F2DKML:S6 セダンの性能と維持費 4WD/8AT 1404万円 2023年式

このページでは、アウディの4ドア・5人乗りセダン、5代目の3AA-F2DKML型S6 セダン BaseGrade【2023/04モデル・450PS/61.2kgm・4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

F2DKML S6 セダン
販売期間:2019/03 - 現行車

画像はアウディより引用
http://www.audi.co.jp/
投稿日:2023/12/14

ボディサイズが全長4955mm×全幅1885mm×全高1420mm、排気量は2893ccであることから、大雑把に分類すると2.9リットルクラス(2900cc、自動車税は3.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:400PS~450PSの自動車 一覧

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4955mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超・Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


F2DKML型 S6 セダン [2893cc/450PS 4WD/8AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

5代目S6 セダンの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2023/04
F2DJPF型
[BaseGrade]
4.0L-TB・4WD/8AT・1846.0万円
600PS・81.6kgm・8.1km/L
600PS
81.6kgm
8.1km/L
2023/04
F2DKML型
[BaseGrade]
2.9L-TB・4WD/8AT・1436.0万円
450PS・61.2kgm・9.8km/L
450PS
61.2kgm
9.8km/L
2022/10
F2DKNF型
[45 TFSI quattro Sport]
2.0L-TB・4WD/7AT・819.0万円
265PS・37.7kgm・12.4km/L
265PS
37.7kgm
12.4km/L
5代目 A6 型式一覧 C8系まとめ 2019-【全16車種】
S6 セダンの旧型モデル
4代目 4GCEUA型S6 セダン
4GCEUA型S6 セダンは2012/08に登場した4代目モデル。参考車両の「BaseGrade C7」は全長4930mm、全幅1875mm、全高1445mmの車体に、420PS/56.1kgmを発生するCEU型3992ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー アウディ
車名&
グレード
S6 セダン
BaseGrade
その他 -
お値段 14040000円
車両型式 3AA-F2DKML
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
8速AT・8速オートマ車
ドア/定員 4ドア/5名乗車
車体寸法 長4955×幅1885×高1420mm
軸距&
輪距
2925mm
前1620mm/後1605mm
最小半径 5.7m
最低高 130mm
タイヤ 前輪:255/40R20
後輪:255/40R20
ブレーキ 前:ディスク
後:ディスク
車両重量 1970kg
エンジン諸元
原動機型式 DKM
気筒配列 V型6気筒+モーター
排気量2893cc
圧縮比10.0
吸気方式 ターボ
最高出力 450PS[331kW]/5700-6700rpm
最大トルク 61.2kgm[600Nm]/2000-5000rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
WLTC燃費 9.8km/L(23.1mpg)
JC08燃費 10.3km/L(24.2mpg)
100km燃費 10.2L/100km
DKM型エンジンの諸元と性能まとめ
V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。
これまでに登場したハイブリッドカーの一覧
V型6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税50000円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額6500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、S6 セダンの新車を1614.6万円(諸費用として210.6万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 3000cc以下 13年未満 50000円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷9.8km/L×180円/L
7000km÷9.8km/L×180円/L
5000km÷9.8km/L×180円/L
3000km÷9.8km/L×180円/L
183670円
(128570円)
(91840円)
(55100円)
オイル交換(5000km毎) 1回6500円×2回 13000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本24000円×4本÷5年 19200円
任意保険料(月額6500円) 月額6500円×12ヶ月 78000円
ローン完済後の年間維持費 369100円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額269100円×12ヶ月 3229200円
ローン返済中の年間維持費 3598300円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 53500円
名目 金額
自動車税(1年分) 50000円
自動車重量税(1年分) 16400円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
183670円
(128570円)
(91840円)
(55100円)
オイル交換(5000km毎) 13000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 19200円
任意保険料(月額6500円) 78000円
ローン完済後の年間維持費 369100円
名目 金額
車のローン額(1年分) 3229200円
ローン返済中の年間維持費 3598300円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
53500円
  • 初度登録から1年経過車の場合、「3000cc以下で13年未満」クラスの自動車税は50000円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本24000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした53500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

年間の維持費が30万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3万円~4万円、年間では36万円~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

S6 セダン【BaseGrade】の場合、維持費の月額は30800円(ローン完済前は299900円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費9.8km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
132670円
[-51000円]
-25円
155円/L
158180円
[-25490円]
-10円
170円/L
173490円
[-10180円]
180円/L183670円
[0円]
+10円
190円/L
193900円
[+10230円]
+25円
205円/L
209210円
[+25540円]
+50円
230円/L
234720円
[+51050円]

燃費9.8km/LのF2DKML型 S6 セダンで10000km走行するのに必要な燃料は1020.5L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は183670円になります。

参考までに、S6 セダンの燃料タンクは73リットルですので、1020.5Lの給油回数は14回、1回あたりの燃料代は約13120円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては10230円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると25540円、50円も違ってくると51050円にもなります。

これをF2DKML型 S6 セダンの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり180円の場合を369100円としたとき、130円/Lに値下がりすれば318100円(86.2%)に、230円/Lに値上がりすれば420150円(113.8%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(50000円)なり重量税(16400円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 50000円 24%
自動車重量税 1年分 16400円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 3000km分 55100円 26%
オイル交換 年1回 6500円 3%
タイヤ交換 6年毎 12800円 6%
任意保険料 80% 62400円 29%
合計
[1万kmとの差額]
212100円
-157000円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 50000円 20%
自動車重量税 1年分 16400円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 5000km分 91840円 36%
オイル交換 年1回 6500円 3%
タイヤ交換 6年毎 12800円 5%
任意保険料 85% 66360円 27%
合計
[1万kmとの差額]
252800円
-116300円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 50000円 17%
自動車重量税 1年分 16400円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 7000km分 128570円 43%
オイル交換 年1回 9100円 3%
タイヤ交換 6年毎 12800円 4%
任意保険料 90% 70200円 24%
合計
[1万kmとの差額]
295900円
-73200円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料78000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて157000円安い212100円に、5000km走行では116300円安い252800円に、7000km走行では73200円安い295900円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 50000円 10%
自動車重量税 1年分 16400円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 15000km分 275510円 55%
オイル交換 年3回 39000円 8%
タイヤ交換 2.7年毎 28800円 6%
任意保険料 100% 78000円 16%
合計
[1万kmとの差額]
496600円
+127500円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 50000円 8%
自動車重量税 1年分 16400円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 367340円 60%
オイル交換 年4回 52000円 9%
タイヤ交換 2年毎 38400円 6%
任意保険料 100% 78000円 13%
合計
[1万kmとの差額]
611000円
+241900円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
3000cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
4ドア・セダン編

【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率が変わると?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(6.8km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(9.8km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(12.0km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(9.8km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費でのガソリン代183670円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル180円として計算。
  • []内は低燃費タイヤ装着(エコタイヤ)で燃費が3%向上すると仮定した場合のガソリン代。
    たった3%のようですが、もともとの燃費が…なため、お財布には劇的な効果があります。
参考:燃費が3%向上すると…?
市街地6.8km/L → 7.0km/L
郊外9.8km/L → 10.1km/L
高速道路12.0km/L → 12.4km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km238230円
[231430円]
郊外500km9180円
[8910円]
高速道路500km7510円
[7250円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
254920円
+71250円
7.1km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
247590円
-7330円
7.3km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が6.8km/Lではガソリン1323.5Lを消費して、ガソリン代は238230円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が9.8km/Lではガソリン51.0Lを消費して、ガソリン代は9180円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が12.0km/Lではガソリン41.7Lを消費して、ガソリン代は7510円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1416.2L、かかったガソリン代が254920円となり、平均燃費は7.1km/L(-2.7km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+71250円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行するとガソリン代は247590円となり、7330円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの5年間で36650円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km132350円
[128570円]
郊外5000km91840円
[89100円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
224190円
+40520円
8.0km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
217670円
-6520円
8.3km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が6.8km/Lでは735.3Lを消費して、ガソリン代は132350円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が9.8km/Lでは510.2Lを消費して、ガソリン代は91840円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1245.5L、かかったガソリン代が224190円となり、平均燃費は8.0km/L(-1.8km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+40520円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が217670円となり、1年間で6520円、5年間で32600円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km88150円
[85630円]
郊外3340km61340円
[59530円]
高速道路3330km49950円
[48330円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
199440円
+15770円
9.0km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
193490円
-5950円
9.3km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が6.8km/Lでは489.7Lを消費して、ガソリン代は88150円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が9.8km/Lでは340.8Lを消費して、ガソリン代は61340円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が12.0km/Lでは277.5Lを消費して、ガソリン代は49950円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1108.0L、かかったガソリン代が199440円となり、平均燃費は9.0km/L(-0.8km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+15770円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が193490円となり、1年間で5950円、5年間で29750円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km13230円
[12850円]
郊外9000km165310円
[160400円]
高速道路500km7510円
[7250円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
186050円
+2380円
9.7km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
180500円
-5550円
10.0km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が6.8km/Lでは73.5Lを消費して、ガソリン代は13230円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が9.8km/Lでは918.4Lを消費して、ガソリン代は165310円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が12.0km/Lでは41.7Lを消費して、ガソリン代は7510円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1033.6L、かかったガソリン代が186050円となり、平均燃費は9.7km/L(-0.1km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+2380円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が180500円となり、1年間で5550円、5年間で27750円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(7.1km/L・8.0km/L・9.0km/L・9.7km/L)、ガソリン代のほうもなかなかな違い(254920円・224190円・199440円・186050円)が出てくることがわかります。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
燃料タンク容量 73リットル
WLTCモード燃費
9.8km/L
715.4km
市街地燃費
6.8km/L
496.4km
[-219.0km]
郊外燃費
9.8km/L
715.4km
[0.0km]
高速道路燃費
12.0km/L
876.0km
[+160.6km]
満タン給油価格 13140円
1km走行コスト 18.37円
1万円走行距離 544.4km

WLTCモード燃費が9.8km/L、燃料タンク容量73リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は715.4kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(8.8km/L)とすると航続距離は642.4km、80%(7.8km/L)だと569.4km、70%(6.9km/L)では503.7kmになります。

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を73Lとしたとき、市街地モード燃費6.8km/Lでの航続距離は496.4km(-219.0km)、郊外モード燃費9.8km/Lでの航続距離は715.4km(0.0km)、高速道路モード燃費12.0km/Lでの航続距離は876.0km(+160.6km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から73リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり180円では13140円、上で計算した航続距離を踏まえると715.4km(80%燃費時569.4km)を走行するのに13140円かかる計算です。

燃費を9.8km/Lとしたときの1km走行コストは18.37円、10万km走行したときの燃料代は183.7万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら18.4万円/年、7年10万kmなら26.2万円/年、5年10万kmなら36.7万円/年、3年10万kmなら61.2万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば544.4km(往復なら片道272.2km)、カタログ値の80%なら435.6km(片道217.8km)離れたところまで行くことができます。

カタログデータから見えてくる要素

DKM型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
2000回転時の馬力 171PS
5000回転時の馬力 427PS
5700回転時の馬力 450PS
6700回転時の馬力 450PS
各回転域でのトルク
2000回転時のトルク 61.2kgm
5000回転時のトルク 61.2kgm
5700回転時のトルク 56.6kgm
6700回転時のトルク 48.1kgm
DKM型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているDKM型2893cc、V型6気筒+モーターのターボエンジンは5700-6700回転時に最高出力450馬力を、2000-5000回転時に最大トルク61.2kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2000rpmから最高出力が発生する6700rpmまで」の4700rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は70.2%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ4.378kg/PS(1970kg/450PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ4.378kg/PS
車体+1人4.500kg/PS
車体+5人4.989kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg4.511kg/PS
車体+70kg4.533kg/PS
車体+80kg4.556kg/PS
車体+90kg4.578kg/PS
車体+100kg4.600kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは4.500kg/PS(2025kg/450PS)となり、数値としては0.122kg、比率にすると2.8%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは4.989kg/PS(2245kg/450PS)となり、数値としては0.611kg、比率にすると14.0%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

F2DKML S6 セダンのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2023/04

-
S6 セダン
4.500kg/PS
2025kg/450PS|2.9L-TB
[車体のみPWR:4.378]
2017/09

車種詳細
シビック タイプR
4.516kg/PS
1445kg/320PS|2.0L-TB
車体のみPWR:4.344
2015/12

車種詳細
シビック タイプR
4.629kg/PS
1435kg/310PS|2.0L-TB
車体のみPWR:4.452
2019/09

車種詳細
スカイライン
4.481kg/PS
1815kg/405PS|3.0L-TT
車体のみPWR:4.346
2006/11

車種詳細
インプレッサ WRX
4.516kg/PS
1445kg/320PS|2.0L-TB
車体のみPWR:4.344
2002/06

車種詳細
インプレッサ WRX
4.328kg/PS
1385kg/320PS|2.0L-TB
車体のみPWR:4.156

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ4.500kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

4.275kg/PSから4.725kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの4人乗りハッチバック「FK8型 シビック タイプR」、ホンダの4人乗りハッチバック「FK2型 シビック タイプR」、日産の5人乗りセダン「RV37型 スカイライン」、スバルの5人乗りセダン「GDB型 インプレッサ WRX」、スバルの5人乗りセダン「GDB型 インプレッサ WRX」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

F2DKML型 S6 セダン [BaseGrade]とパワーウェイトレシオが近い車種|4.500kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は228.4PS/tとなっています。


S6 セダンがバイクと競争するなら…?


車種詳細
RVF|399cc
4.491kg/PS
238kg/53.0PS/3.70kgm
[車体のみPWR:3.453]
1速ギヤ速度:81.3km/h
最小TWR:0.854
2023/04

-
S6 セダン|2893cc
4.500kg/PS
2025kg/450PS/61.2kgm
[車体のみPWR:4.378]
1速ギヤ速度:63.1km/h
最小TWR:0.804

車種詳細
SV400|399cc
4.528kg/PS
240kg/53.0PS/4.20kgm
[車体のみPWR:3.491]
1速ギヤ速度:63.8km/h
最小TWR:0.710

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではS6 セダンとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

NC35 RVFと競争してみる

まずS6 セダンより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのRVFが挙げられます。PWRの4.491kg/PSは車両重量183kgにライダーの体重55kgを加えた238kgを、最高出力53.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はRVFに18.2km/h劣り、1速TWRは0.050kg勝る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

VK53A SV400と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのSV400が挙げられます。PWRの4.528kg/PSは車両重量185kg+55kgの240kgを、最高出力53.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は0.7km/h劣り、1速TWRは0.094kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.813
平均ピストンスピード 19.21m/s
トルクウェイトレシオ 32.19kg/kgm
1馬力あたりのお値段 31200円
排気量1Lあたり馬力 155.55PS/L
排気量1Lあたりトルク 21.15kgm/L
1気筒あたりの馬力 75.0PS
1気筒あたりのトルク 10.2kgm
パワーバンド比率 70.2%
燃費×馬力 4410.0pt
各種ランキング
セダンのPWR
2.5~3.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは32.19kg/kgm(1970kg/61.2kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が14040000円、最高出力が450馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は31200円、逆に1万円あたりでは0.32馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は229412円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
3000cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は155.55PS/L、トルクは21.15kgm/L、1気筒あたりの馬力は75.0馬力、トルクは10.2kgmとなり、このエンジンが450馬力を6700回転で発生させているときの平均ピストンスピードは19.21m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が86.0mmであるDKM型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6980回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.813になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が9.8km/L、最高出力が450PSであるこの車の獲得ポイントは4410.0ptになります。
戯れに車両重量1970kgを100kg単位にした19.7で割ってみたところ、その数値は223.86ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



S6 セダンでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.73m
期待される荷室の幅 1.49m
対角線の長さ 2.28m
期待される荷室の面積 2.58m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.73m(対角線では2.28m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。

これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。
車中泊にあると嬉しいアイテム

ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合5700-6700rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした7200回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 7200rpm|タイヤサイズ 255/40R20|タイヤ直径 71.2cm|円周長 223.7cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
7200rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 5.000 14.25 -
-
68km/h 10620rpm 2449.7kgm
2速 3.200 9.12 0.640 1-2/
4610rpm
106km/h 6790rpm 1567.8kgm
3速 2.143 6.11 0.670 2-3/
4820rpm
158km/h 4550rpm 1049.9kgm
4速 1.720 4.90 0.803 3-4/
5780rpm
197km/h 3650rpm 842.7kgm
5速 1.313 3.74 0.763 4-5/
5490rpm
258km/h 2790rpm 643.3kgm
6速 1.000 2.85 0.762 5-6/
5490rpm
339km/h 2120rpm 489.9kgm
7速 0.823 2.35 0.823 6-7/
5930rpm
412km/h 1750rpm 403.2kgm
8速 0.640 1.82 0.778 7-8/
5600rpm
530km/h 1360rpm 313.6kgm
Final 2.850 レシオカバレッジ(変速比幅)7.812

  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数2000-5000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.850)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(61.2kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.850)÷タイヤの有効半径(0.356m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は8速ギヤの530km(6700rpmでは493.0km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:6700rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

6700rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ63km/h-
2速ギヤ99km/h4290rpm
3速ギヤ147km/h4490rpm
4速ギヤ183km/h5380rpm
5速ギヤ240km/h5110rpm
6速ギヤ316km/h5110rpm
7速ギヤ383km/h5510rpm
8速ギヤ493km/h5210rpm

F2DKML型S6 セダンに搭載されたDKM型2893ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する6700rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで6700rpmまで引っ張ると63km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は6700rpmから4290rpmまで落ち、そこから6700rpmまで加速を続けると速度は99km/h(+36km/h)になります。

3速ギヤでは4490rpmまで落ちて6700rpmで147km/h(+48km/h)に、4速ギヤでは5380rpmまで落ちて6700rpmで183km/h(+36km/h)に、5速ギヤでは5110rpmまで落ちて6700rpmで240km/h(+57km/h)になります。

続いて6速ギヤでは5110rpmまで落ちて6700rpmで316km/h(+76km/h)に、7速ギヤでは5510rpmまで落ちて6700rpmで383km/h(+67km/h)に、8速ギヤでは5210rpmまで落ちて6700rpmで493km/h(+110km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが2000-5000回転で最大トルク61.2kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば32.19kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(4.378kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと2449.7kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1970kg)を1速ギヤの最大駆動力(2449.7kgm)で割ってみると0.804kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6700回転でのトルク(48.1kgm)からTWRを算出すると1.02kg/kgmとなり、2000-6700回転の回転域では0.804-1.02kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4250 6370 8490 10620 12740 14860 19110
2速 2720 4080 5440 6790 8150 9510 12230
3速 1820 2730 3640 4550 5460 6370 8190
4速 1460 2190 2920 3650 4380 5110 6570
5速 1120 1670 2230 2790 3350 3900 5020
6速 850 1270 1700 2120 2550 2970 3820
7速 700 1050 1400 1750 2100 2450 3150
8速 540 820 1090 1360 1630 1900 2450
※赤い数字は暫定レブリミット(7200rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.640)を選択して時速100kmにて走行すると1360回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは820回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは950回転、一般的な高速道路の80km/hでは1090回転、100km/hでは1360回転、制限速度が120km/hになると1630回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2450回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 9 19 28 38 47 57 66 75
2速 15 29 44 59 74 88 103 118
3速 22 44 66 88 110 132 154 176
4速 27 55 82 110 137 164 192 219
5速 36 72 108 143 179 215 251 287
6速 47 94 141 188 235 283 330 377
7速 57 114 172 229 286 343 401 458
8速 74 147 221 294 368 442 515 589

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(7200回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの255/40R20と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 255/40R20 | 直径 712mm

-20mm
幅235mm
-10mm
幅245mm
変更なし
幅255mm
+10mm
幅265mm
+20mm
幅275mm
-5%
35
扁平
235/35R20
37.8km/h
直径673mm
径差-39mm
245/35R20
38.2km/h
直径680mm
径差-32mm
255/35R20
38.6km/h
直径687mm
径差-25mm
265/35R20
39.0km/h
直径694mm
径差-18mm
275/35R20
39.4km/h
直径701mm
径差-11mm
0%
40
扁平
235/40R20
39.1km/h
直径696mm
径差-16mm
245/40R20
39.6km/h
直径704mm
径差-8mm
255/40R20
40.0km/h
712mm
0mm
265/40R20
40.4km/h
直径720mm
径差+8mm
275/40R20
40.9km/h
直径728mm
径差+16mm
+5%
45
扁平
235/45R20
40.4km/h
直径720mm
径差+8mm
245/45R20
41.0km/h
直径729mm
径差+17mm
255/45R20
41.5km/h
直径738mm
径差+26mm
265/45R20
42.0km/h
直径747mm
径差+35mm
275/45R20
42.5km/h
直径756mm
径差+44mm
+10%
50
扁平
235/50R20
41.7km/h
直径743mm
径差+31mm
245/50R20
42.3km/h
直径753mm
径差+41mm
255/50R20
42.9km/h
直径763mm
径差+51mm
265/50R20
43.4km/h
直径773mm
径差+61mm
275/50R20
44.0km/h
直径783mm
径差+71mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、235/40R20 、245/35R20、245/40R20 、255/35R20 、265/35R20 、275/35R20あたりのタイヤがおすすめです。

255/40R20のタイヤ幅を235mmから285mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、255/40R20の適応サイズと性能の変化 [F2DKML型S6 セダン編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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F2DKML型S6 セダン[2.9Lターボ 4WD/8AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト4.378kg/ps64.75
1速ギヤ加速性能0.804kg/kgm66.50
1L換算馬力155.55ps/L69.01
1L換算トルク21.15kgm/L66.18
WB/TR比1.81345.88
ワイド&ロー指数0.75360.13
前面の面積2.677m²48.60
最低地上高130mm59.96
スポーツ性能部門の得点481.01

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費9.8km/L37.03
年間維持費369100円46.11
100kmh回転数1360rpm64.97
航続距離715.4km50.11
車の大きさ13.263m³57.17
室内の広さ(仮) 2.405m³40.36
最小回転半径5.7m39.18
馬力単価31200円37.32
ユーティリティ部門の得点372.25

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した F2DKML型S6 セダン[2.9Lターボ 4WD/8AT] の総合得点は 853.26 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したS6 セダン(4WD/8AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「3000ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

S6 セダンの歴代モデル

5代目 F2DLZF型 A6 アバント
F2DLZF A6 アバントは2019/03に登場した5代目モデル。参考車両の「55TFSI quattro Debut-pack」は全長4950mm、全幅1885mm、全高1485mmの車体に、340PS/51.0kgmを発生するDLZ型2994ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

4代目 4GCYG型 A6アバント
4GCYG A6アバントは2012/02に登場した4代目モデル。参考車両の「1.8TFSI」は全長4955mm、全幅1875mm、全高1495mmの車体に、190PS/32.6kgmを発生するCYG型1798ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

3代目 4FBXAS型 S6アバント
4FBXAS S6アバントは2006/06に登場した3代目モデル。参考車両の「BaseGrade C6」は全長4940mm、全幅1865mm、全高1455mmの車体に、435PS/55.1kgmを発生するCYG型5204ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

2代目 4BBASF型 オールロードクワトロ
4BBASF オールロードクワトロは2001/02に登場した2代目モデル。参考車両の「4.2」は全長4815mm、全幅1865mm、全高1530mmの車体に、300PS/38.8kgmを発生するBAS型4163ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

初代 4AAAN型 S6 セダン
4AAAN S6 セダンは1994/11に登場した初代モデル。参考車両の「Quattro C4」は全長4795mm、全幅1815mm、全高1415mmの車体に、230PS/31.6kgmを発生するAAN型2226ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。