このページでは、メルセデスベンツの5ドア・5人乗りワゴン、4代目のCBA-212277型Eクラス ステーションワゴン E63-AMG SW S212【2010/08モデル・524PS/64.2kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。
212277 Eクラス ステーションワゴン 販売期間:2010/02 - 2016/11 ![]() |
ボディサイズが全長4920mm×全幅1870mm×全高1500mm、排気量は6208ccであることから、大雑把に分類すると6.3リットルクラス(6300cc、自動車税は6.0L超を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:500PS~600PSの自動車 一覧
駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。
ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4920mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超・Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。
212277型 Eクラス ステーションワゴン [6208cc/524PS FR/7AT] お品書き
![]() 維持費にまつわるエトセトラ | ![]() エンジンの最高出力・最大トルク | ![]() No Data | ![]() タイヤサイズ変更とメーター誤差 | ![]() 各種スペックの相対評価と通知表 |
![]() | お金にまつわるエトセトラ 1年間のランニングコスト |
![]() | エンジン性能と特性 パワーウェイトレシオ |
![]() | No Data |
![]() | タイヤサイズ変更と スピードメーター誤差 |
![]() | 各種スペックの相対評価と レーダーチャート |
4代目Eクラス ステーションワゴンの類型&他グレード 新着順
- 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
- 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
年式 画像 | 車両型式 グレード | 出力 燃費 | |
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2015/04![]() |
212276型 [E63S AMG 4matic S212]5.5L-TB・4WD/7AT・1774.0万円 585PS・81.5kgm・8.5km/L |
585PS 81.5kgm 8.5km/L |
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2015/04![]() |
212292型 [E63 AMG 4matic S212]5.5L-TB・4WD/7AT・1633.0万円 557PS・73.4kgm・8.5km/L |
557PS 73.4kgm 8.5km/L |
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2015/03![]() |
212201C型 [E220 BlueTEC S212]2.1L-TB・FR/7AT・634.0万円 177PS・40.8kgm・18.3km/L |
177PS 40.8kgm 18.3km/L |
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4代目 Eクラス 型式一覧 W212/S212/A207/C207系まとめ 2009-2018【全40車種】 |
Eクラス ステーションワゴンの新型モデル | |
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![]() | 5代目 213289型Eクラス ステーションワゴン |
213289型Eクラス ステーションワゴンは2016/07に登場した5代目モデル。参考車両の「AMG E63-S 4matic-plus S213」は全長5005mm、全幅1905mm、全高1475mmの車体に、612PS/86.7kgmを発生するM177型3982ccエンジンを搭載。 |
Eクラス ステーションワゴンの旧型モデル | |
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![]() | 3代目 211277型Eクラス ステーションワゴン |
211277型Eクラス ステーションワゴンは2003/08に登場した3代目モデル。参考車両の「E63 AMG S211」は全長4920mm、全幅1820mm、全高1500mmの車体に、514PS/64.2kgmを発生するM156型6208ccエンジンを搭載。 |
212277 Eクラス ステーションワゴンの主要諸元と大きさ比較
主要諸元 | |
---|---|
メーカー | メルセデスベンツ |
車名& グレード |
Eクラス ステーションワゴン E63-AMG SW S212 |
その他 | E63 AMG ステーションワゴン |
お値段 | 15300000円 |
車両型式 | CBA-212277 |
駆動方式 変速機 |
FR・後輪駆動(RWD,2WD) 7速AT・7速オートマ車 |
ドア/定員 | 5ドア・5名乗車 |
ホイールベース | 2875mm |
トレッド | 1625mm/1595mm |
WB/TR比 | 1.786 |
最小半径 | 5.3m |
タイヤ | 前輪:255/40R18 後輪:285/35R18 |
ブレーキ | 前:ベンチレーテッドディスク 後:ベンチレーテッドディスク |
車両重量 | 2000kg |
※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。
Eクラス ステーションワゴンと各規格の大きさ比較 | ||
---|---|---|
規格名 | 規格寸法 | 増減 |
Eクラス ステーションワゴン 車体寸法 |
全長 4920mm | - |
全幅 1870mm | - | |
全高 1500mm | - | |
大きさ 13.80m3 | - | |
軽自動車 新規格 |
全長 3400mm以下 | +1520mm |
全幅 1480mm以下 | +390mm | |
全高平均 1640mm | -140mm | |
大きさ平均 8.13m3 | +5.67m3 | |
小型車規格 5ナンバー車 |
全長 4700mm以下 | +220mm |
全幅 1700mm以下 | +170mm | |
全高平均 1496mm | +4mm | |
大きさ平均 10.47m3 | +3.33m3 | |
普通車平均 3ナンバー車 |
全長平均 4643mm | +277mm |
全幅平均 1815mm | +55mm | |
全高平均 1518mm | -18mm | |
大きさ平均 12.84m3 | +0.96m3 |
※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。
Eクラス ステーションワゴンでの車中泊
ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。
期待される客室寸法 | |
---|---|
期待される荷室の長さ | 1.722m |
期待される荷室の幅 | 1.470m |
対角線の長さ | 2.264m |
期待される荷室の面積 | 2.531m² |
縦方向の長さが1.722m(対角線では2.264m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。
これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。
一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。
212277 Eクラス ステーションワゴンの税金・年間維持費シミュレーション
ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税127600円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税22800円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代、月額10000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。
さらに、2010/08モデルのEクラス ステーションワゴンを15年落ちの中古で504.9万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。
- 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
Eクラス ステーションワゴンの2010/08モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の30%である459万円に諸経費として45.9万円を足した504.9万円を中古車価格の目安としています。 - ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
- 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2010年式を15年落ちの中古で買った場合の年間維持費
名目 | 区分 | 金額 | |
---|---|---|---|
自動車税 | 6000cc超 | 13年経過 | 127600円 |
自動車重量税 1年分 |
2.0トン以下 | 13年-17年経過 | 22800円 |
自賠責保険料 (1年換算) |
自家用乗用車 | 8825円 | |
燃料代 年間1万㎞ |
1万㎞÷5.3㎞/L×195円/L | 367920円 | |
オイル交換 5000km毎 |
1回10000円×2回 | 20000円 | |
タイヤ交換 5年5万km毎 |
1本18000円×4本÷5年 | 14400円 | |
任意保険料 月額10000円 |
月額10000円×12ヶ月 | 120000円 | |
ローン完済後の年間維持費 | 681600円 | ||
名目 | 区分 | 金額 | |
車のローン額 1年分 |
月額84150円×12ヶ月 | 1009800円 | |
ローン返済中の年間維持費 | 1691400円 | ||
次回車検費用の積み立て目安 | |||
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 | 66300円 |
- 初度登録から13年以上経過車の場合、「6000cc超で13年経過」クラスの自動車税は127600円、「2.0トン以下で13年-17年経過」クラスの自動車重量税は22800円(単年)です。
- エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに10000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
- タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
- 任意保険料の金額は、月額10000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
- 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
- 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
- 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。 - 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
- 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
- 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
- 車検費用の目安とした66300円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。
天に見放されし生粋のド貧民には考えも及ばぬ世界です。金額を見ただけで気が遠くなります。その維持費は月額でさえ56800円(ローン完済前は141000円)にもなる車を所有する、どうやって…?食うものも食わず、着るものも着ず…?いやあ、そこまでやってもまだまだ、さらに限界まで節制に節制を極めたとしても、それでもなお手の届かぬ未知の領域です。
天に魅入られし大富豪でもなければ、お給金の大半をEクラス ステーションワゴンに吸い取られ泣くハメになりそうですが、ということはつまり、この車のステータス性は抜群であると言えます。
Eクラス ステーションワゴンの維持費は高い?安い?
「Eクラス ステーションワゴンの年間維持費は681600円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「6000cc超クラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてEクラス ステーションワゴンの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。
車名 | 年間維持費 | 差額 | |
---|---|---|---|
安い | コルベット クーペ | 524400円 | -157200円 |
↑ | 7シリーズ | 573200円 | -108400円 |
↑ | Cクラス セダン AMG | 601600円 | -80000円 |
↑ | A8 | 638400円 | -43200円 |
基準 | 6000cc超クラス平均 | 654800円 | -26800円 |
→ | Eクラス ステーションワゴンの維持費 | 681600円 | |
↓ | グランドチェロキー | 687300円 | +5700円 |
↓ | Eクラス | 709500円 | +27900円 |
↓ | Mクラス | 749600円 | +68000円 |
高い | SLクラス | 791100円 | +109500円 |
Eクラス ステーションワゴンの年間維持費を、6000cc超クラスで最も維持費が安いコルベット クーペと比較して157200円高く、最も高いSLクラスと比較して109500円安く、6000cc超クラスの平均維持費との比較では26800円高くなっています。
最低額のコルベット クーペと最高額のSLクラスは極端な例としても、6000cc超クラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、Eクラス ステーションワゴンの維持費は ちょっと高い! と言えそうです。
Eクラス ステーションワゴンを維持するための年収要件
せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。
覚悟の% | 年収 | 月給 | 手取り |
---|---|---|---|
10% | 890万円 | 75万円 | 58万円 |
15% | 590万円 | 50万円 | 39万円 |
20% | 440万円 | 37万円 | 29万円 |
維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は890万円(総支給額75万円/月、手取り58万円/月)、ここから月額維持費5.7万円を支払うと残りは52.3万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。
15%まで許容する場合に必要な年収は590万円(総支給額50万円/月、手取り39万円/月)、5.7万円を支払うと残りは33.3万円になります。
さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が440万円(総支給額37万円/月、手取り29万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。5.7万円を引くと残りは23.3万円…まあ…余裕があるとは言えません。
多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代37万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)
燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション
現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。
ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。
というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費5.3km/Lとしてシミュレーションしてみました。
燃料価格/L | 10000km燃料代 | 差額 |
---|---|---|
145円/L | 273590円 | -94330円 |
170円/L | 320760円 | -47160円 |
185円/L | 349060円 | -18860円 |
195円/L | 367920円 | - |
205円/L | 386800円 | +18880円 |
220円/L | 415100円 | +47180円 |
245円/L | 462270円 | +94350円 |
燃費5.3km/Lの212277型 Eクラス ステーションワゴンで10000km走行するのに必要な燃料は1886.8L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は367920円になります。
参考までに、Eクラス ステーションワゴンの燃料タンクは80リットルですので、1886.8Lの給油回数は24回、1回あたりの燃料代は約15330円です。
ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては18880円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると47180円、50円も違ってくると94350円にもなります。
これを212277型 Eクラス ステーションワゴンの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を681600円としたとき、145円/Lに値下がりすれば587270円(86.2%)に、245円/Lに値上がりすれば775950円(113.8%)になる計算です。
安くなるものについては自動車税(127600円)なり重量税(22800円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。
ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。
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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km
せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。
走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。
1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料 | |
---|---|
名目 | 金額 |
自動車税 | 127600円 |
自動車重量税 1年分 | 22800円 |
自賠責保険料 1年分 | 8825円 |
合計 | 159225円 |
※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。
維持費名目 | 3000km | 5000km | 7000km |
---|---|---|---|
燃料代 | 110380円 | 183960円 | 257540円 |
オイル交換 | 10000円 | 10000円 | 14000円 |
タイヤ交換 | 9600円 | 9600円 | 9600円 |
任意保険料 | 96000円 | 102000円 | 108000円 |
税金 自賠責 | 一律 159225円 | ||
合計 | 385300円 | 464800円 | 548400円 |
1万km差額 | -296300円 | -216800円 | -133200円 |
自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。
タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料120000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。
年間3000km走行では、10000km走行に比べて296300円安い385300円に、5000km走行では216800円安い464800円に、7000km走行では133200円安い548400円という結果になりました。
多走行距離での年間維持費|15000km・20000km
続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。
維持費名目 | 10000km | 15000km | 20000km |
---|---|---|---|
燃料代 | 367920円 | 551880円 | 735840円 |
オイル交換 | 20000円 | 30000円 | 40000円 |
タイヤ交換 | 14400円 | 17280円 | 23040円 |
任意保険料 | 120000円 | 132000円 | 144000円 |
税金 自賠責 | 一律 159225円 | ||
合計 | 681600円 | 890400円 | 1102200円 |
1万km差額 | - | +208800円 | +420600円 |
自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。
「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。
輸入車・外車の小型車&普通車編 |
---|
5000cc超クラス編 |
小型車&普通車の新車編 |
---|
ステーションワゴン編 |
Eクラス ステーションワゴンの燃料タンクと燃費と航続距離と
燃料タンクと燃費と航続距離と | |
---|---|
10・15モード燃費 | 6.2km/L |
燃料タンク容量 | 80L |
航続距離(カタログ燃費) | 496.0km |
航続距離(80%燃費) | 400.0km |
満タンプライス | 15600円 |
1km走行コスト | 31.45円/km |
1万円でどこまで行ける? | 317.9km |
東京から496.0kmの範囲 | |
10・15モード燃費が6.2km/L、燃料タンク容量80リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は496.0kmです。
実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(5.6km/L)とすると航続距離は448.0km、80%(5.0km/L)だと400.0km、70%(4.3km/L)では344.0kmになります。
燃料タンクに1滴の燃料もない状態から80リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では15600円、上で計算した航続距離を踏まえると496.0km(80%燃費時400.0km)を走行するのに15600円かかる計算です。
燃費を5.3km/Lとしたときの1km走行コストは31.45円、10万km走行したときの燃料代は314.5万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら31.4万円/年、7年10万kmなら44.9万円/年、5年10万kmなら62.9万円/年、3年10万kmなら104.8万円/年となります。
ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば317.9km(往復なら片道159.0km)、カタログ値の80%なら254.4km(片道127.2km)離れたところまで行くことができます。
212277 Eクラス ステーションワゴンのエンジン諸元とカタログデータ
M156型エンジン簡易性能曲線図 | |
---|---|
エンジン諸元 | |
原動機型式 | M156 |
気筒配列 | V型8気筒 |
排気量 | 6208cc |
圧縮比 | 11.3 |
吸気方式 | 自然吸気(NA・ノンターボ) |
最高出力 | 524PS[385kW]/6800rpm |
最大トルク | 64.2kgm[630Nm]/5200rpm |
パワーバンド | 5200-6800rpm, 帯域23.5% |
使用燃料 | ハイオクガソリン |
10・15燃費 | 6.2km/L(14.6mpg) |
100km燃費 | 16.1L/100km |
最高出力・最大トルク 各回転数での出力 | |
5200rpm | 466PS/64.2kgm |
6800rpm | 524PS/55.2kgm |
※M156型エンジンの諸元と性能まとめ ※V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中?大排気量のスタンダード。 ※V型8気筒の最高出力ランキング |
まずおさらいとして、搭載しているM156型6208cc、V型8気筒の自然吸気エンジンは6800回転時に最高出力524馬力を、5200回転時に最大トルク64.2kgmを発生します。
馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。
トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。
※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。
ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する5200rpmから最高出力が発生する6800rpmまで」の1600rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は23.5%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。
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うわっ…私の体重、重すぎ…?
さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ は3.817kg/PS(2000kg/524PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。
車重と搭乗者とPWR | |
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車体のみ | 3.817kg/PS |
車体+1人 | 3.922kg/PS |
車体+5人 | 4.342kg/PS |
お腹と車重とPWR | |
車体+60kg | 3.931kg/PS |
車体+70kg | 3.950kg/PS |
車体+80kg | 3.969kg/PS |
車体+90kg | 3.989kg/PS |
車体+100kg | 4.008kg/PS |
というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは3.922kg/PS(2055kg/524PS)となり、数値としては0.105kg、比率にすると2.8%ほど悪化します。
次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは4.342kg/PS(2275kg/524PS)となり、数値としては0.525kg、比率にすると13.8%も悪化することになります。
もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。
212277 Eクラス ステーションワゴンのライバル候補車たち
車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ3.922kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。
愛すべきライバル車種 | ||
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Page Link | 車名 PWR | +55kg |
![]() - |
Eクラス ステーションワゴン 3.922kg/PS 524PS・6.3L-NA 車体のみPWR 3.817 |
2055kg +2.8% |
![]() 車種詳細 |
Aクラス 4.239kg/PS 381PS・2.0L-TB 車体のみPWR 4.094 |
1615kg +3.5% |
![]() 車種詳細 |
RC-F 3.847kg/PS 477PS・5.0L-NA 車体のみPWR 3.732 |
1835kg +3.1% |
![]() 車種詳細 |
IS-F 4.058kg/PS 430PS・5.0L-NA 車体のみPWR 3.930 |
1745kg +3.3% |
![]() 車種詳細 |
GS-F 3.952kg/PS 477PS・5.0L-NA 車体のみPWR 3.836 |
1885kg +3.0% |
![]() 車種詳細 |
NSX 3.619kg/PS 507PS・3.5L-TT 車体のみPWR 3.511 |
1835kg +3.1% |
3.530kg/PSから4.314kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、メルセデスベンツの5人乗りハッチバック・176052型 Aクラス、レクサスの4人乗りクーペ・USC10型 RC-F、レクサスの4人乗りセダン・USE20型 IS-F、レクサスの5人乗りセダン・URL10型 GS-F、ホンダの2人乗りクーペ・NC1型 NSXという顔ぶれが並びました。
最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。
こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。
●212277型 Eクラス ステーションワゴン [E63-AMG SW S212]のライバル車種|3.922kg/PS
ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は262.0PS/tとなっています。
Eクラス ステーションワゴンがバイクと競争するなら…?
![]() 車種詳細 |
Vストローム650XT|645cc 3.913kg/PS 270kg/69.0PS/6.20kgm [車体のみPWR:3.116] |
2010/08![]() - |
Eクラス ステーションワゴン|6208cc 3.922kg/PS 2055kg/524PS/64.2kgm [車体のみPWR:3.817] |
![]() 車種詳細 |
ヴェルシス650|649cc 3.928kg/PS 271kg/69.0PS/6.50kgm [車体のみPWR:3.130] |
幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。
などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではEクラス ステーションワゴンとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。
C733A Vストローム650XTと競争してみる
まずEクラス ステーションワゴンより少しPWRが低いバイクとして、スズキのVストローム650XTが挙げられます。PWRの3.913kg/PSは車両重量215kgにライダーの体重55kgを加えた270kgを、最高出力69.0PSで割ったものです。
LE650F ヴェルシス650と競争してみる
続いて少しPWRが高いバイクとしては、カワサキのヴェルシス650が挙げられます。PWRの3.928kg/PSは車両重量216kg+55kgの271kgを、最高出力69.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。
その他の諸元いろいろ
いろいろな数値 | |
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WB/TR比 | 1.786 |
平均ピストンスピード | 21.44m/s |
トルクウェイトレシオ | 31.15kg/kgm |
1馬力あたりのお値段 | 29198円 |
排気量1Lあたり馬力 | 84.41PS/L |
排気量1Lあたりトルク | 10.34kgm/L |
1気筒あたりの馬力 | 65.5PS |
1気筒あたりのトルク | 8.0kgm |
パワーバンド比率 | 23.5% |
燃費×馬力 | 2761.5pt |
各種ランキング | |
ステーションワゴンのPWR 5.0L超のPWR |
トルクウェイトレシオは31.15kg/kgm(2000kg/64.2kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)
ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が15300000円、最高出力が524馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は29198円、逆に1万円あたりでは0.34馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は238318円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。
1馬力あたりのお値段が安い車ランキング |
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総合ランキング |
輸入車編 |
5000cc超の車編 |
ステーションワゴン編 |
●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は84.41PS/L、トルクは10.34kgm/L、1気筒あたりの馬力は65.5馬力、トルクは8.0kgmとなり、このエンジンが524馬力を6800回転で発生させているときの平均ピストンスピードは21.44m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング
ちなみに、ストローク量が94.6mmであるM156型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6340回転です。●最高出力を発生している時点で既に20.0m/sを超えているこのエンジンは実に良く設計された秀逸なエンジンであると言えます。一昔(二昔?)前の常識を覆す誉れ高きエンジンですので、ぜひとも重要文化遺産に登録して後世に伝えていかねばなりません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング
●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.786になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング
●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が5.27km/L、最高出力が524PSであるこの車の獲得ポイントは2761.5ptになります。
戯れに車両重量2000kgを100kg単位にした20.0で割ってみたところ、その数値は138.07ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)
- 低燃費で高出力な自動車ランキング
燃費×最高出力の数値順。燃費が良くて高出力なほど高得点。 - 低燃費で高出力で軽量な自動車ランキング
燃費×最高出力÷車両重量の数値順。燃費が良くて高出力で車両重量が軽いほど高得点。
純正装着タイヤの285/35R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版
下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。
※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。
純正タイヤ 285/35R18 | 直径 657mm | |||||
---|---|---|---|---|---|
-20mm 幅265mm |
-10mm 幅275mm |
変更なし 幅285mm |
+10mm 幅295mm |
+20mm 幅305mm |
|
30 | 265/30R18 37.5km/h 径 616mm 差 -41mm |
275/30R18 37.9km/h 径 622mm 差 -35mm |
285/30R18 38.2km/h 径 628mm 差 -29mm |
295/30R18 38.6km/h 径 634mm 差 -23mm |
305/30R18 39.0km/h 径 640mm 差 -17mm |
35 | 265/35R18 39.1km/h 径 643mm 差 -14mm |
275/35R18 39.6km/h 径 650mm 差 -7mm |
285/35R18 40.0km/h 657mm 0mm |
295/35R18 40.4km/h 径 664mm 差 +7mm |
305/35R18 40.9km/h 径 671mm 差 +14mm |
40 | 265/40R18 40.7km/h 径 669mm 差 +12mm |
275/40R18 41.2km/h 径 677mm 差 +20mm |
285/40R18 41.7km/h 径 685mm 差 +28mm |
295/40R18 42.2km/h 径 693mm 差 +36mm |
305/40R18 42.7km/h 径 701mm 差 +44mm |
45 | 265/45R18 42.4km/h 径 696mm 差 +39mm |
275/45R18 42.9km/h 径 705mm 差 +48mm |
285/45R18 43.5km/h 径 714mm 差 +57mm |
295/45R18 44.0km/h 径 723mm 差 +66mm |
305/45R18 44.6km/h 径 732mm 差 +75mm |
もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、265/35R18 、275/35R18 、285/30R18 、295/30R18 、305/30R18あたりのタイヤがおすすめです。
285/35R18のタイヤ幅を265mmから315mmまで、扁平率を20%から50%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを18インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが285/35R18のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。
純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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212277型 Eクラス ステーションワゴン 6.3L-NA FR/7ATの通知表
ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。
運動性能部門 10項目 | ||||
---|---|---|---|---|
評価項目 | 全車種平均 | 数値 | 得点 | 評価 |
PWR | 9.79㎏/PS | 3.82㎏/PS | 66.2pt | A |
最高回転数 | 5880rpm | 6800rpm | 61.3pt | B |
1速ギヤ 加速性能 | 1.58㎏/㎏m | - | 41.5pt | D |
1速ギヤ 最高速 | 51.1㎞/h | - | 45.3pt | D |
1リットル 換算馬力 | 73.09PS/L | 84.41PS/L | 58.9pt | B |
1リットル 換算トルク | 9.46㎏m/L | 10.34㎏m/L | 60.6pt | B |
WB/TR比 | 1.773 | 1.786 | 48.7pt | C |
ワイド& ロー指数 | 0.894 | 0.802 | 56.6pt | B |
前面の面積 | 2.631m2 | 2.805m2 | 45.1pt | D |
最低地上高 | 154.6mm | - | 43.7pt | D |
スポーツ性能部門の得点 | 512.1pt | |||
総合評価 | C |
※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。
ユーティリティ部門 10項目 | ||||
---|---|---|---|---|
評価項目 | 全車種平均 | 数値 | 得点 | 評価 |
年間維持費 | 340601円 | 681600円 | 20.3pt | F |
10-15燃費 | 13.0km/L | 6.2km/L | 35.1pt | E |
100km/h 回転数 | 2490rpm | - | 43.4pt | D |
航続距離 | 644.3km | 421.6km | 37.2pt | E |
車の大きさ | 11.468m3 | 13.801m3 | 40.8pt | D |
車内の広さ | 3429.9L | - | 46.7pt | C |
乗車定員 | 4.8人 | 5人 | 51.7pt | C |
1人あたり 車内広さ | 692.0L | - | 44.2pt | D |
車内床面積 | 2.794m2 | - | 46.0pt | C |
最小回転 半径 | 5.17m | 5.3m | 47.3pt | C |
ユーティリティ部門の得点 | 412.7pt | |||
総合評価 | E |
※10-15燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。
部門 | 全10721車種中 | RANK | |
---|---|---|---|
運動性能 | 512.1pt | 3639位 | C |
運動性能部門 ランキング | |||
ユーティリティ | 412.7pt | 10553位 | E |
ユーティリティ部門 ランキング | |||
総合得点 | 924.8pt | 9389位 | D |
総合得点ランキング |
スポーツ性能部門は512.1点で全10721車種中の3639位、ユーティリティ部門は412.7点で10553位、総合得点は924.8点で9389位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。
上記リンク先では、今回このページで紹介した212277型 Eクラス ステーションワゴン(FR/7AT) の各種スペックを、ワゴン・6000cc超という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。
Eクラス ステーションワゴンの歴代モデル
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6代目 214214型 Eクラス オールテレイン |
214214 Eクラス オールテレインは2024/02に登場した6代目モデル。参考車両の「E220d 4MATIC ALLTERRAIN S214」は全長4960mm、全幅1890mm、全高1495mmの車体に、197PS/44.9kgmを発生する654M型1992ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。 |
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5代目 213042C型 Eクラス セダン |
213042C Eクラス セダンは2016/07に登場した5代目モデル。参考車両の「E200 Avantgarde W213」は全長4930mm、全幅1850mm、全高1455mmの車体に、184PS/30.6kgmを発生するM274型1991ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。 |
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4代目 212201C型 Eクラス ステーションワゴン |
212201C Eクラス ステーションワゴンは2010/02に登場した4代目モデル。参考車両の「E220 BlueTEC S212」は全長4910mm、全幅1855mm、全高1500mmの車体に、177PS/40.8kgmを発生するOM651型2142ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。 |
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3代目 211282型 Eクラス ステーションワゴン |
211282 Eクラス ステーションワゴンは2003/08に登場した3代目モデル。参考車両の「E320 4Matic Avantgarde S211」は全長4850mm、全幅1820mm、全高1505mmの車体に、224PS/32.1kgmを発生するM112型3199ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。 |
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2代目 W210型 Eクラス |
W210 Eクラスは1995/07に登場した2代目モデル。参考車両の「E320 W210」は全長4800mm、全幅1800mm、全高1425mmの車体に、220PS/32.1kgmを発生する104995型3199ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。 |
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初代 W124型 Eクラス |
W124 Eクラスは1993/10に登場した初代モデル。参考車両の「E400-4.2 S3」は全長4740mm、全幅1765mm、全高1410mmの車体に、312PS/43.3kgmを発生する119975型4195ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。 |
人気があるワゴンの車種比較
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WGNC34 ステージア 260RS vs BCNR33 スカイライン GT-R 性能比較 初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、9代目 スカイライン GT-R(1997年式 BCNR33・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・4人乗り)を比較。 |
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ZZE123G カローラ フィールダー 2ZZ vs ZZE123 カローラ ランクス 2ZZ 性能比較 9代目 カローラ フィールダー Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123G・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)を比較。 |
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ZZE123G カローラ フィールダー 2ZZ vs ZZT231 セリカ SS-II 性能比較 9代目 カローラ フィールダー Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123G・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、7代目 セリカ SS-II(2005年式 ZZT231・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・4人乗り)を比較。 |
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WGNC34 ステージア 260RS vs WGNC34 ステージア 25t 性能比較 初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、初代 ステージア 25t RS-FOUR S(2000年式 WGNC34・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/35.0kgm・5人乗り)を比較。 |
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EC5A ギャラン VR-4 2000 vs EC5W レグナム VR-4 2000 性能比較 8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、初代 レグナム VR-4 VR-4 type-S(2000年式 EC5W・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)を比較。 |
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ST246W カルディナ GT-FOUR vs ST215W カルディナ GT-T 新旧比較 3代目 カルディナ GT-FOUR(2005年式 ST246W・4WD/4AT・2.0L+ターボ・260PS/33.0kgm・5人乗り)と、2代目 カルディナ GT-T ActiveSport GT-T(2001年式 ST215W・4WD/5MT・2.0L+ターボ・260PS/33.0kgm・5人乗り)を比較。 |
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WGNC34 ステージア 260RS vs BNR34 スカイライン GT-R 性能比較 初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、10代目 スカイライン GT-R M-spec Nur(2002年式 BNR34・4WD/6MT・2.6L+ツインターボ・280PS/40.0kgm・4人乗り)を比較。 |
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LFA10 LFA 2010 vs R35 GT-R Nismo 2019 性能比較 初代 LFA(2010年式 LFA10・FR/6AT・4.9L・560PS/48.9kgm・2人乗り)と、初代 GT-R Nismo NISMO 2020(2019年式 R35・4WD/6AT・3.8L+ツインターボ・600PS/66.5kgm・4人乗り)を比較。 |