ZRR85G ノア 性能と維持費 4WD/CVT 8人 277万円 2020年式

このページでは、トヨタ自動車の5ドア・8人乗りミニバン、3代目の3BA-ZRR85G型ノア X【2020/04モデル・152PS/19.7kgm・4WD/CVT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

ZRR85G ノア
販売期間:2014/01 - 2022/01

画像はトヨタ自動車より引用
http://toyota.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4695mm×全幅1695mm×全高1865mm、排気量は1986ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。
参考:150PS~200PSの自動車 一覧

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4695mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

ZRR85G型 ノア [1986cc/152PS 4WD/CVT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

3代目ノアの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2020/04
ZRR80G型
[X]
2.0L-NA・FF/CVT・255.6万円
152PS・19.7kgm・13.6km/L
152PS
19.7kgm
13.6km/L
2020/04
ZRR85W型
[Si]
2.0L-NA・4WD/CVT・301.2万円
152PS・19.7kgm・12.2km/L
152PS
19.7kgm
12.2km/L
2020/04
ZRR80W型
[Si]
2.0L-NA・FF/CVT・281.4万円
152PS・19.7kgm・13.2km/L
152PS
19.7kgm
13.2km/L
3代目 ノア 型式一覧 R80系まとめ 2014-2022【全14車種】
ノアの新型モデル
4代目 MZRA90W型ノア
MZRA90W型ノアは2022/01に登場した4代目モデル。参考車両の「X 8人乗り」は全長4695mm、全幅1730mm、全高1895mmの車体に、170PS/20.6kgmを発生するM20A型1986ccエンジンを搭載。

ノアの旧型モデル
2代目 ZRR70W型ノア
ZRR70W型ノアは2007/06に登場した2代目モデル。参考車両の「Si G’s version-EDGE」は全長4635mm、全幅1720mm、全高1820mmの車体に、158PS/20.0kgmを発生する3ZR型1986ccエンジンを搭載。


ZRR85G ノアの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー トヨタ自動車
車名&
グレード
ノア
X
その他 3BA-ZRR85G-ARXEP | ウェルジョイン | サイドリフトアップチルトシート | G | 7人乗りモデルあり
お値段 2765400円
車両型式 3BA-ZRR85G
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
(無段変速機)
ドア/定員 5ドア・8名乗車
ホイールベース 2850mm
トレッド 1480mm/1480mm
WB/TR比 1.926
最小半径 5.5m
最低高 155mm
タイヤ 前輪:195/65R15
後輪:195/65R15
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ドラム
車両重量 1650kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

ノアと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
ノア
車体寸法
全長 4695mm -
全幅 1695mm -
全高 1865mm -
大きさ 14.84m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1295mm
全幅 1480mm以下 +215mm
全高平均 1640mm +225mm
大きさ平均 8.13m3 +6.71m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 -5mm
全幅 1700mm以下 -5mm
全高平均 1496mm +369mm
大きさ平均 10.48m3 +4.36m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm +52mm
全幅平均 1815mm -120mm
全高平均 1518mm +347mm
大きさ平均 12.84m3 +2.00m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。


ZRR85G ノアの室内広さを各規格の車両と比較

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

ノアの室内広さを各規格の車両と比較
規格名 規格寸法 増減
ノア
室内広さ
室内長 2930mm -
室内幅 1540mm -
室内高 1400mm -
車内広さ 6317L -
軽自動車
新規格
室内長平均 1908mm +1022mm
室内幅平均 1280mm +260mm
室内高平均 1283mm +117mm
車内広さ平均 3171L +3146L
小型車規格
5ナンバー車
室内長平均 1913mm +1017mm
室内幅平均 1404mm +136mm
室内高平均 1196mm +204mm
車内広さ平均 3253L +3064L
普通車平均
3ナンバー車
室内長平均 2050mm +880mm
室内幅平均 1483mm +57mm
室内高平均 1195mm +205mm
車内広さ平均 3698L +2619L

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に室内が長い・広い・高い。

人間様の占有スペースと容積効率
室内長×室内幅×室内高 6.317m³
1人あたりのスペース 0.790m³
室内長/全長 62.4%
室内幅/全幅 90.9%
室内高/全高 75.1%
室内容積/車両体積 42.6%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は6.317m³です。この車の乗車定員は8人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.790m³のスペースが割り当てられることになります。

続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は62.4%、同じく室内幅と全幅の比率は90.9%、同じく室内高と全高の比率は75.1%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は42.6%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


ノアでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.643m
期待される荷室の幅 1.440m
対角線の長さ 2.185m
期待される荷室の面積 2.366m²

縦方向の長さが1.643m(対角線では2.185m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

多くのミニバンや1BOXは室内長の寸法が大きいことから車中泊への期待が高まりますが、2列目、3列目シートの収納がイマイチの場合は車中泊の難易度がセダンよりも跳ね上がりかねません。その場合はシートを前ではなく後に倒してのフルフラットの可否が鍵を握ります。

車中泊にあると嬉しいアイテム


ZRR85G ノアの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税36000円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2020/04モデルのノアを5年落ちの中古で243.3万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    ノアの2020/04モデルの場合、2025年現在では5年が経過しているため、新車価格の80%である221.232万円に諸経費として22.1万円を足した243.3万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2020年式を5年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 2000cc以下 13年未満 36000円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷12.6㎞/L×185円/L 146830円
オイル交換
5000km毎
1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料
月額5500円
月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 291100円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額40560円×12ヶ月 486720円
ローン返済中の年間維持費 777800円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 53500円
  • 初度登録から5年経過車の場合、「2000cc以下で13年未満」クラスの自動車税は36000円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした53500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

お財布に厚みが増した勢いで少し色気を出して愛車にステータス性を求めるなら、月換算24300円くらいの出費は覚悟しましょう。なあに大丈夫、愛車のためです。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…?」なんて呟くその姿は自慢げなようであり、しかし哀愁を帯びているようでもあり、傍からすれば対応に困ります。より維持費の安い新車を買うほどではない…ないが…考えずにもいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてきます。

ノアの維持費は高い?安い?

「ノアの年間維持費は291100円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「2000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてノアの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いプリウス192500円-98600円
ヴォクシー ハイブリッド231500円-59600円
ウィッシュ289100円-2000円
ノアの維持費291100円
スイフト スポーツ292900円+1800円
基準2000ccクラス平均324800円+33700円
アコード355200円+64100円
WRX STI376200円+85100円
エクスプローラー442300円+151200円
高いBX502800円+211700円

ノアの年間維持費を、2000ccクラスで最も維持費が安いプリウスと比較して98600円高く、最も高いBXと比較して211700円安く、2000ccクラスの平均維持費との比較では33700円安くなっています。

最低額のプリウスと最高額のBXは極端な例としても、2000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、ノアの維持費は まあまあ安い! と言えそうです。

年間維持費が安い 2000ccクラスの車 ランキング

ノアを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%380万円32万円25万円
15%250万円21万円17万円
20%190万円16万円13万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は380万円(総支給額32万円/月、手取り25万円/月)、ここから月額維持費2.4万円を支払うと残りは22.6万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は250万円(総支給額21万円/月、手取り17万円/月)、2.4万円を支払うと残りは14.6万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が190万円(総支給額16万円/月、手取り13万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。2.4万円を引くと残りは10.6万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代15万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり185円を基準として、-50円となる135円から、+50円となる235円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費12.6km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
135円/L 107150円 -39680円
160円/L 127000円 -19830円
175円/L 138900円 -7930円
185円/L 146830円 -
195円/L 154780円 +7950円
210円/L 166680円 +19850円
235円/L 186520円 +39690円

燃費12.6km/LのZRR85G型 ノアで10000km走行するのに必要な燃料は793.7L、1リットルあたり185円としたときの燃料代は146830円になります。

参考までに、ノアの燃料タンクは55リットルですので、793.7Lの給油回数は15回、1回あたりの燃料代は約9790円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては7950円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると19850円、50円も違ってくると39690円にもなります。

これをZRR85G型 ノアの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり185円の場合を291100円としたとき、135円/Lに値下がりすれば251420円(86.4%)に、235円/Lに値上がりすれば330790円(113.6%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(36000円)なり重量税(16400円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 36000円
自動車重量税 1年分 16400円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 61225円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 44050円 73420円 102780円
オイル交換 4500円 4500円 6300円
タイヤ交換 5330円 5330円 5330円
任意保険料 52800円 56160円 59400円
税金 自賠責 一律 61225円
合計 168000円 200700円 235100円
1万km差額 -123100円 -90400円 -56000円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて123100円安い168000円に、5000km走行では90400円安い200700円に、7000km走行では56000円安い235100円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 146830円 220250円 293660円
オイル交換 9000円 13500円 18000円
タイヤ交換 8000円 9600円 12800円
任意保険料 66000円 72600円 79200円
税金 自賠責 一律 61225円
合計 291100円 377200円 464900円
1万km差額 - +86100円 +173800円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
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7人乗りミニバン編

【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率が変わると?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(9.5km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(13.4km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(14.2km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(12.6km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費でのガソリン代146830円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

走行例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 9000km 947.4L 175270円
郊外 500km 37.3L 6900円
高速道路 500km 35.2L 6510円
平均燃費 9.8km/L 1019.9L 188680円
WLTC 総合燃費との差額 +41850円

走行例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 5000km 526.3L 97370円
郊外 5000km 373.1L 69020円
高速道路 0km 0L 0円
平均燃費 11.1km/L 899.4L 166390円
WLTC 総合燃費との差額 +19560円

走行例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤(33%)、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤(34%)、高速利用もバッチリ!(33%)という感じでシミュレーションしてみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 3330km 350.5L 64840円
郊外 3340km 249.3L 46120円
高速道路 3330km 234.5L 43380円
平均燃費 12.0km/L 834.3L 154340円
WLTC 総合燃費との差額 +7510円

走行例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、隣町の市街地へ買い出しに行くため500km走行、パトロールがてらにいつもの田んぼ道を9000km走行、一念発起して都会の空気を吸いに高速道路を500km走行したとする場合を見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 500km 52.6L 9730円
郊外 9000km 671.6L 124250円
高速道路 500km 35.2L 6510円
平均燃費 13.2km/L 759.4L 140490円
WLTC 総合燃費との差額 -6340円


走行距離は同じ1万kmであっても、走行する環境によって燃料代はずいぶん大きく変わります。信号待ちや渋滞のSTOP&GOで燃費が悪くなりがちな走行例1と、渋滞知らずで燃費にも車にも優しい走行例4では燃料の消費量が260.5リットルの差、金額にして48190円の差が生じます。

参考:燃費が3%向上すると…?

モード 各モード燃費 +3%燃費 燃費差
総合燃費 12.6km/L 13.0km/L +0.4km/L
市街地 9.5km/L 9.8km/L +0.3km/L
郊外 13.4km/L 13.8km/L +0.4km/L
高速道路 14.2km/L 14.6km/L +0.4km/L

WLTCモード燃費が良い車ランキング [全車種・総合]

市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

各モード燃費の航続距離
モード 燃費 航続距離 1km費用
総合 12.6km/L 693km - 14.68円/km
市街地 9.5km/L 523km -170km 19.5円/km
郊外 13.4km/L 737km +44km 13.8円/km
高速 14.2km/L 781km +88km 13.0円/km

※1km費用は燃料価格185円/Lを各モード燃費で割ったもの。1km走行するために必要な燃料代。

燃料タンクの容量を55Lとしたとき、市街地モード燃費9.5km/Lでの航続距離は523km(-170km)、郊外モード燃費13.4km/Lでの航続距離は737km(+44km)、高速道路モード燃費14.2km/Lでの航続距離は781km(+88km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。

ノアの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 12.6km/L
燃料タンク容量 55L
航続距離(カタログ燃費) 693.0km
航続距離(80%燃費) 555.5km
満タンプライス 10175円
1km走行コスト 14.68円/km
1万円でどこまで行ける? 681.1km
東京から693.0kmの範囲

WLTCモード燃費が12.6km/L、燃料タンク容量55リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は693.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(11.3km/L)とすると航続距離は621.5km、80%(10.1km/L)だと555.5km、70%(8.8km/L)では484.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から55リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり185円では10175円、上で計算した航続距離を踏まえると693.0km(80%燃費時555.5km)を走行するのに10175円かかる計算です。

燃費を12.6km/Lとしたときの1km走行コストは14.68円、10万km走行したときの燃料代は146.8万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら14.7万円/年、7年10万kmなら21.0万円/年、5年10万kmなら29.4万円/年、3年10万kmなら48.9万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば681.1km(往復なら片道340.5km)、カタログ値の80%なら544.9km(片道272.4km)離れたところまで行くことができます。

ZRR85G ノアのエンジン諸元とカタログデータ

3ZR-FAE型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 3ZR-FAE
気筒配列 直列4気筒
排気量1986cc
圧縮比 -
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 152PS[112kW]/6100rpm
最大トルク 19.7kgm[193Nm]/3800rpm
パワーバンド 3800-6100rpm, 帯域37.7%
使用燃料 レギュラーガソリン
WLTC燃費12.6km/L(29.6mpg)
100km燃費7.9L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
3800rpm 105PS/19.7kgm
6100rpm 152PS/17.8kgm
3ZR-FAE型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載している3ZR型1986cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは6100回転時に最高出力152馬力を、3800回転時に最大トルク19.7kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3800rpmから最高出力が発生する6100rpmまで」の2300rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は37.7%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
トヨタの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
トヨタの小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ10.855kg/PS(1650kg/152PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ10.855kg/PS
車体+1人11.217kg/PS
車体+8人13.750kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg11.250kg/PS
車体+70kg11.316kg/PS
車体+80kg11.382kg/PS
車体+90kg11.447kg/PS
車体+100kg11.513kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは11.217kg/PS(1705kg/152PS)となり、数値としては0.362kg、比率にすると3.3%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの8人が搭乗した場合、車両重量に440kgがプラスされてパワーウェイトレシオは13.750kg/PS(2090kg/152PS)となり、数値としては2.895kg、比率にすると26.7%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

ZRR85G ノアのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ11.217kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
ノア
11.217kg/PS
152PS・2.0L-NA
車体のみPWR 10.855
1705kg
+3.3%

車種詳細
シャトル
11.318kg/PS
110PS・1.5L-NA
車体のみPWR 10.818
1245kg
+4.6%

車種詳細
スイフト
11.264kg/PS
91PS・1.3L-NA
車体のみPWR 10.659
1025kg
+5.7%

車種詳細
ステップワゴン スパーダ
11.167kg/PS
150PS・2.0L-NA
車体のみPWR 10.800
1675kg
+3.4%

車種詳細
デミオ
11.286kg/PS
105PS・1.5L-TB
車体のみPWR 10.762
1185kg
+4.9%

車種詳細
グレイス
11.136kg/PS
110PS・1.5L-NA
車体のみPWR 10.636
1225kg
+4.7%


11.105kg/PSから11.329kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの5人乗りワゴン・GP7型 シャトル、スズキの5人乗りハッチバック・ZC72S型 スイフト、ホンダの8人乗りミニバン・RK5型 ステップワゴン スパーダ、マツダの5人乗りハッチバック・DJ5FS型 デミオ、ホンダの5人乗りセダン・GM4型 グレイスという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

ZRR85G型 ノア [X]のライバル車種|11.217kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は92.1PS/tとなっています。


ノアがバイクと競争するなら…?


車種詳細
フュージョン|244cc
11.150kg/PS
223kg/20.0PS/2.20kgm
[車体のみPWR:8.400]
1速ギヤ速度:47.9km/h
最小TWR:1.293
2020/04

-
ノア|1986cc
11.217kg/PS
1705kg/152PS/19.7kgm
[車体のみPWR:10.855]
1速ギヤ速度:53.0km/h
最小TWR:1.931

車種詳細
バンバン200|199cc
11.250kg/PS
180kg/16.0PS/1.50kgm
[車体のみPWR:7.812]
1速ギヤ速度:33.4km/h
最小TWR:0.924

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではノアとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

MF02 フュージョンと競争してみる

まずノアより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのフュージョンが挙げられます。PWRの11.150kg/PSは車両重量168kgにライダーの体重55kgを加えた223kgを、最高出力20.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はフュージョンに5.1km/h勝り、1速TWRは0.638kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

NH41A バンバン200と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのバンバン200が挙げられます。PWRの11.250kg/PSは車両重量125kg+55kgの180kgを、最高出力16.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は19.6km/h勝り、1速TWRは1.007kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.926
平均ピストンスピード 19.85m/s
トルクウェイトレシオ 83.76kg/kgm
1馬力あたりのお値段 18193円
排気量1Lあたり馬力 76.54PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.92kgm/L
1気筒あたりの馬力 38.0PS
1気筒あたりのトルク 4.9kgm
パワーバンド比率 37.7%
燃費×馬力 1915.2pt
各種ランキング
ミニバン・1BOXのPWR
1.8~2.0LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは83.76kg/kgm(1650kg/19.7kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が2765400円、最高出力が152馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は18193円、逆に1万円あたりでは0.55馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は140376円、1万円あたりでは0.07kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
トヨタ編
2000cc以下の車編
7人乗りミニバン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は76.54PS/L、トルクは9.92kgm/L、1気筒あたりの馬力は38.0馬力、トルクは4.9kgmとなり、このエンジンが152馬力を6100回転で発生させているときの平均ピストンスピードは19.85m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が97.6mmである3ZR型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6150回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.926になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、小回りよりも真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が12.6km/L、最高出力が152PSであるこの車の獲得ポイントは1915.2ptになります。
戯れに車両重量1650kgを100kg単位にした16.5で割ってみたところ、その数値は116.07ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


ZRR85G ノアのギヤ比と回転数・速度のステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6100rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6600回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6600rpm|タイヤサイズ 195/65R15|タイヤ直径 63.5cm|円周長 199.5cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6600rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 2.517 13.77 - - 57km/h 11500rpm 854.3kgm
2速 0.390 2.13 0.155 1-2/
1020rpm
370km/h 1780rpm 132.4kgm
Final5.470レシオカバレッジ(変速比幅)6.454
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数3800rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.470)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(19.7kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.470)÷タイヤの有効半径(0.3175m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は2速ギヤの370km(6100rpmでは342.3km/h)となります。CVTは無段変速機というだけあって、変速比を低速側の2.517から高速側の0.390の間で自由自在に可変できる変速機ですから、実際にはちょうどいい塩梅の妥当な回転数にて妥当な最高速に落ち着くものと思われます。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが3800回転で最大トルク19.7kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば83.76kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(10.855kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと854.3kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1650kg)を1速ギヤの最大駆動力(854.3kgm)で割ってみると1.931kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6100回転でのトルク(17.8kgm)からTWRを算出すると2.138kg/kgmとなり、3800-6100回転の回転域では1.931-2.138kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4600 6900 9200 11500 13800 16100 20700
2速 710 1070 1430 1780 2140 2500 3210
※赤い数字は暫定レブリミット(6600rpm)を上回るもの。
※CVTの場合はどのようにギヤ比を制御をしているのか想像も付かないので参考値です。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.390)を選択して時速100kmにて走行すると1780回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1070回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1250回転、一般的な高速道路の80km/hでは1430回転、100km/hでは1780回転、制限速度が120km/hになると2140回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは3210回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 9 17 26 35 43 52 61 70
2速 56 112 168 224 281 337 393 449

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6600回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの195/65R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 195/65R15 | 直径 635mm

-20mm
幅175mm
-10mm
幅185mm
変更なし
幅195mm
+10mm
幅205mm
+20mm
幅215mm
60 175/60R15
37.2km/h
径 591mm
差 -44mm
185/60R15
38.0km/h
径 603mm
差 -32mm
195/60R15
38.7km/h
径 615mm
差 -20mm
205/60R15
39.5km/h
径 627mm
差 -8mm
215/60R15
40.3km/h
径 639mm
差 +4mm
65 175/65R15
38.4km/h
径 609mm
差 -26mm
185/65R15
39.2km/h
径 622mm
差 -13mm
195/65R15
40.0km/h
635mm
0mm
205/65R15
40.8km/h
径 648mm
差 +13mm
215/65R15
41.6km/h
径 661mm
差 +26mm
70 175/70R15
39.4km/h
径 626mm
差 -9mm
185/70R15
40.3km/h
径 640mm
差 +5mm
195/70R15
41.2km/h
径 654mm
差 +19mm
205/70R15
42.1km/h
径 668mm
差 +33mm
215/70R15
43.0km/h
径 682mm
差 +47mm
75 175/75R15
40.6km/h
径 644mm
差 +9mm
185/75R15
41.5km/h
径 659mm
差 +24mm
195/75R15
42.5km/h
径 674mm
差 +39mm
205/75R15
43.4km/h
径 689mm
差 +54mm
215/75R15
44.3km/h
径 704mm
差 +69mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、175/65R15、175/70R15 、185/60R15、185/65R15 、195/60R15 、205/60R15 あたりのタイヤがおすすめです。

195/65R15のタイヤ幅を175mmから225mmまで、扁平率を50%から80%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、195/65R15の適応サイズと性能の変化 [ZRR85G型ノア編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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ZRR85G型 ノア 2.0L-NA 4WD/CVTの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.79㎏/PS10.86㎏/PS47.1ptC
最高回転数5880rpm6100rpm52.7ptC
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m1.93㎏/㎏m42.5ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h53.0㎞/h51.8ptC
1リットル
換算馬力
73.10PS/L76.54PS/L52.7ptC
1リットル
換算トルク
9.47㎏m/L9.92㎏m/L55.5ptB
WB/TR比1.7731.92634.4ptE
ワイド&
ロー指数
0.8941.10035.2ptE
前面の面積2.631m23.161m235.2ptE
最低地上高154.5mm155mm49.8ptC
スポーツ性能部門の得点458.4pt
総合評価D

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340696円291100円54.3ptB
WLTC燃費16.2km/L12.6km/L42.5ptD
100km/h
回転数
2490rpm1780rpm59.4ptB
航続距離644.1km693.0km52.8ptC
車の大きさ11.468m314.842m336.7ptE
車内の広さ3430.7L6317.1L78.3ptS
乗車定員4.8人8人76.7ptS
1人あたり
車内広さ
691.9L789.6L58.2ptB
車内床面積2.793m24.512m274.6ptS
最小回転
半径
5.17m5.5m43.3ptD
ユーティリティ部門の得点576.8pt
総合評価S

※WLTC燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10705車種中 RANK
運動性能 458.4pt 8781位 D
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 576.8pt 411位 S
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 1035.2pt 1925位 B
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は458.4点で全10705車種中の8781位、ユーティリティ部門は576.8点で411位、総合得点は1035.2点で1925位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したZRR85G型 ノア(4WD/CVT) の各種スペックを、ミニバン2000ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

ノアの歴代モデル

4代目 MZRA90W型 ノア
MZRA90W ノアは2022/01に登場した4代目モデル。参考車両の「X 8人乗り」は全長4695mm、全幅1730mm、全高1895mmの車体に、170PS/20.6kgmを発生するM20A型1986ccエンジンを搭載した8人乗りミニバン。

3代目 ZWR80G型 ノア
ZWR80G ノアは2014/01に登場した3代目モデル。参考車両の「Hybrid-X」は全長4695mm、全幅1695mm、全高1825mmの車体に、99PS/14.5kgmを発生する2ZR型1797ccエンジンを搭載した7人乗りミニバン。

2代目 ZRR70W型 ノア
ZRR70W ノアは2007/06に登場した2代目モデル。参考車両の「Si G’s version-EDGE」は全長4635mm、全幅1720mm、全高1820mmの車体に、158PS/20.0kgmを発生する3ZR型1986ccエンジンを搭載した8人乗りミニバン。

初代 AZR65G型 ノア
AZR65G ノアは2001/11に登場した初代モデル。参考車両の「X」は全長4580mm、全幅1695mm、全高1875mmの車体に、155PS/19.6kgmを発生する1AZ型1998ccエンジンを搭載した8人乗りミニバン。


ノア vs ライバル車種対決


MZRA90W ノア 2022 vs C28 セレナ 2022 性能比較
4代目 ノア X 8人乗り(2022年式 MZRA90W・FF/CVT・2.0L・170PS/20.6kgm・8人乗り)と、6代目 セレナ X(2022年式 C28・FF/CVT・2.0L・150PS/20.4kgm・8人乗り)を比較。

ZWR90W ノア ハイブリッド 2022 vs RP8 ステップワゴン e:HEV 2022 性能比較
6代目 ステップワゴン e:HEV AIR(2022年式 RP8・FF/CVT・2.0L・145PS/17.8kgm・8人乗り)と、4代目 ノア ハイブリッド X 8人乗り(2022年式 ZWR90W・FF/CVT・1.8L・98PS/14.5kgm・8人乗り)を比較。

ZWR90W ノア ハイブリッド 2022 vs MZRA90W ノア 2022 性能比較
4代目 ノア ハイブリッド X 8人乗り(2022年式 ZWR90W・FF/CVT・1.8L・98PS/14.5kgm・8人乗り)と、4代目 ノア X 8人乗り(2022年式 MZRA90W・FF/CVT・2.0L・170PS/20.6kgm・8人乗り)を比較。

MZRA90W ノア 2022 vs RP6 ステップワゴン 2022 性能比較
6代目 ステップワゴン AIR(2022年式 RP6・FF/CVT・1.5L+ターボ・150PS/20.7kgm・8人乗り)と、4代目 ノア X 8人乗り(2022年式 MZRA90W・FF/CVT・2.0L・170PS/20.6kgm・8人乗り)を比較。


B38A デリカ ミニ 2023 vs CV1W デリカD:5 2019 性能比較
初代 デリカ ミニ T(2023年式 B38A・4WD/CVT・0.66L+ターボ・64PS/10.2kgm・4人乗り)と、5代目 デリカD:5 M(2019年式 CV1W・4WD/8AT・2.3L+ターボ・145PS/38.7kgm・8人乗り)を比較。

S231G アトレー7 2004 vs U66W タウンボックス ワイド 2000 性能比較
4代目 アトレー7 X Low-Roof(2004年式 S231G・4WD/4AT・1.3L・92PS/12.7kgm・7人乗り)と、初代 タウンボックス ワイド(2000年式 U66W・4WD/4AT・1.1L・75PS/10.2kgm・6人乗り)を比較。

GT1 フリード 2024 vs MXPC10G シエンタ 2022 性能比較
3代目 フリード AIR EX(2024年式 GT1・FF/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・7人乗り)と、3代目 シエンタ X(2022年式 MXPC10G・FF/CVT・1.5L・120PS/14.8kgm・7人乗り)を比較。

S231G アトレー7 2004 vs S230G アトレーワゴン 2004 性能比較
4代目 アトレー7 L High-Roof(2004年式 S231G・4WD/5MT・1.3L・92PS/12.7kgm・7人乗り)と、4代目 アトレーワゴン Touring-Turbo Low-Roof(2004年式 S230G・4WD/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.5kgm・4人乗り)を比較。