UF31 レパードの性能と維持費 FR/4AT 5人 417万円 1988年式

このページでは、日産自動車の2ドア・5人乗りクーペ、2代目のE-UF31型レパード Ultima V30-Turbo【1988/08モデル・255PS/35.0kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

UF31 レパード
販売期間:1986/02 - 1992/08

画像は日産自動車より引用
http://www.nissan.co.jp/
投稿:2011/11/23|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長4805mm×全幅1690mm×全高1370mm、排気量は2960ccであることから、大雑把に分類すると3.0リットルクラス(3000cc、自動車税は3.0L以下を適用)に属し、全幅は5ナンバー枠なれど排気量が2000ccを超え、全長も4.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。
参考:250PS~300PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4805mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


UF31型 レパード [2960cc/255PS FR/4AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目レパードの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1988/08
GF31型
[XS V20-Turbo]
2.0L-TB・FR/4AT・306.7万円
210PS・27.0kgm・8.2km/L
210PS
27.0kgm
8.2km/L
1988/08
UF31型
[Ultima V30 TwinCam]
3.0L-NA・FR/4AT・323.1万円
200PS・26.5kgm・8.1km/L
200PS
26.5kgm
8.1km/L
1988/08
GF31型
[XJ-V20E]
2.0L-NA・FR/4AT・253.8万円
115PS・16.6kgm・8.5km/L
115PS
16.6kgm
8.5km/L
2代目レパードの車両型式・グレード一覧【全4車種】
レパードの新型モデル
3代目 JGBY32型レパード J.フェリー
JGBY32型レパード J.フェリーは1992/06に登場した3代目モデル。参考車両の「type-X」は全長4880mm、全幅1770mm、全高1390mmの車体に、270PS/37.8kgmを発生するVH41型4130ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー 日産自動車
車名&
グレード
レパード
Ultima V30-Turbo
その他 アルティマ V30ツインカムターボ
お値段 4162000円
車両型式 E-UF31
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
4速AT・4速オートマ車
ドア/定員 2ドア/5名乗車
車体寸法 長4805×幅1690×高1370mm
室内寸法 長1810×幅1410×高1130mm
軸距&
輪距
2615mm
前1435mm/後1435mm
最小半径 4.9m
最低高 135mm
タイヤ 前輪:215/60R15
後輪:215/60R15
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1520kg
エンジン諸元
原動機型式 VG30DET
気筒配列 V型6気筒
排気量2960cc
圧縮比8.5
吸気方式 ターボ
最高出力 255PS[187kW]/6000rpm
最大トルク 35.0kgm[343Nm]/3200rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費 7.4km/L(17.4mpg)
100km燃費 13.5L/100km
VG30DET型エンジンの諸元と性能まとめ
V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。
V型6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税58600円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税25200円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額6500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1988/08モデルのレパードを36年落ちの中古で91.5万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    レパードの1988/08モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である83.24万円に諸経費として8.3万円を足した91.5万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1988年式を36年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 3000cc以下 13年経過 58600円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 18年経過 25200円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
燃料代(年間1万km) 10000km÷6.3km/L×190円/L 301590円
オイル交換(5000km毎) 1回6500円×2回 13000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料(月額6500円) 月額6500円×12ヶ月 78000円
ローン完済後の年間維持費 493300円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額38150円×12ヶ月 457800円
ローン返済中の年間維持費 951100円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 71100円
名目 金額
自動車税(1年分) 58600円
自動車重量税(1年分) 25200円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
301590円
(211110円)
(150800円)
(90480円)
オイル交換(5000km毎) 13000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 8000円
任意保険料(月額6500円) 78000円
ローン完済後の年間維持費 493300円
名目 金額
車のローン額(1年分) 457800円
ローン返済中の年間維持費 951100円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
71100円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「3000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は58600円、「2.0トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は25200円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした71100円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

年間の維持費が50万円を超えてくると、これはもうこの車そのものが趣味の世界です。もしくは、これだけの維持費が掛かる車を所有していることに喜びを感じ、ある種のカタルシスを感じているかもしれません。

名にし負うレパードともなれば、その維持費は月額でさえ41200円(ローン完済前は79300円)という破格の金額。とてもじゃないが頭金0円!一世一代のフルローン!で乗るような車ではありません。どうしても乗りたい言うなら、清水の舞台から飛び降りる覚悟でご近所をノロノロ運転して満足するか、盆栽としてガレージに飾っておくならまあ、あるいは…

レパードの維持費は高い?安い?

「レパードの年間維持費は493300円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「3000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてレパードの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いハイエース バン270830円-222470円
GLS331400円-161900円
グランエース347500円-145800円
スカイライン374100円-119200円
基準3000ccクラス平均408000円-85300円
アリスト446600円-46700円
スカイラインGT-R473400円-19900円
レパードの維持費493300円
X5511500円+18200円
高いXM ワゴン611900円+118600円

レパードの年間維持費を、3000ccクラスで最も維持費が安いハイエース バンと比較して222470円高く、最も高いXM ワゴンと比較して118600円安く、3000ccクラスの平均維持費との比較では85300円高くなっています。

最低額のハイエース バンと最高額のXM ワゴンは極端な例としても、3000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、レパードの維持費は まあまあ高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 3000ccクラスの車 ランキング

レパードを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%640万円54万円42万円
15%430万円36万円28万円
20%320万円27万円21万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は640万円(総支給額54万円/月、手取り42万円/月)、ここから月額維持費4.1万円を支払うと残りは37.9万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は430万円(総支給額36万円/月、手取り28万円/月)、4.1万円を支払うと残りは23.9万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が320万円(総支給額27万円/月、手取り21万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。4.1万円を引くと残りは16.9万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代31万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり190円を基準として、-50円となる140円から、+50円となる240円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費6.3km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
140円/L
222240円
[-79350円]
-25円
165円/L
261930円
[-39660円]
-10円
180円/L
285740円
[-15850円]
190円/L301590円
[0円]
+10円
200円/L
317480円
[+15890円]
+25円
215円/L
341300円
[+39710円]
+50円
240円/L
380980円
[+79390円]

燃費6.3km/LのUF31型 レパードで10000km走行するのに必要な燃料は1587.4L、1リットルあたり190円としたときの燃料代は301590円になります。

参考までに、レパードの燃料タンクは65リットルですので、1587.4Lの給油回数は25回、1回あたりの燃料代は約12070円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては15890円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると39710円、50円も違ってくると79390円にもなります。

これをUF31型 レパードの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり190円の場合を493300円としたとき、140円/Lに値下がりすれば413950円(83.9%)に、240円/Lに値上がりすれば572690円(116.1%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(58600円)なり重量税(25200円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

税金の安さは折り紙付き!
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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 23%
自動車重量税 1年分 25200円 10%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 3000km分 90480円 35%
オイル交換 年1回 6500円 3%
タイヤ交換 6年毎 5330円 2%
任意保険料 80% 62400円 24%
合計
[1万kmとの差額]
257400円
-235900円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 18%
自動車重量税 1年分 25200円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 5000km分 150800円 47%
オイル交換 年1回 6500円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 2%
任意保険料 85% 66360円 20%
合計
[1万kmとの差額]
321700円
-171600円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 15%
自動車重量税 1年分 25200円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 7000km分 211110円 54%
オイル交換 年1回 9100円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 1%
任意保険料 90% 70200円 20%
合計
[1万kmとの差額]
388400円
-104900円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料78000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて235900円安い257400円に、5000km走行では171600円安い321700円に、7000km走行では104900円安い388400円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 9%
自動車重量税 1年分 25200円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 15000km分 452390円 67%
オイル交換 年3回 39000円 6%
タイヤ交換 2.7年毎 12000円 2%
任意保険料 100% 78000円 11%
合計
[1万kmとの差額]
674100円
+180800円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 7%
自動車重量税 1年分 25200円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 603180円 72%
オイル交換 年4回 52000円 6%
タイヤ交換 2年毎 16000円 2%
任意保険料 100% 78000円 9%
合計
[1万kmとの差額]
841900円
+348600円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
日産の小型車&普通車編
3000cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
2ドア・クーペ編

レパードの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 7.4km/L
燃料タンク容量 65L
航続距離(カタログ燃費) 481.0km
航続距離(80%燃費) 383.5km
満タンプライス 12350円
1km走行コスト 25.68円
1万円でどこまで行ける? 389.5km

10・15モード燃費が7.4km/L、燃料タンク容量65リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は481.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.7km/L)とすると航続距離は435.5km、80%(5.9km/L)だと383.5km、70%(5.2km/L)では338.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から65リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり190円では12350円、上で計算した航続距離を踏まえると481.0km(80%燃費時383.5km)を走行するのに12350円かかる計算です。

燃費を6.3km/Lとしたときの1km走行コストは25.68円、10万km走行したときの燃料代は256.8万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら25.7万円/年、7年10万kmなら36.7万円/年、5年10万kmなら51.4万円/年、3年10万kmなら85.6万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば389.5km(往復なら片道194.7km)、カタログ値の80%なら311.6km(片道155.8km)離れたところまで行くことができます。

カタログデータから見えてくる要素

VG30DET型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
3200回転時の馬力 156PS
6000回転時の馬力 255PS
各回転域でのトルク
3200回転時のトルク 35.0kgm
6000回転時のトルク 30.4kgm
VG30DET型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているVG30型2960cc、V型6気筒のターボエンジンは6000回転時に最高出力255馬力を、3200回転時に最大トルク35.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3200rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の2800rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は46.7%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
3000cc以下クラス編
日産の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
3000cc以下クラス編
日産の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ5.961kg/PS(1520kg/255PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ5.961kg/PS
車体+1人6.176kg/PS
車体+5人7.039kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg6.196kg/PS
車体+70kg6.235kg/PS
車体+80kg6.275kg/PS
車体+90kg6.314kg/PS
車体+100kg6.353kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは6.176kg/PS(1575kg/255PS)となり、数値としては0.215kg、比率にすると3.6%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは7.039kg/PS(1795kg/255PS)となり、数値としては1.078kg、比率にすると18.1%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

UF31 レパードのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
1988/08

-
レパード
6.176kg/PS
1575kg/255PS|3.0L-TB
[車体のみPWR:5.961]
1998/09

車種詳細
シビック タイプR
6.081kg/PS
1125kg/185PS|1.6L-NA
車体のみPWR:5.784
2001/05

車種詳細
アコード
6.295kg/PS
1385kg/220PS|2.2L-NA
車体のみPWR:6.045
2012/04

車種詳細
86 ハチロク
6.325kg/PS
1265kg/200PS|2.0L-NA
車体のみPWR:6.050
2017/10

車種詳細
アルテオン
6.268kg/PS
1755kg/280PS|2.0L-TB
車体のみPWR:6.071
2011/02

車種詳細
マークXジオ
6.125kg/PS
1715kg/280PS|3.5L-NA
車体のみPWR:5.929

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ6.176kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

5.991kg/PSから6.361kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの4人乗りハッチバック「EK9型 シビック タイプR」、ホンダの5人乗りセダン「CL1型 アコード」、トヨタの4人乗りクーペ「ZN6型 86 ハチロク」、フォルクスワーゲンの5人乗りセダン「3HDJHF型 アルテオン」、トヨタの6人乗りミニバン「GGA10型 マークXジオ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

UF31型 レパード [Ultima V30-Turbo]のライバル車種|6.176kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は167.8PS/tとなっています。


レパードがバイクと競争するなら…?


車種詳細
AX-1|249cc
6.172kg/PS
179kg/29.0PS/2.60kgm
[車体のみPWR:4.276]
1988/08

-
レパード|2960cc
6.176kg/PS
1575kg/255PS/35.0kgm
[車体のみPWR:5.961]

車種詳細
ジェベル250XC|249cc
6.194kg/PS
192kg/31.0PS/2.80kgm
[車体のみPWR:4.419]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではレパードとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

MD21 AX-1と競争してみる

まずレパードより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのAX-1が挙げられます。PWRの6.172kg/PSは車両重量124kgにライダーの体重55kgを加えた179kgを、最高出力29.0PSで割ったものです。

SJ45A ジェベル250XCと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのジェベル250XCが挙げられます。PWRの6.194kg/PSは車両重量137kg+55kgの192kgを、最高出力31.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.822
平均ピストンスピード 16.60m/s
トルクウェイトレシオ 43.43kg/kgm
1馬力あたりのお値段 16322円
排気量1Lあたり馬力 86.15PS/L
排気量1Lあたりトルク 11.82kgm/L
1気筒あたりの馬力 42.5PS
1気筒あたりのトルク 5.8kgm
パワーバンド比率 46.7%
燃費×馬力 1604.0pt
各種ランキング
クーペのPWR
2.5~3.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは43.43kg/kgm(1520kg/35.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が4162000円、最高出力が255馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は16322円、逆に1万円あたりでは0.61馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は118914円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
日産編
3000cc以下の車編
クーペ編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は86.15PS/L、トルクは11.82kgm/L、1気筒あたりの馬力は42.5馬力、トルクは5.8kgmとなり、このエンジンが255馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.60m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が83.0mmであるVG30型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7230回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.822になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が6.29km/L、最高出力が255PSであるこの車の獲得ポイントは1604.0ptになります。
戯れに車両重量1520kgを100kg単位にした15.2で割ってみたところ、その数値は105.52ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


人間様の占有スペース

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

人間様の占有スペース
室内長×室内幅×室内高 2.884m³
1人あたりのスペース 0.577m³
室内長/全長 37.7%
室内幅/全幅 83.4%
室内高/全高 82.5%
室内容積/車両体積 25.9%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は2.884m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.577m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は37.7%、同じく室内幅と全幅の比率は83.4%、同じく室内高と全高の比率は82.5%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は25.9%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


レパードでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.682m
期待される荷室の幅 1.310m
対角線の長さ 2.132m
期待される荷室の面積 2.203m²

縦方向の長さが1.682m(対角線では2.132m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

車中泊にあると嬉しいアイテム

純正装着タイヤの215/60R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 215/60R15 | 直径 639mm

-20mm
幅195mm
-10mm
幅205mm
変更なし
幅215mm
+10mm
幅225mm
+20mm
幅235mm
-5%
55
扁平
195/55R15
37.3km/h
直径596mm
径差-43mm
205/55R15
38.0km/h
直径607mm
径差-32mm
215/55R15
38.7km/h
直径618mm
径差-21mm
225/55R15
39.4km/h
直径629mm
径差-10mm
235/55R15
40.1km/h
直径640mm
径差+1mm
0%
60
扁平
195/60R15
38.5km/h
直径615mm
径差-24mm
205/60R15
39.2km/h
直径627mm
径差-12mm
215/60R15
40.0km/h
639mm
0mm
225/60R15
40.8km/h
直径651mm
径差+12mm
235/60R15
41.5km/h
直径663mm
径差+24mm
+5%
65
扁平
195/65R15
39.7km/h
直径635mm
径差-4mm
205/65R15
40.6km/h
直径648mm
径差+9mm
215/65R15
41.4km/h
直径661mm
径差+22mm
225/65R15
42.2km/h
直径674mm
径差+35mm
235/65R15
43.0km/h
直径687mm
径差+48mm
+10%
70
扁平
195/70R15
40.9km/h
直径654mm
径差+15mm
205/70R15
41.8km/h
直径668mm
径差+29mm
215/70R15
42.7km/h
直径682mm
径差+43mm
225/70R15
43.6km/h
直径696mm
径差+57mm
235/70R15
44.4km/h
直径710mm
径差+71mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、195/60R15、195/65R15 、205/55R15、205/60R15 、215/55R15 、225/55R15 あたりのタイヤがおすすめです。

215/60R15のタイヤ幅を195mmから245mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが215/60R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】215/60R15のタイヤ銘柄と通販価格

UF31型レパード[3.0Lターボ FR/4AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト5.961kg/ps60.42
1速ギヤ加速性能-39.90
1L換算馬力86.15ps/L43.83
1L換算トルク11.82kgm/L37.20
WB/TR比1.82244.95
ワイド&ロー指数0.81155.92
前面の面積2.315m²58.74
最低地上高135mm57.93
スポーツ性能部門の得点398.89

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費7.4km/L37.68
年間維持費493300円34.73
100kmh回転数-43.42
航続距離481.0km36.53
車の大きさ11.125m³48.69
室内の広さ2.884m³44.92
最小回転半径4.9m55.51
馬力単価16322円56.89
ユーティリティ部門の得点358.37

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した UF31型レパード[3.0Lターボ FR/4AT] の総合得点は 757.26 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したUF31型レパード(FR/4AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのクーペ」、「3000ccのクーペ」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

レパードの歴代モデル

4代目 JHBY33型 レパード
JHBY33 レパードは1996/03に登場した4代目モデル。参考車両の「XV-GranSports」は全長4895mm、全幅1765mm、全高1425mmの車体に、270PS/37.5kgmを発生するVQ30型2987ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

3代目 JGBY32型 レパード J.フェリー
JGBY32 レパード J.フェリーは1992/06に登場した3代目モデル。参考車両の「type-X」は全長4880mm、全幅1770mm、全高1390mmの車体に、270PS/37.8kgmを発生するVH41型4130ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

2代目 UF31型 レパード
UF31 レパードは1986/02に登場した2代目モデル。参考車両の「Ultima V30 TwinCam」は全長4805mm、全幅1690mm、全高1370mmの車体に、200PS/26.5kgmを発生するVG30型2960ccエンジンを搭載した5人乗りクーペ。