MK33V スペーシア ベース 2022 vs JJ2 N-VAN 2022 性能比較

このページでは、スズキの4人乗り軽ボンネットバン、2代目スペーシア ベース BASE GF（2022年モデル・MK33V・0.66L・4WD/CVT）の主要諸元を基準に、ホンダの4人乗り軽ボンネットバン、初代N-VAN G（2022年モデル・JJ2・0.66L・4WD/CVT）のスペックを比較しています。

※下記表の「増減」にある各数値は、左欄の車種の数値から右欄の車種の数値を単純に引いたものです。プラスなら良いわけではなく、マイナスなら良いというものでもなく、それぞれの項目をどう評価するかによって良し悪しが違います。

MK33V スペーシア ベース vs JJ2 N-VAN 費用比較

車両価格と年間維持費 比較表
車両型式	5BD-MK33V	5BD-JJ2	増減
年式	2022/08	2022/04	-
車両価格	151.8万円	138.7万円	+13万円
グレード	BASE GF	G	-
原動機種別	ガソリン車	ガソリン車	-
駆動系	4WD/CVT	4WD/CVT	-
乗車定員	4名・5ドア	4名・5ドア	-
車両区分	軽貨物車 4ナンバー	軽貨物車 4ナンバー	-
車両タイプ	軽ﾎﾞﾝﾈｯﾄﾊﾞﾝ	軽ﾎﾞﾝﾈｯﾄﾊﾞﾝ	-
排気量区分 自動車税額	軽貨物車 13年未満 5000円/年	軽貨物車 13年未満 5000円/年	0
車重区分 重量税額	軽貨物車 13年未満 3300円/年	軽貨物車 13年未満 3300円/年	0
1万㎞走行 燃料代	9.3万円/年	10.7万円/年	-1.4万円
年間維持費	17.5万円/年 維持費内訳	18.5万円/年 維持費内訳	-1.0万円

※車両価格は販売当時の新車価格。排気量区分は自動車税を、車重区分は自動車重量税を算定するための区分。※自動車税はガソリン車は13年、ディーゼル車は11年経過で重課。重量税は13年経過で1回目の重課、18年経過で2回目の重課。わが子を愛でるかのごとく洗車に励み、メンテナンスを怠らず、故障があればすぐさま修理、愛車は家族と言わんばかりに大切にするほど罰金。あゝ無情。※年間維持費は自動車税・重量税・自賠責保険料・1万km走行燃料代・タイヤ交換費用・オイル交換費用等、自動車を1年間維持費するための費用を試算。詳細は維持費内訳。

MK33V スペーシア ベース vs JJ2 N-VAN 車体寸法比較

車体寸法 比較表
車両型式	5BD-MK33V	5BD-JJ2	増減
全長	3395mm	3395mm	0
全幅	1475mm	1475mm	0
全高	1785mm	1960mm	-175㎜
延床面積	5.008㎡	5.008㎡	0
車両体積	8.939m3	9.815m3	-8.9%
車両重量	910kg	1000kg	-90㎏
前トレッド	1295mm	1310mm	-15㎜
後トレッド	1290mm	1310mm	-20㎜
ﾎｲｰﾙﾍﾞｰｽ	2460mm	2520mm	-60㎜
回転半径	4.4m	4.7m	-0.3m
最低地上高	150mm	155mm	-5㎜
F ｻｽﾍﾟﾝｼｮﾝ	ストラット	ストラット	-
R ｻｽﾍﾟﾝｼｮﾝ	ITL	ドディオン	-
前ブレーキ	Vディスク	ディスク	-
後ブレーキ	ドラム	ドラム	-
装着タイヤ 外径	155/65R14 557mm	145/80R12 537mm	+20㎜

※表中の延床面積は全長×全幅。車両体積は全長×全幅×全高。

MK33V スペーシア ベース vs JJ2 N-VAN 貨物性能比較

貨物車性能 比較表
車両型式	5BD-MK33V	5BD-JJ2	増減
荷室長	1205mm	1510mm	-305㎜
荷室幅	1245mm	1235mm	+10㎜
荷室高	1220mm	1365mm	-145㎜
荷台面積	1.500㎡	1.865㎡	-19.6%
荷室広さ	1830L	2546L	-28.1%
最大積載量	200kg	350kg	-150㎏
荷台床面高	540mm	540mm	0

※表中の荷台面積は荷室長×荷室幅で計算。荷台面積の差は0.365㎡。荷室広さは荷室長×荷室幅×荷室高で計算。荷台広さの差は716L-478。荷台床面高は地面から荷台までの高さ。

MK33V スペーシア ベース vs JJ2 N-VAN エンジン性能比較

エンジン性能 比較表
車両型式	5BD-MK33V	5BD-JJ2	増減
原動機型式	R06A	S07B	-
排気量	658cc	658cc	0
原動機種類	直列3気筒	直列3気筒	-
内径×行程	64.0×68.2	60.0×77.6	-
内径行程比	1.066	1.293	-17.6%
使用燃料	レギュラー	レギュラー	-
吸気方式	自然吸気	自然吸気	-
圧縮比	11.5	12.0	-4.2%
最高出力 最高回転数 [トルク]	52PS 6500rpm [5.7kgm]	53PS 6800rpm [5.6kgm]	-1PS -300rpm 0
最大トルク 発生回転数 [ 馬力 ]	6.1kgm 4000rpm [ 35PS ]	6.5kgm 4800rpm [ 44PS ]	-0.4㎏m -800rpm [-9PS]
パワー バンド	2500rpm 38.5%	2000rpm 29.4%	+9.1%
燃費	19.9km/L	17.4km/L	+2.5㎞L
燃料タンク	27L	25L	+2L
満タン価格	5000円	4700円	+300円
航続距離	537.3km	435.0km	+102㎞
1km走行	9.30円/km	10.63円/km	-1.33円
換算馬力	79.03PS/L	80.55PS/L	-1.5PS
換算トルク	9.27kgm/L	9.88kgm/L	-0.6㎏m
単気筒容積	219.4cc	219.4cc	0
単気筒出力	17.3PS	17.7PS	-0.4PS
単気筒ﾄﾙｸ	2.03kgm	2.17kgm	-0.1㎏m
平均PS	14.78m/s	17.59m/s	-16.0%
20m/s	8800rpm	7800rpm	+1000rpm
馬力単価	29192円/PS	26172円/PS	+3020円

※表中の内径行程比（ボアストローク比）が1より大きいエンジンはロングストローク型（低速トルク重視に有利）、小さいものはショートストローク型（高回転高出力化に有利）、内径と行程が同一のものはスクエア型。※最高出力欄の[トルク]は最高回転数でのトルク。※最大トルク欄の[馬力]は最大トルク発生回転数での馬力。※パワーバンドは最高出力発生回転数と最大トルク発生回転数の差。％は最高回転数に対するパワーバンドの比率。広いほど乗りやすい特性。※平均PSは最高回転数時における平均ピストン速度。ストローク量が長いほど回転数の限界は低くなる。（概ね20m/sあたり）※20m/sは平均ピストン速度が20m/sになるときの回転数。高回転化する際のひとつの目安。※満タン価格は燃料タンク容量×燃料1リットルあたりの値段。※航続距離は燃料タンク容量×燃費。長いほど給油の手間が省けてうれしい。※1km走行は燃料1リットルあたりの価格を燃費で割った1kmあたりの走行コスト。※換算馬力は最高出力÷排気量（1リットルあたりの出力）。※換算トルクは最大トルク÷排気量（1リットルあたりのトルク）。※馬力単価は最高出力÷車両価格（1馬力あたりの値段）。

MK33V スペーシア ベース vs JJ2 N-VAN WLTC燃費比較

総合・市街地・郊外・高速道路 比較表
車両型式	5BD-MK33V	5BD-JJ2	増減
総合燃費	19.9km/L [537km/27L]	17.4km/L [435km/25L]	+2.5㎞L [+102㎞]
市街地	18.7km/L [505km/27L]	16.4km/L [410km/25L]	+2.3㎞L [+95㎞]
郊外	20.5km/L [554km/27L]	18.5km/L [463km/25L]	+2.0㎞L [+91㎞]
高速道路	20.1km/L [543km/27L]	17.1km/L [428km/25L]	+3.0㎞L [+115㎞]

※WLTCモードは市街地・郊外・高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。市街地モード（WLTC-L）は信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行。郊外モード（WLTC-M）は信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行。高速道路モード（WLTC-H）は高速道路等での走行を想定した燃費。[]内は各モード燃費×燃料タンク容量の航続距離。

MK33V スペーシア ベース vs JJ2 N-VAN 運動性能比較

運動性能 比較表
車両型式	5BD-MK33V	5BD-JJ2	増減
駆動系	4WD/CVT	4WD/CVT	-
出力荷重比	17.500kg/PS	18.868kg/PS	-7.3%
荷重出力比	57.14PS/ton	53.00PS/ton	+7.8%
TWR	149.18kg/kgm	153.85kg/kgm	-3.0%
1速ギヤ TWR	2.873kg 4000rpm時	2.171kg 4800rpm時	+32.3%
1速ギヤ 最高速度	47.2km/h 6500rpm時	36.2km/h 6800rpm時	+11㎞h
最高速度	-	-	-
100km/h	2110rpm	3850rpm	-1740rpm
WB/TR	1.903	1.924	-1.1%
前方面積	2.633m²	2.891m²	-8.9%
全高全幅比	1.210	1.329	-9.0%
リンク	車種詳細	車種詳細	-

※表中の出力荷重比（パワーウェイトレシオ・PWR）は車両重量÷最高出力（1馬力あたりの重量・値が小さいほど速い）。※荷重出力比は最高出力÷車両重量（1トンあたりの出力・値が大きいほど速い）。※TWR（トルクウェイトレシオ）は車両重量÷最大トルク。※1速ギヤTWRは車両重量÷最も低いギヤを選択時の最大駆動力。※1速ギヤ最高速は最も低いギヤを選択時の最高回転数での速度。※最高速度は最も高いギヤを選択時の最高回転数での速度。※100km/hは最も高いギヤを選択時の時速100kmでの最低回転数。※レシオカバレッジ（変速比幅）は最も低いギヤ比÷最も高いギヤ比。値が小さければクロスレシオ風味、大きければワイドレシオ風味。※WB/TR（ホイールベース・トレッド比）はホイールベース÷前後輪の平均トレッド。この値が大きいと直線番長の素質あり、小さいと軽やかなコーナリングに期待。※前方面積は全幅×全高。この値が大きいほど速度に応じた猛烈な風を受ける。※全高全幅比は全幅に対する全高の比率（小さいほどワイド＆ローの風味）。

MK33V スペーシア ベース vs JJ2 N-VAN ギヤ比 比較

ギヤ比 比較表
車両型式	5BD-MK33V	5BD-JJ2	増減
駆動系	4WD/CVT	4WD/CVT	-
ﾚｼｵｶﾊﾞﾚｯｼﾞ	6.536	4.883	+33.9%
最大トルク	6.1kgm	6.5kgm	-6.2%
車両重量	910kg	1000kg	-9.0%
最終減速比	5.643	5.176	+9.0%
装着タイヤ 外径	155/65R14 557mm	145/80R12 537mm	+3.7%
タイヤ半径	0.2785m	0.2685m
円周長	0.001750km	0.001687km

※CVTはギヤ比ではなく変速比（プーリー比）。CVTの最高速度は便宜上。※表中の総減速比は各ギヤのギヤ比と最終減速比（ファイナルギヤ比）、副変速機のギヤ比を乗じたもの。大きな減速比でエンジンの回転数を大きく落とすほど大きな力を取り出せる。が、代わりに速度が落ちてしまう。※ステップ比は隣り合うギヤ同士の比率。値が大きいほどシフトチェンジ後の回転数の変化が小さい（ギヤの繋がりがよい）。値が小さいほど回転数の変化が大きい（ギヤの繋がりが悪い）。低出力の小排気量車は3速にすると回転が上がりすぎ、4速にすると失速するステキなギヤ比が稀に良くある。ゆっくり走ろう。※最小TWRは車両重量を各ギヤのタイヤ最大駆動力で割ったもの。車両重量が軽く、エンジンの最大トルクが大きく、タイヤの半径が小さく、各ギヤの総減速比が大きいほど加速に有利。※各ギヤの最高速度は最高出力が発生する最高回転数における速度。※60km/h・100km/h回転数は各々のギヤを選択時の回転数。

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