8WDEZ:A4 セダンの性能と維持費 FF/7AT 5人 546万円 2021年式

このページでは、アウディの4ドア・5人乗りセダン、5代目の3CA-8WDEZ型A4 セダン 35 TDI advanced【2021/10モデル・163PS/38.7kgm・FF/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

8WDEZ A4 セダン
販売期間:2016/02 -

画像はアウディより引用
http://www.audi.co.jp/
投稿日:2022/11/04

ボディサイズが全長4760mm×全幅1845mm×全高1410mm、排気量は1968ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、排気量は2000cc以下なれど、全長と全幅が5ナンバー枠を超えていることにより3ナンバー登録になります。車体が大きい割りに排気量が小さいものの、ターボによる過給のおかげで非力さを感じることはなさそうです。

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4760mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


8WDEZ型 A4 セダン [1968cc/163PS FF/7AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

5代目A4 セダンの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2021/10
8WDDWF型
[45 TFSI quattro advanced]
2.0L-TB | 4WD/7AT
| 590.0万円
249PS
37.7kgm
12.9km/L
2021/10
8WDTPF型
[40 TDI quattro advanced]
2.0L-TB | 4WD/7AT
| 580.0万円
204PS
40.8kgm
16.1km/L
2021/10
8WDEM型
[35 TFSI]
2.0L-TB | FF/7AT
| 463.0万円
150PS
27.5kgm
13.6km/L
5代目A4 セダンの車両型式・グレード一覧【全21車種】
A4 セダンの旧型モデル
4代目 8KCAKF型S4 セダン
8KCAKF型S4 セダンは2009/05に登場した4代目モデル。参考車両の「BaseGrade」は全長4715mm、全幅1825mm、全高1420mmの車体に、333PS/44.9kgmを発生するCAK型2994ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー AUDI
車名&
グレード
A4 セダン
35 TDI advanced
その他 35TDIアドバンスド
お値段 5460000円
車両型式 3CA-8WDEZ
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
7速AT・7速オートマ車
ドア/定員 4ドア/5人
車体寸法 長4760×幅1845×高1410mm
軸距&
輪距
2825mm
前1565mm/後1550mm
最小半径 5.5m
最低高 120mm
タイヤ 前輪:225/50R17
後輪:225/50R17
ブレーキ 前:ディスク
後:ディスク
車両重量 1580kg
エンジン諸元
原動機型式 DEZ
気筒配列 直列4気筒+モーター
排気量1968cc
圧縮比16.0
吸気方式 ターボ
最高出力 163PS[120kW]/3250-4200rpm
最大トルク 38.7kgm[380Nm]/1500-2750rpm
使用燃料 軽油(ディーゼル燃料)
WLTC燃費 17.1km/L(40.2mpg)
100km燃費 5.8L/100km
DEZ型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。
※これまでに登場したハイブリッドカーの一覧
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税36000円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料10005円/年、年間1万km走行した際に掛かる軽油代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、A4 セダンの新車を627.9万円(諸費用として81.9万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 11年未満 36000円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 10005円
燃料代(年間1万km) 10000km÷17.1km/L×145円/L 84800円
オイル交換(5000km毎) 1回5500円×2回 11000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本15000円×4本÷5年 12000円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 236300円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額104650円×12ヶ月 1255800円
ローン返済中の年間維持費 1492100円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 55900円
名目 金額
自動車税(1年分) 36000円円
自動車重量税(1年分) 16400円
自賠責保険料(1年分) 10005円
燃料代(年間1万km) 84800円
オイル交換(5000km毎) 11000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 12000円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 236300円
名目 金額
車のローン額(1年分) 1255800円
ローン返済中の年間維持費 1492100円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
55900円
  • 初度登録から2年経過車の場合、「2000cc以下で11年未満」クラスの自動車税は36000円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2017年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした55900円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

A4 セダン【35 TDI advanced】の場合、維持費の月額は19700円(ローン完済前は124400円)になり、これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば軽油代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 23%
自動車重量税 1年分 16400円 11%
自賠責保険料 1年分 10005円 6%
燃料代 3000km分 25440円 16%
オイル交換 年1回 5500円 4%
タイヤ交換 6年毎 8000円 5%
任意保険料 80% 52800円 35%
合計
[1万kmとの差額]
154200円
-82100円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 21%
自動車重量税 1年分 16400円 9%
自賠責保険料 1年分 10005円 6%
燃料代 5000km分 42400円 24%
オイル交換 年1回 5500円 3%
タイヤ交換 6年毎 8000円 5%
任意保険料 85% 56160円 32%
合計
[1万kmとの差額]
174500円
-61800円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 18%
自動車重量税 1年分 16400円 8%
自賠責保険料 1年分 10005円 5%
燃料代 7000km分 59360円 30%
オイル交換 年1回 7700円 4%
タイヤ交換 6年毎 8000円 4%
任意保険料 90% 59400円 31%
合計
[1万kmとの差額]
196900円
-39400円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、軽油代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて82100円安い154200円に、5000km走行では61800円安い174500円に、7000km走行では39400円安い196900円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。軽油代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 12%
自動車重量税 1年分 16400円 5%
自賠責保険料 1年分 10005円 3%
燃料代 15000km分 127200円 41%
オイル交換 年3回 33000円 11%
タイヤ交換 2.7年毎 18000円 6%
任意保険料 100% 66000円 22%
合計
[1万kmとの差額]
306700円
+70400円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 10%
自動車重量税 1年分 16400円 4%
自賠責保険料 1年分 10005円 3%
燃料代 20000km分 169600円 46%
オイル交換 年4回 44000円 12%
タイヤ交換 2年毎 24000円 7%
任意保険料 100% 66000円 18%
合計
[1万kmとの差額]
366100円
+129800円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率を変えるとどうなるの?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(15.2km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(17.2km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(18.0km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(17.1km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費での軽油代84800円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル145円として計算。
  • []内は低燃費タイヤ装着(エコタイヤ)で燃費が3%向上すると仮定した場合の軽油代。
    「差額で元が取れるかな?どうかな?」という、なかなかに絶妙なラインです。

参考:燃費が3%向上すると…?
市街地15.2km/L → 15.7km/L
郊外17.2km/L → 17.7km/L
高速道路18.0km/L → 18.5km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km85850円
[83110円]
郊外500km4220円
[4090円]
高速道路500km4030円
[3920円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
94100円
+9300円
15.4km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
91120円
-2980円
15.9km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が15.2km/Lでは軽油592.1Lを消費して、軽油代は85850円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が17.2km/Lでは軽油29.1Lを消費して、軽油代は4220円になります。
  • 高速道路走行の軽油代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が18.0km/Lでは軽油27.8Lを消費して、軽油代は4030円になります。

このパターンでは使用した燃料量が649.0L、かかった軽油代が94100円となり、平均燃費は15.4km/L(-1.7km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+9300円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行すると軽油代は91120円となり、2980円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの5年間で14900円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km47690円
[46180円]
郊外5000km42150円
[40960円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
89840円
+5040円
16.1km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
87140円
-2700円
16.6km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が15.2km/Lでは328.9Lを消費して、軽油代は47690円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が17.2km/Lでは290.7Lを消費して、軽油代は42150円になります。

このパターンでは使用した燃料量が619.6L、かかった軽油代が89840円となり、平均燃費は16.1km/L(-1.0km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+5040円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では軽油代が87140円となり、1年間で2700円、5年間で13500円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km31770円
[30750円]
郊外3340km28160円
[27360円]
高速道路3330km26830円
[26100円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
86760円
+1960円
16.7km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
84210円
-2550円
17.2km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が15.2km/Lでは219.1Lを消費して、軽油代は31770円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が17.2km/Lでは194.2Lを消費して、軽油代は28160円になります。
  • 高速道路走行の軽油代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が18.0km/Lでは185.0Lを消費して、軽油代は26830円になります。

このパターンでは使用した燃料量が598.3L、かかった軽油代が86760円となり、平均燃費は16.7km/L(-0.4km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+1960円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では軽油代が84210円となり、1年間で2550円、5年間で12750円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km4770円
[4610円]
郊外9000km75880円
[73730円]
高速道路500km4030円
[3920円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
84680円
-120円
17.1km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
82260円
-2420円
17.6km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が15.2km/Lでは32.9Lを消費して、軽油代は4770円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が17.2km/Lでは523.3Lを消費して、軽油代は75880円になります。
  • 高速道路走行の軽油代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が18.0km/Lでは27.8Lを消費して、軽油代は4030円になります。

このパターンでは使用した燃料量が584.0L、かかった軽油代が84680円となり、平均燃費は17.1km/L(0.0km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は-120円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では軽油代が82260円となり、1年間で2420円、5年間で12100円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(15.4km/L・16.1km/L・16.7km/L・17.1km/L)、軽油代のほうもなかなかな違い(94100円・89840円・86760円・84680円)が出てくることがわかります。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km80円1800円2.1万円
20km170円3700円4.4万円
30km250円5500円6.5万円
50km420円9200円10.9万円
100km850円18700円22.1万円

さて、軽油(ディーゼル燃料)1リットルの燃料価格を145円、燃費を17.1km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは8.48円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら軽油代は80円/日となり、20km走行なら170円/日、30km走行なら250円/日、50km走行なら420円/日、100km走行なら850円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで軽油代は5500円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで軽油代は6.5万円/年という塩梅です。


カタログデータから見えてくる要素

DEZ型エンジン簡易性能曲線図
DEZ型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
1500回転時の馬力 81PS
2750回転時の馬力 149PS
3250回転時の馬力 163PS
4200回転時の馬力 163PS
各回転域でのトルク
1500回転時のトルク 38.7kgm
2750回転時のトルク 38.7kgm
3250回転時のトルク 35.9kgm
4200回転時のトルク 27.8kgm
DEZ型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているDEZ型1968cc、直列4気筒+モーターのターボエンジンは3250-4200回転時に最高出力163馬力を、1500-2750回転時に最大トルク38.7kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1500rpmから最高出力が発生する4200rpmまで」の2700rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は64.3%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.693kg/PS(1580kg/163PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.693kg/PS
車体+1人10.031kg/PS
車体+5人11.380kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg10.061kg/PS
車体+70kg10.123kg/PS
車体+80kg10.184kg/PS
車体+90kg10.245kg/PS
車体+100kg10.307kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは10.031kg/PS(1635kg/163PS)となり、数値としては0.338kg、比率にすると3.5%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは11.380kg/PS(1855kg/163PS)となり、数値としては1.687kg、比率にすると17.4%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


8WDEZ A4 セダンのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2021/10

-
A4 セダン
10.031kg/PS
1635kg/163PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:9.693]
2013/12

車種詳細
ヴェゼル
10.038kg/PS
1325kg/132PS|1.5L-NA
車体のみPWR:9.621
2011/10

車種詳細
ヴィッツ G’s
10.000kg/PS
1090kg/109PS|1.5L-NA
車体のみPWR:9.495
2016/02

車種詳細
イグニス
9.945kg/PS
905kg/91PS|1.3L-NA
車体のみPWR:9.341
2012/11

車種詳細
フォレスター
10.101kg/PS
1495kg/148PS|2.0L-NA
車体のみPWR:9.730
2008/09

車種詳細
ヴィッツ
9.955kg/PS
1095kg/110PS|1.5L-NA
車体のみPWR:9.455

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ10.031kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

9.931kg/PSから10.131kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの5人乗りSUV「RU3型 ヴェゼル」、トヨタの5人乗りハッチバック「NCP131型 ヴィッツ G’s」、スズキの5人乗りSUV「FF21S型 イグニス」、スバルの5人乗りSUV「SJ5型 フォレスター」、トヨタの5人乗りハッチバック「NCP91型 ヴィッツ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

8WDEZ型 A4 セダン [35 TDI advanced]とパワーウェイトレシオが近い車種|10.031kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は103.2PS/tとなっています。


A4 セダンがバイクと競争するなら…?


車種詳細
イントルーダークラシック400|399cc
10.000kg/PS
330kg/33.0PS/3.40kgm
[車体のみPWR:8.333]
1速ギヤ速度:53.4km/h
最小TWR:1.433
2021/10

-
A4 セダン|1968cc
10.031kg/PS
1635kg/163PS/38.7kgm
[車体のみPWR:9.693]
1速ギヤ速度:40.3km/h
最小TWR:1.040

車種詳細
グラストラッカー|249cc
10.053kg/PS
191kg/19.0PS/2.10kgm
[車体のみPWR:7.158]
1速ギヤ速度:37.8km/h
最小TWR:0.866

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではA4 セダンとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

VK56A イントルーダークラシック400と競争してみる

まずA4 セダンより少しPWRが低いバイクとして、スズキのイントルーダークラシック400が挙げられます。PWRの10.000kg/PSは車両重量275kgにライダーの体重55kgを加えた330kgを、最高出力33.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はイントルーダークラシック400に13.1km/h劣り、1速TWRは0.393kg勝る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

NJ4DA グラストラッカーと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのグラストラッカーが挙げられます。PWRの10.053kg/PSは車両重量136kg+55kgの191kgを、最高出力19.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は2.5km/h勝り、1速TWRは0.174kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.813
平均ピストンスピード 13.37m/s
トルクウェイトレシオ 40.8kg/kgm
1馬力あたりのお値段 33497円
排気量1Lあたり馬力 82.80PS/L
排気量1Lあたりトルク 19.66kgm/L
1気筒あたりの馬力 40.8PS
1気筒あたりのトルク 9.7kgm
パワーバンド比率 64.3%
燃費×馬力 2787.3pt
各種ランキング
セダンのPWR
1.8~2.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは40.8kg/kgm(1580kg/38.7kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が5460000円、最高出力が163馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は33497円、逆に1万円あたりでは0.30馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は141085円、1万円あたりでは0.07kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
2000cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は82.80PS/L、トルクは19.66kgm/L、1気筒あたりの馬力は40.8馬力、トルクは9.7kgmとなり、このエンジンが163馬力を4200回転で発生させているときの平均ピストンスピードは13.37m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.813になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が17.1km/L、最高出力が163PSであるこの車の獲得ポイントは2787.3ptになります。
戯れに車両重量1580kgを100kg単位にした15.8で割ってみたところ、その数値は176.41ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



A4 セダンでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.67m
期待される荷室の幅 1.45m
対角線の長さ 2.21m
期待される荷室の面積 2.42m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.67m(対角線では2.21m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。
車中泊にあると嬉しいアイテム


A4 セダンの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 17.1km/L
燃料タンク容量 54L
航続距離(カタログ燃費) 923.4km
航続距離(80%燃費) 739.8km
満タンプライス 7830円
1万円でどこまで行ける? 1179.3km
車両価格/航続距離 5913円/km

WLTCモード燃費が17.1km/Lですので、燃料タンクの容量が54リットルですと航続可能距離は923.4kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(15.4km/L)とすると831.6km、80%(13.7km/L)だと739.8km、70%(12.0km/L)では648.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、軽油(ディーゼル燃料)54リットルの給油で7830円、上で計算した航続距離を踏まえると923.4km(80%燃費時739.8km)を走行するのに7830円かかる計算です。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1179.3km(往復なら片道589.7km)、カタログ値の80%なら943.4km(片道471.7km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で923.4kmの距離を移動できる8WDEZ型 A4 セダン [35 TDI advanced]という乗り物を、546.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「5913円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
WLTCモード燃費
17.1km/L
923.4km
市街地燃費
15.2km/L
820.8km
[-102.6km]
郊外燃費
17.2km/L
928.8km
[+5.4km]
高速道路燃費
18.0km/L
972.0km
[+48.6km]

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を54Lとしたとき、市街地モード燃費15.2km/Lでの航続距離は820.8km(-102.6km)、郊外モード燃費17.2km/Lでの航続距離は928.8km(+5.4km)、高速道路モード燃費18.0km/Lでの航続距離は972.0km(+48.6km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合3250-4200rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした4700回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 4700rpm|タイヤサイズ 225/50R17|タイヤ直径 65.7cm|円周長 206.4cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
4700rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 3.187 12.89 -
-
45km/h 10410rpm 1519.1kgm
2速 2.190 8.86 0.687 1-2/
3230rpm
66km/h 7150rpm 1043.9kgm
3速 1.517 6.14 0.693 2-3/
3260rpm
95km/h 4960rpm 723.1kgm
4速 1.057 4.28 0.697 3-4/
3280rpm
136km/h 3450rpm 503.8kgm
5速 0.738 2.99 0.698 4-5/
3280rpm
195km/h 2410rpm 351.8kgm
6速 0.507 2.05 0.687 5-6/
3230rpm
284km/h 1660rpm 241.7kgm
7速 0.385 1.56 0.759 6-7/
3570rpm
374km/h 1260rpm 183.5kgm
Final 4.046 レシオカバレッジ(変速比幅)8.278

ギヤの繋がりイメージ
8WDEZ型A4 セダン7AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数1500-2750rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.046)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(38.7kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.046)÷タイヤの有効半径(0.3285m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は7速ギヤの374km(4200rpmでは333.9km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:4200rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

4200rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ40km/h-
2速ギヤ59km/h2890rpm
3速ギヤ85km/h2910rpm
4速ギヤ122km/h2930rpm
5速ギヤ174km/h2930rpm
6速ギヤ254km/h2890rpm
7速ギヤ334km/h3190rpm

8WDEZ型A4 セダンに搭載されたDEZ型1968ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する4200rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで4200rpmまで引っ張ると40km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は4200rpmから2890rpmまで落ち、そこから4200rpmまで加速を続けると速度は59km/h(+19km/h)になります。

3速ギヤでは2910rpmまで落ちて4200rpmで85km/h(+26km/h)に、4速ギヤでは2930rpmまで落ちて4200rpmで122km/h(+37km/h)に、5速ギヤでは2930rpmまで落ちて4200rpmで174km/h(+52km/h)になります。

続いて6速ギヤでは2890rpmまで落ちて4200rpmで254km/h(+80km/h)に、7速ギヤでは3190rpmまで落ちて4200rpmで334km/h(+80km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが1500-2750回転で最大トルク38.7kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば40.8kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(9.693kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1519.1kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1580kg)を1速ギヤの最大駆動力(1519.1kgm)で割ってみると1.040kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する4200回転でのトルク(27.8kgm)からTWRを算出すると1.45kg/kgmとなり、1500-4200回転の回転域では1.040-1.45kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4160 6250 8330 10410 12490 14580 18740
2速 2860 4290 5720 7150 8590 10020 12880
3速 1980 2970 3960 4960 5950 6940 8920
4速 1380 2070 2760 3450 4140 4830 6220
5速 960 1450 1930 2410 2890 3380 4340
6速 660 990 1330 1660 1990 2320 2980
7速 500 750 1010 1260 1510 1760 2260
※赤い数字は暫定レブリミット(4700rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.385)を選択して時速100kmにて走行すると1260回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは750回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは880回転、一般的な高速道路の80km/hでは1010回転、100km/hでは1260回転、制限速度が120km/hになると1510回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2260回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 10 19 29 38 48 58 67 77
2速 14 28 42 56 70 84 98 112
3速 20 40 61 81 101 121 141 161
4速 29 58 87 116 145 174 203 232
5速 41 83 124 166 207 249 290 332
6速 60 121 181 241 302 362 423 483
7速 80 159 239 318 398 477 557 636

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(4700回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの225/50R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 225/50R17 | 直径 657mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
-5%
45
扁平
205/45R17
37.6km/h
直径617mm
径差-40mm
215/45R17
38.1km/h
直径626mm
径差-31mm
225/45R17
38.7km/h
直径635mm
径差-22mm
235/45R17
39.2km/h
直径644mm
径差-13mm
245/45R17
39.8km/h
直径653mm
径差-4mm
0%
50
扁平
205/50R17
38.8km/h
直径637mm
径差-20mm
215/50R17
39.4km/h
直径647mm
径差-10mm
225/50R17
40.0km/h
657mm
0mm
235/50R17
40.6km/h
直径667mm
径差+10mm
245/50R17
41.2km/h
直径677mm
径差+20mm
+5%
55
扁平
205/55R17
40.1km/h
直径658mm
径差+1mm
215/55R17
40.7km/h
直径669mm
径差+12mm
225/55R17
41.4km/h
直径680mm
径差+23mm
235/55R17
42.1km/h
直径691mm
径差+34mm
245/55R17
42.7km/h
直径702mm
径差+45mm
+10%
60
扁平
205/60R17
41.3km/h
直径678mm
径差+21mm
215/60R17
42.0km/h
直径690mm
径差+33mm
225/60R17
42.7km/h
直径702mm
径差+45mm
235/60R17
43.5km/h
直径714mm
径差+57mm
245/60R17
44.2km/h
直径726mm
径差+69mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/50R17 、215/45R17、215/50R17 、225/45R17 、235/45R17 、245/45R17あたりのタイヤがおすすめです。

225/50R17のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を35%から65%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、225/50R17の適応サイズと性能の変化 [8WDEZ型A4 セダン編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


8WDEZ型A4 セダン[2.0Lターボ FF/7AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト9.693kg/ps50.05
1速ギヤ加速性能1.040kg/kgm61.49
1L換算馬力82.80ps/L42.72
1L換算トルク19.66kgm/L62.39
WB/TR比1.81345.88
ワイド&ロー指数0.76459.30
前面の面積2.601m²50.33
最低地上高120mm63.93
スポーツ性能部門の得点436.09

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費17.1km/L51.64
年間維持費236300円58.29
100kmh回転数1260rpm66.37
航続距離923.4km62.65
車の大きさ12.383m³54.09
室内の広さ(仮) 2.245m³38.76
最小回転半径5.5m43.12
馬力単価33497円33.53
ユーティリティ部門の得点408.45

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 8WDEZ型A4 セダン[2.0Lターボ FF/7AT] の総合得点は 844.54 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した8WDEZ型A4 セダン(FF/7AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「2000ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

A4 セダンの歴代モデル

5代目 8WCVK型 A4 セダン
8WCVK A4 セダンは2016/02に登場した5代目モデル。参考車両の「2.0TFSI」は全長4735mm、全幅1840mm、全高1430mmの車体に、190PS/32.6kgmを発生するCVK型1984ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

4代目 8KCFSF型 RS4 アバント
8KCFSF RS4 アバントは2013/04に登場した4代目モデル。参考車両の「BaseGrade B8」は全長4720mm、全幅1850mm、全高1435mmの車体に、450PS/43.8kgmを発生するCFS型4163ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

3代目 8EBBKF型 S4アバント
8EBBKF S4アバントは2003/09に登場した3代目モデル。参考車両の「BaseGrade」は全長4585mm、全幅1780mm、全高1435mmの車体に、344PS/41.8kgmを発生するBBK型4163ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

2代目 8DAGBF型 S4アバント
8DAGBF S4アバントは1999/10に登場した2代目モデル。参考車両の「BaseGrade」は全長4495mm、全幅1735mm、全高1435mmの車体に、265PS/40.8kgmを発生するAGB型2671ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。