面積 2.033m²

縦方向の長さが1.552m(対角線では2.031m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。

車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

車中泊にあると嬉しいアイテム

純正装着タイヤの235/40R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 235/40R17 | 直径 620mm

-20mm
幅215mm
-10mm
幅225mm
変更なし
幅235mm
+10mm
幅245mm
+20mm
幅255mm
-5%
35
扁平
215/35R17
37.6km/h
直径583mm
径差-37mm
225/35R17
38.1km/h
直径590mm
径差-30mm
235/35R17
38.5km/h
直径597mm
径差-23mm
245/35R17
39.0km/h
直径604mm
径差-16mm
255/35R17
39.4km/h
直径611mm
径差-9mm
0%
40
扁平
215/40R17
39.0km/h
直径604mm
径差-16mm
225/40R17
39.5km/h
直径612mm
径差-8mm
235/40R17
40.0km/h
620mm
0mm
245/40R17
40.5km/h
直径628mm
径差+8mm
255/40R17
41.0km/h
直径636mm
径差+16mm
+5%
45
扁平
215/45R17
40.4km/h
直径626mm
径差+6mm
225/45R17
41.0km/h
直径635mm
径差+15mm
235/45R17
41.5km/h
直径644mm
径差+24mm
245/45R17
42.1km/h
直径653mm
径差+33mm
255/45R17
42.7km/h
直径662mm
径差+42mm
+10%
50
扁平
215/50R17
41.7km/h
直径647mm
径差+27mm
225/50R17
42.4km/h
直径657mm
径差+37mm
235/50R17
43.0km/h
直径667mm
径差+47mm
245/50R17
43.7km/h
直径677mm
径差+57mm
255/50R17
44.3km/h
直径687mm
径差+67mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、215/40R17 、225/35R17、225/40R17 、235/35R17 、245/35R17 、255/35R17あたりのタイヤがおすすめです。

235/40R17のタイヤ幅を215mmから265mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを17インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが235/40R17のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】235/40R17のタイヤ銘柄と通販価格

M3B型M3[3.0L-NA FR/5MT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト5.105kg/ps62.76
1速ギヤ加速性能-39.90
1L換算馬力95.65ps/L67.79
1L換算トルク10.94kgm/L67.93
WB/TR比1.89137.84
ワイド&ロー指数0.78158.10
前面の面積2.283m²59.64
最低地上高-43.72
スポーツ性能部門の得点437.68

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費-41.40
年間維持費427600円40.75
100kmh回転数-43.42
航続距離-26.05
車の大きさ10.124m³44.73
室内の広さ(仮) 1.836m³34.95
最小回転半径5.8m37.14
馬力単価25524円44.79
ユーティリティ部門の得点313.23

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した M3B型M3[3.0L-NA FR/5MT] の総合得点は 750.91 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したM3B型M3(FR/5MT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのクーペ」、「3000ccのクーペ」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

M3の歴代モデル

7代目 5F20型 3シリーズ セダン
5F20 3シリーズ セダンは2019/03に登場した7代目モデル。参考車両の「318i G20」は全長4715mm、全幅1825mm、全高1440mmの車体に、156PS/25.5kgmを発生するB48B20型1998ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

6代目 3C30型 M3
3C30 M3は2014/07に登場した6代目モデル。参考車両の「Sedan F80」は全長4685mm、全幅1875mm、全高1430mmの車体に、431PS/56.1kgmを発生するS55B30型2979ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

5代目 WD40型 M3
WD40 M3は2007/09に登場した5代目モデル。参考車両の「M3 Coupe E92」は全長4620mm、全幅1805mm、全高1425mmの車体に、420PS/40.8kgmを発生するS65B40型3999ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。

4代目 BL32型 M3
BL32 M3は2001/01に登場した4代目モデル。参考車両の「SMG-II E46」は全長4490mm、全幅1780mm、全高1370mmの車体に、343PS/37.2kgmを発生するS54B32型3245ccエンジンを搭載した5人乗りクーペ。

3代目 M3C型 M3
M3C M3は1994/02に登場した3代目モデル。参考車両の「M3-Coupe S50B32 E36」は全長4435mm、全幅1710mm、全高1335mmの車体に、321PS/35.7kgmを発生するS50B32型3201ccエンジンを搭載した5人乗りクーペ。

2代目 M3型 M3
M3 M3は1985に登場した2代目モデル。参考車両の「BaseGrade E30」は全長4345mm、全幅1680mm、全高1365mmの車体に、195PS/23.4kgmを発生するS14B23型2302ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。