210237 Eクラス ステーションワゴン 性能と維持費 FR/5AT 590万円 1996

このページでは、メルセデスベンツの5ドア・7人乗りワゴン、2代目のE-210237型Eクラス ステーションワゴン E230 Station-Wagon S210【1996/11モデル・150PS/22.4kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

210237 Eクラス ステーションワゴン
販売期間:1996/11 - 2003/11

画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4820mm×全幅1800mm×全高1505mm、排気量は2294ccであることから、大雑把に分類すると2.3リットルクラス(2300cc、自動車税は2.5L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:100PS~150PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4820mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

210237型 Eクラス ステーションワゴン [2294cc/150PS FR/5AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目Eクラス ステーションワゴンの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2002/10
210262型
[E240 Station-Wagon S210]
2.6L-NA・FR/5AT・590.0万円
170PS・24.5kgm・8.9km/L
170PS
24.5kgm
8.9km/L
2002/10
210265型
[E320 SW Avantgarde S210]
3.2L-NA・FR/5AT・730.0万円
224PS・32.1kgm・8.8km/L
224PS
32.1kgm
8.8km/L
2002/10
210270型
[E430 SW Avantgarde S210]
4.3L-NA・FR/5AT・820.0万円
279PS・40.8kgm・7.8km/L
279PS
40.8kgm
7.8km/L
2代目 Eクラス 型式一覧 W210/S210系まとめ 1995-2003【全19車種】
Eクラス ステーションワゴンの新型モデル
3代目 211277型Eクラス ステーションワゴン
211277型Eクラス ステーションワゴンは2003/08に登場した3代目モデル。参考車両の「E63 AMG S211」は全長4920mm、全幅1820mm、全高1500mmの車体に、514PS/64.2kgmを発生するM156型6208ccエンジンを搭載。

Eクラス ステーションワゴンの旧型モデル
初代 W124型Eクラス
W124型Eクラスは1993/10に登場した初代モデル。参考車両の「E320 Wagon-3.6」は全長4780mm、全幅1770mm、全高1465mmの車体に、271PS/39.2kgmを発生する3605ccエンジンを搭載。


210237 Eクラス ステーションワゴンの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー メルセデスベンツ
車名&
グレード
Eクラス ステーションワゴン
E230 Station-Wagon S210
その他 -
お値段 5900000円
車両型式 E-210237
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
5速AT・5速オートマ車
ドア/定員 5ドア・7名乗車
ホイールベース 2835mm
トレッド 1535mm/1530mm
WB/TR比 1.849
最小半径 5.2m
タイヤ 前輪:205/65R15
後輪:205/65R15
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1590kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

Eクラス ステーションワゴンと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
Eクラス ステーションワゴン
車体寸法
全長 4820mm -
全幅 1800mm -
全高 1505mm -
大きさ 13.06m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1420mm
全幅 1480mm以下 +320mm
全高平均 1640mm -135mm
大きさ平均 8.13m3 +4.93m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 +120mm
全幅 1700mm以下 +100mm
全高平均 1496mm +9mm
大きさ平均 10.48m3 +2.58m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm +177mm
全幅平均 1815mm -15mm
全高平均 1518mm -13mm
大きさ平均 12.84m3 +0.22m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。



Eクラス ステーションワゴンでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.687m
期待される荷室の幅 1.400m
対角線の長さ 2.192m
期待される荷室の面積 2.362m²

縦方向の長さが1.687m(対角線では2.192m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


210237 Eクラス ステーションワゴンの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税51700円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税25200円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額6000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1996/11モデルのEクラス ステーションワゴンを29年落ちの中古で129.8万円にて購入し、頭金なしで3年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    Eクラス ステーションワゴンの1996/11モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である118万円に諸経費として11.8万円を足した129.8万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1996年式を29年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 2500cc以下 13年経過 51700円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 18年経過 25200円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷7.7㎞/L×195円/L 253250円
オイル交換
5000km毎
1回5000円×2回 10000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料
月額6000円
月額6000円×12ヶ月 72000円
ローン完済後の年間維持費 429000円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額36060円×12ヶ月 432720円
ローン返済中の年間維持費 861700円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 71100円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「2500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は51700円、「2.0トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は25200円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした71100円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

このあたりのクラスから理想と現実の違い、つまり「乗りたい車」と「乗ることができる車」は違うことを思い知らされます。うっかり手を出せば「いっ…維持費が高すぎて息ができん!フーッ!フーッ!」と目を白黒させることになりかねません。

さて、Eクラス ステーションワゴン【E230 Station-Wagon S210】の場合、維持費の月額は35800円になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。

Eクラス ステーションワゴンの維持費は高い?安い?

「Eクラス ステーションワゴンの年間維持費は429000円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「2500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてEクラス ステーションワゴンの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いカムリ221400円-207600円
CX-5283000円-146000円
レガシィ アウトバック300300円-128700円
スカイライン364900円-64100円
基準2500ccクラス平均370200円-58800円
マツダスピード アテンザ393900円-35100円
MPV405900円-23100円
Eクラス ステーションワゴンの維持費429000円
スープラ454000円+25000円
高い5シリーズ セダン506300円+77300円

Eクラス ステーションワゴンの年間維持費を、2500ccクラスで最も維持費が安いカムリと比較して207600円高く、最も高い5シリーズ セダンと比較して77300円安く、2500ccクラスの平均維持費との比較では58800円高くなっています。

最低額のカムリと最高額の5シリーズ セダンは極端な例としても、2500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、Eクラス ステーションワゴンの維持費は まあまあ高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 2500ccクラスの車 ランキング

Eクラス ステーションワゴンを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%560万円47万円37万円
15%370万円31万円24万円
20%280万円24万円19万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は560万円(総支給額47万円/月、手取り37万円/月)、ここから月額維持費3.6万円を支払うと残りは33.4万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は370万円(総支給額31万円/月、手取り24万円/月)、3.6万円を支払うと残りは20.4万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が280万円(総支給額24万円/月、手取り19万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。3.6万円を引くと残りは15.4万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代26万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費7.7km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
145円/L 188330円 -64920円
170円/L 220800円 -32450円
185円/L 240280円 -12970円
195円/L 253250円 -
205円/L 266260円 +13010円
220円/L 285740円 +32490円
245円/L 318210円 +64960円

燃費7.7km/Lの210237型 Eクラス ステーションワゴンで10000km走行するのに必要な燃料は1298.8L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は253250円になります。

参考までに、Eクラス ステーションワゴンの燃料タンクは70リットルですので、1298.8Lの給油回数は19回、1回あたりの燃料代は約13330円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては13010円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると32490円、50円も違ってくると64960円にもなります。

これを210237型 Eクラス ステーションワゴンの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を429000円としたとき、145円/Lに値下がりすれば364080円(84.9%)に、245円/Lに値上がりすれば493960円(115.1%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(51700円)なり重量税(25200円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 51700円
自動車重量税 1年分 25200円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 85725円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 75980円 126630円 177280円
オイル交換 5000円 5000円 7000円
タイヤ交換 5330円 5330円 5330円
任意保険料 57600円 61200円 64800円
税金 自賠責 一律 85725円
合計 229700円 283900円 340200円
1万km差額 -199300円 -145100円 -88800円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料72000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて199300円安い229700円に、5000km走行では145100円安い283900円に、7000km走行では88800円安い340200円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 253250円 379880円 506500円
オイル交換 10000円 15000円 20000円
タイヤ交換 8000円 9600円 12800円
任意保険料 72000円 79200円 86400円
税金 自賠責 一律 85725円
合計 429000円 569500円 711500円
1万km差額 - +140500円 +282500円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
2500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
ステーションワゴン編

Eクラス ステーションワゴンの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 9.1km/L
燃料タンク容量 70L
航続距離(カタログ燃費) 637.0km
航続距離(80%燃費) 511.0km
満タンプライス 13650円
1km走行コスト 21.43円/km
1万円でどこまで行ける? 466.7km
東京から637.0kmの範囲

10・15モード燃費が9.1km/L、燃料タンク容量70リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は637.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(8.2km/L)とすると航続距離は574.0km、80%(7.3km/L)だと511.0km、70%(6.4km/L)では448.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から70リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では13650円、上で計算した航続距離を踏まえると637.0km(80%燃費時511.0km)を走行するのに13650円かかる計算です。

燃費を7.7km/Lとしたときの1km走行コストは21.43円、10万km走行したときの燃料代は214.3万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら21.4万円/年、7年10万kmなら30.6万円/年、5年10万kmなら42.9万円/年、3年10万kmなら71.4万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば466.7km(往復なら片道233.3km)、カタログ値の80%なら373.3km(片道186.7km)離れたところまで行くことができます。

210237 Eクラス ステーションワゴンのエンジン諸元とカタログデータ

M1117型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 M1117
気筒配列 直列4気筒
排気量2294cc
圧縮比 10.4
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 150PS[110kW]/5400rpm
最大トルク 22.4kgm[220Nm]/3700-4500rpm
パワーバンド 3700-5400rpm, 帯域31.5%
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費9.1km/L(21.4mpg)
100km燃費11.0L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
3700rpm 116PS/22.4kgm
4500rpm141PS/22.4kgm
5400rpm 150PS/19.9kgm
M1117型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているM1117型2294cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは5400回転時に最高出力150馬力を、3700-4500回転時に最大トルク22.4kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3700rpmから最高出力が発生する5400rpmまで」の1700rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は31.5%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
2500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ10.600kg/PS(1590kg/150PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ10.600kg/PS
車体+1人10.967kg/PS
車体+7人13.167kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg11.000kg/PS
車体+70kg11.067kg/PS
車体+80kg11.133kg/PS
車体+90kg11.200kg/PS
車体+100kg11.267kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは10.967kg/PS(1645kg/150PS)となり、数値としては0.367kg、比率にすると3.5%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの7人が搭乗した場合、車両重量に385kgがプラスされてパワーウェイトレシオは13.167kg/PS(1975kg/150PS)となり、数値としては2.567kg、比率にすると24.2%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

210237 Eクラス ステーションワゴンのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ10.967kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
Eクラス ステーションワゴン
10.967kg/PS
150PS・2.3L-NA
車体のみPWR 10.600
1645kg
+3.5%

車種詳細
ジムニー シエラ
11.029kg/PS
102PS・1.5L-NA
車体のみPWR 10.490
1125kg
+5.1%

車種詳細
ラクティス
10.864kg/PS
110PS・1.5L-NA
車体のみPWR 10.364
1195kg
+4.8%

車種詳細
ヴェゼル
10.871kg/PS
132PS・1.5L-NA
車体のみPWR 10.455
1435kg
+4.0%

車種詳細
ポロ
11.000kg/PS
105PS・1.2L-TB
車体のみPWR 10.476
1155kg
+5.0%

車種詳細
エクストレイル
11.054kg/PS
147PS・2.0L-NA
車体のみPWR 10.680
1625kg
+3.5%


10.857kg/PSから11.077kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの4人乗りSUV・JB74W型 ジムニー シエラ、トヨタの5人乗りミニバン・NCP100型 ラクティス、ホンダの5人乗りSUV・RU4型 ヴェゼル、フォルクスワーゲンの5人乗りハッチバック・6RCBZ型 ポロ、日産の5人乗りSUV・NT32型 エクストレイルという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

210237型 Eクラス ステーションワゴン [E230 Station-Wagon S210]のライバル車種|10.967kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は94.3PS/tとなっています。


Eクラス ステーションワゴンがバイクと競争するなら…?


車種詳細
スカイウェイブ250SS|249cc
10.783kg/PS
248kg/23.0PS/2.50kgm
[車体のみPWR:8.391]
1996/11

-
Eクラス ステーションワゴン|2294cc
10.967kg/PS
1645kg/150PS/22.4kgm
[車体のみPWR:10.600]

車種詳細
グランドマジェスティ250|249cc
11.042kg/PS
265kg/24.0PS/2.50kgm
[車体のみPWR:8.750]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではEクラス ステーションワゴンとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

CJ43A スカイウェイブ250SSと競争してみる

まずEクラス ステーションワゴンより少しPWRが低いバイクとして、スズキのスカイウェイブ250SSが挙げられます。PWRの10.783kg/PSは車両重量193kgにライダーの体重55kgを加えた248kgを、最高出力23.0PSで割ったものです。

SG15J グランドマジェスティ250と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのグランドマジェスティ250が挙げられます。PWRの11.042kg/PSは車両重量210kg+55kgの265kgを、最高出力24.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.849
平均ピストンスピード 15.91m/s
トルクウェイトレシオ 70.98kg/kgm
1馬力あたりのお値段 39333円
排気量1Lあたり馬力 65.39PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.76kgm/L
1気筒あたりの馬力 37.5PS
1気筒あたりのトルク 5.6kgm
パワーバンド比率 31.5%
燃費×馬力 1159.5pt
各種ランキング
ステーションワゴンのPWR
2.0~2.5LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは70.98kg/kgm(1590kg/22.4kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が5900000円、最高出力が150馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は39333円、逆に1万円あたりでは0.25馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は263393円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
2500cc以下の車編
ステーションワゴン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は65.39PS/L、トルクは9.76kgm/L、1気筒あたりの馬力は37.5馬力、トルクは5.6kgmとなり、このエンジンが150馬力を5400回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.91m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が88.4mmであるM1117型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6790回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.849になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が7.73km/L、最高出力が150PSであるこの車の獲得ポイントは1159.5ptになります。
戯れに車両重量1590kgを100kg単位にした15.9で割ってみたところ、その数値は72.92ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


純正装着タイヤの205/65R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 205/65R15 | 直径 648mm

-20mm
幅185mm
-10mm
幅195mm
変更なし
幅205mm
+10mm
幅215mm
+20mm
幅225mm
60 185/60R15
37.2km/h
径 603mm
差 -45mm
195/60R15
38.0km/h
径 615mm
差 -33mm
205/60R15
38.7km/h
径 627mm
差 -21mm
215/60R15
39.4km/h
径 639mm
差 -9mm
225/60R15
40.2km/h
径 651mm
差 +3mm
65 185/65R15
38.4km/h
径 622mm
差 -26mm
195/65R15
39.2km/h
径 635mm
差 -13mm
205/65R15
40.0km/h
648mm
0mm
215/65R15
40.8km/h
径 661mm
差 +13mm
225/65R15
41.6km/h
径 674mm
差 +26mm
70 185/70R15
39.5km/h
径 640mm
差 -8mm
195/70R15
40.4km/h
径 654mm
差 +6mm
205/70R15
41.2km/h
径 668mm
差 +20mm
215/70R15
42.1km/h
径 682mm
差 +34mm
225/70R15
43.0km/h
径 696mm
差 +48mm
75 185/75R15
40.7km/h
径 659mm
差 +11mm
195/75R15
41.6km/h
径 674mm
差 +26mm
205/75R15
42.5km/h
径 689mm
差 +41mm
215/75R15
43.5km/h
径 704mm
差 +56mm
225/75R15
44.4km/h
径 719mm
差 +71mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、185/65R15、185/70R15 、195/65R15 、205/60R15 、215/60R15 あたりのタイヤがおすすめです。

205/65R15のタイヤ幅を185mmから235mmまで、扁平率を50%から80%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが205/65R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】205/65R15のタイヤ銘柄と通販価格

210237型 Eクラス ステーションワゴン 2.3L-NA FR/5ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.78㎏/PS10.60㎏/PS47.8ptC
最高回転数5881rpm5400rpm44.1ptD
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
73.10PS/L65.39PS/L43.9ptD
1リットル
換算トルク
9.47㎏m/L9.76㎏m/L53.5ptC
WB/TR比1.7731.84942.2ptD
ワイド&
ロー指数
0.8940.83654.2ptB
前面の面積2.631m22.709m247.8ptC
最低地上高154.5mm-43.7ptD
スポーツ性能部門の得点452.0pt
総合評価D

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費338761円429000円42.1ptD
10-15燃費13.0km/L9.1km/L41.4ptD
100km/h
回転数
2490rpm-43.4ptD
航続距離644.0km541.4km44.1ptD
車の大きさ11.467m313.057m343.7ptD
車内の広さ3430.7L-46.6ptC
乗車定員4.8人7人68.3ptA
1人あたり
車内広さ
691.8L-44.2ptD
車内床面積2.793m2-46.0ptC
最小回転
半径
5.17m5.2m49.4ptC
ユーティリティ部門の得点469.2pt
総合評価D

※10-15燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10705車種中 RANK
運動性能 452.0pt 9119位 D
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 469.2pt 7580位 D
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 921.2pt 9454位 D
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は452.0点で全10705車種中の9119位、ユーティリティ部門は469.2点で7580位、総合得点は921.2点で9454位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した210237型 Eクラス ステーションワゴン(FR/5AT) の各種スペックを、ワゴン2500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

Eクラス ステーションワゴンの歴代モデル

6代目 214214型 Eクラス オールテレイン
214214 Eクラス オールテレインは2024/02に登場した6代目モデル。参考車両の「E220d 4MATIC ALLTERRAIN S214」は全長4960mm、全幅1890mm、全高1495mmの車体に、197PS/44.9kgmを発生する654M型1992ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

5代目 213042C型 Eクラス セダン
213042C Eクラス セダンは2016/07に登場した5代目モデル。参考車両の「E200 Avantgarde W213」は全長4930mm、全幅1850mm、全高1455mmの車体に、184PS/30.6kgmを発生するM274型1991ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

4代目 212201C型 Eクラス ステーションワゴン
212201C Eクラス ステーションワゴンは2010/02に登場した4代目モデル。参考車両の「E220 BlueTEC S212」は全長4910mm、全幅1855mm、全高1500mmの車体に、177PS/40.8kgmを発生するOM651型2142ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

3代目 211282型 Eクラス ステーションワゴン
211282 Eクラス ステーションワゴンは2003/08に登場した3代目モデル。参考車両の「E320 4Matic Avantgarde S211」は全長4850mm、全幅1820mm、全高1505mmの車体に、224PS/32.1kgmを発生するM112型3199ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

2代目 W210型 Eクラス
W210 Eクラスは1995/07に登場した2代目モデル。参考車両の「E320 W210」は全長4800mm、全幅1800mm、全高1425mmの車体に、220PS/32.1kgmを発生する104995型3199ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

初代 W124型 Eクラス
W124 Eクラスは1993/10に登場した初代モデル。参考車両の「E400-4.2 S3」は全長4740mm、全幅1765mm、全高1410mmの車体に、312PS/43.3kgmを発生する119975型4195ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。


人気があるワゴンの車種比較


WGNC34 ステージア 260RS vs BCNR33 スカイライン GT-R 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、9代目 スカイライン GT-R(1997年式 BCNR33・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・4人乗り)を比較。

EC5A ギャラン VR-4 2000 vs EC5W レグナム VR-4 2000 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、初代 レグナム VR-4 VR-4 type-S(2000年式 EC5W・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)を比較。

WGNC34 ステージア 260RS vs WGNC34 ステージア 25t 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、初代 ステージア 25t RS-FOUR S(2000年式 WGNC34・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/35.0kgm・5人乗り)を比較。

ZZE123G カローラ フィールダー 2ZZ vs ZZT231 セリカ SS-II 性能比較
9代目 カローラ フィールダー Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123G・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、7代目 セリカ SS-II(2005年式 ZZT231・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・4人乗り)を比較。

ZZE123G カローラ フィールダー 2ZZ vs ZZE123 カローラ ランクス 2ZZ 性能比較
9代目 カローラ フィールダー Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123G・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)を比較。

WGNC34 ステージア 260RS vs BNR34 スカイライン GT-R 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、10代目 スカイライン GT-R M-spec Nur(2002年式 BNR34・4WD/6MT・2.6L+ツインターボ・280PS/40.0kgm・4人乗り)を比較。

ST246W カルディナ GT-FOUR vs ST215W カルディナ GT-T 新旧比較
3代目 カルディナ GT-FOUR(2005年式 ST246W・4WD/4AT・2.0L+ターボ・260PS/33.0kgm・5人乗り)と、2代目 カルディナ GT-T ActiveSport GT-T(2001年式 ST215W・4WD/5MT・2.0L+ターボ・260PS/33.0kgm・5人乗り)を比較。


ZC33S スイフト スポーツ 2017 vs ZC32S スイフト スポーツ 2011 新旧比較
4代目 スイフト スポーツ(2017年式 ZC33S・FF/6MT・1.4L+ターボ・140PS/23.5kgm・5人乗り)と、3代目 スイフト スポーツ(2011年式 ZC32S・FF/6MT・1.6L・136PS/16.3kgm・5人乗り)を比較。