95222 ジュリアの性能と維持費 FR/8AT 5人 556万円 2019年式

このページでは、アルファロメオの4ドア・5人乗りセダン、2代目の3DA-95222型ジュリア Diesel Super【2019/04モデル・190PS/45.9kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

95222 ジュリア
販売期間:2017/10 -

画像はアルファロメオより引用
http://www.alfaromeo-jp.com/
投稿:2019/03/27|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長4645mm×全幅1865mm×全高1435mm、排気量は2142ccであることから、大雑把に分類すると2.2リットルクラス(2200cc、自動車税は2.5L以下を適用)に属し、全長、全高は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)やちょっとした高級車に良くあるパターンです。
参考:150PS~200PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4645mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


95222型 ジュリア [2142cc/190PS FR/8AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目ジュリアの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2021/04
型式不明
[GTAm]
2.9L-TB・FR/8AT・2198.0万円
540PS・61.2kgm・8.5km/L
540PS
61.2kgm
8.5km/L
2021/03
95220型
[2.0 Turbo Sprint]
2.0L-TB・FR/8AT・460.0万円
201PS・33.7kgm・12.4km/L
201PS
33.7kgm
12.4km/L
2021/03
95220型
[2.0 Turbo Veloce]
2.0L-TB・FR/8AT・598.0万円
280PS・40.8kgm・12.1km/L
280PS
40.8kgm
12.1km/L
2代目ジュリアの車両型式・グレード一覧【全8車種】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー アルファロメオ
車名&
グレード
ジュリア
Diesel Super
その他 -
お値段 5560000円
車両型式 3DA-95222
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
8速AT・8速オートマ車
ドア/定員 4ドア/5名乗車
車体寸法 長4645×幅1865×高1435mm
軸距&
輪距
2820mm
前1555mm/後1625mm
最小半径 5.4m
タイヤ 前輪:225/45R18
後輪:255/40R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1600kg
エンジン諸元
原動機型式 46335975
気筒配列 直列4気筒
排気量2142cc
圧縮比15.5
吸気方式 ターボ
最高出力 190PS[140kW]/3500rpm
最大トルク 45.9kgm[450Nm]/1750rpm
使用燃料 軽油(ディーゼル燃料)
WLTC燃費 17.2km/L(40.5mpg)
100km燃費 5.8L/100km
46335975型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税45000円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かる軽油代月額6000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、ジュリアの新車を639.4万円(諸費用として83.4万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2500cc以下 11年未満 45000円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷17.2km/L×150円/L
7000km÷17.2km/L×150円/L
5000km÷17.2km/L×150円/L
3000km÷17.2km/L×150円/L
87210円
(61050円)
(43610円)
(26160円)
オイル交換(5000km毎) 1回6000円×2回 12000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本18000円×4本÷5年 14400円
任意保険料(月額6000円) 月額6000円×12ヶ月 72000円
ローン完済後の年間維持費 255900円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額106570円×12ヶ月 1278840円
ローン返済中の年間維持費 1534700円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 53500円
名目 金額
自動車税(1年分) 45000円
自動車重量税(1年分) 16400円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
87210円
(61050円)
(43610円)
(26160円)
オイル交換(5000km毎) 12000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 14400円
任意保険料(月額6000円) 72000円
ローン完済後の年間維持費 255900円
名目 金額
車のローン額(1年分) 1278840円
ローン返済中の年間維持費 1534700円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
53500円
  • 初度登録から5年経過車の場合、「2500cc以下で11年未満」クラスの自動車税は45000円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした53500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

お財布に厚みが増した勢いで少し色気を出して、自身の車にステータス性を欲すると月換算で2万円~3万円の間、年間にすると24万円~36万円のクラスです。ジュリア【Diesel Super】の場合、維持費の月額は21400円(ローン完済前は127900円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…?」なんて呟くその姿は自慢げなようであり、しかし哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにもいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。

ジュリアの維持費は高い?安い?

「ジュリアの年間維持費は255900円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「2500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてジュリアの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いカムリ216500円-39400円
ジュリアの維持費255900円
トライトン276340円+20440円
LM307000円+51100円
RS Q3 スポーツバック345100円+89200円
基準2500ccクラス平均354400円+98500円
キャラバン ワゴン367700円+111800円
インプレッサ WRX387800円+131900円
キャラバン コーチ419800円+163900円
高い5シリーズ セダン480900円+225000円

ジュリアの年間維持費を、2500ccクラスで最も維持費が安いカムリと比較して39400円高く、最も高い5シリーズ セダンと比較して225000円安く、2500ccクラスの平均維持費との比較では98500円安くなっています。

最低額のカムリと最高額の5シリーズ セダンは極端な例としても、2500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、ジュリアの維持費は かなり安い! と言えそうです。

年間維持費が安い 2500ccクラスの車 ランキング

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、軽油(ディーゼル燃料)1リットルあたり150円を基準として、-50円となる100円から、+50円となる200円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費17.2km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
100円/L
58140円
[-29070円]
-25円
125円/L
72680円
[-14530円]
-10円
140円/L
81400円
[-5810円]
150円/L87210円
[0円]
+10円
160円/L
93030円
[+5820円]
+25円
175円/L
101750円
[+14540円]
+50円
200円/L
116280円
[+29070円]

燃費17.2km/Lの95222型 ジュリアで10000km走行するのに必要な燃料は581.4L、1リットルあたり150円としたときの燃料代は87210円になります。

参考までに、ジュリアの燃料タンクは58リットルですので、581.4Lの給油回数は11回、1回あたりの燃料代は約7930円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては5820円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると14540円、50円も違ってくると29070円にもなります。

これを95222型 ジュリアの年間維持費に当てはめてみますと、軽油(ディーゼル燃料)1リットルあたり150円の場合を255900円としたとき、100円/Lに値下がりすれば226830円(88.6%)に、200円/Lに値上がりすれば284970円(111.4%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(45000円)なり重量税(16400円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば軽油代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45000円 27%
自動車重量税 1年分 16400円 10%
自賠責保険料 1年分 8825円 5%
燃料代 3000km分 26160円 15%
オイル交換 年1回 6000円 4%
タイヤ交換 6年毎 9600円 6%
任意保険料 80% 57600円 33%
合計
[1万kmとの差額]
169600円
-86300円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45000円 24%
自動車重量税 1年分 16400円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 5%
燃料代 5000km分 43610円 23%
オイル交換 年1回 6000円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 5%
任意保険料 85% 61200円 31%
合計
[1万kmとの差額]
190700円
-65200円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45000円 21%
自動車重量税 1年分 16400円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 7000km分 61050円 29%
オイル交換 年1回 8400円 4%
タイヤ交換 6年毎 9600円 4%
任意保険料 90% 64800円 30%
合計
[1万kmとの差額]
214100円
-41800円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、軽油代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料72000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて86300円安い169600円に、5000km走行では65200円安い190700円に、7000km走行では41800円安い214100円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。軽油代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45000円 14%
自動車重量税 1年分 16400円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 15000km分 130820円 40%
オイル交換 年3回 36000円 11%
タイヤ交換 2.7年毎 21600円 7%
任意保険料 100% 72000円 20%
合計
[1万kmとの差額]
330700円
+74800円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45000円 11%
自動車重量税 1年分 16400円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 20000km分 174420円 44%
オイル交換 年4回 48000円 12%
タイヤ交換 2年毎 28800円 7%
任意保険料 100% 72000円 20%
合計
[1万kmとの差額]
393500円
+137600円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
2500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
4ドア・セダン編

【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率が変わると?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(11.8km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(18.1km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(20.6km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(17.2km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費での軽油代87210円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル150円として計算。
  • []内は低燃費タイヤ装着(エコタイヤ)で燃費が3%向上すると仮定した場合の軽油代。
    「差額で元が取れるかな?どうかな?」という、なかなかに絶妙なラインです。
参考:燃費が3%向上すると…?
市街地11.8km/L → 12.2km/L
郊外18.1km/L → 18.6km/L
高速道路20.6km/L → 21.2km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km114410円
[110660円]
郊外500km4140円
[4040円]
高速道路500km3650円
[3540円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
122200円
+34990円
12.3km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
118240円
-3960円
12.7km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が11.8km/Lでは軽油762.7Lを消費して、軽油代は114410円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が18.1km/Lでは軽油27.6Lを消費して、軽油代は4140円になります。
  • 高速道路走行の軽油代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が20.6km/Lでは軽油24.3Lを消費して、軽油代は3650円になります。

このパターンでは使用した燃料量が814.6L、かかった軽油代が122200円となり、平均燃費は12.3km/L(-4.9km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+34990円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行すると軽油代は118240円となり、3960円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの5年間で19800円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km63560円
[61470円]
郊外5000km41430円
[40320円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
104990円
+17780円
14.3km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
101790円
-3200円
14.7km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が11.8km/Lでは423.7Lを消費して、軽油代は63560円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が18.1km/Lでは276.2Lを消費して、軽油代は41430円になります。

このパターンでは使用した燃料量が699.9L、かかった軽油代が104990円となり、平均燃費は14.3km/L(-2.9km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+17780円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では軽油代が101790円となり、1年間で3200円、5年間で16000円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km42330円
[40950円]
郊外3340km27680円
[26940円]
高速道路3330km24260円
[23570円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
94270円
+7060円
15.9km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
91460円
-2810円
16.4km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が11.8km/Lでは282.2Lを消費して、軽油代は42330円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が18.1km/Lでは184.5Lを消費して、軽油代は27680円になります。
  • 高速道路走行の軽油代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が20.6km/Lでは161.7Lを消費して、軽油代は24260円になります。

このパターンでは使用した燃料量が628.4L、かかった軽油代が94270円となり、平均燃費は15.9km/L(-1.3km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+7060円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では軽油代が91460円となり、1年間で2810円、5年間で14050円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km6360円
[6150円]
郊外9000km74580円
[72590円]
高速道路500km3650円
[3540円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
84590円
-2620円
17.7km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
82280円
-2310円
18.2km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が11.8km/Lでは42.4Lを消費して、軽油代は6360円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が18.1km/Lでは497.2Lを消費して、軽油代は74580円になります。
  • 高速道路走行の軽油代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が20.6km/Lでは24.3Lを消費して、軽油代は3650円になります。

このパターンでは使用した燃料量が563.9L、かかった軽油代が84590円となり、平均燃費は17.7km/L(+0.5km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は-2620円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では軽油代が82280円となり、1年間で2310円、5年間で11550円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(12.3km/L・14.3km/L・15.9km/L・17.7km/L)、軽油代のほうもなかなかな違い(122200円・104990円・94270円・84590円)が出てくることがわかります。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
燃料タンク容量 58リットル
WLTCモード燃費
17.2km/L
997.6km
市街地燃費
11.8km/L
684.4km
[-313.2km]
郊外燃費
18.1km/L
1049.8km
[+52.2km]
高速道路燃費
20.6km/L
1194.8km
[+197.2km]
満タン給油価格 8700円
1km走行コスト 8.72円
1万円走行距離 1146.7km

WLTCモード燃費が17.2km/L、燃料タンク容量58リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は997.6kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(15.5km/L)とすると航続距離は899.0km、80%(13.8km/L)だと800.4km、70%(12.0km/L)では696.0kmになります。

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を58Lとしたとき、市街地モード燃費11.8km/Lでの航続距離は684.4km(-313.2km)、郊外モード燃費18.1km/Lでの航続距離は1049.8km(+52.2km)、高速道路モード燃費20.6km/Lでの航続距離は1194.8km(+197.2km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から58リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、軽油(ディーゼル燃料)を1リットルあたり150円では8700円、上で計算した航続距離を踏まえると997.6km(80%燃費時800.4km)を走行するのに8700円かかる計算です。

燃費を17.2km/Lとしたときの1km走行コストは8.72円、10万km走行したときの燃料代は87.2万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら8.7万円/年、7年10万kmなら12.5万円/年、5年10万kmなら17.4万円/年、3年10万kmなら29.1万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1146.7km(往復なら片道573.3km)、カタログ値の80%なら917.3km(片道458.7km)離れたところまで行くことができます。

カタログデータから見えてくる要素

46335975型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
1750回転時の馬力 112PS
3500回転時の馬力 190PS
各回転域でのトルク
1750回転時のトルク 45.9kgm
3500回転時のトルク 38.9kgm
46335975型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載している46335975型2142cc、直列4気筒のターボエンジンは3500回転時に最高出力190馬力を、1750回転時に最大トルク45.9kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1750rpmから最高出力が発生する3500rpmまで」の1750rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は50.0%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ8.421kg/PS(1600kg/190PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ8.421kg/PS
車体+1人8.711kg/PS
車体+5人9.868kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg8.737kg/PS
車体+70kg8.789kg/PS
車体+80kg8.842kg/PS
車体+90kg8.895kg/PS
車体+100kg8.947kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは8.711kg/PS(1655kg/190PS)となり、数値としては0.290kg、比率にすると3.4%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは9.868kg/PS(1875kg/190PS)となり、数値としては1.447kg、比率にすると17.2%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

95222 ジュリアのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2019/04

-
ジュリア
8.711kg/PS
1655kg/190PS|2.2L-TB
[車体のみPWR:8.421]
2004/04

車種詳細
スイフト スポーツ
8.565kg/PS
985kg/115PS|1.5L-NA
車体のみPWR:8.087
2009/10

車種詳細
エルグランド
8.646kg/PS
2075kg/240PS|3.5L-NA
車体のみPWR:8.417
2018/11

車種詳細
UX
8.764kg/PS
1525kg/174PS|2.0L-NA
車体のみPWR:8.448
2012/07

車種詳細
iQ GRMN
8.566kg/PS
1045kg/122PS|1.4L-SC
車体のみPWR:8.115
2015/07

車種詳細
ゴルフ オールトラック
8.861kg/PS
1595kg/180PS|1.8L-TB
車体のみPWR:8.556

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ8.711kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

8.537kg/PSから8.885kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの5人乗りハッチバック「HT81S型 スイフト スポーツ」、日産の8人乗りミニバン「E51型 エルグランド」、レクサスの5人乗りSUV「MZAA10型 UX」、トヨタの4人乗りハッチバック「NGJ10型 iQ GRMN」、フォルクスワーゲンの5人乗りSUV「AUCJSF型 ゴルフ オールトラック」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

95222型 ジュリア [Diesel Super]のライバル車種|8.711kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は118.8PS/tとなっています。


ジュリアがバイクと競争するなら…?


車種詳細
バーグマン400|399cc
8.710kg/PS
270kg/31.0PS/3.70kgm
[車体のみPWR:6.935]
1速ギヤ速度:43.4km/h
最小TWR:1.062
2019/04

-
ジュリア|2142cc
8.711kg/PS
1655kg/190PS/45.9kgm
[車体のみPWR:8.421]
1速ギヤ速度:33.3km/h
最小TWR:0.879

車種詳細
スティード|398cc
8.742kg/PS
271kg/31.0PS/3.40kgm
[車体のみPWR:6.968]
1速ギヤ速度:53.2km/h
最小TWR:1.195

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではジュリアとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

DU11A バーグマン400と競争してみる

まずジュリアより少しPWRが低いバイクとして、スズキのバーグマン400が挙げられます。PWRの8.710kg/PSは車両重量215kgにライダーの体重55kgを加えた270kgを、最高出力31.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はバーグマン400に10.1km/h劣り、1速TWRは0.183kg勝る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

NC26 スティードと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのスティードが挙げられます。PWRの8.742kg/PSは車両重量216kg+55kgの271kgを、最高出力31.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は19.9km/h劣り、1速TWRは0.316kg勝る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.774
平均ピストンスピード 11.55m/s
トルクウェイトレシオ 34.86kg/kgm
1馬力あたりのお値段 29263円
排気量1Lあたり馬力 88.70PS/L
排気量1Lあたりトルク 21.43kgm/L
1気筒あたりの馬力 47.5PS
1気筒あたりのトルク 11.5kgm
パワーバンド比率 50.0%
燃費×馬力 3268.0pt
各種ランキング
セダンのPWR
2.0~2.5Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは34.86kg/kgm(1600kg/45.9kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が5560000円、最高出力が190馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は29263円、逆に1万円あたりでは0.34馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は121133円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
2500cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は88.70PS/L、トルクは21.43kgm/L、1気筒あたりの馬力は47.5馬力、トルクは11.5kgmとなり、このエンジンが190馬力を3500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは11.55m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.774になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が17.2km/L、最高出力が190PSであるこの車の獲得ポイントは3268.0ptになります。
戯れに車両重量1600kgを100kg単位にした16.0で割ってみたところ、その数値は204.25ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



ジュリアでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.63m
期待される荷室の幅 1.47m
対角線の長さ 2.19m
期待される荷室の面積 2.40m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.63m(対角線では2.19m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。
車中泊にあると嬉しいアイテム

ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合3500rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした4000回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 4000rpm|タイヤサイズ 255/40R18|タイヤ直径 66.1cm|円周長 207.7cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
4000rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 5.000 13.10 -
-
38km/h 10510rpm 1819.3kgm
2速 3.200 8.38 0.640 1-2/
2560rpm
59km/h 6730rpm 1164.4kgm
3速 2.143 5.61 0.670 2-3/
2680rpm
89km/h 4510rpm 779.8kgm
4速 1.720 4.51 0.803 3-4/
3210rpm
111km/h 3620rpm 625.9kgm
5速 1.314 3.44 0.764 4-5/
3060rpm
145km/h 2760rpm 478.1kgm
6速 1.000 2.62 0.761 5-6/
3040rpm
190km/h 2100rpm 363.9kgm
7速 0.822 2.15 0.822 6-7/
3290rpm
231km/h 1730rpm 299.1kgm
8速 0.640 1.68 0.779 7-8/
3120rpm
297km/h 1350rpm 232.9kgm
Final 2.620 レシオカバレッジ(変速比幅)7.812

  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数1750rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.620)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(45.9kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.620)÷タイヤの有効半径(0.3305m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は8速ギヤの297km(3500rpmでは260.1km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:3500rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

3500rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ33km/h-
2速ギヤ52km/h2240rpm
3速ギヤ78km/h2350rpm
4速ギヤ97km/h2810rpm
5速ギヤ127km/h2670rpm
6速ギヤ166km/h2660rpm
7速ギヤ203km/h2880rpm
8速ギヤ260km/h2730rpm

95222型ジュリアに搭載された46335975型2142ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する3500rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで3500rpmまで引っ張ると33km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は3500rpmから2240rpmまで落ち、そこから3500rpmまで加速を続けると速度は52km/h(+19km/h)になります。

3速ギヤでは2350rpmまで落ちて3500rpmで78km/h(+26km/h)に、4速ギヤでは2810rpmまで落ちて3500rpmで97km/h(+19km/h)に、5速ギヤでは2670rpmまで落ちて3500rpmで127km/h(+30km/h)になります。

続いて6速ギヤでは2660rpmまで落ちて3500rpmで166km/h(+39km/h)に、7速ギヤでは2880rpmまで落ちて3500rpmで203km/h(+37km/h)に、8速ギヤでは2730rpmまで落ちて3500rpmで260km/h(+57km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが1750回転で最大トルク45.9kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば34.86kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(8.421kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1819.3kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1600kg)を1速ギヤの最大駆動力(1819.3kgm)で割ってみると0.879kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する3500回転でのトルク(38.9kgm)からTWRを算出すると1.04kg/kgmとなり、1750-3500回転の回転域では0.879-1.04kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4200 6310 8410 10510 12610 14720 18920
2速 2690 4040 5380 6730 8070 9420 12110
3速 1800 2700 3600 4510 5410 6310 8110
4速 1450 2170 2890 3620 4340 5060 6510
5速 1110 1660 2210 2760 3320 3870 4970
6速 840 1260 1680 2100 2520 2940 3780
7速 690 1040 1380 1730 2070 2420 3110
8速 540 810 1080 1350 1610 1880 2420
※赤い数字は暫定レブリミット(4000rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.640)を選択して時速100kmにて走行すると1350回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは810回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは940回転、一般的な高速道路の80km/hでは1080回転、100km/hでは1350回転、制限速度が120km/hになると1610回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2420回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 10 19 29 38 48 57 67 76
2速 15 30 45 59 74 89 104 119
3速 22 44 67 89 111 133 155 178
4速 28 55 83 111 138 166 194 221
5速 36 72 109 145 181 217 253 290
6速 48 95 143 190 238 285 333 381
7速 58 116 174 231 289 347 405 463
8速 74 149 223 297 372 446 520 595

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(4000回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの255/40R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 255/40R18 | 直径 661mm

-20mm
幅235mm
-10mm
幅245mm
変更なし
幅255mm
+10mm
幅265mm
+20mm
幅275mm
-5%
35
扁平
235/35R18
37.6km/h
直径622mm
径差-39mm
245/35R18
38.1km/h
直径629mm
径差-32mm
255/35R18
38.5km/h
直径636mm
径差-25mm
265/35R18
38.9km/h
直径643mm
径差-18mm
275/35R18
39.3km/h
直径650mm
径差-11mm
0%
40
扁平
235/40R18
39.0km/h
直径645mm
径差-16mm
245/40R18
39.5km/h
直径653mm
径差-8mm
255/40R18
40.0km/h
661mm
0mm
265/40R18
40.5km/h
直径669mm
径差+8mm
275/40R18
41.0km/h
直径677mm
径差+16mm
+5%
45
扁平
235/45R18
40.5km/h
直径669mm
径差+8mm
245/45R18
41.0km/h
直径678mm
径差+17mm
255/45R18
41.6km/h
直径687mm
径差+26mm
265/45R18
42.1km/h
直径696mm
径差+35mm
275/45R18
42.7km/h
直径705mm
径差+44mm
+10%
50
扁平
235/50R18
41.9km/h
直径692mm
径差+31mm
245/50R18
42.5km/h
直径702mm
径差+41mm
255/50R18
43.1km/h
直径712mm
径差+51mm
265/50R18
43.7km/h
直径722mm
径差+61mm
275/50R18
44.3km/h
直径732mm
径差+71mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、235/40R18 、245/35R18、245/40R18 、255/35R18 、265/35R18 、275/35R18あたりのタイヤがおすすめです。

255/40R18のタイヤ幅を235mmから285mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、255/40R18の適応サイズと性能の変化 [95222型ジュリア編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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95222型ジュリア[2.2Lターボ FR/8AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト8.421kg/ps53.69
1速ギヤ加速性能0.879kg/kgm64.89
1L換算馬力88.70ps/L44.76
1L換算トルク21.43kgm/L67.05
WB/TR比1.77449.90
ワイド&ロー指数0.76958.97
前面の面積2.676m²48.63
最低地上高-43.72
スポーツ性能部門の得点431.61

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費17.2km/L52.10
年間維持費255900円56.48
100kmh回転数1350rpm65.10
航続距離997.6km66.45
車の大きさ12.431m³53.87
室内の広さ(仮) 2.254m³38.93
最小回転半径5.4m45.31
馬力単価29263円39.87
ユーティリティ部門の得点418.11

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 95222型ジュリア[2.2Lターボ FR/8AT] の総合得点は 849.72 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した95222型ジュリア(FR/8AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「2500ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。