206214C:Cクラス オールテレインの性能と維持費 4WD/9AT 796万円

このページでは、メルセデスベンツの5ドア・5人乗りSUV、5代目の3CA-206214C型Cクラス オールテレイン C220d 4matic AllTerrain S206【2022/01モデル・200PS/44.9kgm・4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

206214C Cクラス オールテレイン
販売期間:2021/07 - 現行車

画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿日:2022/01/21

ボディサイズが全長4760mm×全幅1840mm×全高1495mm、排気量は1992ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、排気量は2000cc以下なれど、全長と全幅が5ナンバー枠を超えていることにより3ナンバー登録になります。車体が大きい割りに排気量が小さいものの、ターボによる過給のおかげで非力さを感じることはなさそうです。

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4760mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


206214C型 Cクラス オールテレイン [1992cc/200PS 4WD/9AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

5代目Cクラス オールテレインの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2022/02
206041C型
[C180 Avantgarde W206]
1.5L-TB | FR/9AT
| 599.0万円
170PS
25.5kgm
14.4km/L
2022/02
206241C型
[C180 Avantgarde S206]
1.5L-TB | FR/9AT
| 625.0万円
170PS
25.5kgm
14.2km/L
2021/07
206042C型
[C200 Avantgarde W206]
1.5L-TB | FR/9AT
| 651.0万円
204PS
30.6kgm
14.5km/L
5代目Cクラス オールテレインの車両型式・グレード一覧【全8車種】
Cクラス オールテレインの旧型モデル
4代目 205087型Cクラス セダン AMG
205087型Cクラス セダン AMGは2014/07に登場した4代目モデル。参考車両の「AMG C63-S W205」は全長4755mm、全幅1840mm、全高1430mmの車体に、510PS/71.4kgmを発生するM177型3982ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー MERCEDES_BENZ
車名&
グレード
Cクラス オールテレイン
C220d 4matic AllTerrain S206
その他 C200 4マチック オールテレイン | モータ型式:EM0023型(15kW/208Nm)
お値段 7960000円
車両型式 3CA-206214C
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
9速AT・9速オートマ車
ドア/定員 5ドア/5人
車体寸法 長4760×幅1840×高1495mm
軸距&
輪距
2865mm
前1590mm/後1590mm
最小半径 5.4m
最低高 150mm
タイヤ 前輪:245/45R18
後輪:245/45R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1870kg
エンジン諸元
原動機型式 OM654M
気筒配列 直列4気筒+モーター
排気量1992cc
圧縮比15.5
吸気方式 ターボ
最高出力 200PS[147kW]/3600rpm
最大トルク 44.9kgm[440Nm]/1800-2800rpm
使用燃料 軽油(ディーゼル燃料)
WLTC燃費 17.9km/L(42.1mpg)
100km燃費 5.6L/100km
OM654M型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。
※これまでに登場したハイブリッドカーの一覧
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税36000円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料10005円/年、年間1万km走行した際に掛かる軽油代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、Cクラス オールテレインの新車を915.4万円(諸費用として119.4万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 11年未満 36000円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 10005円
燃料代(年間1万km) 10000km÷17.9km/L×145円/L 81010円
オイル交換(5000km毎) 1回5500円×2回 11000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本18000円×4本÷5年 14400円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 234900円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額152570円×12ヶ月 1830840円
ローン返済中の年間維持費 2065700円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 55900円
名目 金額
自動車税(1年分) 36000円円
自動車重量税(1年分) 16400円
自賠責保険料(1年分) 10005円
燃料代(年間1万km) 81010円
オイル交換(5000km毎) 11000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 14400円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 234900円
名目 金額
車のローン額(1年分) 1830840円
ローン返済中の年間維持費 2065700円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
55900円
  • 初度登録から1年経過車の場合、「2000cc以下で11年未満」クラスの自動車税は36000円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2017年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした55900円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

Cクラス オールテレイン【C220d 4matic AllTerrain S206】の場合、維持費の月額は19600円(ローン完済前は172200円)になり、これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば軽油代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 23%
自動車重量税 1年分 16400円 11%
自賠責保険料 1年分 10005円 6%
燃料代 3000km分 24300円 16%
オイル交換 年1回 5500円 4%
タイヤ交換 6年毎 9600円 6%
任意保険料 80% 52800円 34%
合計
[1万kmとの差額]
154700円
-80200円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 21%
自動車重量税 1年分 16400円 9%
自賠責保険料 1年分 10005円 6%
燃料代 5000km分 40510円 23%
オイル交換 年1回 5500円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 6%
任意保険料 85% 56160円 32%
合計
[1万kmとの差額]
174200円
-60700円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 18%
自動車重量税 1年分 16400円 8%
自賠責保険料 1年分 10005円 5%
燃料代 7000km分 56710円 29%
オイル交換 年1回 7700円 4%
タイヤ交換 6年毎 9600円 5%
任意保険料 90% 59400円 31%
合計
[1万kmとの差額]
195900円
-39000円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、軽油代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて80200円安い154700円に、5000km走行では60700円安い174200円に、7000km走行では39000円安い195900円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。軽油代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 12%
自動車重量税 1年分 16400円 5%
自賠責保険料 1年分 10005円 3%
燃料代 15000km分 121520円 40%
オイル交換 年3回 33000円 11%
タイヤ交換 2.7年毎 21600円 7%
任意保険料 100% 66000円 22%
合計
[1万kmとの差額]
304600円
+69700円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 10%
自動車重量税 1年分 16400円 5%
自賠責保険料 1年分 10005円 3%
燃料代 20000km分 162020円 45%
オイル交換 年4回 44000円 12%
タイヤ交換 2年毎 28800円 8%
任意保険料 100% 66000円 17%
合計
[1万kmとの差額]
363300円
+128400円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率を変えるとどうなるの?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(13.8km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(17.9km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(20.5km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(17.9km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費での軽油代81010円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル145円として計算。
  • []内は低燃費タイヤ装着(エコタイヤ)で燃費が3%向上すると仮定した場合の軽油代。
    「差額で元が取れるかな?どうかな?」という、なかなかに絶妙なラインです。

参考:燃費が3%向上すると…?
市街地13.8km/L → 14.2km/L
郊外17.9km/L → 18.4km/L
高速道路20.5km/L → 21.1km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km94570円
[91900円]
郊外500km4050円
[3940円]
高速道路500km3540円
[3440円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
102160円
+21150円
14.2km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
99280円
-2880円
14.6km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が13.8km/Lでは軽油652.2Lを消費して、軽油代は94570円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が17.9km/Lでは軽油27.9Lを消費して、軽油代は4050円になります。
  • 高速道路走行の軽油代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が20.5km/Lでは軽油24.4Lを消費して、軽油代は3540円になります。

このパターンでは使用した燃料量が704.5L、かかった軽油代が102160円となり、平均燃費は14.2km/L(-3.7km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+21150円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行すると軽油代は99280円となり、2880円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの5年間で14400円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km52530円
[51050円]
郊外5000km40500円
[39400円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
93030円
+12020円
15.6km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
90450円
-2580円
16.0km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が13.8km/Lでは362.3Lを消費して、軽油代は52530円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が17.9km/Lでは279.3Lを消費して、軽油代は40500円になります。

このパターンでは使用した燃料量が641.6L、かかった軽油代が93030円となり、平均燃費は15.6km/L(-2.3km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+12020円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では軽油代が90450円となり、1年間で2580円、5年間で12900円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km34990円
[34000円]
郊外3340km27060円
[26320円]
高速道路3330km23550円
[22880円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
85600円
+4590円
16.9km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
83200円
-2400円
17.4km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が13.8km/Lでは241.3Lを消費して、軽油代は34990円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が17.9km/Lでは186.6Lを消費して、軽油代は27060円になります。
  • 高速道路走行の軽油代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が20.5km/Lでは162.4Lを消費して、軽油代は23550円になります。

このパターンでは使用した燃料量が590.3L、かかった軽油代が85600円となり、平均燃費は16.9km/L(-1.0km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+4590円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では軽油代が83200円となり、1年間で2400円、5年間で12000円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km5250円
[5100円]
郊外9000km72910円
[70920円]
高速道路500km3540円
[3440円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
81700円
+690円
17.7km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
79460円
-2240円
18.2km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が13.8km/Lでは36.2Lを消費して、軽油代は5250円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が17.9km/Lでは502.8Lを消費して、軽油代は72910円になります。
  • 高速道路走行の軽油代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が20.5km/Lでは24.4Lを消費して、軽油代は3540円になります。

このパターンでは使用した燃料量が563.4L、かかった軽油代が81700円となり、平均燃費は17.7km/L(-0.2km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+690円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では軽油代が79460円となり、1年間で2240円、5年間で11200円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(14.2km/L・15.6km/L・16.9km/L・17.7km/L)、軽油代のほうもなかなかな違い(102160円・93030円・85600円・81700円)が出てくることがわかります。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km80円1800円2.1万円
20km160円3500円4.2万円
30km240円5300円6.2万円
50km410円9000円10.7万円
100km810円17800円21.1万円

さて、軽油(ディーゼル燃料)1リットルの燃料価格を145円、燃費を17.9km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは8.10円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら軽油代は80円/日となり、20km走行なら160円/日、30km走行なら240円/日、50km走行なら410円/日、100km走行なら810円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで軽油代は5300円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで軽油代は6.2万円/年という塩梅です。


カタログデータから見えてくる要素

OM654M型エンジン簡易性能曲線図
OM654M型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
1800回転時の馬力 113PS
2800回転時の馬力 176PS
3600回転時の馬力 200PS
3600回転時の馬力 200PS
各回転域でのトルク
1800回転時のトルク 44.9kgm
2800回転時のトルク 44.9kgm
3600回転時のトルク 39.8kgm
3600回転時のトルク 39.8kgm
OM654M型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているOM654M型1992cc、直列4気筒+モーターのターボエンジンは3600回転時に最高出力200馬力を、1800-2800回転時に最大トルク44.9kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1800rpmから最高出力が発生する3600rpmまで」の1800rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は50.0%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.350kg/PS(1870kg/200PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.350kg/PS
車体+1人9.625kg/PS
車体+5人10.725kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg9.650kg/PS
車体+70kg9.700kg/PS
車体+80kg9.750kg/PS
車体+90kg9.800kg/PS
車体+100kg9.850kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは9.625kg/PS(1925kg/200PS)となり、数値としては0.275kg、比率にすると2.9%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは10.725kg/PS(2145kg/200PS)となり、数値としては1.375kg、比率にすると14.7%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


206214C Cクラス オールテレインのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2022/01

-
Cクラス オールテレイン
9.625kg/PS
1925kg/200PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:9.350]
2017/01

車種詳細
スイフト
9.657kg/PS
985kg/102PS|1.0L-TB
車体のみPWR:9.118
2016/07

車種詳細
レヴォーグ STI
9.441kg/PS
1605kg/170PS|1.6L-TB
車体のみPWR:9.118
2012/02

車種詳細
CX-5
9.571kg/PS
1675kg/175PS|2.2L-TB
車体のみPWR:9.257
2015/04

車種詳細
エクシーガ クロスオーバー7
9.682kg/PS
1675kg/173PS|2.5L-NA
車体のみPWR:9.364
2017/12

車種詳細
CX-8
9.711kg/PS
1845kg/190PS|2.2L-TB
車体のみPWR:9.421

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ9.625kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

9.432kg/PSから9.818kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの5人乗りハッチバック「ZC13S型 スイフト」、スバルの5人乗りワゴン「VM4型 レヴォーグ STI」、マツダの5人乗りSUV「KE2AW型 CX-5」、スバルの7人乗りSUV「YAM型 エクシーガ クロスオーバー7」、マツダの7人乗りSUV「KG2P型 CX-8」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

206214C型 Cクラス オールテレイン [C220d 4matic AllTerrain S206]とパワーウェイトレシオが近い車種|9.625kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は107.0PS/tとなっています。


Cクラス オールテレインがバイクと競争するなら…?


車種詳細
レブル|233cc
9.619kg/PS
202kg/20.9PS/2.00kgm
[車体のみPWR:7.000]
2022/01

-
Cクラス オールテレイン|1992cc
9.625kg/PS
1925kg/200PS/44.9kgm
[車体のみPWR:9.350]

車種詳細
ドラッグスター400|399cc
9.633kg/PS
289kg/30.0PS/3.20kgm
[車体のみPWR:7.800]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではCクラス オールテレインとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

MC13 レブルと競争してみる

まずCクラス オールテレインより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのレブルが挙げられます。PWRの9.619kg/PSは車両重量147kgにライダーの体重55kgを加えた202kgを、最高出力20.9PSで割ったものです。

VH02J ドラッグスター400と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのドラッグスター400が挙げられます。PWRの9.633kg/PSは車両重量234kg+55kgの289kgを、最高出力30.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.802
平均ピストンスピード 11.32m/s
トルクウェイトレシオ 41.6kg/kgm
1馬力あたりのお値段 39800円
排気量1Lあたり馬力 100.40PS/L
排気量1Lあたりトルク 22.54kgm/L
1気筒あたりの馬力 50.0PS
1気筒あたりのトルク 11.2kgm
パワーバンド比率 50.0%
燃費×馬力 3580.0pt
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
1.8~2.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは41.6kg/kgm(1870kg/44.9kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が7960000円、最高出力が200馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は39800円、逆に1万円あたりでは0.25馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は177283円、1万円あたりでは0.06kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
2000cc以下の車編
5人乗りSUV編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は100.40PS/L、トルクは22.54kgm/L、1気筒あたりの馬力は50.0馬力、トルクは11.2kgmとなり、このエンジンが200馬力を3600回転で発生させているときの平均ピストンスピードは11.32m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.802になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が17.9km/L、最高出力が200PSであるこの車の獲得ポイントは3580.0ptになります。
戯れに車両重量1870kgを100kg単位にした18.7で割ってみたところ、その数値は191.44ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



Cクラス オールテレインでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.67m
期待される荷室の幅 1.44m
対角線の長さ 2.21m
期待される荷室の面積 2.40m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.67m(対角線では2.21m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。
車中泊にあると嬉しいアイテム


Cクラス オールテレインの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 17.9km/L
燃料タンク容量 66L
航続距離(カタログ燃費) 1181.4km
航続距離(80%燃費) 943.8km
満タンプライス 9570円
1万円でどこまで行ける? 1234.5km
車両価格/航続距離 6738円/km

WLTCモード燃費が17.9km/Lですので、燃料タンクの容量が66リットルですと航続可能距離は1181.4kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(16.1km/L)とすると1062.6km、80%(14.3km/L)だと943.8km、70%(12.5km/L)では825.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、軽油(ディーゼル燃料)66リットルの給油で9570円、上で計算した航続距離を踏まえると1181.4km(80%燃費時943.8km)を走行するのに9570円かかる計算です。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1234.5km(往復なら片道617.2km)、カタログ値の80%なら987.6km(片道493.8km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で1181.4kmの距離を移動できる206214C型 Cクラス オールテレイン [C220d 4matic AllTerrain S206]という乗り物を、796.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「6738円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
WLTCモード燃費
17.9km/L
1181.4km
市街地燃費
13.8km/L
910.8km
[-270.6km]
郊外燃費
17.9km/L
1181.4km
[0.0km]
高速道路燃費
20.5km/L
1353.0km
[+171.6km]

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を66Lとしたとき、市街地モード燃費13.8km/Lでの航続距離は910.8km(-270.6km)、郊外モード燃費17.9km/Lでの航続距離は1181.4km(0.0km)、高速道路モード燃費20.5km/Lでの航続距離は1353.0km(+171.6km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。


純正装着タイヤの245/45R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 245/45R18 | 直径 678mm

-20mm
幅225mm
-10mm
幅235mm
変更なし
幅245mm
+10mm
幅255mm
+20mm
幅265mm
-5%
40
扁平
225/40R18
37.6km/h
直径637mm
径差-41mm
235/40R18
38.1km/h
直径645mm
径差-33mm
245/40R18
38.5km/h
直径653mm
径差-25mm
255/40R18
39.0km/h
直径661mm
径差-17mm
265/40R18
39.5km/h
直径669mm
径差-9mm
0%
45
扁平
225/45R18
38.9km/h
直径660mm
径差-18mm
235/45R18
39.5km/h
直径669mm
径差-9mm
245/45R18
40.0km/h
678mm
0mm
255/45R18
40.5km/h
直径687mm
径差+9mm
265/45R18
41.1km/h
直径696mm
径差+18mm
+5%
50
扁平
225/50R18
40.2km/h
直径682mm
径差+4mm
235/50R18
40.8km/h
直径692mm
径差+14mm
245/50R18
41.4km/h
直径702mm
径差+24mm
255/50R18
42.0km/h
直径712mm
径差+34mm
265/50R18
42.6km/h
直径722mm
径差+44mm
+10%
55
扁平
225/55R18
41.6km/h
直径705mm
径差+27mm
235/55R18
42.2km/h
直径716mm
径差+38mm
245/55R18
42.9km/h
直径727mm
径差+49mm
255/55R18
43.5km/h
直径738mm
径差+60mm
265/55R18
44.2km/h
直径749mm
径差+71mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、225/45R18 、235/40R18、235/45R18 、245/40R18 、255/40R18 、265/40R18あたりのタイヤがおすすめです。

245/45R18のタイヤ幅を225mmから275mmまで、扁平率を30%から60%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを18インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが245/45R18のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


206214C型Cクラス オールテレイン[2.0Lターボ 4WD/9AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト9.350kg/ps51.01
1速ギヤ加速性能-39.91
1L換算馬力100.40ps/L49.24
1L換算トルク22.54kgm/L71.56
WB/TR比1.80247.01
ワイド&ロー指数0.81255.75
前面の面積2.751m²46.01
最低地上高150mm51.53
スポーツ性能部門の得点412.02

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費17.9km/L53.25
年間維持費234900円58.40
100kmh回転数-43.41
航続距離1181.4km77.96
車の大きさ13.094m³56.96
室内の広さ(仮) 2.374m³40.02
最小回転半径5.4m45.21
馬力単価39800円25.06
ユーティリティ部門の得点400.27

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 206214C型Cクラス オールテレイン[2.0Lターボ 4WD/9AT] の総合得点は 812.29 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した206214C型Cクラス オールテレイン(4WD/9AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての5人乗SUV」、「2000ccの5人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

Cクラス オールテレインの歴代モデル

5代目 206042C型 Cクラス セダン
206042C Cクラス セダンは2021/07に登場した5代目モデル。参考車両の「C200 Avantgarde W206」は全長4755mm、全幅1820mm、全高1435mmの車体に、204PS/30.6kgmを発生するM254型1494ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

4代目 205247型 Cクラス ステーションワゴン
205247 Cクラス ステーションワゴンは2014/10に登場した4代目モデル。参考車両の「C350e Avantgarde S205」は全長4705mm、全幅1810mm、全高1450mmの車体に、211PS/35.7kgmを発生するM274型1991ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

3代目 204507型 Cクラス ステーションワゴン AMG
204507 Cクラス ステーションワゴン AMGは2007/06に登場した3代目モデル。参考車両の「C63 AMG Edition507 S204」は全長4705mm、全幅1795mm、全高1450mmの車体に、507PS/62.2kgmを発生するM156型6208ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

2代目 203745型 Cクラス スポーツクーペ
203745 Cクラス スポーツクーペは2001/06に登場した2代目モデル。参考車両の「C200 Kompressor Sport-Line CL203」は全長4345mm、全幅1730mm、全高1400mmの車体に、163PS/23.5kgmを発生する111M20型1998ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。

初代 W202型 Cクラス セダン
W202 Cクラス セダンは1993/10に登場した初代モデル。参考車両の「C280 W202」は全長4495mm、全幅1760mm、全高1410mmの車体に、200PS/28.2kgmを発生する104941型2799ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。