MS92S フレア クロスオーバーの性能と維持費 FF/CVT 137万円

このページでは、マツダ株式会社の5ドア・4人乗り軽SUV、2代目の5AA-MS92S型フレア クロスオーバー Hybrid-XG【2020/02モデル・49PS/5.9kgm・FF/CVT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

MS92S フレア クロスオーバー
販売期間:2020/02 - 現行車

画像はマツダ株式会社より引用
http://www.mazda.co.jp/
投稿:2020/03/12|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長3395mm×全幅1475mm×全高1680mm、排気量は657ccであることから、大雑把に分類すると軽自動車クラス(軽四輪、軽自動車税を適用)に属した車です。走行性能や衝突安全性は普通車に敵わないものの、その圧倒的な経済性は他の追随を許さない大人気カテゴリです。
参考:軽自動車の人気車種

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が3395mmであるこの車の場合は「ミニ」(Mini:3500mm以下・Aセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


MS92S型 フレア クロスオーバー [657cc/49PS FF/CVT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目フレア クロスオーバーの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2020/02
MS52S型
[Hybrid-XT]
0.66L-TB | FF/CVT
| 166.5万円
64PS
10.0kgm
22.6km/L
2020/02
MS92S型
[Hybrid-XG]
0.66L-NA | 4WD/CVT
| 149.9万円
49PS
5.9kgm
23.4km/L
2020/02
MS52S型
[Hybrid-XT]
0.66L-TB | 4WD/CVT
| 180.0万円
64PS
10.0kgm
20.8km/L
2代目フレア クロスオーバーの車両型式・グレード一覧【全4車種】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー MAZDA
車名&
グレード
フレア クロスオーバー
Hybrid-XG
その他 ハイブリッドXS|モータ型式:WA04C型(1.9kW/40Nm)|バッテリ容量:3Ah
お値段 1365100円
車両型式 5AA-MS92S
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
(無段変速機)
ドア/定員 5ドア/4名乗車
車体寸法 長3395×幅1475×高1680mm
軸距&
輪距
2460mm
前1285mm/後1300mm
最小半径 4.6m
最低高 180mm
タイヤ 前輪:165/60R15
後輪:165/60R15
ブレーキ 前:ディスク
後:ドラム
車両重量 810kg
エンジン諸元
原動機型式 R06D
気筒配列 直列3気筒+モーター
排気量657cc
圧縮比12.0
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 49PS[36kW]/6500rpm
最大トルク 5.9kgm[58Nm]/5000rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
WLTC燃費 25.0km/L(58.8mpg)
JC08燃費 30.4km/L(71.5mpg)
100km燃費 4.0L/100km
R06D型エンジンの諸元と性能まとめ
直列3気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に3個配置する方式。小排気量のスタンダード。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。
これまでに登場したハイブリッドカーの一覧
直列3気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される軽自動車税10800円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税3300円/年と自賠責保険料8770円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額4000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、フレア クロスオーバーの新車を157万円(諸費用として20.5万円を加算)にて購入し、頭金なしで3年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 軽自動車 13年未満 10800円
自動車重量税(1年分) 軽自動車 13年未満 3300円
自賠責保険料(1年分) 軽自動車 8770円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷25.0km/L×170円/L
7000km÷25.0km/L×170円/L
5000km÷25.0km/L×170円/L
3000km÷25.0km/L×170円/L
68000円
(47600円)
(34000円)
(20400円)
オイル交換(5000km毎) 1回3000円×2回 6000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料(月額4000円) 月額4000円×12ヶ月 48000円
ローン完済後の年間維持費 152900円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額43600円×12ヶ月 523200円
ローン返済中の年間維持費 676100円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 27200円
名目 金額
自動車税(1年分) 10800円
自動車重量税(1年分) 3300円
自賠責保険料(1年分) 8770円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
68000円
(47600円)
(34000円)
(20400円)
オイル交換(5000km毎) 6000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 8000円
任意保険料(月額4000円) 48000円
ローン完済後の年間維持費 152900円
名目 金額
車のローン額(1年分) 523200円
ローン返済中の年間維持費 676100円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
27200円
  • 初度登録から3年経過車の場合、「軽自動車で13年未満」クラスの自動車税は10800円、「軽自動車で13年未満」クラスの自動車重量税は3300円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに3000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額4000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした27200円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

フレア クロスオーバー【Hybrid-XG】の場合、維持費の月額は12800円(ローン完済前は56400円)になり、これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。


燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり170円を基準として、-50円となる120円から、+50円となる220円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費25.0km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
120円/L
48000円
[-20000円]
-25円
145円/L
58000円
[-10000円]
-10円
160円/L
64000円
[-4000円]
170円/L68000円
[0円]
+10円
180円/L
72000円
[+4000円]
+25円
195円/L
78000円
[+10000円]
+50円
220円/L
88000円
[+20000円]

燃費25.0km/LのMS92S型 フレア クロスオーバーで10000km走行するのに必要な燃料は400L、1リットルあたり170円としたときの燃料代は68000円になります。

参考までに、フレア クロスオーバーの燃料タンクは27リットルですので、400Lの給油回数は15回、1回あたりの燃料代は約4540円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては4000円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると10000円、50円も違ってくると20000円にもなります。

これをMS92S型 フレア クロスオーバーの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり170円の場合を152900円としたとき、120円/Lに値下がりすれば132900円(86.9%)に、220円/Lに値上がりすれば172900円(113.1%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(10800円)なり重量税(3300円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

税金の安さは折り紙付き!
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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 10800円 12%
自動車重量税 1年分 3300円 4%
自賠責保険料 1年分 8770円 10%
燃料代 3000km分 20400円 23%
オイル交換 年1回 3000円 3%
タイヤ交換 6年毎 5330円 6%
任意保険料 80% 38400円 42%
合計
[1万kmとの差額]
90000円
-62900円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 10800円 10%
自動車重量税 1年分 3300円 3%
自賠責保険料 1年分 8770円 8%
燃料代 5000km分 34000円 32%
オイル交換 年1回 3000円 3%
タイヤ交換 6年毎 5330円 5%
任意保険料 85% 40800円 39%
合計
[1万kmとの差額]
106000円
-46900円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 10800円 9%
自動車重量税 1年分 3300円 3%
自賠責保険料 1年分 8770円 7%
燃料代 7000km分 47600円 39%
オイル交換 年1回 4200円 3%
タイヤ交換 6年毎 5330円 4%
任意保険料 90% 43200円 35%
合計
[1万kmとの差額]
123200円
-29700円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料48000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて62900円安い90000円に、5000km走行では46900円安い106000円に、7000km走行では29700円安い123200円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 10800円 5%
自動車重量税 1年分 3300円 2%
自賠責保険料 1年分 8770円 4%
燃料代 15000km分 102000円 50%
オイル交換 年3回 18000円 9%
タイヤ交換 2.7年毎 12000円 6%
任意保険料 100% 48000円 24%
合計
[1万kmとの差額]
202900円
+50000円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 10800円 4%
自動車重量税 1年分 3300円 1%
自賠責保険料 1年分 8770円 4%
燃料代 20000km分 136000円 55%
オイル交換 年4回 24000円 10%
タイヤ交換 2年毎 16000円 6%
任意保険料 100% 48000円 20%
合計
[1万kmとの差額]
246900円
+94000円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率を変えるとどうなるの?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(22.9km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(26.4km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(25.1km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(25.0km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費でのガソリン代68000円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル170円として計算。
  • []内は低燃費タイヤ装着(エコタイヤ)で燃費が3%向上すると仮定した場合のガソリン代。
    純正で既に低燃費タイヤを装着している車種の場合、残念ながら、あんまり…です。
参考:燃費が3%向上すると…?
市街地22.9km/L → 23.6km/L
郊外26.4km/L → 27.2km/L
高速道路25.1km/L → 25.9km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km66810円
[64840円]
郊外500km3210円
[3130円]
高速道路500km3380円
[3280円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
73400円
+5400円
23.2km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
71250円
-2150円
23.9km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が22.9km/Lではガソリン393.0Lを消費して、ガソリン代は66810円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が26.4km/Lではガソリン18.9Lを消費して、ガソリン代は3210円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が25.1km/Lではガソリン19.9Lを消費して、ガソリン代は3380円になります。

このパターンでは使用した燃料量が431.8L、かかったガソリン代が73400円となり、平均燃費は23.2km/L(-1.8km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+5400円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行するとガソリン代は71250円となり、2150円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの5年間で10750円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km37110円
[36020円]
郊外5000km32200円
[31250円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
69310円
+1310円
24.5km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
67270円
-2040円
25.3km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が22.9km/Lでは218.3Lを消費して、ガソリン代は37110円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が26.4km/Lでは189.4Lを消費して、ガソリン代は32200円になります。

このパターンでは使用した燃料量が407.7L、かかったガソリン代が69310円となり、平均燃費は24.5km/L(-0.5km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+1310円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が67270円となり、1年間で2040円、5年間で10200円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km24720円
[23990円]
郊外3340km21510円
[20880円]
高速道路3330km22560円
[21860円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
68790円
+790円
24.7km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
66730円
-2060円
25.5km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が22.9km/Lでは145.4Lを消費して、ガソリン代は24720円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が26.4km/Lでは126.5Lを消費して、ガソリン代は21510円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が25.1km/Lでは132.7Lを消費して、ガソリン代は22560円になります。

このパターンでは使用した燃料量が404.6L、かかったガソリン代が68790円となり、平均燃費は24.7km/L(-0.3km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+790円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が66730円となり、1年間で2060円、5年間で10300円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km3710円
[3600円]
郊外9000km57950円
[56250円]
高速道路500km3380円
[3280円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
65040円
-2960円
26.1km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
63130円
-1910円
26.9km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が22.9km/Lでは21.8Lを消費して、ガソリン代は3710円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が26.4km/Lでは340.9Lを消費して、ガソリン代は57950円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が25.1km/Lでは19.9Lを消費して、ガソリン代は3380円になります。

このパターンでは使用した燃料量が382.6L、かかったガソリン代が65040円となり、平均燃費は26.1km/L(+1.1km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は-2960円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が63130円となり、1年間で1910円、5年間で9550円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(23.2km/L・24.5km/L・24.7km/L・26.1km/L)、ガソリン代のほうもなかなかな違い(73400円・69310円・68790円・65040円)が出てくることがわかります。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km70円1500円1.8万円
20km140円3100円3.6万円
30km200円4400円5.2万円
50km340円7500円8.8万円
100km680円15000円17.7万円

さて、レギュラーガソリン1リットルの燃料価格を170円、燃費を25.0km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは6.80円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmならガソリン代は70円/日となり、20km走行なら140円/日、30km走行なら200円/日、50km走行なら340円/日、100km走行なら680円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmでガソリン代は4400円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmでガソリン代は5.2万円/年という塩梅です。


カタログデータから見えてくる要素

R06D型エンジン簡易性能曲線図
R06D型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
5000回転時の馬力 41PS
6500回転時の馬力 49PS
各回転域でのトルク
5000回転時のトルク 5.9kgm
6500回転時のトルク 5.4kgm
R06D型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているR06D型657cc、直列3気筒+モーターの自然吸気エンジンは6500回転時に最高出力49馬力を、5000回転時に最大トルク5.9kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する5000rpmから最高出力が発生する6500rpmまで」の1500rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は23.1%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
軽自動車クラス編
マツダの軽自動車編
最大トルク ランキング リスト
軽自動車クラス編
マツダの軽自動車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ16.531kg/PS(810kg/49PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ16.531kg/PS
車体+1人17.653kg/PS
車体+4人21.020kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg17.755kg/PS
車体+70kg17.959kg/PS
車体+80kg18.163kg/PS
車体+90kg18.367kg/PS
車体+100kg18.571kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは17.653kg/PS(865kg/49PS)となり、数値としては1.122kg、比率にすると6.8%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは21.020kg/PS(1030kg/49PS)となり、数値としては4.489kg、比率にすると27.2%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


MS92S フレア クロスオーバーのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2020/02

-
フレア クロスオーバー
17.653kg/PS
865kg/49PS|0.7L-NA
[車体のみPWR:16.531]
2006/10

車種詳細
ライフ
17.596kg/PS
915kg/52PS|0.7L-NA
車体のみPWR:16.538
1991/06

車種詳細
ミニ
17.500kg/PS
735kg/42PS|1.0L-NA
車体のみPWR:16.190
2008/07

車種詳細
ディアス ワゴン
17.500kg/PS
1015kg/58PS|0.7L-SC
車体のみPWR:16.552
2004/04

車種詳細
モコ
17.500kg/PS
945kg/54PS|0.7L-NA
車体のみPWR:16.481
2010/06

車種詳細
バモス
17.578kg/PS
1125kg/64PS|0.7L-TB
車体のみPWR:16.719

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ17.653kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

17.476kg/PSから17.830kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの4人乗り軽ミニバン「JB5型 ライフ」、ローバーの4人乗りハッチバック「99X型 ミニ」、スバルの4人乗り軽1BOX「TW1型 ディアス ワゴン」、日産の4人乗り軽ミニバン「MG21S型 モコ」、ホンダの4人乗り軽1BOX「HM2型 バモス」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

MS92S型 フレア クロスオーバー [Hybrid-XG]とパワーウェイトレシオが近い車種|17.653kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は60.5PS/tとなっています。


フレア クロスオーバーがバイクと競争するなら…?


車種詳細
KSR110|111cc
17.500kg/PS
147kg/8.4PS/0.83kgm
[車体のみPWR:10.952]
1速ギヤ速度:36.8km/h
最小TWR:1.271
2020/02

-
フレア クロスオーバー|657cc
17.653kg/PS
865kg/49PS/5.9kgm
[車体のみPWR:16.531]
1速ギヤ速度:49.1km/h
最小TWR:2.749

車種詳細
シグナスX|124cc
17.653kg/PS
173kg/9.8PS/1.00kgm
[車体のみPWR:12.041]
1速ギヤ速度:25.7km/h
最小TWR:1.074

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではフレア クロスオーバーとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

KL110A KSR110と競争してみる

まずフレア クロスオーバーより少しPWRが低いバイクとして、カワサキのKSR110が挙げられます。PWRの17.500kg/PSは車両重量92kgにライダーの体重55kgを加えた147kgを、最高出力8.4PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はKSR110に12.3km/h勝り、1速TWRは1.478kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

SED8J シグナスXと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのシグナスXが挙げられます。PWRの17.653kg/PSは車両重量118kg+55kgの173kgを、最高出力9.8PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は23.4km/h勝り、1速TWRは1.675kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.903
平均ピストンスピード 15.99m/s
トルクウェイトレシオ 137.29kg/kgm
1馬力あたりのお値段 27859円
排気量1Lあたり馬力 74.58PS/L
排気量1Lあたりトルク 8.98kgm/L
1気筒あたりの馬力 16.3PS
1気筒あたりのトルク 2.0kgm
パワーバンド比率 23.1%
燃費×馬力 1225.0pt
各種ランキング
ミニバン・1BOXのPWR
軽自動車のPWR(ターボ)

トルクウェイトレシオは137.29kg/kgm(810kg/5.9kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が1365100円、最高出力が49馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は27859円、逆に1万円あたりでは0.36馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は231373円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
マツダ編
軽自動車編
5人乗りSUV編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は74.58PS/L、トルクは8.98kgm/L、1気筒あたりの馬力は16.3馬力、トルクは2.0kgmとなり、このエンジンが49馬力を6500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.99m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が73.8mmであるR06D型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は8130回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.903になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が25.0km/L、最高出力が49PSであるこの車の獲得ポイントは1225.0ptになります。
戯れに車両重量810kgを100kg単位にした8.1で割ってみたところ、その数値は151.23ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 3.74m³
1人あたりのスペース 約0.94m³
室内長/全長 65.2%
室内幅/全幅 90.2%
室内高/全高 75.6%
室内容積/車両体積 44.5%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.74m³です。この車の乗車定員は4人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.94m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は65.2%、同じく室内幅と全幅の比率は90.2%、同じく室内高と全高の比率は75.6%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は44.5%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


フレア クロスオーバーでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.19m
期待される荷室の幅 1.23m
対角線の長さ 1.71m
期待される荷室の面積 1.46m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.19m(対角線では1.71m)しかないとなると、これはもう常識的に考えてかなり厳しい車中泊を強いられます。運転席あるいは助手席を後ろに倒して寝たほうがまだマシかもしれません。

俗に言う体育座りの体勢で横になれば寝られないこともないでしょうが、寝れども寝れども疲れは取れない上に猛烈な腰痛で目を覚ましかねず、実に爽やかな笑顔で「もう二度と車中泊なんてしないよ!」と後日談を語ることになりかねません。

軽自動車の場合、1BOXタイプ以外のものでは計算するまでもなく絶対的な長さが足りていません。前席を後に倒してフルフラット化できるとか、助手席だけでも前に倒せるなら後のスペースと連結して長さを確保できますが、そうでない場合は腰を痛める覚悟で車中泊に臨むことになります。
車中泊にあると嬉しいアイテム


フレア クロスオーバーの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 25.0km/L
燃料タンク容量 27L
航続距離(カタログ燃費) 675.0km
航続距離(80%燃費) 540.0km
満タンプライス 4590円
1万円でどこまで行ける? 1470.6km
車両価格/航続距離 2022円/km

WLTCモード燃費が25.0km/Lですので、燃料タンクの容量が27リットルですと航続可能距離は675.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(22.5km/L)とすると607.5km、80%(20.0km/L)だと540.0km、70%(17.5km/L)では472.5kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリン27リットルの給油で4590円、上で計算した航続距離を踏まえると675.0km(80%燃費時540.0km)を走行するのに4590円かかる計算です。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1470.6km(往復なら片道735.3km)、カタログ値の80%なら1176.5km(片道588.2km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で675.0kmの距離を移動できるMS92S型 フレア クロスオーバー [Hybrid-XG]という乗り物を、136.5万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「2022円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
WLTCモード燃費
25.0km/L
675.0km
市街地燃費
22.9km/L
618.3km
[-56.7km]
郊外燃費
26.4km/L
712.8km
[+37.8km]
高速道路燃費
25.1km/L
677.7km
[+2.7km]

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を27Lとしたとき、市街地モード燃費22.9km/Lでの航続距離は618.3km(-56.7km)、郊外モード燃費26.4km/Lでの航続距離は712.8km(+37.8km)、高速道路モード燃費25.1km/Lでの航続距離は677.7km(+2.7km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6500rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした7000回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 7000rpm|タイヤサイズ 165/60R15|タイヤ直径 57.9cm|円周長 181.9cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
7000rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 2.562 14.46 -
-
53km/h 13250rpm 294.6kgm
2速 0.392 2.21 0.153 1-2/
1070rpm
345km/h 2030rpm 45.1kgm
Final 5.643 レシオカバレッジ(変速比幅)6.536

ギヤの繋がりイメージ
MS92S型フレア クロスオーバーCVT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数5000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.643)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(5.9kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.643)÷タイヤの有効半径(0.2895m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は2速ギヤの345km(6500rpmでは320.7km/h)となります。CVTは無段変速機というだけあって、変速比を低速側の2.562から高速側の0.392の間で自由自在に可変できる変速機ですから、実際にはちょうどいい塩梅の妥当な回転数にて妥当な最高速に落ち着くものと思われます。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが5000回転で最大トルク5.9kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば137.29kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(16.531kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと294.6kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(810kg)を1速ギヤの最大駆動力(294.6kgm)で割ってみると2.749kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6500回転でのトルク(5.4kgm)からTWRを算出すると3.00kg/kgmとなり、5000-6500回転の回転域では2.749-3.00kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 5300 7950 10600 13250 15900 18550 23840
2速 810 1220 1620 2030 2430 2840 3650
※赤い数字は暫定レブリミット(7000rpm)を上回るもの。
※CVTの場合はどのようにギヤ比を制御をしているのか想像も付かないので参考値です。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.392)を選択して時速100kmにて走行すると2030回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1220回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1420回転、一般的な高速道路の80km/hでは1620回転、100km/hでは2030回転、制限速度が120km/hになると2430回転、軽自動車の速度リミッターが働く140km/hでは2840回転になります。仮にリミッター解除で180km/hまで出たとすると3650回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 8 15 23 30 38 45 53 60
2速 49 99 148 197 247 296 345 395

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(7000回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの165/60R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 165/60R15 | 直径 579mm

-20mm
幅145mm
-10mm
幅155mm
変更なし
幅165mm
+10mm
幅175mm
+20mm
幅185mm
-5%
55
扁平
145/55R15
37.4km/h
直径541mm
径差-38mm
155/55R15
38.1km/h
直径552mm
径差-27mm
165/55R15
38.9km/h
直径563mm
径差-16mm
175/55R15
39.7km/h
直径574mm
径差-5mm
185/55R15
40.4km/h
直径585mm
径差+6mm
0%
60
扁平
145/60R15
38.3km/h
直径555mm
径差-24mm
155/60R15
39.2km/h
直径567mm
径差-12mm
165/60R15
40.0km/h
579mm
0mm
175/60R15
40.8km/h
直径591mm
径差+12mm
185/60R15
41.7km/h
直径603mm
径差+24mm
+5%
65
扁平
145/65R15
39.4km/h
直径570mm
径差-9mm
155/65R15
40.3km/h
直径583mm
径差+4mm
165/65R15
41.2km/h
直径596mm
径差+17mm
175/65R15
42.1km/h
直径609mm
径差+30mm
185/65R15
43.0km/h
直径622mm
径差+43mm
+10%
70
扁平
145/70R15
40.3km/h
直径584mm
径差+5mm
155/70R15
41.3km/h
直径598mm
径差+19mm
165/70R15
42.3km/h
直径612mm
径差+33mm
175/70R15
43.2km/h
直径626mm
径差+47mm
185/70R15
44.2km/h
直径640mm
径差+61mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、145/60R15、145/65R15 、155/55R15、155/60R15 、165/55R15 、175/55R15 あたりのタイヤがおすすめです。

165/60R15のタイヤ幅を145mmから195mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、165/60R15の適応サイズと性能の変化 [MS92S型フレア クロスオーバー編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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MS92S型フレア クロスオーバー[0.66L-NA FF/CVT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト16.531kg/ps31.36
1速ギヤ加速性能2.749kg/kgm24.85
1L換算馬力74.58ps/L51.19
1L換算トルク8.98kgm/L44.02
WB/TR比1.90336.60
ワイド&ロー指数1.13931.84
前面の面積2.478m²54.00
最低地上高180mm39.30
スポーツ性能部門の得点313.16

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費25.0km/L67.77
年間維持費152900円66.11
100kmh回転数2030rpm56.18
航続距離675.0km47.82
車の大きさ8.413m³37.93
室内の広さ3.741m³53.28
最小回転半径4.6m61.88
馬力単価27859円41.35
ユーティリティ部門の得点432.32

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した MS92S型フレア クロスオーバー[0.66L-NA FF/CVT] の総合得点は 745.48 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したMS92S型フレア クロスオーバー(FF/CVT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての5人乗SUV」、「軽自動車の5人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。