964AK:911 カブリオレの性能と維持費 RR/5MT 1220万円 1991年式

このページでは、ポルシェの2ドア・4人乗りオープンカー、3代目のE-964AK型911 カブリオレ Carrera-2 Cabriolet【1991/02モデル・250PS/31.6kgm・RR/MT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

964AK 911 カブリオレ
販売期間:1989/01 - 1993/12

画像はポルシェより引用
http://www.porsche.com/japan/jp/
投稿:2012/01/20|更新:2019/09/26

ボディサイズが全長4245mm×全幅1660mm×全高1310mm、排気量は3600ccであることから、大雑把に分類すると3.6リットルクラス(3600cc、自動車税は4.0L以下を適用)に属し、ボディサイズは5ナンバー枠ながら排気量が2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。コンパクトなボディに大きめな排気量のエンジンを搭載するのは、ちょっとした高級車に良くあるパターンです。
参考:200PS~250PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを後輪の車軸より後に搭載し、後輪のみを駆動する、リヤエンジン・リヤドライブ方式(RR)を採用しています。ブレーキング時に抜群の安定性を見せ、トラクションの掛かりも絶大とされるものの、乗用車の駆動方式としてはあまり一般的ではないようで、有名どころとしてはポルシェ911と営農サンバーが筆頭に挙げられます。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4245mmであるこの車の場合は「ロア ミディアム」(Lower-Medium:3850mm超-4300mm以下・Cセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


964AK型 911 カブリオレ [3600cc/250PS RR/5MT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

3代目911 カブリオレの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1991/02
964T型
[Turbo]
3.3L-TB・RR/5MT・1650.0万円
320PS・45.9kgm・-
320PS
45.9kgm
-
1991/02
964型
[Carrera-4 Coupe]
3.6L-NA・4WD/5MT・1210.0万円
250PS・31.6kgm・-
250PS
31.6kgm
-
1991/02
964K型
[Carrera-4 Cabriolet]
3.6L-NA・4WD/5MT・1390.0万円
250PS・31.6kgm・-
250PS
31.6kgm
-
3代目911 カブリオレの車両型式・グレード一覧【全7車種】
911 カブリオレの新型モデル
4代目 993型911 カブリオレ
993型911 カブリオレは1995/10に登場した4代目モデル。参考車両の「Carrera Cabriolet」は全長4245mm、全幅1730mm、全高1300mmの車体に、285PS/34.0kgmを発生する3600ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー ポルシェ
車名&
グレード
911 カブリオレ
Carrera-2 Cabriolet
その他 911カレラ2 カブリオレ タルガトップ 左ハンドル
お値段 12200000円
車両型式 E-964AK
駆動方式
変速機
RR・後輪駆動(RWD,2WD)
5速MT・5速マニュアル車
ドア/定員 2ドア/4名乗車
車体寸法 長4245×幅1660×高1310mm
軸距&
輪距
2270mm
前1380mm/後1385mm
最小半径 5.6m
タイヤ 前輪:205/55R16
後輪:225/50R16
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1350kg
エンジン諸元
原動機型式 不明
気筒配列 水平対向6気筒
排気量3600cc
圧縮比11.3
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 250PS[184kW]/6100rpm
最大トルク 31.6kgm[310Nm]/4800rpm
使用燃料 ハイオクガソリン

水平対向6気筒とは‥シリンダを左右交互で水平に6個配置する方式。直6より短くV6より背の低い6気筒。
水平対向6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税76400円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税18900円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額7500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1991/02モデルの911 カブリオレを33年落ちの中古で268.4万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    911 カブリオレの1991/02モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である244万円に諸経費として24.4万円を足した268.4万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1991年式を33年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 4000cc以下 13年経過 76400円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 18年経過 18900円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
燃料代(年間1万km) 10000km÷6.5km/L×185円/L 284620円
オイル交換(5000km毎) 1回6500円×2回 13000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本12000円×4本÷5年 9600円
任意保険料(月額7500円) 月額7500円×12ヶ月 90000円
ローン完済後の年間維持費 501400円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額44730円×12ヶ月 536760円
ローン返済中の年間維持費 1038200円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 58500円
名目 金額
自動車税(1年分) 76400円
自動車重量税(1年分) 18900円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
284620円
(199230円)
(142310円)
(85390円)
オイル交換(5000km毎) 13000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 9600円
任意保険料(月額7500円) 90000円
ローン完済後の年間維持費 501400円
名目 金額
車のローン額(1年分) 536760円
ローン返済中の年間維持費 1038200円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
58500円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「4000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は76400円、「1.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は18900円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本12000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額7500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした58500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

年間の維持費が50万円を超えてくると、これはもうこの車そのものが趣味の世界です。もしくは、これだけの維持費が掛かる車を所有していることに喜びを感じ、ある種のカタルシスを感じているかもしれません。

名にし負う911 カブリオレともなれば、その維持費は月額でさえ41800円(ローン完済前は86600円)という破格の金額。とてもじゃないが頭金0円!一世一代のフルローン!で乗るような車ではありません。どうしても乗りたい言うなら、清水の舞台から飛び降りる覚悟でご近所をノロノロ運転して満足するか、盆栽としてガレージに飾っておくならまあ、あるいは…

911 カブリオレの維持費は高い?安い?

「911 カブリオレの年間維持費は501400円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「4000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたして911 カブリオレの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いラングラー398100円-103300円
フェアレディZ442700円-58700円
ラングラー アンリミテッド463300円-38100円
FJクルーザー469600円-31800円
基準4000ccクラス平均491000円-10400円
911 カブリオレの維持費501400円
Gクラス 4x4507700円+6300円
チェロキー564600円+63200円
ディスカバリー631500円+130100円
高いランドクルーザー80720300円+218900円

911 カブリオレの年間維持費を、4000ccクラスで最も維持費が安いラングラーと比較して103300円高く、最も高いランドクルーザー80と比較して218900円安く、4000ccクラスの平均維持費との比較では10400円高くなっています。

最低額のラングラーと最高額のランドクルーザー80は極端な例としても、4000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、911 カブリオレの維持費は ちょっと高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 4000ccクラスの車 ランキング

911 カブリオレを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%650万円55万円43万円
15%430万円36万円28万円
20%330万円28万円22万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は650万円(総支給額55万円/月、手取り43万円/月)、ここから月額維持費4.2万円を支払うと残りは38.8万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は430万円(総支給額36万円/月、手取り28万円/月)、4.2万円を支払うと残りは23.8万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が330万円(総支給額28万円/月、手取り22万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。4.2万円を引くと残りは17.8万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代29万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり185円を基準として、-50円となる135円から、+50円となる235円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費6.5km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
135円/L
207700円
[-76920円]
-25円
160円/L
246160円
[-38460円]
-10円
175円/L
269240円
[-15380円]
185円/L284620円
[0円]
+10円
195円/L
300010円
[+15390円]
+25円
210円/L
323090円
[+38470円]
+50円
235円/L
361550円
[+76930円]

燃費6.5km/Lの964AK型 911 カブリオレで10000km走行するのに必要な燃料は1538.5L、1リットルあたり185円としたときの燃料代は284620円になります。

参考までに、911 カブリオレの燃料タンクは77リットルですので、1538.5Lの給油回数は20回、1回あたりの燃料代は約14240円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては15390円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると38470円、50円も違ってくると76930円にもなります。

これを964AK型 911 カブリオレの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり185円の場合を501400円としたとき、135円/Lに値下がりすれば424480円(84.7%)に、235円/Lに値上がりすれば578330円(115.3%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(76400円)なり重量税(18900円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 76400円 28%
自動車重量税 1年分 18900円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 3000km分 85390円 31%
オイル交換 年1回 6500円 2%
タイヤ交換 6年毎 6400円 2%
任意保険料 80% 72000円 27%
合計
[1万kmとの差額]
274500円
-226900円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 76400円 23%
自動車重量税 1年分 18900円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 5000km分 142310円 42%
オイル交換 年1回 6500円 2%
タイヤ交換 6年毎 6400円 2%
任意保険料 85% 76560円 22%
合計
[1万kmとの差額]
335900円
-165500円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 76400円 19%
自動車重量税 1年分 18900円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 7000km分 199230円 50%
オイル交換 年1回 9100円 2%
タイヤ交換 6年毎 6400円 2%
任意保険料 90% 81000円 20%
合計
[1万kmとの差額]
399900円
-101500円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料90000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて226900円安い274500円に、5000km走行では165500円安い335900円に、7000km走行では101500円安い399900円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 76400円 11%
自動車重量税 1年分 18900円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 15000km分 426930円 63%
オイル交換 年3回 39000円 6%
タイヤ交換 2.7年毎 14400円 2%
任意保険料 100% 90000円 14%
合計
[1万kmとの差額]
674500円
+173100円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 76400円 9%
自動車重量税 1年分 18900円 2%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 569240円 68%
オイル交換 年4回 52000円 6%
タイヤ交換 2年毎 19200円 2%
任意保険料 100% 90000円 12%
合計
[1万kmとの差額]
834600円
+333200円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
4000cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
オープンカー編

911 カブリオレの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 6.5km/L
燃料タンク容量 77L
航続距離(カタログ燃費) 500.5km
航続距離(80%燃費) 400.4km
満タンプライス 14245円
1km走行コスト 28.46円
1万円でどこまで行ける? km

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので6.5km/Lを仮の燃費とすると、、燃料タンク容量77リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は500.5kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(5.9km/L)とすると航続距離は454.3km、80%(5.2km/L)だと400.4km、70%(4.5km/L)では346.5kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から77リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり185円では14245円、上で計算した航続距離を踏まえると500.5km(80%燃費時400.4km)を走行するのに14245円かかる計算です。

燃費を6.5km/Lとしたときの1km走行コストは28.46円、10万km走行したときの燃料代は万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら万円/年、7年10万kmなら万円/年、5年10万kmなら万円/年、3年10万kmなら万円/年となります。


カタログデータから見えてくる要素

簡易エンジン性能曲線図
各回転域での馬力
4800回転時の馬力 212PS
6100回転時の馬力 250PS
各回転域でのトルク
4800回転時のトルク 31.6kgm
6100回転時のトルク 29.4kgm

まずおさらいとして、搭載している水平対向6気筒、3600ccの自然吸気エンジンは6100回転時に最高出力250馬力を、4800回転時に最大トルク31.6kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4800rpmから最高出力が発生する6100rpmまで」の1300rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は21.3%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
4000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
4000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ5.400kg/PS(1350kg/250PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ5.400kg/PS
車体+1人5.620kg/PS
車体+4人6.280kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg5.640kg/PS
車体+70kg5.680kg/PS
車体+80kg5.720kg/PS
車体+90kg5.760kg/PS
車体+100kg5.800kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは5.620kg/PS(1405kg/250PS)となり、数値としては0.220kg、比率にすると4.1%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは6.280kg/PS(1570kg/250PS)となり、数値としては0.880kg、比率にすると16.3%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

964AK 911 カブリオレのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
1991/02

-
911 カブリオレ
5.620kg/PS
1405kg/250PS|3.6L-NA
[車体のみPWR:5.400]
2005/10

車種詳細
RX-8
5.460kg/PS
1365kg/250PS|1.4L-NA
車体のみPWR:5.240
2012/09

車種詳細
レガシィ ツーリングワゴン
5.517kg/PS
1655kg/300PS|2.0L-TB
車体のみPWR:5.333
2004/09

車種詳細
インテグラ
5.659kg/PS
1245kg/220PS|2.0L-NA
車体のみPWR:5.409
2002/11

車種詳細
レガシィB4
5.446kg/PS
1525kg/280PS|2.0L-TT
車体のみPWR:5.250
2008/01

車種詳細
マツダスピード アクセラ
5.473kg/PS
1445kg/264PS|2.3L-TB
車体のみPWR:5.265

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ5.620kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

5.395kg/PSから5.845kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、マツダの4人乗りクーペ「SE3P型 RX-8」、スバルの5人乗りワゴン「BRG型 レガシィ ツーリングワゴン」、ホンダの4人乗りクーペ「DC5型 インテグラ」、スバルの5人乗りセダン「BE5型 レガシィB4」、マツダの5人乗りハッチバック「BK3P型 マツダスピード アクセラ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

964AK型 911 カブリオレ [Carrera-2 Cabriolet]のライバル車種|5.620kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は185.2PS/tとなっています。


911 カブリオレがバイクと競争するなら…?


車種詳細
バンディット250|248cc
5.600kg/PS
224kg/40.0PS/2.50kgm
[車体のみPWR:4.225]
1991/02

-
911 カブリオレ|3600cc
5.620kg/PS
1405kg/250PS/31.6kgm
[車体のみPWR:5.400]

車種詳細
バリオスII|249cc
5.625kg/PS
225kg/40.0PS/2.10kgm
[車体のみPWR:4.250]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここでは911 カブリオレとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

GJ77A バンディット250と競争してみる

まず911 カブリオレより少しPWRが低いバイクとして、スズキのバンディット250が挙げられます。PWRの5.600kg/PSは車両重量169kgにライダーの体重55kgを加えた224kgを、最高出力40.0PSで割ったものです。

ZR250B バリオスIIと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、カワサキのバリオスIIが挙げられます。PWRの5.625kg/PSは車両重量170kg+55kgの225kgを、最高出力40.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.641
平均ピストンスピード 15.53m/s
トルクウェイトレシオ 42.72kg/kgm
1馬力あたりのお値段 48800円
排気量1Lあたり馬力 69.44PS/L
排気量1Lあたりトルク 8.78kgm/L
1気筒あたりの馬力 41.7PS
1気筒あたりのトルク 5.3kgm
パワーバンド比率 21.3%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
オープンカーのPWR
3.5~4.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは42.72kg/kgm(1350kg/31.6kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が12200000円、最高出力が250馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は48800円、逆に1万円あたりでは0.20馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は386076円、1万円あたりでは0.03kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
4000cc以下の車編
オープンカー編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は69.44PS/L、トルクは8.78kgm/L、1気筒あたりの馬力は41.7馬力、トルクは5.3kgmとなり、このエンジンが250馬力を6100回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.53m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が76.4mmであるこのエンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7850回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.641になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

純正装着タイヤの225/50R16と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 225/50R16 | 直径 631mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
-5%
45
扁平
205/45R16
37.5km/h
直径591mm
径差-40mm
215/45R16
38.0km/h
直径600mm
径差-31mm
225/45R16
38.6km/h
直径609mm
径差-22mm
235/45R16
39.2km/h
直径618mm
径差-13mm
245/45R16
39.7km/h
直径627mm
径差-4mm
0%
50
扁平
205/50R16
38.7km/h
直径611mm
径差-20mm
215/50R16
39.4km/h
直径621mm
径差-10mm
225/50R16
40.0km/h
631mm
0mm
235/50R16
40.6km/h
直径641mm
径差+10mm
245/50R16
41.3km/h
直径651mm
径差+20mm
+5%
55
扁平
205/55R16
40.1km/h
直径632mm
径差+1mm
215/55R16
40.8km/h
直径643mm
径差+12mm
225/55R16
41.5km/h
直径654mm
径差+23mm
235/55R16
42.2km/h
直径665mm
径差+34mm
245/55R16
42.9km/h
直径676mm
径差+45mm
+10%
60
扁平
205/60R16
41.3km/h
直径652mm
径差+21mm
215/60R16
42.1km/h
直径664mm
径差+33mm
225/60R16
42.9km/h
直径676mm
径差+45mm
235/60R16
43.6km/h
直径688mm
径差+57mm
245/60R16
44.4km/h
直径700mm
径差+69mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/50R16 、215/45R16、215/50R16 、225/45R16 、235/45R16 、245/45R16あたりのタイヤがおすすめです。

225/50R16のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を35%から65%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを16インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが225/50R16のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】225/50R16のタイヤ銘柄と通販価格

964AK型911 カブリオレ[3.6L-NA RR/5MT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト5.400kg/ps61.95
1速ギヤ加速性能-39.90
1L換算馬力69.44ps/L47.12
1L換算トルク8.78kgm/L41.59
WB/TR比1.64163.61
ワイド&ロー指数0.78957.52
前面の面積2.175m²62.66
最低地上高-43.72
スポーツ性能部門の得点418.07

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費-41.40
年間維持費501400円33.99
100kmh回転数-43.42
航続距離-26.05
車の大きさ9.231m³41.19
室内の広さ(仮) 1.674m³33.40
最小回転半径5.6m41.22
馬力単価48800円14.18
ユーティリティ部門の得点274.85

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 964AK型911 カブリオレ[3.6L-NA RR/5MT] の総合得点は 692.92 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した964AK型911 カブリオレ(RR/5MT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのオープンカー」、「4000ccのオープンカー」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

911 カブリオレの歴代モデル

8代目 992型 911
992 911は2019/07に登場した8代目モデル。参考車両の「Carrera」は全長4519mm、全幅1852mm、全高1298mmの車体に、385PS/45.9kgmを発生する2981ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。

7代目 991型 911 クーペ
991 911 クーペは2011/11に登場した7代目モデル。参考車両の「Carrera-S」は全長4491mm、全幅1808mm、全高1295mmの車体に、400PS/44.9kgmを発生する3799ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。

6代目 997M9701K型 911 カブリオレ
997M9701K 911 カブリオレは2004/08に登場した6代目モデル。参考車両の「Carrera-S Cabriolet」は全長4425mm、全幅1810mm、全高1300mmの車体に、355PS/40.8kgmを発生する3824ccエンジンを搭載した4人乗りオープンカー。

5代目 99666型 911 カブリオレ
99666 911 カブリオレは1998/01に登場した5代目モデル。参考車両の「Carrera-4 Cabriolet」は全長4430mm、全幅1765mm、全高1305mmの車体に、300PS/35.7kgmを発生する3387ccエンジンを搭載した4人乗りオープンカー。

4代目 993型 911 カレラRS
993 911 カレラRSは1995/10に登場した4代目モデル。参考車両の「Carrera-RS」は全長4245mm、全幅1730mm、全高1270mmの車体に、300PS/35.5kgmを発生する3745ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。

3代目 964K型 911 カブリオレ
964K 911 カブリオレは1989/01に登場した3代目モデル。参考車両の「Carrera-4 Cabriolet」は全長4245mm、全幅1660mm、全高1310mmの車体に、250PS/31.6kgmを発生する3600ccエンジンを搭載した4人乗りオープンカー。