E11 ノート 性能と維持費 FF/CVT 5人 195万円 2010年式

このページでは、日産自動車の5ドア・5人乗りハッチバック、初代のDBA-E11型ノート Rider High-Performance【2010/12モデル・109PS/15.1kgm・FF/CVT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

E11 ノート
販売期間:2005/01 - 2012/09

画像は日産自動車より引用
http://www.nissan.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4060mm×全幅1690mm×全高1515mm、排気量は1498ccであることから、大雑把に分類すると1.5リットルクラス(1500cc、自動車税は1.5L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。
参考:100PS~150PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4060mmであるこの車の場合は「ロア ミディアム」(Lower-Medium:3850mm超-4300mm以下・Cセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

E11型 ノート [1498cc/109PS FF/CVT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代ノートの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2010/12
E11型
[15S-SV]
1.5L-NA・FF/CVT・129.9万円
109PS・15.1kgm・18.0km/L
109PS
15.1kgm
18.0km/L
2010/12
ZE11型
[16X]
1.6L-NA・FF/5MT・140.9万円
109PS・15.5kgm・15.4km/L
109PS
15.5kgm
15.4km/L
2010/12
NE11型
[15X-FOUR SV]
1.5L-NA・4WD/4AT・150.6万円
109PS・15.1kgm・14.4km/L
109PS
15.1kgm
14.4km/L
初代ノートの車両型式・グレード一覧【全4車種】
ノートの新型モデル
2代目 E12改型ノート
E12改型ノートは2012/09に登場した2代目モデル。参考車両の「NISMO S」は全長4190mm、全幅1695mm、全高1515mmの車体に、140PS/16.6kgmを発生するHR16型1597ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー 日産自動車
車名&
グレード
ノート
Rider High-Performance
その他 ライダー ハイパフォーマンススペック
お値段 1944600円
車両型式 DBA-E11
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
(無段変速機)
ドア/定員 5ドア/5名乗車
車体寸法 長4060×幅1690×高1515mm
室内寸法 長1835×幅1375×高1280mm
軸距&
輪距
2600mm
前1470mm/後1465mm
最小半径 4.7m
最低高 125mm
タイヤ 前輪:185/55R15
後輪:185/55R15
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ドラム
車両重量 1120kg
エンジン諸元
原動機型式 HR15DE
気筒配列 直列4気筒
排気量1498cc
圧縮比10.5
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 109PS[80kW]/6000rpm
最大トルク 15.1kgm[148Nm]/4400rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
HR15DE型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税39600円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税17100円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2010/12モデルのノートを15年落ちの中古で64.1万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    ノートの2010/12モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の30%である58.338万円に諸経費として5.8万円を足した64.1万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2010年式を15年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 1500cc以下 13年経過 39600円
自動車重量税
1年分
1.5トン以下 13年-17年経過 17100円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷11.1㎞/L×180円/L 162160円
オイル交換
5000km毎
1回4000円×2回 8000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料
月額5000円
月額5000円×12ヶ月 60000円
ローン完済後の年間維持費 303700円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額26740円×12ヶ月 320880円
ローン返済中の年間維持費 624600円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 54900円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「1500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は39600円、「1.5トン以下で13年-17年経過」クラスの自動車重量税は17100円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした54900円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

お財布に厚みが増した勢いで少し色気を出して愛車にステータス性を求めるなら、月換算25400円くらいの出費は覚悟しましょう。なあに大丈夫、愛車のためです。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…?」なんて呟くその姿は自慢げなようであり、しかし哀愁を帯びているようでもあり、傍からすれば対応に困ります。より維持費の安い新車を買うほどではない…ないが…考えずにもいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてきます。

ノートの維持費は高い?安い?

「ノートの年間維持費は303700円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「1500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてノートの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いヤリス HV176100円-127600円
ジェイド217100円-86600円
フリード ハイブリッド229500円-74200円
スイフト スポーツ256800円-46900円
基準1500ccクラス平均260300円-43400円
ステップワゴン スパーダ270100円-33600円
ノートの維持費303700円
アバルト595304800円+1100円
ゴルフ トゥーラン335600円+31900円
高いウーノ388300円+84600円

ノートの年間維持費を、1500ccクラスで最も維持費が安いヤリス HVと比較して127600円高く、最も高いウーノと比較して84600円安く、1500ccクラスの平均維持費との比較では43400円高くなっています。

最低額のヤリス HVと最高額のウーノは極端な例としても、1500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、ノートの維持費は まあまあ高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 1500ccクラスの車 ランキング

ノートを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%390万円33万円26万円
15%260万円22万円17万円
20%200万円17万円14万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は390万円(総支給額33万円/月、手取り26万円/月)、ここから月額維持費2.5万円を支払うと残りは23.5万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は260万円(総支給額22万円/月、手取り17万円/月)、2.5万円を支払うと残りは14.5万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が200万円(総支給額17万円/月、手取り14万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。2.5万円を引くと残りは11.5万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代17万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費11.1km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
117130円
[-45030円]
-25円
155円/L
139660円
[-22500円]
-10円
170円/L
153170円
[-8990円]
180円/L162160円
[0円]
+10円
190円/L
171190円
[+9030円]
+25円
205円/L
184710円
[+22550円]
+50円
230円/L
207230円
[+45070円]

燃費11.1km/LのE11型 ノートで10000km走行するのに必要な燃料は901L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は162160円になります。

参考までに、ノートの燃料タンクは45リットルですので、901Lの給油回数は21回、1回あたりの燃料代は約7730円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては9030円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると22550円、50円も違ってくると45070円にもなります。

これをE11型 ノートの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり180円の場合を303700円としたとき、130円/Lに値下がりすれば258670円(85.2%)に、230円/Lに値上がりすれば348770円(114.8%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(39600円)なり重量税(17100円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39600円 23%
自動車重量税 1年分 17100円 10%
自賠責保険料 1年分 8825円 5%
燃料代 3000km分 48650円 28%
オイル交換 年1回 4000円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 3%
任意保険料 80% 48000円 29%
合計
[1万kmとの差額]
171600円
-132100円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39600円 19%
自動車重量税 1年分 17100円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 5000km分 81080円 39%
オイル交換 年1回 4000円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 3%
任意保険料 85% 51000円 25%
合計
[1万kmとの差額]
207000円
-96700円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39600円 16%
自動車重量税 1年分 17100円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 7000km分 113510円 47%
オイル交換 年1回 5600円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 2%
任意保険料 90% 54000円 22%
合計
[1万kmとの差額]
244000円
-59700円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料60000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて132100円安い171600円に、5000km走行では96700円安い207000円に、7000km走行では59700円安い244000円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

年間10000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39600円 13%
自動車重量税 1年分 17100円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 10000km分 162160円 53%
オイル交換 年2回 8000円 3%
タイヤ交換 5年毎 8000円 3%
任意保険料 100% 60000円 19%
合計
[1万kmとの差額]
303700円
-
-
年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39600円 10%
自動車重量税 1年分 17100円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 15000km分 243240円 61%
オイル交換 年3回 12000円 3%
タイヤ交換 3年毎 9600円 2%
任意保険料 110% 66000円 18%
合計
[1万kmとの差額]
396400円
+92700円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39600円 8%
自動車重量税 1年分 17100円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 20000km分 324320円 66%
オイル交換 年4回 16000円 3%
タイヤ交換 3年毎 12800円 3%
任意保険料 120% 72000円 15%
合計
[1万kmとの差額]
490700円
+187000円
-
走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
日産の小型車&普通車編
1500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
ハッチバック編

ノートの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 11.1km/L
燃料タンク容量 45L
航続距離(カタログ燃費) 499.5km
航続距離(80%燃費) 400.5km
満タンプライス 8100円
1km走行コスト 16.22円/km
1万円でどこまで行ける?
東京から499.5kmの範囲

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので11.1km/Lを仮の燃費とすると、、燃料タンク容量45リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は499.5kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(10.0km/L)とすると航続距離は450.0km、80%(8.9km/L)だと400.5km、70%(7.8km/L)では351.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から45リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり180円では8100円、上で計算した航続距離を踏まえると499.5km(80%燃費時400.5km)を走行するのに8100円かかる計算です。

燃費を11.1km/Lとしたときの1km走行コストは16.22円、10万km走行したときの燃料代は万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら万円/年、7年10万kmなら万円/年、5年10万kmなら万円/年、3年10万kmなら万円/年となります。

ノートのカタログデータから見えてくる要素

HR15DE型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
4400回転時の馬力 93PS
6000回転時の馬力 109PS
各回転域でのトルク
4400回転時のトルク 15.1kgm
6000回転時のトルク 13.0kgm
HR15DE型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているHR15型1498cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは6000回転時に最高出力109馬力を、4400回転時に最大トルク15.1kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4400rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の1600rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は26.7%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
1500cc以下クラス編
日産の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1500cc以下クラス編
日産の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ10.275kg/PS(1120kg/109PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ10.275kg/PS
車体+1人10.780kg/PS
車体+5人12.798kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg10.826kg/PS
車体+70kg10.917kg/PS
車体+80kg11.009kg/PS
車体+90kg11.101kg/PS
車体+100kg11.193kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは10.780kg/PS(1175kg/109PS)となり、数値としては0.505kg、比率にすると4.9%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは12.798kg/PS(1395kg/109PS)となり、数値としては2.523kg、比率にすると24.6%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

E11 ノートのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ10.780kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
ノート
10.780kg/PS
109PS・1.5L-NA
車体のみPWR 10.275
1175kg
+4.9%

車種詳細
デミオ
10.810kg/PS
105PS・1.5L-TB
車体のみPWR 10.286
1135kg
+5.1%

車種詳細
フリード
10.802kg/PS
131PS・1.5L-NA
車体のみPWR 10.382
1415kg
+4.0%

車種詳細
イグニス
10.714kg/PS
91PS・1.3L-NA
車体のみPWR 10.110
975kg
+6.0%

車種詳細
ハリアー
10.695kg/PS
151PS・2.0L-NA
車体のみPWR 10.331
1615kg
+3.5%

車種詳細
アルファード
10.852kg/PS
182PS・2.5L-NA
車体のみPWR 10.549
1975kg
+2.9%


10.672kg/PSから10.888kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、マツダの5人乗りハッチバック・DJ5FS型 デミオ、ホンダの7人乗りミニバン・GB5型 フリード、スズキの5人乗りSUV・FF21S型 イグニス、トヨタの5人乗りSUV・ZSU60W型 ハリアー、トヨタの8人乗りミニバン・AGH30W型 アルファードという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

E11型 ノート [Rider High-Performance]のライバル車種|10.780kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は97.3PS/tとなっています。


ノートがバイクと競争するなら…?


車種詳細
ドラッグスター250|248cc
10.750kg/PS
215kg/20.0PS/1.90kgm
[車体のみPWR:8.000]
1速ギヤ速度:40.1km/h
最小TWR:1.118
2010/12

-
ノート|1498cc
10.780kg/PS
1175kg/109PS/15.1kgm
[車体のみPWR:10.275]
1速ギヤ速度:47.2km/h
最小TWR:1.548

車種詳細
スカイウェイブ250SS|249cc
10.783kg/PS
248kg/23.0PS/2.50kgm
[車体のみPWR:8.391]
1速ギヤ速度:37.1km/h
最小TWR:1.014

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではノートとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

VG05J ドラッグスター250と競争してみる

まずノートより少しPWRが低いバイクとして、ヤマハのドラッグスター250が挙げられます。PWRの10.750kg/PSは車両重量160kgにライダーの体重55kgを加えた215kgを、最高出力20.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はドラッグスター250に7.1km/h勝り、1速TWRは0.430kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

CJ43A スカイウェイブ250SSと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのスカイウェイブ250SSが挙げられます。PWRの10.783kg/PSは車両重量193kg+55kgの248kgを、最高出力23.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は10.1km/h勝り、1速TWRは0.534kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.771
平均ピストンスピード 15.68m/s
トルクウェイトレシオ 74.17kg/kgm
1馬力あたりのお値段 17840円
排気量1Lあたり馬力 72.76PS/L
排気量1Lあたりトルク 10.08kgm/L
1気筒あたりの馬力 27.2PS
1気筒あたりのトルク 3.8kgm
パワーバンド比率 26.7%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
ハッチバックのPWR
1.3~1.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは74.17kg/kgm(1120kg/15.1kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が1944600円、最高出力が109馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は17840円、逆に1万円あたりでは0.56馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は128781円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
日産編
1500cc以下の車編
ハッチバック編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は72.76PS/L、トルクは10.08kgm/L、1気筒あたりの馬力は27.2馬力、トルクは3.8kgmとなり、このエンジンが109馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.68m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が78.4mmであるHR15型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7650回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.771になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

人間様の占有スペース

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

人間様の占有スペース
室内長×室内幅×室内高 3.230m³
1人あたりのスペース 0.646m³
室内長/全長 45.2%
室内幅/全幅 81.4%
室内高/全高 84.5%
室内容積/車両体積 31.1%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.230m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.646m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は45.2%、同じく室内幅と全幅の比率は81.4%、同じく室内高と全高の比率は84.5%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は31.1%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


ノートでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.421m
期待される荷室の幅 1.275m
対角線の長さ 1.909m
期待される荷室の面積 1.812m²

縦方向の長さが1.421m(対角線では1.909m)であれば、小柄な体型なら斜めに転げることで足を伸ばして寝られないこともなさそうです。

普通体型では斜めに転げた上で腰と膝を曲げれば何とかギリギリ、大柄な体型ではダンゴ虫のように丸まって腰痛覚悟で決死の車中泊を敢行せざるを得ません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム

ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6000rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6500回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6500rpm|タイヤサイズ 185/55R15|タイヤ直径 58.5cm|円周長 183.8cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6500rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 2.561 14.02 - - 51km/h 12710rpm 723.6kgm
2速 0.427 2.34 0.167 1-2/
1090rpm
307km/h 2120rpm 120.6kgm
Final5.473レシオカバレッジ(変速比幅)5.998
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数4400rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.473)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(15.1kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.473)÷タイヤの有効半径(0.2925m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は2速ギヤの307km(6000rpmでは283.1km/h)となります。CVTは無段変速機というだけあって、変速比を低速側の2.561から高速側の0.427の間で自由自在に可変できる変速機ですから、実際にはちょうどいい塩梅の妥当な回転数にて妥当な最高速に落ち着くものと思われます。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが4400回転で最大トルク15.1kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば74.17kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(10.275kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと723.6kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1120kg)を1速ギヤの最大駆動力(723.6kgm)で割ってみると1.548kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6000回転でのトルク(13.0kgm)からTWRを算出すると1.798kg/kgmとなり、4400-6000回転の回転域では1.548-1.798kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 5080 7630 10170 12710 15250 17790 22880
2速 850 1270 1700 2120 2540 2970 3810
※赤い数字は暫定レブリミット(6500rpm)を上回るもの。
※CVTの場合はどのようにギヤ比を制御をしているのか想像も付かないので参考値です。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.427)を選択して時速100kmにて走行すると2120回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1270回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1480回転、一般的な高速道路の80km/hでは1700回転、100km/hでは2120回転、制限速度が120km/hになると2540回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは3810回転まで回ります。

一般的な自動車であれば時速100kmでの巡航回転数は2500回転付近に落ち着くようですが、その中でも若干低めの回転数となっています。標準的なギヤ比の範囲内ながらも加速よりも静粛性や燃費に重きを置いた設定なので、急な坂道や長く続く坂道では積極的にギヤを1段下げる操作が必要になるかもしれません。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 8 16 24 31 39 47 55 63
2速 47 94 142 189 236 283 330 378

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6500回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの185/55R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 185/55R15 | 直径 585mm

-20mm
幅165mm
-10mm
幅175mm
変更なし
幅185mm
+10mm
幅195mm
+20mm
幅205mm
50 165/50R15
37.3km/h
径 546mm
差 -39mm
175/50R15
38.0km/h
径 556mm
差 -29mm
185/50R15
38.7km/h
径 566mm
差 -19mm
195/50R15
39.4km/h
径 576mm
差 -9mm
205/50R15
40.1km/h
径 586mm
差 +1mm
55 165/55R15
38.5km/h
径 563mm
差 -22mm
175/55R15
39.2km/h
径 574mm
差 -11mm
185/55R15
40.0km/h
585mm
0mm
195/55R15
40.8km/h
径 596mm
差 +11mm
205/55R15
41.5km/h
径 607mm
差 +22mm
60 165/60R15
39.6km/h
径 579mm
差 -6mm
175/60R15
40.4km/h
径 591mm
差 +6mm
185/60R15
41.2km/h
径 603mm
差 +18mm
195/60R15
42.1km/h
径 615mm
差 +30mm
205/60R15
42.9km/h
径 627mm
差 +42mm
65 165/65R15
40.8km/h
径 596mm
差 +11mm
175/65R15
41.6km/h
径 609mm
差 +24mm
185/65R15
42.5km/h
径 622mm
差 +37mm
195/65R15
43.4km/h
径 635mm
差 +50mm
205/65R15
44.3km/h
径 648mm
差 +63mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、165/55R15、165/60R15 、175/50R15、175/55R15 、185/50R15 、195/50R15 あたりのタイヤがおすすめです。

185/55R15のタイヤ幅を165mmから215mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、185/55R15の適応サイズと性能の変化 [E11型ノート編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】185/55R15のタイヤ銘柄と通販価格

E11型 ノート 1.5L-NA FF/CVTの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.78㎏/PS10.28㎏/PS48.7ptC
最高回転数5881rpm6000rpm51.5ptC
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m1.55㎏/㎏m50.6ptC
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h47.2㎞/h46.4ptC
1リットル
換算馬力
73.10PS/L72.76PS/L49.7ptC
1リットル
換算トルク
9.47㎏m/L10.08㎏m/L57.4ptB
WB/TR比1.7731.77150.2ptC
ワイド&
ロー指数
0.8940.89649.8ptC
前面の面積2.630m22.560m252.0ptC
最低地上高154.5mm125mm61.9ptB
スポーツ性能部門の得点522.6pt
総合評価B

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340714円303700円53.2ptC
燃費13.0km/L-44.2ptD
100km/h
回転数
2490rpm2120rpm54.9ptB
航続距離644.1km-46.3ptC
車の大きさ11.466m310.395m354.2ptB
車内の広さ3430.4L3229.6L48.0ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.7L645.9L46.1ptC
車内床面積2.793m22.523m246.1ptC
最小回転
半径
5.17m4.7m59.6ptB
ユーティリティ部門の得点504.3pt
総合評価C

※燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10694車種中 RANK
運動性能 522.6pt 2757位 B
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 504.3pt 3639位 C
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 1026.9pt 2636位 B
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は522.6点で全10694車種中の2757位、ユーティリティ部門は504.3点で3639位、総合得点は1026.9点で2636位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したE11型 ノート(FF/CVT) の各種スペックを、ハッチバック1500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

ノートの歴代モデル

3代目 E13型 ノート
E13 ノートは2020/12に登場した3代目モデル。参考車両の「S」は全長4045mm、全幅1695mm、全高1505mmの車体に、82PS/10.5kgmを発生するHR12型1198ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。

2代目 E12改型 ノート
E12改 ノートは2012/09に登場した2代目モデル。参考車両の「NISMO S」は全長4190mm、全幅1695mm、全高1515mmの車体に、140PS/16.6kgmを発生するHR16型1597ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。

初代 ZE11型 ノート
ZE11 ノートは2005/01に登場した初代モデル。参考車両の「16X」は全長4020mm、全幅1690mm、全高1535mmの車体に、109PS/15.5kgmを発生するHR16型1597ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。


人気があるハッチバックの車種比較


AE86 スプリンター トレノ GTV 1983 vs NA6CE ロードスター 1993 性能比較
5代目 スプリンター トレノ GTV GTV Fin4.300(1983年式 AE86・FR/5MT・1.6L・130PS/15.2kgm・5人乗り)と、初代 ロードスター V-Special(1993年式 NA6CE・FR/5MT・1.6L・120PS/14.0kgm・2人乗り)を比較。

L512S ミラ X4 1997 vs L210S ミラ X4 1991 新旧比較
4代目 ミラ X4(1997年式 L512S・4WD/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.2kgm・4人乗り)と、3代目 ミラ X4(1991年式 L210S・4WD/5MT・0.66L+ターボ・64PS/9.4kgm・4人乗り)を比較。

ZZE123 カローラ ランクス 2ZZ 2004 vs ZZT231 セリカ SS-II 2005 性能比較
9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、7代目 セリカ SS-II(2005年式 ZZT231・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・4人乗り)を比較。

H31A ミニカ ダンガン 1997 vs H22A ミニカ ダンガンZZ 1992 新旧比較
7代目 ミニカ ダンガン Dangan(1997年式 H31A・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/9.9kgm・4人乗り)と、6代目 ミニカ ダンガンZZ Dangan-ZZ(1992年式 H22A・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/9.8kgm・4人乗り)を比較。

L235S エッセ 2010 vs L700S ミラ TR 1999 性能比較
初代 エッセ D(2010年式 L235S・FF/5MT・0.66L・58PS/6.6kgm・4人乗り)と、5代目 ミラ TR(1999年式 L700S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.9kgm・4人乗り)を比較。

AUCJXF ゴルフR 2017 vs VAB WRX STI RA-R 2018 性能比較
7代目 ゴルフR(2017年式 AUCJXF・4WD/6MT・2.0L+ターボ・310PS/38.7kgm・5人乗り)と、初代 WRX STI type RA-R(2018年式 VAB・4WD/6MT・2.0L+ターボ・329PS/44.1kgm・5人乗り)を比較。

EP91 スターレット グランツァV 1997 vs EP82 スターレット GT 1994 新旧比較
5代目 スターレット グランツァV Glanza-V(1997年式 EP91・FF/5MT・1.4L+ターボ・135PS/16.0kgm・5人乗り)と、4代目 スターレット GT(1994年式 EP82・FF/5MT・1.4L+ターボ・135PS/16.0kgm・5人乗り)を比較。

AE86 スプリンター トレノ GTV 1983 vs EG6 シビック SiR-II 1993 性能比較
5代目 スプリンター トレノ GTV GTV Fin4.300(1983年式 AE86・FR/5MT・1.6L・130PS/15.2kgm・5人乗り)と、5代目 シビック SiR-II(1993年式 EG6・FF/5MT・1.6L・170PS/16.0kgm・4人乗り)を比較。