212261C Eクラス ステーションワゴン 性能と維持費 FR/7AT 975万円 2015

このページでは、メルセデスベンツの5ドア・5人乗りワゴン、4代目のMBA-212261C型Eクラス ステーションワゴン E400 Avantgarde S212【2015/02モデル・333PS/48.9kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

212261C Eクラス ステーションワゴン
販売期間:2009/05 - 2016/11

画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4920mm×全幅1855mm×全高1500mm、排気量は3497ccであることから、大雑把に分類すると3.5リットルクラス(3500cc、自動車税は3.5L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:300PS~350PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4920mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超・Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

212261C型 Eクラス ステーションワゴン [3497cc/333PS FR/7AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

4代目Eクラス ステーションワゴンの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2015/04
212276型
[E63S AMG 4matic S212]
5.5L-TB・4WD/7AT・1774.0万円
585PS・81.5kgm・8.5km/L
585PS
81.5kgm
8.5km/L
2015/04
212292型
[E63 AMG 4matic S212]
5.5L-TB・4WD/7AT・1633.0万円
557PS・73.4kgm・8.5km/L
557PS
73.4kgm
8.5km/L
2015/03
212201C型
[E220 BlueTEC S212]
2.1L-TB・FR/7AT・634.0万円
177PS・40.8kgm・18.3km/L
177PS
40.8kgm
18.3km/L
4代目 Eクラス 型式一覧 W212/S212/A207/C207系まとめ 2009-2018【全40車種】
Eクラス ステーションワゴンの新型モデル
5代目 213289型Eクラス ステーションワゴン
213289型Eクラス ステーションワゴンは2016/07に登場した5代目モデル。参考車両の「AMG E63-S 4matic-plus S213」は全長5005mm、全幅1905mm、全高1475mmの車体に、612PS/86.7kgmを発生するM177型3982ccエンジンを搭載。

Eクラス ステーションワゴンの旧型モデル
3代目 211277型Eクラス ステーションワゴン
211277型Eクラス ステーションワゴンは2003/08に登場した3代目モデル。参考車両の「E63 AMG S211」は全長4920mm、全幅1820mm、全高1500mmの車体に、514PS/64.2kgmを発生するM156型6208ccエンジンを搭載。


212261C Eクラス ステーションワゴンの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー メルセデスベンツ
車名&
グレード
Eクラス ステーションワゴン
E400 Avantgarde S212
その他 サードシート付7人乗りあり
お値段 9750000円
車両型式 MBA-212261C
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
7速AT・7速オートマ車
ドア/定員 5ドア・5名乗車
ホイールベース 2875mm
トレッド 1580mm/1585mm
WB/TR比 1.816
最小半径 5.3m
最低高 140mm
タイヤ 前輪:245/40R18
後輪:265/35R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1910kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

Eクラス ステーションワゴンと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
Eクラス ステーションワゴン
車体寸法
全長 4920mm -
全幅 1855mm -
全高 1500mm -
大きさ 13.69m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1520mm
全幅 1480mm以下 +375mm
全高平均 1640mm -140mm
大きさ平均 8.13m3 +5.56m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 +220mm
全幅 1700mm以下 +155mm
全高平均 1496mm +4mm
大きさ平均 10.48m3 +3.21m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm +277mm
全幅平均 1815mm +40mm
全高平均 1518mm -18mm
大きさ平均 12.84m3 +0.85m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。


212261C Eクラス ステーションワゴンの室内広さを各規格の車両と比較

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

Eクラス ステーションワゴンの室内広さを各規格の車両と比較
規格名 規格寸法 増減
Eクラス ステーションワゴン
室内広さ
室内長 1930mm -
室内幅 1360mm -
室内高 1260mm -
車内広さ 3307L -
軽自動車
新規格
室内長平均 1908mm +22mm
室内幅平均 1280mm +80mm
室内高平均 1283mm -23mm
車内広さ平均 3171L +136L
小型車規格
5ナンバー車
室内長平均 1913mm +17mm
室内幅平均 1404mm -44mm
室内高平均 1196mm +64mm
車内広さ平均 3253L +54L
普通車平均
3ナンバー車
室内長平均 2050mm -120mm
室内幅平均 1483mm -123mm
室内高平均 1195mm +65mm
車内広さ平均 3698L -391L

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に室内が長い・広い・高い。

人間様の占有スペースと容積効率
室内長×室内幅×室内高 3.307m³
1人あたりのスペース 0.661m³
室内長/全長 39.2%
室内幅/全幅 73.3%
室内高/全高 84.0%
室内容積/車両体積 24.2%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.307m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.661m³のスペースが割り当てられることになります。

続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は39.2%、同じく室内幅と全幅の比率は73.3%、同じく室内高と全高の比率は84.0%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は24.2%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


Eクラス ステーションワゴンでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.722m
期待される荷室の幅 1.260m
対角線の長さ 2.134m
期待される荷室の面積 2.170m²

縦方向の長さが1.722m(対角線では2.134m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。

これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


212261C Eクラス ステーションワゴンの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税58000円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額7000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2015/02モデルのEクラス ステーションワゴンを10年落ちの中古で589.9万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    Eクラス ステーションワゴンの2015/02モデルの場合、2025年現在では10年が経過しているため、新車価格の55%である536.25万円に諸経費として53.6万円を足した589.9万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2015年式を10年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 3500cc以下 13年未満 58000円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷11.0×195円/L 177270円
オイル交換
5000km毎
1回7500円×2回 15000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本18000円×4本÷5年 14400円
任意保険料
月額7000円
月額7000円×12ヶ月 84000円
ローン完済後の年間維持費 373900円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額98310円×12ヶ月 1179720円
ローン返済中の年間維持費 1553700円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 53500円
  • 初度登録から10年経過車の場合、「3500cc以下で13年未満」クラスの自動車税は58000円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに7500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額7000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした53500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

このあたりのクラスから理想と現実の違い、つまり「乗りたい車」と「乗ることができる車」は違うことを思い知らされます。うっかり手を出せば「いっ…維持費が高すぎて息ができん!フーッ!フーッ!」と目を白黒させることになりかねません。

さて、Eクラス ステーションワゴン【E400 Avantgarde S212】の場合、維持費の月額は31200円になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。

Eクラス ステーションワゴンの維持費は高い?安い?

「Eクラス ステーションワゴンの年間維持費は369400円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「3500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてEクラス ステーションワゴンの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いCX-60 ハイブリッド278700円-90700円
ディグニティ310600円-58800円
Eクラス セダン351800円-17600円
Eクラス ステーションワゴンの維持費369400円
IS387200円+17800円
基準3500ccクラス平均443800円+74400円
911 クーペ502500円+133100円
カマロ クーペ553300円+183900円
高い5シリーズ セダン782900円+413500円

Eクラス ステーションワゴンの年間維持費を、3500ccクラスで最も維持費が安いCX-60 ハイブリッドと比較して90700円高く、最も高い5シリーズ セダンと比較して413500円安く、3500ccクラスの平均維持費との比較では74400円安くなっています。

最低額のCX-60 ハイブリッドと最高額の5シリーズ セダンは極端な例としても、3500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、Eクラス ステーションワゴンの維持費は まあまあ安い! と言えそうです。

年間維持費が安い 3500ccクラスの車 ランキング

Eクラス ステーションワゴンを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%480万円40万円31万円
15%320万円27万円21万円
20%240万円20万円16万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は480万円(総支給額40万円/月、手取り31万円/月)、ここから月額維持費3.1万円を支払うと残りは27.9万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は320万円(総支給額27万円/月、手取り21万円/月)、3.1万円を支払うと残りは17.9万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が240万円(総支給額20万円/月、手取り16万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。3.1万円を引くと残りは12.9万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代18万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費11.0km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
145円/L
131820円
[-45450円]
-25円
170円/L
154550円
[-22720円]
-10円
185円/L
168190円
[-9080円]
195円/L177270円
[0円]
+10円
205円/L
186370円
[+9100円]
+25円
220円/L
200010円
[+22740円]
+50円
245円/L
222730円
[+45460円]

燃費11.0km/Lの212261C型 Eクラス ステーションワゴンで10000km走行するのに必要な燃料は909.1L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は177270円になります。

参考までに、Eクラス ステーションワゴンの燃料タンクは80リットルですので、909.1Lの給油回数は12回、1回あたりの燃料代は約14780円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては9100円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると22740円、50円も違ってくると45460円にもなります。

これを212261C型 Eクラス ステーションワゴンの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を369400円としたとき、145円/Lに値下がりすれば323950円(87.7%)に、245円/Lに値上がりすれば414860円(112.3%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(58000円)なり重量税(16400円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

税金の安さは折り紙付き!
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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 58000円
自動車重量税 1年分 16400円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 83225円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 83225円 37%
燃料代 3000km分 53180円 24%
オイル交換 年1回 7500円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 4%
任意保険料 80% 67200円 32%
合計
[1万kmとの差額]
220800円
-148600円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 83225円 31%
燃料代 5000km分 88640円 34%
オイル交換 年1回 7500円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 4%
任意保険料 85% 71400円 28%
合計
[1万kmとの差額]
260400円
-109000円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 83225円 27%
燃料代 7000km分 124090円 41%
オイル交換 年1回 10500円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 3%
任意保険料 90% 75600円 26%
合計
[1万kmとの差額]
303100円
-66300円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料84000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて148600円安い220800円に、5000km走行では109000円安い260400円に、7000km走行では66300円安い303100円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

年間10000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 83225円 22%
燃料代 10000km分 177270円 47%
オイル交換 年2回 15000円 4%
タイヤ交換 5年毎 14400円 4%
任意保険料 100% 84000円 23%
合計
[1万kmとの差額]
373900円
-
-
年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 83225円 17%
燃料代 15000km分 265910円 55%
オイル交換 年3回 22500円 5%
タイヤ交換 3年毎 17280円 4%
任意保険料 110% 92400円 19%
合計
[1万kmとの差額]
481400円
+112000円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 83225円 14%
燃料代 20000km分 354540円 60%
オイル交換 年4回 30000円 5%
タイヤ交換 3年毎 23040円 4%
任意保険料 120% 100800円 17%
合計
[1万kmとの差額]
591700円
+222300円
-
走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
3500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
ステーションワゴン編

Eクラス ステーションワゴンの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費 11.8km/L
燃料タンク容量 80L
航続距離(カタログ燃費) 944.0km
航続距離(80%燃費) 752.0km
満タンプライス 15600円
1km走行コスト 16.53円/km
1万円でどこまで行ける? 605.1km
東京から944.0kmの範囲

JC08モード燃費が11.8km/L、燃料タンク容量80リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は944.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(10.6km/L)とすると航続距離は848.0km、80%(9.4km/L)だと752.0km、70%(8.3km/L)では664.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から80リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では15600円、上で計算した航続距離を踏まえると944.0km(80%燃費時752.0km)を走行するのに15600円かかる計算です。

燃費を11.0km/Lとしたときの1km走行コストは16.53円、10万km走行したときの燃料代は165.3万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら16.5万円/年、7年10万kmなら23.6万円/年、5年10万kmなら33.1万円/年、3年10万kmなら55.1万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば605.1km(往復なら片道302.6km)、カタログ値の80%なら484.1km(片道242.1km)離れたところまで行くことができます。

212261C Eクラス ステーションワゴンのエンジン諸元とカタログデータ

M276型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 M276
気筒配列 V型6気筒
排気量3497cc
圧縮比 10.7
吸気方式 ツインターボ
最高出力 333PS[245kW]/5250-6000rpm
最大トルク 48.9kgm[480Nm]/1200-4000rpm
パワーバンド 1200-6000rpm, 帯域80.0%
使用燃料 ハイオクガソリン
JC08燃費11.8km/L(27.8mpg)
100km燃費8.5L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
1200rpm 82PS/48.9kgm
4000rpm273PS/48.9kgm
5250rpm333PS/45.4kgm
6000rpm 333PS/39.8kgm
M276型の過給エンジン諸元と性能
V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。
V型6気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているM276型3497cc、V型6気筒のツインターボエンジンは5250-6000回転時に最高出力333馬力を、1200-4000回転時に最大トルク48.9kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1200rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の4800rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は80.0%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
3500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
3500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ5.736kg/PS(1910kg/333PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ5.736kg/PS
車体+1人5.901kg/PS
車体+5人6.562kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg5.916kg/PS
車体+70kg5.946kg/PS
車体+80kg5.976kg/PS
車体+90kg6.006kg/PS
車体+100kg6.036kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは5.901kg/PS(1965kg/333PS)となり、数値としては0.165kg、比率にすると2.9%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは6.562kg/PS(2185kg/333PS)となり、数値としては0.826kg、比率にすると14.4%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

212261C Eクラス ステーションワゴンのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ5.901kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
Eクラス ステーションワゴン
5.901kg/PS
333PS・3.5L-TT
車体のみPWR 5.736
1965kg
+2.9%

車種詳細
フォレスター
5.875kg/PS
280PS・2.0L-TB
車体のみPWR 5.679
1645kg
+3.5%

車種詳細
マツダスピード アテンザ
5.938kg/PS
272PS・2.3L-TB
車体のみPWR 5.735
1615kg
+3.5%

車種詳細
シビック タイプR
6.081kg/PS
185PS・1.6L-NA
車体のみPWR 5.784
1125kg
+5.1%

車種詳細
RX-8
5.979kg/PS
235PS・1.4L-NA
車体のみPWR 5.745
1405kg
+4.1%

車種詳細
マツダスピード アクセラ
5.701kg/PS
264PS・2.3L-TB
車体のみPWR 5.492
1505kg
+3.8%


5.665kg/PSから6.137kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スバルの5人乗りSUV・SJG型 フォレスター、マツダの5人乗りセダン・GG3P型 マツダスピード アテンザ、ホンダの4人乗りハッチバック・EK9型 シビック タイプR、マツダの4人乗りクーペ・SE3P型 RX-8、マツダの5人乗りハッチバック・BL3FW型 マツダスピード アクセラという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

212261C型 Eクラス ステーションワゴン [E400 Avantgarde S212]のライバル車種|5.901kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は174.3PS/tとなっています。


Eクラス ステーションワゴンがバイクと競争するなら…?


車種詳細
バルカン800 ドリフター|805cc
5.891kg/PS
324kg/55.0PS/6.30kgm
[車体のみPWR:4.891]
1速ギヤ速度:71.5km/h
最小TWR:1.079
2015/02

-
Eクラス ステーションワゴン|3497cc
5.901kg/PS
1965kg/333PS/48.9kgm
[車体のみPWR:5.736]
1速ギヤ速度:62.8km/h
最小TWR:1.084

車種詳細
ER-4n|399cc
5.907kg/PS
254kg/43.0PS/3.70kgm
[車体のみPWR:4.628]
1速ギヤ速度:58.0km/h
最小TWR:0.871

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではEクラス ステーションワゴンとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

VN800C バルカン800 ドリフターと競争してみる

まずEクラス ステーションワゴンより少しPWRが低いバイクとして、カワサキのバルカン800 ドリフターが挙げられます。PWRの5.891kg/PSは車両重量269kgにライダーの体重55kgを加えた324kgを、最高出力55.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はバルカン800 ドリフターに8.7km/h劣り、1速TWRは0.005kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

ER400B ER-4nと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、カワサキのER-4nが挙げられます。PWRの5.907kg/PSは車両重量199kg+55kgの254kgを、最高出力43.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は4.8km/h勝り、1速TWRは0.213kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.816
平均ピストンスピード 17.20m/s
トルクウェイトレシオ 39.06kg/kgm
1馬力あたりのお値段 29279円
排気量1Lあたり馬力 95.22PS/L
排気量1Lあたりトルク 13.98kgm/L
1気筒あたりの馬力 55.5PS
1気筒あたりのトルク 8.2kgm
パワーバンド比率 80.0%
燃費×馬力 3653.0pt
各種ランキング
ステーションワゴンのPWR
3.0~3.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは39.06kg/kgm(1910kg/48.9kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が9750000円、最高出力が333馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は29279円、逆に1万円あたりでは0.34馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は199387円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
3500cc以下の車編
ステーションワゴン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は95.22PS/L、トルクは13.98kgm/L、1気筒あたりの馬力は55.5馬力、トルクは8.2kgmとなり、このエンジンが333馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは17.20m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が86.0mmであるM276型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6980回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.816になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が10.97km/L、最高出力が333PSであるこの車の獲得ポイントは3653.0ptになります。
戯れに車両重量1910kgを100kg単位にした19.1で割ってみたところ、その数値は191.26ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


212261C Eクラス ステーションワゴンのギヤ比と回転数・速度のステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合5250-6000rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6500回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6500rpm|タイヤサイズ 265/35R18|タイヤ直径 64.3cm|円周長 202.0cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6500rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 4.377 11.59 - - 68km/h 9560rpm 1762.2kgm
2速 2.859 7.57 0.653 1-2/
4240rpm
104km/h 6240rpm 1151.1kgm
3速 1.921 5.08 0.672 2-3/
4370rpm
155km/h 4200rpm 773.4kgm
4速 1.368 3.62 0.712 3-4/
4630rpm
218km/h 2990rpm 550.8kgm
5速 1.000 2.65 0.731 4-5/
4750rpm
298km/h 2180rpm 402.6kgm
6速 0.820 2.17 0.820 5-6/
5330rpm
363km/h 1790rpm 330.1kgm
7速 0.728 1.93 0.888 6-7/
5770rpm
409km/h 1590rpm 293.1kgm
Final2.647レシオカバレッジ(変速比幅)6.012
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数1200-4000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.647)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(48.9kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.647)÷タイヤの有効半径(0.3215m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は7速ギヤの409km(6000rpmでは377.4km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが1200-4000回転で最大トルク48.9kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば39.06kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(5.736kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1762.2kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1910kg)を1速ギヤの最大駆動力(1762.2kgm)で割ってみると1.084kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6000回転でのトルク(39.8kgm)からTWRを算出すると1.332kg/kgmとなり、1200-6000回転の回転域では1.084-1.332kg/kgmの間で推移することがわかります。


6000rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

212261C型Eクラス ステーションワゴンに搭載されたM276型3497ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する6000rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

6000rpmでの速度とシフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ63km/h-
2速ギヤ96km/h3920rpm
3速ギヤ143km/h4030rpm
4速ギヤ201km/h4270rpm
5速ギヤ275km/h4390rpm
6速ギヤ335km/h4920rpm
7速ギヤ377km/h5330rpm

まず1速ギヤで6000rpmまで引っ張ると63km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は6000rpmから3920rpmまで落ち、そこから6000rpmまで加速を続けると速度は96km/h(+33km/h)になります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 3820 5740 7650 9560 11470 13380 17210
2速 2500 3750 5000 6240 7490 8740 11240
3速 1680 2520 3360 4200 5030 5870 7550
4速 1200 1790 2390 2990 3590 4180 5380
5速 870 1310 1750 2180 2620 3060 3930
6速 720 1070 1430 1790 2150 2510 3220
7速 640 950 1270 1590 1910 2230 2860
※赤い数字は暫定レブリミット(6500rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.728)を選択して時速100kmにて走行すると1590回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは950回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1110回転、一般的な高速道路の80km/hでは1270回転、100km/hでは1590回転、制限速度が120km/hになると1910回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2860回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 10 21 31 42 52 63 73 84
2速 16 32 48 64 80 96 112 128
3速 24 48 72 95 119 143 167 191
4速 33 67 100 134 167 201 234 268
5速 46 92 137 183 229 275 321 366
6速 56 112 168 223 279 335 391 447
7速 63 126 189 252 314 377 440 503

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6500回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの265/35R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 265/35R18 | 直径 643mm

-20mm
幅245mm
-10mm
幅255mm
変更なし
幅265mm
+10mm
幅275mm
+20mm
幅285mm
30 245/30R18
37.6km/h
径 604mm
差 -39mm
255/30R18
37.9km/h
径 610mm
差 -33mm
265/30R18
38.3km/h
径 616mm
差 -27mm
275/30R18
38.7km/h
径 622mm
差 -21mm
285/30R18
39.1km/h
径 628mm
差 -15mm
35 245/35R18
39.1km/h
径 629mm
差 -14mm
255/35R18
39.6km/h
径 636mm
差 -7mm
265/35R18
40.0km/h
643mm
0mm
275/35R18
40.4km/h
径 650mm
差 +7mm
285/35R18
40.9km/h
径 657mm
差 +14mm
40 245/40R18
40.6km/h
径 653mm
差 +10mm
255/40R18
41.1km/h
径 661mm
差 +18mm
265/40R18
41.6km/h
径 669mm
差 +26mm
275/40R18
42.1km/h
径 677mm
差 +34mm
285/40R18
42.6km/h
径 685mm
差 +42mm
45 245/45R18
42.2km/h
径 678mm
差 +35mm
255/45R18
42.7km/h
径 687mm
差 +44mm
265/45R18
43.3km/h
径 696mm
差 +53mm
275/45R18
43.9km/h
径 705mm
差 +62mm
285/45R18
44.4km/h
径 714mm
差 +71mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、245/35R18 、255/35R18 、265/30R18 、275/30R18 、285/30R18あたりのタイヤがおすすめです。

265/35R18のタイヤ幅を245mmから295mmまで、扁平率を20%から50%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、265/35R18の適応サイズと性能の変化 [212261C型Eクラス ステーションワゴン編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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212261C型 Eクラス ステーションワゴン 3.5L-TT FR/7ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.78㎏/PS5.74㎏/PS61.0ptB
最高回転数5881rpm5250rpm42.2ptD
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m1.08㎏/㎏m60.4ptB
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h62.8㎞/h60.8ptB
1リットル
換算馬力
103.35PS/L95.22PS/L47.1ptC
1リットル
換算トルク
15.98㎏m/L13.98㎏m/L43.8ptD
WB/TR比1.7731.81645.6ptD
ワイド&
ロー指数
0.8940.80956.1ptB
前面の面積2.631m22.783m245.7ptD
最低地上高154.5mm140mm55.9ptB
スポーツ性能部門の得点503.7pt
総合評価C

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費335944円369400円47.0ptC
JC08燃費17.7km/L11.8km/L40.8ptD
100km/h
回転数
2490rpm1590rpm61.9ptB
航続距離643.9km877.9km63.5ptA
車の大きさ11.466m313.690m341.2ptD
車内の広さ3430.7L3307.2L48.8ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.7L661.4L47.4ptC
車内床面積2.793m22.625m247.6ptC
最小回転
半径
5.17m5.3m47.3ptC
ユーティリティ部門の得点497.2pt
総合評価C

※JC08燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10700車種中 RANK
運動性能 503.7pt 4478位 C
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 497.2pt 4306位 C
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 1000.9pt 4919位 C
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は503.7点で全10700車種中の4478位、ユーティリティ部門は497.2点で4306位、総合得点は1000.9点で4919位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した212261C型 Eクラス ステーションワゴン(FR/7AT) の各種スペックを、ワゴン3500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

Eクラス ステーションワゴンの歴代モデル

6代目 214214型 Eクラス オールテレイン
214214 Eクラス オールテレインは2024/02に登場した6代目モデル。参考車両の「E220d 4MATIC ALLTERRAIN S214」は全長4960mm、全幅1890mm、全高1495mmの車体に、197PS/44.9kgmを発生する654M型1992ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

5代目 213042C型 Eクラス セダン
213042C Eクラス セダンは2016/07に登場した5代目モデル。参考車両の「E200 Avantgarde W213」は全長4930mm、全幅1850mm、全高1455mmの車体に、184PS/30.6kgmを発生するM274型1991ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

4代目 212201C型 Eクラス ステーションワゴン
212201C Eクラス ステーションワゴンは2010/02に登場した4代目モデル。参考車両の「E220 BlueTEC S212」は全長4910mm、全幅1855mm、全高1500mmの車体に、177PS/40.8kgmを発生するOM651型2142ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

3代目 211282型 Eクラス ステーションワゴン
211282 Eクラス ステーションワゴンは2003/08に登場した3代目モデル。参考車両の「E320 4Matic Avantgarde S211」は全長4850mm、全幅1820mm、全高1505mmの車体に、224PS/32.1kgmを発生するM112型3199ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

2代目 W210型 Eクラス
W210 Eクラスは1995/07に登場した2代目モデル。参考車両の「E320 W210」は全長4800mm、全幅1800mm、全高1425mmの車体に、220PS/32.1kgmを発生する104995型3199ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

初代 W124型 Eクラス
W124 Eクラスは1993/10に登場した初代モデル。参考車両の「E400-4.2 S3」は全長4740mm、全幅1765mm、全高1410mmの車体に、312PS/43.3kgmを発生する119975型4195ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。


人気があるワゴンの車種比較


WGNC34 ステージア 260RS vs BCNR33 スカイライン GT-R 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、9代目 スカイライン GT-R(1997年式 BCNR33・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・4人乗り)を比較。

ZZE123G カローラ フィールダー 2ZZ vs ZZT231 セリカ SS-II 性能比較
9代目 カローラ フィールダー Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123G・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、7代目 セリカ SS-II(2005年式 ZZT231・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・4人乗り)を比較。

EC5A ギャラン VR-4 2000 vs EC5W レグナム VR-4 2000 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、初代 レグナム VR-4 VR-4 type-S(2000年式 EC5W・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)を比較。

WGNC34 ステージア 260RS vs WGNC34 ステージア 25t 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、初代 ステージア 25t RS-FOUR S(2000年式 WGNC34・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/35.0kgm・5人乗り)を比較。

ZZE123G カローラ フィールダー 2ZZ vs ZZE123 カローラ ランクス 2ZZ 性能比較
9代目 カローラ フィールダー Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123G・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)を比較。

WGNC34 ステージア 260RS vs BNR34 スカイライン GT-R 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、10代目 スカイライン GT-R M-spec Nur(2002年式 BNR34・4WD/6MT・2.6L+ツインターボ・280PS/40.0kgm・4人乗り)を比較。

ST246W カルディナ GT-FOUR vs ST215W カルディナ GT-T 新旧比較
3代目 カルディナ GT-FOUR(2005年式 ST246W・4WD/4AT・2.0L+ターボ・260PS/33.0kgm・5人乗り)と、2代目 カルディナ GT-T ActiveSport GT-T(2001年式 ST215W・4WD/5MT・2.0L+ターボ・260PS/33.0kgm・5人乗り)を比較。


CXW アルシオーネSVX 1995 vs AX7 アルシオーネ 1989 新旧比較
2代目 アルシオーネSVX S4(1995年式 CXW・4WD/4AT・3.4L・240PS/31.5kgm・5人乗り)と、初代 アルシオーネ VR(1989年式 AX7・4WD/5MT・1.8L+ターボ・120PS/18.2kgm・4人乗り)を比較。